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課題に向き合え
〜DevOpsエンジニアの楽しさ〜
Infra Study Meetup #5 LT
インフラエンジニアのお仕事(私の経験上)
© SEN CORPORATION
アプリケーションインフラ
MW設計/構築
HW選定/調達
キッティング/ラッキング
サーバ設計/構築 NW設計/構築
監視システム設計/構築
ケーブリング
DR設計/設定
バックアップ設計・設定
インフラ(非機能)要件定義 ストレージ設計/構築
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インフラ(非機能)要件定義
アラート対応
ストレージ設計/構築
キャパシティ管理脆弱性チェック・対応
HW故障対応予兆保全 ドキュメント管理
リリース作業
負荷テスト
チューニング
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アカウント管理(ssh/マネコン/他)
インシデント対応
On-Call担当
OS/MW/FW
VersionUP/Patch適用
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DevOpsを勧める理由
DevOpsの考え方
DevOpsな事例紹介
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© SEN CORPORATION
ということを インフラエンジニアの立場から お伝えするLTです!!
「インフラエンジニアはDevOpsを実践してみませんか!!」
DevOpsに明確な定義はないですが、このLTでは下記定義
目的「顧客満足度向上、価値提供の高速化」
「Devが価値を作り、Opsが淀みなく届ける」を協力して実現
定型タスクを自動化するツール・仕組みを導入してDev/Ops
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インフラエンジニアは全員DevOpsをやれ、という話ではないです
DB/NWなど高い専門性を持ったエンジニアも必要
観測範囲自分なのでかなり主観はいってます
前提
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「DevOps」みんな知ってる
導入しやすい
DevOpsを実践して一番メリットを享受できる
トイルが減ることで時間に余裕ができ、改善サイクルがまわる
運用がクリエイティブな仕事になる\(^^)/
DevOpsを勧める理由(1)
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※トイル(Toil:労苦)とは、
 戦術的・長期的な価値がなく、作業量がサービスの成長に比例するような手作業
アーキテクト視点を持っている
性能/スケーラビリティ、キャパプラ、セキュリティ、トラブル
シューティングの知見を持っている
リソース状況/応答速度のグラフやエラーログを一番見ている
自前運用の辛さ、キャッシュの有り難さ、セキュリティ事故怖
さを知っている
Devと協力することで運用を考慮した設計ができる
DevOpsを勧める理由(2)
以
前
DevOpsのない時代
役割・目的は部門ごとに相反する
運用者は安定性を求める →リリースしたくない
開発者は変化を求める  →素早くリリースしたい
ビジネスを取り巻く環境が変化
顧客体験の改善や、市場ニーズに応えるスピードが求められる
インフラエンジニアがDevOpsを導入するインセンティブが増加
DevOpsの考え方
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現
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DevOpsの考え方
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DevOps OpsDev
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DevOpsの考え方
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DevOpsの考え方
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© SEN CORPORATION 詳細はこちら→https://qiita.com/miyaz/items/a0cf2f8f8acfe740ebf6
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© SEN CORPORATION 詳細はこちら→https://www.slideshare.net/ShinjiMiyazato/chatbot-237526524
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