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ハーモニー亀岡~川とつながり川でつなぐ~
3班
全体の要旨
・川とともにいきる未来の⻲岡は、⻲岡らしい⾃然環境との共⽣のより、⼈・まち・
⾃然(川)がつながり、住⺠のまちへの愛着が育まれる「ハーモニー⻲岡」。
・遊⽔/親⽔エリアの配置⽅針のポイントは、より⽇常⽣活に寄り添った内容で・・・
⇒⽇常⽣活に近い場所に遊⽔/親⽔公園を整備して、住⺠の居場所づくりを⾏うととも
に、まちのアクティビティ・教育・防災機能を⾼める。
・⼈・まち・⾃然(川)が調和した社会に惹かれ⻲岡に⼈が集まり、川でつながる。
⇒価値観を共有した様々な⼈たちが、川を介しつながることでのイノベーションを期待。
・流域治⽔の考えを活かし⼈と川の距離を近づけたまちづくりを⾏い、災害・過疎化・
少⼦⾼齢化・環境汚染といった未来の⼤きな社会問題に対応し、住んでいる⼈が幸福を
感じられるまちへ。
⻲岡2070のシナリオプランニング
■ ⻲岡の未来を分けるドライビングフォースの選定
レジャーランド⻲岡(▲) ハーモニー⻲岡(◎)
ドンマイ⻲岡(×) ニューベッドタウン⻲岡(〇)
農地⼭林をはじめとした⻲岡らしい⾃然の有効活⽤
農地・⼭林の荒廃
・公園緑地・河川でのエンタメ・レ
ジャー
・ICTで⼈と派さなくても成り⽴つ⽣活
・耕作放棄地の遊⽔池公園への転換
・遊⽔池を利⽤したツーリング
・⽇常⽣活で川と触れ合う
・⽔害と共存できる都市・住居
・屋外ですごしたくなるまち
・⼦連れコワーキングスペース
・環境資源を⽣かしたまちづくり
・⾃分の住む町への当事者意識がなく
なる。
・住環境の悪化
・⼈⼝減少の加速
・環境に配慮しない、宅地開発
・⾃分の⽣活圏以外の⻲岡への無関⼼
・河川と住居を隔離したまちづくり
・多くの地⽅都市と同質
・
⼈
⼝
減
少
下
で
都
⼼
の
⼀
極
集
中
激
化
・
均
質
で
余
分
の
な
い
機
能
的
社
会
・
地
⽅
の
個
性
化
・
多
⽤
な
価
値
観
で
資
源
の
循
環
利
⽤
まちへの関⼼・愛着
遊⽔/親⽔エリアの配置⽅針とモデル流域の選定
凡例
1/30 確率 遊⽔/親⽔公園配置エリア
1/100 確率 遊⽔/親⽔公園配置エリア
ノンストレス移動できる導線
計画コンセプト(モデル流域)
川へのアクセシビリティを⾼めた上で、
街全体を川沿いの遊歩道で繋ぎ、川とい
う個性が感じられる⻲岡に。
■ コンセプト︓川とつながり、川でつながる
■ その実現に向けた、具体的計画
⻲岡の⾃然を⽣かした⽣活様式に惹かれて様々な属
性の⼈間が集まってくる。
遊⽔/親⽔エリアは、そうした⼈たちをつなぐ場所と
なる。
新たな⼈のつながりは、イノベーションを⽣み出こ
ととなる。
⽀流沿いに遊⽔池を兼ねるような親⽔公園
を計画。河川空間が⽣活の⼀部に。
実現イメージ(モデル流域)
川とつながり、川でつながるまち、亀岡
西川
年谷川
鵜ノ川
保津川
■ その世界での暮らしの描写
実現イメージ(モデル流域)
川沿いの遊歩道やサイクリングロードを使って
通勤通学ができる
⻲岡の⽣態系を育む場所としても価値あるものに
様々な⽴場の⼈々が共存できる空間 洪⽔によって、⽔位が上がっても
川沿いで過ごすことができる
増⽔時
■ バックヒストリー
2030年
若い世代の流出など⻲岡の⼈⼝減少がますます進む。
⽇本全体ではリモートワークの普及など新たなライフスタイルが広まる。
2040 年
リモートワーク等を背景とした、地⽅移住志向の⾼まりから⻲岡も、移住地・多拠
点居住地として注⽬が集まり始める。⾃然ある⽣活の重要の⾼まりとともに、河川
空間の活⽤がされ始める。若い単⾝者が多く集まる街になる。
2050 年
単⾝者が結婚し、移住者のコミュニティが形成され始め、⼦連れコワーキングプレ
イスの整備などがすすむ。副業として農業・林業が注⽬され始める。
2060 年
林業・農業によって新旧コミュニティの交流が⾏われ、より良い関係が築かれる。
2070 年
スローライフとアーバンライフが共存しつつ、⻲岡の個性のある⾃然を
活かしたまちづくりによって、新旧のコミュニティがつながり新しい⻲岡に。
■ ⻲岡2070マニフェスト
実現イメージ(モデル流域)
⻲岡市の⻲岡地区(⻲岡地区、⻄つつじヶ丘、南つつじヶ丘)、篠区(篠
町、東つつじヶ丘)という市街地を流域とする鵜ノ川・⻄川・年⾕川流域に
ついて、各⽀川ごとに遊⽔機能を持った親⽔公園を配置し流域での治⽔能⼒
を⾼めます。
また、親⽔公園はそれぞれコンセプトや学習機能を持たせ、各⽀川ごとの
特⾊を打ち出すとともに、ノンストレスで移動できる⽀川河川道・各親⽔公
園間の導線を整備することで、流域全体でアクティビティ・教育・防災・コ
ミュニティーの機能を⾼めます。
こうして出来上がった、⼈・まち・⾃然(川)が調和する社会に惹かれ、
様々な属性の⼈々が集まり川を介してつながることで、新たな産業・付加価
値の創出が期待されます。
それにより、災害・過疎化・少⼦⾼齢化・環境問題といった未来の⼤きな
社会問題に対応し、住んでいる⼈が幸福を感じられるまち「ハーモニー⻲
岡」の実現を⽬指します。

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