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ウェブディレクターのための Web A11Y 勉強会 (Season 2) #04
- 5. WCAG (Web Content Accessibility
Guidelines) の基本構成
原則 (4)
ガイドライン (12)
達成基準 (61)
1. 知覚可能 (Perceivable)
2. 操作可能 (Operable)
3. 理解可能 (Understandable)
4. 堅牢 (Robust)
3つのレベルに分かれている
• A (シングルエー)
• AA (ダブルエー)
• AAA (トリプルエー)
おさらい
- 6. 原則 2. 操作可能 (Operable)
ユーザインタフェース コンポーネント及びナビゲーションは操作
可能でなければならない。
おさらい
- 9. [用語] 達成基準 2.4.6 見出し及びラベル
ラベル
ウェブコンテンツ内の UI コンポーネントを識別するためにユーザーに提示されている、
自然言語による情報。
- 10. [まとめ] 達成基準 2.4.6 見出し及びラベル
コンテンツ本文において、内容がわかる見出しを付けましょう。
UI コンポーネントにおいて、内容や目的がわかるラベルを付けましょう。
ユーザーの認知負荷、記憶負荷を下げることが期待できます。
特に、認知/学習障害を持つユーザー、視野の制約で一度に取得できる情報量が限られるロー
ビジョンのユーザー、操作ミスを起こすと「行ったり来たり」の操作が面倒な運動障害を
持つユーザー、にとって大きなメリットがあります。
- 13. [まとめ] 達成基準 2.4.7 フォーカスの可視化
UI コンポーネントがキーボード操作によるフォーカスを受けとったときは、CSS によ
って表示を視覚的に変更させましょう。
デザイン上の制約から上記が難しい場合は、少なくとも、ユーザーエージェント (ブラ
ウザなど) が標準で提供する視覚的な効果 (フォーカスリング) を無効にしないように
しましょう。
キーボード操作に依存するユーザーは、画面上を直接ポインティングできないので、
フォーカス位置が視覚的にわからないと、どこが操作対象なのか見失ってしまいます。
- 22. • WCAG 2.0 (Level AA) を読もう
• 3.1.2 一部分の言語
• 3.2.3 一貫したナビゲーション
• 3.2.4 一貫した識別性
• UI ケーススタディ