3GPP 5G SA Detailed explanation 4（5G SA RAN and 5GC Access Call Flow）

3GPP 5G SA解説資料
2022/11/16 1
COPYRIGHT © 2022 Centimani CO. CONFIDENTIAL. ALL RIGHTS RESERVED
3GPP 5G SA Detailed explanation 4
（5G SA RAN and 5GC Access Call Flow）Rev3.00
2022年8月24日 Centimani 株式会社（技術顧問安永隆一）

内容
１．5G RAN & 5GC Accessの流れ
２．5G SA NR＋Core詳細コールフロー
Appendix

１．5G RAN & 5GC ACCESSの流れ

5G RAN & 5GC Accessの流れ
2022/11/16 4
5G-NR RRC接続設定手順
前提条件
5G NR NodeB
5G UE
UE gNB
5G Core NW
PCF AUSF
SMF UPF
New AMF Old AMF
RRC Idle UE Context
内部処理
NAS登録関連手順
NAS識別子関連手順
内部処理
5G-EIR UDM
旧AMF識別子関連手順

2022/11/16 5
5G NR NodeB
5G UE
UE gNB
5G Core NW
PCF AUSF
SMF UPF
New AMF Old AMF
内部処理
内部処理
UE認証関連手順
5G-EIR UDM
内部処理

2022/11/16 6
5G NR NodeB
5G UE
UE gNB
5G Core NW
PCF AUSF
SMF UPF
New AMF Old AMF
内部処理
内部処理
NAS認証関連手順
登録関連手順
NASセキュリティ関連手順
内部処理
5G-EIR UDM
装置識別子確認関連手順
加入者データ管理関連手順

2022/11/16 7
5G NR NodeB
5G UE
UE gNB
5G Core NW
PCF AUSF
SMF UPF
New AMF Old AMF
内部処理
内部処理
5G-EIR UDM
UEコンテキスト管理関連手順
PCF選択関連手順
セッションリリース関連手順
内部処理
PCF登録関連手順

2022/11/16 8
5G NR NodeB
5G UE
UE gNB
5G Core NW
PCF AUSF
SMF UPF
New AMF Old AMF
内部処理
5G-EIR UDM
ユーザープレーンの設定関連手順
セッションリリース関連手順
ASセキュリティ登録関連手順
RRC Reconfiguration関連手順
内部処理

2022/11/16 9
5G NR NodeB
5G UE
UE gNB
5G Core NW
PCF AUSF
SMF UPF
New AMF Old AMF
内部処理
5G-EIR UDM
DL/ULデータ転送関連手順
Initial Context設定関連手順

２．5G SA NR＋CORE詳細コールフロー

Access（NR＋5G Core）詳細コールフロー
2022/11/16 11
前提条件
5G NR NodeB
5G UE
UE gNB
5G Core NW
PCF AUSF
SMF UPF
New AMF Old AMF
0:RRC Idle
0:UE Context
UEコンテキストはOld AMFにすでに存在
DL-Sync
・セル検索とダウンリンク同期
・セル検索は、UEがセルとの時間と周波数の同期
を取得し、セルIDとPBCH（MIB）情報を
デコードする手順。
1:MIB（Master Information Block）
2:SIB 1（System Information Block）

2022/11/16 12
5G-NR RRC接続設定
3:Msg1: Preamble
5G NR NodeB
5G UE
UE gNB
5G Core NW
PCF AUSF
SMF UPF
New AMF Old AMF
(Zadoff-Chu sequence)
5:RA-RNTI用の
PDCCH復号を開始
4:T300 ・T300を起動して、ネットワークからのRRC Setup
メッセージを待つ。
・UEはランダムプリアンブルを選ぶ。プリアンブルはランダムアクセスプリアンブルID（RAPID）で参照。
※プリアンブル送信はZadoff-Chuシーケンス。
6：仮C-RNTIを割り当てる
・PRACH送信に応答して、UEは、RACH送信に対応するRA-RNTIによってスクランブルされたCRCを有するDCI
フォーマット1_0を検出しようと試みる。
・UEは長さra-ResponseWindowの設定されたウィンドウの間にメッセージを探す。
・仮C-RNTI割り当ては、ランダムアクセス応答メッセージでUEにシグナリングされる。

【補足】Preamble （UE ➔ gNB）
2022/11/16 13
☑ TS 38.213、 TS 38.321、 TS 38.211
・UEはランダムプリアンブルを選択する。
・プリアンブルはランダムアクセスプリアンブルID（RAPID）で参照される。
・プリアンブル送信はZadoff-Chuシーケンス。
・各プリアンブル送信は、RA-RNTIに関連付けられている。
RA-RNTI
・ランダムアクセスプリアンブルが送信されるPRACHに関連するRA-RNTIは、次のように計算される。
RA-RNTI= 1 + s_id + 14 × t_id + 14 × 80 × f_id + 14 × 80 × 8 × ul_carrier_id
s_id：指定されたPRACHの最初のOFDMシンボルのインデックス（0≦s_id ＜14）
t_id：システムフレーム内の指定されたPRACHの最初のスロットのインデックス（0≦t_id ＜80）
f_id：周波数領域内の指定されたPRACHのインデックス（0≤f_id <8）
ul_carrier_id：Msg1送信に使用されるアップリンクキャリア
（NULキャリアの場合は0、SULキャリアの場合は1）

2022/11/16 14
5G NR NodeB
5G UE
UE gNB
5G Core NW
PCF AUSF
SMF UPF
New AMF Old AMF
・周波数領域リソース割り当て
・タイムドメインリソース割り当て
・ダウンリンクMCS
7:PDCCH DCI Format 1_0 [RA-RNTI]
・RA-RNTIスクランブルDCIメッセージは、ランダムアクセス応答
メッセージを含むトランスポートブロックの送信のために割り当てられた周波数
および時間リソースをシグナリングする。
・タイミングアドバンスコマンド
・UL許可＝｛周波数ホッピングフラグ、
Msg3 PUSCH周波数
＋時間リソース割り当て、アップリンク
MCS、TPCコマンド、CSI要求｝、
・仮C-RNTI)
8:Msg2: Random Access Response
・UEは、対応するRA-RNTIによってスクランブルされたCRCを有する
DCIフォーマット１_０を検出し、そして対応するPDSCHにおいて
トランスポートブロックを受信する。RARは、タイミングアドバンス、
アップリンク許可、および仮C-RNTI割り当てを搬送する。
9：ue-identity = 0から2
の間の乱数^ 39-1
UEは、競合解決中に使用されることになるランダムなアイデンティティを選ぶ。
10：RARからUL Grantを
抽出
RARに含まれるアップリンク割り当ては、Msg3（RRC設定要求）を送信するために使用されることになる。
T300
Timer

【補足】PDCCH DCI Format 1_0（gNB ➔ UE）
2022/11/16 15
☑ TS 38.212
・DCIフォーマット１_０は、ダウンリンクリソースを割り当てるために使用される。
・フォーマット1_0 - RA-RNTIでCRCスクランブルする。
・PRACH送信に応答して、UEは、RACH送信に対応するRA-RNTIによってスクランブルされたPDCCH
CRCを有するDCIフォーマット１_０を検出しようと試みる。
・UEは長さra-ResponseWindowの設定されたウィンドウの間でメッセージを探す。
・RA-RNTIスクランブルDCIメッセージは、ランダムアクセス応答メッセージを含むトランスポートブロックの送信
のために割り当てられた周波数および時間リソースをシグナリングする。

2022/11/16 16
以下の情報は、RA-RNTIスクランブルDCIフォーマット１_０によって送信される。

【補足】Random Access Response（gNB ➔ UE）
2022/11/16 17
☑ TS 38.213, TS 38.321
・UEは、RA-RATIによってアドレス指定されたPDCCHを確認する。
・RA-RNTIを有するPDCCHが復号されると、UEは、メッセージ内のRBリソースを使用してダウンリンクトランス
ポートブロックを受信する。
・ダウンリンクトランスポートブロックはMAC PDUを含む。
UE MAC PDUは、１つまたは複数のMACサブPDUからなる。
・複数のUEが同じRACH機会にプリアンブルを送信することがあるので、それらはすべて同じRA-RNTIによって
アドレス指定されることになる。

2022/11/16 18
☑ MAC PDU
☑ E/T/RAPID MAC subheader

2022/11/16 19
☑ MAC Payload for Random Access Response

2022/11/16 20
☑ RAR UL Grant

2022/11/16 21
5G NR NodeB
5G UE
UE gNB
5G Core NW
PCF AUSF
SMF UPF
New AMF Old AMF
・ue-Identity,
・establishment Cause
11:Msg3: RRCSetupRequest
・RRC Setup Requestは、ランダムなue-Identityと確立原因とともに送信
される。
・ダウンリンクMCS
12：PDCCH DCIフォーマット１_０［C-RNTI］・C-RNTIスクランブルDCIメッセージは、RRCセットアップメッセージを
含むトランスポートブロックの送信のために割り当てられた周波数
および時間リソースをシグナリングする。
13：セットアップSRB1 ・シグナリング無線ベアラ1が設定されている。
・radioBearerConfig
{srb-ToAddModList、}
・masterCellGroup
{cellGroupId、rlc-
BearerToAddModList、mac-
CellGroupConfig、
physicalCellGroupConfig}
14:Msg4: RRCSetup
・RRC設定メッセージは設定SRB1とマスターセルに送信される。
※メッセージはradioBearerConfigおよびmasterCellGroup情報要素を運ぶ。
15:T300
16.RRC Connected
17：セルグループ設定手順の実行
・UEは、RRC設定メッセージを受信したときにT300を停止する。

【補足】RRCSetupRequest （UE ➔ gNB）
2022/11/16 22
☑ 38.331
・RRC Setup Requestは、ランダムなue-Identityと確立原因とともに送信されます。
・以下の確立原因が定義されています。

2022/11/16 23
☑ フォーマット1_0 - C-RNTIでCRCスクランブル
・以下の情報は、割り当てられたC-RNTIによってスクランブルされたPDCCH CRCを有するDCIフォーマット
１_０によって送信される。

【補足】RRCSetup（gNB ➔ UE）
2022/11/16 24
☑ 38.331
・RRC設定メッセージは設定SRB1とマスターセルに送信される。
・メッセージはradioBearerConfigおよびmasterCellGroup情報要素を運ぶ。

2022/11/16 25
☑ 38.331
・RRCSetupメッセージはradioBearerConfigおよびmasterCellGroup情報要素を運ぶ。
☑ RadioBearerConfig

2022/11/16 26
☑ 38.331
・RRCSetupメッセージはradioBearerConfigおよびmasterCellGroup情報要素を運ぶ。
☑ CellGroupConfig

2022/11/16 27
5G NR NodeB
5G UE
UE gNB
5G Core NW
PCF AUSF
SMF UPF
New AMF Old AMF
21：RRCSetupComplete [dedicatedNASメッセージ：登録要求]
・UEは、dedicatedNAS-Messageフィールドに「Registration Request」
を指定してRRC Setup Completeメッセージを送信する。
・アップリンクMCS
19:PDCCH DCI Format 0_0 [C-RNTI] ・gNBは、それがRRCセットアップ完了メッセージを送信できるようにUEに
アップリンクリソースを割り当てる。
18：無線ベアラ設定手順を実行
・NAS Registration Request =
{Registration type, 5G-GUTI,
Last TAI, Requested NSSAI,
UE Capability, List of PDU
Sessions}
20：Registration Request NAS
メッセージを準備する

2022/11/16 28
☑ TS 38.212
フォーマット0_0 - C-RNTIでCRCスクランブル
DCIフォーマット０_０は、アップリンクリソースをUEに割り当てるために使用される。
・以下の情報は、割り当てられたC-RNTIによってスクランブルされたPDCCH CRCを有する
DCIフォーマット０_０によって送信される。

【補足】Registration Request
2022/11/16 29
UE：RRCSetupComplete ➔ gNB：NGAP Initial UE Message ➔
➔ New AMF： Namf_Communication_UEContextTransfer Request ➔ Old AMF
☑ TS 24.501
・登録要求NASメッセージは、UEから新たに割り当てられたAMFに運ばれる。
・メッセージは、UEのAMFコンテキストを取得するために、古いAMFにも渡される。

【補足】RRCSetupComplete（UE ➔ gNB）
2022/11/16 30
☑ TS 38.331
UEは、専用NASメッセージフィールド内の登録要求と共にRRCセットアップ完了メッセージを送信する。

【補足】Initial UE Message（gNB ➔ New AMF）
2022/11/16 31
☑ TS 38.413
・gNBは、初期UEメッセージを選択されたAMFに送信する。
・メッセージは、RRCセットアップ完了メッセージにおいてUEから受信した登録要求を通知する。
・「RAN UE NGAP ID」および「RRC Establishment Cause」もメッセージに含まれている。
・AMFは、「RAN UE NGAP ID」を使用して、gNB上のUEコンテキストをアドレス指定する。

2022/11/16 32
※AN messageとUE Policy Containerが含まれる。
AN message内には以下が含まれる。
・[Mapping Of Requested NSSAI]
・UE Radio Capability Update
・UE MM Core Network Capability
・MMはMobility Management?
・PDU Session status
・List of PDU Sessions to be activated
・Follow on request
・MICO mode preference
・MICO mode : IoTデバイスなどで使用される想定の省電力モード
・MICO ： Mobile Initiated Connection Only
・Requested DRX parameters
・DRX ： Discontinuous Reception
・信号を受信していない期間ではRF（Radio Fre-quency）機能部を
停止させてスリープ状態とすることで消費電力を抑える技術
※AN messageとUE Policy Containerが含まれる。
AN message内には以下が含まれる。
・AN parameters
・Registration Request
・Registration type
・SUCI or 5G-GUTI or PEI
・SUCI : Subscription Concealed Identifier
・5G-GUTI : 5G Globally Unique Temporary UE Identity
・last visited TAI (利用可能であれば)
・TAI: Tracking Area Identity
・Security Parameters
・Requested NSSAI
・ネットワークスライス識別子
・NSSAI : Network Slice Selection Assistance Information

2022/11/16 33
☑ TS 24.501
UE ： RRCSetupComplete ➔ gNB： NGAP Initial UE Message ➔
New AMF：Namf_Communication_UEContextTransfer Request ➔ Old AMF
① ②

2022/11/16 34
☑ TS 24.501
UE ： RRCSetupComplete ➔ gNB： NGAP Initial UE Message ➔
New AMF：Namf_Communication_UEContextTransfer Request ➔ Old AMF
③

2022/11/16 35
5G NR NodeB
5G UE
UE gNB
5G Core NW
PCF AUSF
SMF UPF
New AMF Old AMF
25:Namf_Communication_UEContextTransfer Request
・NAS登録リクエスト
27:Namf_Communication_UEContextTransfer Response
・5G-GUTIが登録要求に含まれていて、サービングAMFが最後の
登録手順以降に変更されているので、新しいAMFは古いAMF
からのコンテキスト転送を要求する。
・UEから受信した完全なNAS登録メッセージはコンテキスト要求に
含まれる。
・UE Context in AMF
= {SUPI, 5G-GUTI,PEI,
UE Radio Capability,
Registration Area, ...}
26：UEコンテキスト転送
要求に含まれる
「NAS登録要求」の
完全性をチェックする。・Old AMFはAMF UE Context
を新しいAMFに渡す。
28：UEコンテキストを
保存する
・AMFは、Old AMFから取得したUE
コンテキストを保存する。
旧AMFからUEコンテキストを取得

【補足】Namf_Communication_UEContextTransfer Request
（New AMF ➔ Old AMF）
2022/11/16 36
☑ 29.502、29.518
・新しいAMFはOld AMFからのコンテキスト転送を要求する。
・ＵＥから受信した完全ＮＡＳ登録要求メッセージはコンテキスト要求に含まれる。
登録リクエスト：コンテキスト転送をトリガーするUEからの完全性保護メッセージ。

【補足】Namf_Communication_UEContextTransfer Response
（Old AMF ➔ New AMF）
2022/11/16 37
☑ 29.502、29.518
・Old AMFはAMF UE Contextを新しいAMFに渡す。
AMFでのUEコンテキスト：コンテキスト転送をトリガーするUEからの完全性保護メッセージ。

【補足】UE Context in AMF（AMF）
2022/11/16 38
☑ 完全なUEコンテキストはAMFで管理されている。
UEが「New AMF」への登録を試みる場合、AMFはこのコンテキストを「New AMF」に渡す。

【補足】UE Context in AMF（Old AMF ➔ New AMF）
2022/11/16 39
☑ AMポリシーアソシエーション情報には、以下のAMポリシー情報とPCF IDが含まれる。

【補足】UE Context in AMF（Old AMF ➔ New AMF）
2022/11/16 40
☑ UEアクセスおよびモビリティコンテキスト内の各アクセスタイプレベルコンテキスト

【補足】UE Context in AMF（AMF）
2022/11/16 41
☑ 各PDUセッションレベルのコンテキスト

2022/11/16 42
5G NR NodeB
5G UE
UE gNB
5G Core NW
PCF AUSF
SMF UPF
New AMF Old AMF
・Security header type,
・Identity request message
identity,
・Identity type
・New AMFは、NASメッセージを介してUEからUE識別情報
（SUCI）を要求する。
・Security header type,
・Identity response message
identity,
・Mobile identity
32：AUSFの選択
30：Home PLMN公開鍵からSUCIを
導出する
31:NAS Identity Response
・UEはアイデンティティ要求に応答する。
SUCI: Subscription Concealed
Identifier
UDM
29:NAS Identity Request
33:Nausf_UEAuthenticate_authenticate Request
・AMFはAUSFからUE認証ベクトルと
アルゴリズム情報を要求する。
（認証サーバー機能）
34:Nudm_UEAuthenticate_Get Request
SUCI: Subscription Concealed
Identifier
・UDM - Unified Data Management
機能から認証ベクトルを要求する。
NAS認証とセキュリティ

【補足】Identity Request（New AMF ➔ gNB ➔ UE）
2022/11/16 43
☑ TS 24.501
・New AMF ➔ DL NAS Transport ➔ gNB ➔ DLInformationTransfer ➔ UE
・New AMFは、NASメッセージを介してUEからUE識別情報（SUCI）を要求する。
拡張プロトコル識別子
セキュリティヘッダの種類
スペアハーフオクテット
ID要求メッセージ IDメッセージタイプ
識別タイプ 5GS識別タイプ
Field Type

【補足】Identity Response（UE ➔ gNB ➔ NewAMF）
2022/11/16 44
☑ TS 24.501
・UE ➔ ULInformationTransfer ➔ gNB ➔ UL NAS Transport ➔ New AMF
・UEは、SUCIを用いてアイデンティティ要求に応答する。
・SUCIは、Home PLMNの公開鍵から派生している。
拡張プロトコル識別子
セキュリティヘッダの種類
ID要求メッセージ IDメッセージタイプ
識別タイプ 5GS識別タイプ
Field Type

【補足】Nausf_UEAuthenticate_authenticate Request
（New AMF ➔ AUSF ）
2022/11/16 45
☑ TS 33.501
・AMFはAUSF（Authentication Server Function）からUE認証ベクトルとアルゴリズム情報を要求。
・Resource URI: {apiRoot}/nausf-auth/v1/ue-authentications
Scenario Inputs
Authentication Method
初期認証要求 5G AKA
Authentication response EAP-AKA’ RES *による認証確認メッセージ
Authentication result RFC 4187およびRFC 5448に記載されているEAPパケット
SUPI（Subscription Permanent Identifier）またはSUCI
（Subscription Concealed Identifier）

【補足】Nudm_UEAuthenticate_Get Request
（AUSF ➔ UDM）
2022/11/16 46
☑ TS 29.503
・認証サーバー機能（AUSF）が、統合データ管理機能（UDM）から認証ベクトルを要求する。
Field Description
Presence
SUPIまたはSUCI、
サービングネットワーク名
加入者の永久識別子（SUPI）または加入者の秘匿識別子（SUCI）
同期失敗同期失敗指示および関連情報
（すなわち、ＲＡＮＤ／ＡＵＴＳ）。
必須
オプション

2022/11/16 47
5G NR NodeB
5G UE
UE gNB
5G Core NW
PCF AUSF
SMF UPF
New AMF Old AMF
・Authentication result,
・SUPI
・ngKSI, ・RAND,
・AUTN, ・ABBA
38:NAS Authentication Request ・UEとの認証手順を開始する。
・キーセレクタRANDとAUTNをUEに送信する。
UDM
35：認証
ベクトルの
生成
・UDMはセッションの認証
ベクトルを生成する。
36：Nudm_UEAuthenticate_Getレスポンス
・UDMは認証データを返す。
・Authentication method and data
37：Nausf_UEAuthentication_authenticateレスポンス
・応答は、NASセキュリティキーおよび他のセキュリティ
キーを導出するためにAMFによって使用される
マスターキーを返す。
・SUPIもAMFに返される。
39:NAS Authentication Response
・UEは認証応答する。
・Authentication response
parameter

【補足】Nudm_UEAuthenticate_Get Response
（UDM ➔ AUSF）
2022/11/16 48
☑ TS 29.503, TS 33.501
・UDMは認証ベクトルをAUSFに返す。
Field Description
Presence
認証方法とデータ・SUPIまたはSUCI入力によって識別される特定のUEの認証方法
および対応する認証データ。
SUPI ・加入者の恒久識別子。
・SUPIが入力で指定されている場合に存在する。
必須
オプション

【補足】Nausf_UEAuthenticate_authenticate Response
（AUSF ➔ New AMF）
2022/11/16 49
☑ TS 33.501
・応答は、NASセキュリティキーおよびその他のセキュリティキーを導出するためにAMFによって使用される
マスターキーを返す。
Field Description
AuthenticationMethod
認証レスポンス・認証ベクトル、または認証確認確認メッセージ。
認証結果・AMFがNASセキュリティキーおよびその他のセキュリティキーを導出するために使用する
マスターキー。
5G AKA
認証レスポンス・RFC 4187およびRFC 5448に記載されているEAPパケット
EAP-AKA’

【補足】Authentication Request
（New AMF ➔ gNB ➔ UE）
2022/11/16 50
☑ TS 24.501
・UEとの認証手順を開始する。
※キーセレクタRANDとAUTNをUEに送信する。

【補足】Authentication Response
（UE ➔ gNB ➔ New AMF）
2022/11/16 51
☑ TS 24.501
・ＵＥは認証要求に応答する。

2022/11/16 52
5G NR NodeB
5G UE
UE gNB
5G Core NW
PCF AUSF
SMF UPF
New AMF Old AMF
42:Namf_Communication_RegistrationComplete_Notify
・Selected NAS security
algorithms,Replayed UE security
capabilities,IMEISV request,
ngKSI,Additional 5G security
information
40:NAS Security Mode Command ・AMFは、選択されたNASセキュリティアルゴリズム
をUEにシグナリングする。
・AMFはまた、UEからIMEISVを要求する。
41:NAS Security Mode Complete ・UEは、NASセキュリティ手順の完了を知らせる。
・メッセージにはIMEISVが含まれている。
・NAS message container,
IMEISV
・AMFが変更されたので、新しいAMF
は古いAMFに新しいAMFへのUEの
登録が完了したことを通知する。

【補足】NAS Security Mode Command
（New AMF ➔ gNB ➔ UE）
2022/11/16 53
☑ TS 24.501
・AMFは、選択されたNASセキュリティアルゴリズムをUEにシグナリングする。
・AMFはまた、UEからIMEISVを要求する。

【補足】NAS Security Mode Complete
（UE ➔ gNB ➔ New AMF）
2022/11/16 54
☑ TS 24.501
・ＵＥは、ＮＡＳセキュリティ手順の完了を知らせる。
・メッセージにはIMEISVが含まれている。

【補足】Namf_Communication_RegistrationCompleteNotify
（New AMF ➔ Old AMF）
2022/11/16 55
☑ 29.518, 23.502
Field Description
Presence
5G-GUTI ・5Gグローバルにユニークな一時的なアイデンティティ。
必須
PDU Session ID(S) オプション・解放するPDUセッションを示す。
PCF ID オプション・AMポリシーの関連付けを処理するPCF IDが変更されたことを示す。

2022/11/16 56
5G NR NodeB
5G UE
UE gNB
5G Core NW
PCF AUSF
SMF UPF
New AMF Old AMF
44:N5g-eir_EquipmentIdentityCheck Request
・PEI
・SUPI
43：ＵＥコンテキスト
からPEIを取得する。
5G
EIR
45:N5g-eir_EquipmentIdentityCheck Response
・PEI checking result
・PEIは機器の確認に使用される。
・Equipment Identity Checkサービスを呼び出す。
・このサービスは、PEIをチェックし、PEIがブラックリストに
登録されているかどうかを判断するために5G-EIRに
よって提供される。
・5G-EIRは、（PEIによって識別される）モバイルが
ブラックリストに載っていないことを報告している。
UEがブラックリストに載っていないことを確認する

【補足】N5g-eir_EquipmentIdentityCheck Request
（New AMF ➔ 5G-EIR）
2022/11/16 57
☑ TS 23.502
・このサービスは、PEIをチェックし、PEIがブラックリストに登録されているかどうかを判断するために5G-EIRに
よって提供される。

2022/11/16 58
UDMに登録して加入データを取得する
5G NR NodeB
5G UE
UE gNB
5G Core NW
PCF AUSF
SMF UPF
New AMF Old AMF
47:Nudm_UEContextManagement_Registration Request
・PUT,
Amf 3Gpp Access
Registration = { AMF
Instance Id, Supported
Features, PEI, dereg
Callback Uri, ...}
46：UDMの選択
UDM
48:Nudm_UEContextManagement_Registration Response
・204 No Content
・Unified Data Management
サービスエンティティを選択する。
・AMFが変更されたので、New AMFは
UDMに登録する。
・レスポンスコード「204 No Content」は、
登録が成功したことを示す。
49:Nudm_SubscriberDataManagement_Get Request
50:Nudm_SubscriberDataManagement_Get Response
・AMFはアクセスおよびモビリティ
サブスクリプションデータを取得する。
・UDMは要求されたデータで応答する。
・GET,
Requested data =
Access and Mobility
Subscription data
・Access and Mobility
Subscription data =
{Supported Features,
GPSI array, Network
Slice Selection Info, ...}

【補足】Nudm_UEContextManagement_Registration Request
（New AMF ➔ UDM）
2022/11/16 59
☑ TS 29.503
・5G-EIRはPEIブラックリストチェックに対応する。
・Resource URI for 3GPP access: （3GPPアクセス用のリソースURI）
{ueid}加入者識別子SUPIまたはGPSIを表す（3GPP TS 23.501参照）SUPI（すなわちimsiまたはnai）は、PUTおよびPATCHメソッドと共に使用される。 GPSI（すなわち、
msisdnまたはextid）は、GETメソッドと共に使用される。
※UEIDパターンは次の通り。
Description
・3GPPアクセス用のAMF登録を更新する
・3GPPアクセス用にAMF登録を変更する
・3GPPアクセス用のAMF登録情報を取得する。

【補足】Amf3GppAccessRegistration
2022/11/16 60
Description
・AMFがNRFに登録するために使用するID。
・このフラグは、AMFが登録解除したかどうかを示す。
・登録業務には含まれない。
・恒久的な機器の識別子。
・「IMSボイスオーバーPSセッション」がサービングAMF内の
すべてのTAにおいて均一にサポートされているか、または均一に
サポートされていないかをUEごとに示す。

【補足】Amf3GppAccessRegistration
2022/11/16 61
Description
・登録解除時に（暗黙的に加入した）通知を受け取るためにAMFによって提供される
URI。
・AMFが提供するURIは、P-CSCF修復の必要性について（暗黙のうちに加入）
通知を受信する。
・このIEは、サービスAMFのGUAMIを含まなければならない。
・NFサービス消費者がAMFの場合、このIEは含まれる。
・そしてAMFはUDMとの最初の対話のためにUDSFなしでAMF管理をサポートする。
・UDMはこの属性を使用して、バックアップAMFで後のサービスを呼び出すためにNRF
クエリを実行する。
・例えば Namf_EventExposure

【補足】Nudm_UEContextManagement_Registration Response
（UDM ➔ New AMF）
2022/11/16 62
☑ TS 29.503
Description
・成功すると、空のレスポンスボディが返される。
・「原因」属性は、次のアプリケーションエラーに設定される。
・USER_NOT_FOUND
・「原因」属性は、次のいずれかのアプリケーションエラーに設定される。
UNKNOWN_5GS_SUBSCRIPTION
NO_PS_SUBSCRIPTION
ROAMING_NOT_ALLOWED
ACCESS_NOT_ALLOWED
RAT_NOT ALLOWED
REAUTHENTICATION_REQUIRED

【補足】Nudm_SubscriberDataManagement_Get Request
2022/11/16 63
☑ TS 29.503

2022/11/16 64
5G NR NodeB
5G UE
UE gNB
5G Core NW
PCF AUSF
SMF UPF
New AMF Old AMF
・GET,
Requested data = SMF
Selection Subscription
data
UDM
・SMF Selection
Subscription data =
{Supported Features,
List of S-NSSAIs and
associated information}
・AMFはSMF選択サブスクリプション・データを
検索する。
・AMFはSMFデータ内のUEコンテキスト
を取得する。
・GET,
Requested data = UE
context in SMF data
・UE context in SMF data
= {PDU Session
Information, FQDNs for
EPC Interworking}

【補足】Nudm_SubscriberDataManagement_Get Request
2022/11/16 65
☑ TS 29.503

【補足】Nudm_SubscriberDataManagement_Get Response
（UDM ➔ New AMF）
2022/11/16 66
☑ TS 29.503

2022/11/16 67
5G NR NodeB
5G UE
UE gNB
5G Core NW
PCF AUSF
SMF UPF
New AMF Old AMF
UDM
56:Nudm_UEContextManagement_Deregistration_Notify
・古いAMFは、それがユーザーにサービスを提供
していないことを通知される。
・UDMは、登録中にOld AMFから提供された
POST要求をcallbackReference
（Amf3GppAccessRegistrationの
deregCallbackUriフィールド）に送信する。
57:Nsmf_PDUSession_ReleaseSMContext
・Old AMFが指定されたPDUセッション
と関連付けられていないことをSMFに
示す。
・SUPI,
PDU Session ID
55：ＵＥコンテキストの
作成
・ユーザーのAMF UEコンテキストを作成する。
58：UEコンテキストの
削除

【補足】Nudm_UEContextManagement_Deregistration_Notify
（UDM ➔ Old AMF）
2022/11/16 68
☑ TS 29.503
・DeregistrationNotificationサービス操作を使用した以下の手順がサポートされている。
⇒UDMがNF登録解除を開始する。
① UDMは、登録中にOld AMFから提供されたとおりにcallbackReferenceにPOST要求を
送信する。
（Amf3GppAccessRegistration deregCallbackUriフィールドを参照）。
② Old AMFサービスコンシューマは、「204 No Content」と応答する。

【補足】Nsmf_PDUSession_ReleaseSMContext
（Old AMF ➔ SMF）
2022/11/16 69
☑ TS 23.502
・PDUセッションが解放されたため、このメッセージは特定のPDUセッションのAMF-SMF
アソシエーションを解放することを許可する。

2022/11/16 70
5G NR NodeB
5G UE
UE gNB
5G Core NW
PCF AUSF
SMF UPF
New AMF Old AMF
60:Npcf_AMPolicyControl_Create Request
・AMFはPCFと連絡を取り、ポリシーの関連付けを
作成する。
・そして、UEポリシーおよび／またはアクセスおよび
モビリティ制御ポリシーを検索する。
・Policy Association Request =
{ SUPI, GPSI, PEI, User
Location, ...}
59：PCFの選択
・ポリシーおよび課金機能のサービスエンティティ
を選択する。
61:Npcf_AMPolicyControl_Create Response
・PCFはポリシー関連付け情報で応答する。
62:Namf_EventExpose_Subscribe Request
・PCFは、 “Location Report”、 “Registration
State Report”、 “Communication Failure
Report”などのイベントを登録する。
63:Namf_EventExpose_Subscribe Response
・AMFは「201 Created」と応答して、登録が
成功したことを知らせる。
・201 Created, Amf
Created Event
Subscription
・PCFとのポリシー関連付けを更新する。
・PCFはAMFイベントを登録する。

【補足】 Npcf_AMPolicyControl_Create Request（New AMF ➔ PCF）
2022/11/16 71
☑ TS 29.513、TS 29.507
・URI構成：{apiRoot}/{apiName}/{apiVersion}/{apiSpecificResourceUriPart}
※apiRoot：3GPP TS29.501で説明されているように設定する必要がある。
※apiName：「npcf-am-policy-control」になる。
※apiVersion：「v1」。
※apiSpecificResourceUriPart：API固有の文字列を指定する。

【補足】 Npcf_AMPolicyControl_Create Response
（PCF ➔ New AMF）
2022/11/16 72
☑ TS 29.513、TS 29.507
・PCFはポリシー関連付け情報で応答する。

【補足】 Namf_EventExpose_Subscribe Request
2022/11/16 73
☑ TS 29.518、TS 23.502
・アプリケーションは、サブスクリプション要求を送信することにより、AMFイベントをサブスクライブできる。
※リソースURI：{apiRoot} / namf-evts / v1 / subscriptions
PCFは、以下のイベントに登録できる。
Location-Report NFは、このイベントをサブスクライブして、UEまたはUEのグループの最後の既知の位置、およびAMFがUEの位置変更を認識すると、UEまたは
グループ内の任意のUEの更新された位置を受信する。
Event 説明
Presence-In-AOI-Report NFはこのイベントにサブスクライブして、特定の関心領域（AOI）内のUEの現在の状態を受信し、指定されたUEが指定された領域に出入り
したときに通知を受け取る。エリアは、TAリスト、エリアID、または「LADN」などの特定の関心のあるエリア名で識別できる。
Time-Zone-Report NFは、このイベントをサブスクライブして、UEまたはUEのグループの現在のタイムゾーン、およびAMFが、UEのタイムゾーンの変更を認識すると、
UEまたはグループ内の任意のUEの更新されたタイムゾーンを受信。
Access-Type-Report NFはこのイベントにサブスクライブして、UEまたはUEグループの現在のアクセスタイプを受信する。AMFがUEのアクセスタイプの変更を認識したと
きに、UEまたはグループ内の任意のUEのアクセスタイプを更新する。

【補足】 Namf_EventExpose_Subscribe Request
2022/11/16 74
PCFは、以下のイベントに登録できる。
Registration-State-Report NFは、このイベントをサブスクライブして、UEまたはUEのグループの現在の登録状態を受信する。AMFがUEの登録状態の変化を認識すると、
UEまたはグループ内の任意のUEの更新された登録状態について報告する。
Event 説明
Presence-In-AOI-Report NFはこのイベントにサブスクライブして、特定の関心領域（AOI）内のUEの現在の状態を受信し、指定されたUEが指定された領域に出入
りしたときに通知を受け取る。エリアは、TAリスト、エリアID、または「LADN」などの特定の関心のあるエリア名で識別できる。
Connectivity-State-Report NFは、このイベントをサブスクライブして、UEまたはＵＥグループの現在の接続状態を受信する。AMFがUEの接続状態の変化を認識すると、
UEまたはグループ内の任意のUEの更新された接続状態について報告する。
Reachability-Report NFは、このイベントをサブスクライブして、UEまたはUEグループの現在の到達可能性を受信する。AMFがUEの到達可能性の変化を認識す
ると、UEまたはグループ内の任意のUEの更新された到達可能性について報告する。
Subscribed-Data-Report NFはこのイベントにサブスクライブして、UDMから受信したUEの現在のサブスクライブデータを受信する。AMFがUDMからUEの更新されたサブ
スクライブデータを受信したときに通知を受信する。
Communication-Failure-Report NFはこのイベントをサブスクライブして、UEまたはUEのグループまたは任意のUEの通信障害レポートを受信する。
UEs-In-Area-Report NFはこのイベントにサブスクライブして、特定のエリアのUEの数を受信する。NFは、最後の既知の位置に
基づいてエリア内のUEをAMFに要求するか、または現在の位置に基づいてエリア内のUEを積極的に探すようにAMFに要求することができる。

【補足】 Namf_EventExpose_Subscribe Response
（New AMF ➔ PCF）
2022/11/16 75
☑ TS 29.518、TS 23.502
・応答コード：201CreatedはAmfCreatedEventSubscriptionで返される。
※「201Created」コードは、サブスクリプションが成功したことを示す。
AmfCreatedEventSubscription

2022/11/16 76
5G NR NodeB
5G UE
UE gNB
5G Core NW
PCF AUSF
SMF UPF
New AMF Old AMF
64:Npcf_AMPolicyControl_Delete
・Old AMFは、対応するUEコンテキスト
が終了するとポリシーアソシエーションが
削除されることを要求する。
65:Npcf_AMPolicyControl_Delete Response
・PCFは、「204 No Content」という
HTTP応答コードを使用して、削除が
成功したことを通知する。
・204 No Content
・PCFとのポリシー関連付けを更新する。
・PCFはAMFイベントを登録する。

【補足】 Npcf_AMPolicyControl_Delete
（Old AMF ➔ PCF）
2022/11/16 77
☑ TS 29.513、TS 29.507
・Old AMFは、対応するUEコンテキストが終了すると、ポリシーの関連付けを削除するように要求する。
※古いAMFは、以下URIを使用して削除を開始する。
{apiRoot}/npcf-am-policy-control/v1/policies/{polAssoId}

【補足】 Npcf_AMPolicyControl_Delete Response
（PCF ➔ Old AMF）
2022/11/16 78
☑ TS 29.513、TS 29.507
・PCFは、204 NoContent原因コードで削除が成功したことを通知する。
※成功すると、空の応答本文が返される。

2022/11/16 79
5G NR NodeB
5G UE
UE gNB
5G Core NW
PCF AUSF
SMF UPF
New AMF Old AMF
66:Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext Request
・「起動されるべきPDUセッションのリスト」が登録
要求に含まれていたので、新しいAMFはPDU
セッションの再起動を開始する。
・セッション管理機能（SMF）に新しいセッション
を設定するよう要求する
67:UE IP Addressを
割当
・アップリンクGTP PDUをUPFに送信するときに
gNBが使用する必要があるTEIDを割り当てる。
ユーザープレーン機能（UPF）を設定する
・PDU Sessions, Operation
Type = UP activate
68：PDUセッションアップ
リンクTEIDを割当
・PDUセッションにUEアドレスを割り当てる。
69：UPFを選択
・任意の加入者のユーザーデータプレーンを選択する。

【補足】 Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext Request
（New AMF ➔ SMF）
2022/11/16 80
☑ TS 23.502
・PDUセッションをサポートするようにAMF-SMFアソシエーションを更新する。
・UEまたはANから受信したN1 / N2SM情報をSMFに提供する。

2022/11/16 81
5G NR NodeB
5G UE
UE gNB
5G Core NW
PCF AUSF
SMF UPF
New AMF Old AMF
71:Downlink Data
・パケット転送制御プロトコル（PFCP）は、
SMF制御プレーンとUPFデータプレーンとの間で
使用される。
・セッションの変更は、データプレーンに通知される。
ユーザープレーン機能（UPF）を設定する
・PDU Sessions, Operation
Type = UP activate
N4 N4
・セッションエンドポイント識別子。
70：PFCPセッション変更要求
72：バッファダウンリンク
データ開始
・UPFはUE宛てのデータの受信を開始する。
・PDNセッションがgNBおよびUEにおいて確立されていないので、
UPFはデータをバッファする必要がある。
N4 N4
・セッションエンドポイント識別子。
73：PFCPセッション変更応答
・セッション変更が完了した後、UPFデータプレーンは
SMFコントロールプレーンに応答する。
74:Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext Response
・SMFは、セッション管理コンテキストが更新された
ことをAMFに通知する。

【補足】 Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext Response
（SMF ➔ New AMF）
2022/11/16 82
☑ TS 23.502
・SMFは、セッション管理コンテキストが更新されたことをAMFに通知する。

2022/11/16 83
5G NR NodeB
5G UE
UE gNB
5G Core NW
PCF AUSF
SMF UPF
New AMF Old AMF
・AMF UE NGAP ID,
・RAN UE NGAP ID,
・UE Aggregate Maximum Bit
Rate,
・GUAMI, PDU Session
Resource Setup Request
List,
・PDU Session ID,
・PDU Session Uplink TEID,
・UE IP Address,
・NAS-PDU,
・S-NSSAI, PDU Session
Resource Setup Request
Transfer,
・Allowed NSSAI, UE Security
Capabilities,
・Security Key
75：AMF UE NGAP IDを
割り当てる
76:Initial Context Setup Request [NAS-PDU: Registration Accept］
・AMFは、gNBとのセッション設定を開始する。
・メッセージには通常、Registration Accept
NASメッセージが含まれている。
・メッセージは１つ以上のPDUセッション設定要求
を運ぶ。
・各PDUセッションは「PDUセッションID」でアドレス
指定される。
・メッセージはまた、各ＰＤＵセッションについて
アップリンクＴＥＩＤを搬送する。
・AMFは「AMF UE NGAP ID」を割り当てる。
gNBは、AMF上のUEコンテキストをアドレス指定するために
このIDを使用する。
※メッセージはまた、「AMF UE NGAP ID」、「UE集合最大ビットレート」、UEセキュリティ機能
およびセキュリティキーを搬送する。

【補足】 Initial Context Setup Request
（AMF ➔ eNB）
2022/11/16 84
☑ TS 38.413
・手順の目的は、NG-RANノードで必要な全体的な初期UEコンテキストを確立すること。
・必要に応じて、PDUセッションコンテキスト、セキュリティキー、モビリティ制限リスト、UE無線機能および
UEセキュリティ機能などを含む。
・メッセージには通常、Registration AcceptNASメッセージが含まれている。
・メッセージには、1つ以上のPDUセッションセットアップ要求が含まれている。
※各PDUセッションは、「PDUセッションID」でアドレス指定される。

2022/11/16 85
5G NR NodeB
5G UE
UE gNB
5G Core NW
PCF AUSF
SMF UPF
New AMF Old AMF
・securityConfigSMC
{securityAlgorithmConfig}
78：K-gNBキーを導出する
77:SecurityModeCommand
・K-gNBは、K-AMFからUEおよびAMFによって
導出される鍵である。
79：完全性保護アルゴリズムに関連する
K-RRC-intキーを導出する
80：セキュリティモードコマンドメッセージの完全性
保護を検証する
5G-NR ASセキュリティ手順
81：完全性保護アルゴリズムに関連する
K-UP-intキーを導出する
82：SRB Integrity Protectの起動
・指定されたアルゴリズムとK-RRC-intキーをすぐに使用して、
SRB保全性保護を適用するように下位層を構成する。

【補足】 SecurityModeCommand
（gNB ➔ UE）
2022/11/16 86
☑ TS 38.331
・SecurityModeCommandメッセージは、ASセキュリティのアクティブ化を命令するため
に使用される。
・UEは、セキュリティモードコマンドを受信すると、次のアクションを実行する。
⇒K-gNBキーを取得する。（K-gNBは、UEとAMFがK-AMFから派生したキー）
⇒整合性保護アルゴリズムに関連付けられたK-RRC-intキーを導出する。
⇒セキュリティモードコマンドメッセージの整合性保護を確認する。
⇒整合性保護アルゴリズムに関連付けられたK-UP-intキーを導出する。
⇒SRB整合性保護を開始する。

2022/11/16 87
5G NR NodeB
5G UE
UE gNB
5G Core NW
PCF AUSF
SMF UPF
New AMF Old AMF
84：SRB暗号化の開始
83:SecurityModeComplete ・セキュリティモード完了メッセージは、セキュリティモードコマンドが正常に完了したことを確認する。
・このメッセージは完全性保護されていますが暗号化されていない。
・このメッセージを送信した直後に暗号化が開始される。
5G-NR ASセキュリティ手順（続き）
・手順が完了したら、指示されたアルゴリズム、
K-RRC-encキーを使用してSRB暗号化を適用
するように下位層を構成する。
・セキュリティモード完了メッセージは暗号化されて
いない。

【補足】 SecurityModeComplete
（UE ➔ gNB）
2022/11/16 88
☑ TS 38.331
・SecurityModeCompleteメッセージは、セキュリティモードコマンドが正常に完了したことを確認
するために使用される。
・このメッセージを送信すると、暗号化が有効になる。
⇒セキュリティモード完了メッセージ自体は暗号化されていない。
（ただし、メッセージは整合性が保護されている。）

2022/11/16 89
5G NR NodeB
5G UE
UE gNB
5G Core NW
PCF AUSF
SMF UPF
New AMF Old AMF
86：プライマリセルグループの設定手順を実行
する
85:RRCReconfiguration
[Registration Accept (5GS registration result, PDU session status)]
・RRC再設定メッセージは、無線ベアラを設定し、セカンダリセルを設定し、UE測定を開始
するためにUEに送信される。
5G-NR RRC再構成
・masterCellGroup,
secondaryCellGroup,
・radioBearerConfig
(drb-ToAddModList),
・ MeasConfig
(Measurement Config)
87：セカンダリセルグループ設定手順を実行
する。
89：受け取ったMeasConfigに基づいて測定を
開始する
88：無線ベアラ設定手順を実行する。
90：登録受付NASメッセージの処理およびPDU
セッションの設定

【補足】 SecurityModeCommand
（gNB ➔ UE）
2022/11/16 90
☑ TS 38.331
・メッセージの目的は、RRC接続を変更すること。
⇒例えば RBの確立/変更/解放、同期による再構成の実行、測定のセットアップ/変更/解放、Scell
およびセルグループの追加/変更/解放。
・手順の一部として、NAS専用情報をネットワークからUEに転送することができる。

【補足】 RRCReconfiguration
（gNB ➔ UE）
2022/11/16 91
☑ TS 38.331
・メッセージには次のフィールドがある。
①Registration Accept
➁masterCellGroup
➂secondaryCellGroup
④radioBearerConfig
➄MeasConfig

2022/11/16 92
5G NR NodeB
5G UE
UE gNB
5G Core NW
PCF AUSF
SMF UPF
New AMF Old AMF
5G-NR RRC再構成（続き）
91:RRCReconfigurationComplete
・plinkTxDirectCurrentList
[ {servCellIndex,
uplinkDirectCurrentBWP}]
・RRC接続再構成が正常に完了したことを確認。

【補足】RRCReconfigurationComplete
（gNB ➔ New AMF）
2022/11/16 93
☑ TS 38.331
・RRC Reconfiguration Completeメッセージは、RRC接続の再構成が正常に完了したこと
を確認するために使用される。

2022/11/16 94
5G NR NodeB
5G UE
UE gNB
5G Core NW
PCF AUSF
SMF UPF
New AMF Old AMF
92：PDUセッションダウンリンクTEIDを
割り当てる
・UPFがダウンリンクデータをgNBに送信する
ために使用することになるTEIDを割り当てる。
93:Initial Context Setup Response
・PDU Session Downlink TEID
・gNBは、PDUセッションの設定が成功したことを
通知する。
・このメッセージには、使用する必要がある
Downlink TEIDも含まれている（PDUセッション
ごとに指定）。
94:NAS Registration Complete
・UEは、「登録完了」メッセージを介して登録の完了を
AMFに通知する。

【補足】 Initial Context Setup Response
（UE ➔ gNB）
2022/11/16 95
☑ TS 38.413
・このメッセージは、UEコンテキストのセットアップを確認するためにNG-RANノードによって送信
される。

【補足】 NAS Registration Complete
（UE ➔ gNB ➔ AMF）
2022/11/16 96
☑ TS 24.501
・UE ➔ （ULInformationTransfer） ➔ gNB ➔ （UL NAS Transport） ➔ New AMF。

2022/11/16 97
ｑｑｑｑｑｑｑｑｑｑｑｑｑｑｑｑｑｑｑｑｑｑｑｑｑｑｑｑｑｑｑｑｑｑｑｑｑｑｑ
ｑｑｑｑｑ
5G NR NodeB
5G UE
UE gNB
5G Core NW
PCF AUSF
SMF UPF
New AMF Old AMF
・アップリンクパスは完全に設定
されているので、UEはデータの
送信を開始します。
・gNBは、UEデータをアップリンク
TEIDに送信する。
ダウンリンクとアップリンクのデータ転送を開始する
95:Uplink Data
UTEID
96:Uplink Data
97:Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext Request
・UPFはインターネットへのデータ送信を開始する。
・Session Management
Downlink TEID
・AMFは、gNBからの更新に基づいてセッション
管理コンテキストを修正する。
・すべてのPDUセッションのダウンリンクTEIDが
SMFに渡される。

【補足】 Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext Request
（AMF ➔ SMF）
2022/11/16 98
☑ TS 23.502
・PDUセッションをサポートするようにAMF-SMFアソシエーションを更新する。
・UEまたはANから受信したN1 / N2SM情報をSMFに提供する。

2022/11/16 99
ｑｑｑｑｑ
5G NR NodeB
5G UE
UE gNB
5G Core NW
PCF AUSF
SMF UPF
New AMF Old AMF
・SMF制御プレーンはUPFデータプレーンへの
セッション更新を通知する。
98:PFCP Session Modification Request
N4
N4
・Session Endpoint
Identifier,
・Session Management
Downlink TEID
99：バッファダウンリンクデー
タ終了
・ダウンリンクパスが設定されているため、UPFは
データのバッファリングを停止できる。
100:Downlink Data
DL
TEID
・UPFは、PDUセッションのためのダウンリンク
TEIDを使用してgNBにバッファされたデータ
を送信する。
・すべての新しいダウンリンクデータも同じパスを
たどる。
ダウンリンクとアップリンクのデータ転送を開始する（続き）

【補足】 PFCP Session Modification Request
（SMF ➔ UPF）
2022/11/16 100
☑ TS 29.244
・PFCPセッション変更要求は、CP関数によってSxa、Sxb、Sxc、およびN4インターフェイスを介して
使用され、UP関数にPFCPセッションを変更するように要求する。

2022/11/16 101
ｑｑｑｑｑ
5G NR NodeB
5G UE
UE gNB
5G Core NW
PCF AUSF
SMF UPF
New AMF Old AMF
ダウンリンクとアップリンクのデータ転送を開始する（続き）
・UPFデータプレーンは、SMFコントロールプレーン
に応答する。
101:PFCP Session Modification Response
N4
N4
・Session Endpoint Identifier
102:Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext Response
・Session Endpoint Identifier
・SMFは、セッション管理コンテキストの
更新が完了したことをAMFに通知する。

【補足】 Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext Response
（SMF ➔ AMF）
2022/11/16 102
☑ TS 23.502
・セッション管理コンテキストの更新が完了したことをAMFに通知する。

5GCに接続されているNRによって使用される識別子
2022/11/16 104
☑ セルレベルでのスケジューリングには、次の識別情報が使用される。
識別子用途
C-RNTI RRC接続の識別子としておよびスケジューリングのために使用される一意のUE識別子
CS-RNTI ダウンリンクでの半持続的スケジューリングまたはアップリンクでの設定された許可のために使用される
固有のUE識別子
INT-RNTI ダウンリンクにおける割込み（権）の識別子
SI-RNTI ダウンリンクにおけるブロードキャストおよびシステム情報の識別子
SP-CSI-RNTI PUSCH上での半永続的CSI報告に使用される固有のUE識別子

2022/11/16 105
☑ 電力およびスロットフォーマットの制御には、次の識別情報が使用される。
識別子用途
SFI-RNTI スロットフォーマットの識別
TPC-PUCCH-RNTI PUCCHの電力を制御するための固有のUE識別
TPC-PUSCH-RNTI PUSCHの電力を制御するための固有のUE識別
TPC-SRS-RNTI SRSの電力を制御するための固有のUE識別

2022/11/16 106
☑ ランダムアクセス手順の間、使用される識別子。
識別子用途
RA-RNTI ダウンリンクにおけるランダムアクセス応答の識別
Temporary C-RNTI ランダムアクセス手順中にスケジューリングのために一時的に使用されるUE識別
Random value for
contention resolution
ランダムアクセス手順中に競合解決の目的で一時的に使用されるUE識別
☑ 5GCに接続されたNRでは、NG-RANレベルで次のUE IDが使用される。
識別子用途
I-RNTI RRC_INACTIVEでUEコンテキストを識別

ネットワーク識別子
2022/11/16 107
☑ 特定のネットワークエンティティを識別するため、NG-RANでは次のIDが使用される。
識別子用途
AMF Name AMFを識別する。
NR Cell Global Identifier
(NCGI)
グローバルにNRセルを識別。
NCGIは、セルが属するPLMN IDとセルのNR Cell Identity（NCI）から構成される。
gNB Identifier (gNB ID) PLMN内のgNBを識別。
gNB IDはそのセルのNCI内に含まれる。
Global gNB ID グローバルにgNBを識別。
グローバルgNB IDは、gNBが属するPLMN IDとgNB IDから構成される。
MCCとMNCは、NCGIに含まれているものと同じ。
Tracking Area identity (TAI) 追跡領域を識別。
TAIは、トラッキングエリアが属するPLMN IDとトラッキングエリアのTAC（Tracking Area Code）
から構成される。
Single Network Slice
Selection Assistance
information (S-NSSAI)
ネットワークスライスを識別する。

5G Identifiers
2022/11/16 108
☑ 5G-GUTI
・GUTI：SUPIを明らかにしないUEの一意のグローバル識別子。
☑ SUPI
・IMSI：Subscription Permanent Identifierは、5Gネットワークにアクセスする各加入者に
割り当てられる。
☑ SUCI
・P-TMSI + MCC + MNC ：加入隠蔽識別子は、UE識別情報を隠蔽することができるグローバル
識別子である。
・SUCIはまた、訪問ネットワークによって、ホームネットワークから認証ベクトルを取得するために使用され得る。
☑ PEI
・IMEI：5Gネットワークにアクセスしている各UEには、Permanent Equipment Identifierが
割り当てられている。

5G Identifiers
2022/11/16 109
☑ GOSI
・Generic Public Subscription Identifierは、3GPP以外のネットワークで3GPPサブスクリプションを処
理
するために使用される。
☑ 5G-S-TMSI
・S-TMSI：無線シグナリング手順で使用される5G-GUTIの短縮形。
・<5 G - S - TMSI> = <AMFセットID> <AMFポインタ> <5 G - TMSI>

COPYRIGHT © 2022 Centimani CO. CONFIDENTIAL. ALL RIGHTS RESERVED 2022/11/16 110
3GPP標準化技術仕様に関する知識は、
翻訳し、読むだけでは
なかなか理解が進まないものです。
理解するには、実際のコールフローシナリオに基づき
実際の通信ログとの整合性確認等は欠かせませんが、
その様な資料は広く共有されていないのが現状です。
本資料は、弊社内で3GPP技術仕様の
理解・知識向上を図るため作成したものです。
コンテンツは可能な限り、ベンダー / キャリア依存などを
除外して作成しておりますが、一部標準化や実用化が
進んだシステムと整合性が担保できていない記述を
含んでいる場合があります。
本資料は、ロイヤリティフリーです。閲覧される皆さんの
知識定着と仕事の生産性の向上の一助としてご活用ください。
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