国際大スライド
- 2. ホームレスって?
• 「都市公園、河川、道路、駅舎その他の施設を故なく
起居の場所とし、日常生活を営んでいる者」
(ホームレスの自立の支援等に関する特別措置法第二条)
*家じゃないけど施設に住んでいる人は?
*暴力を受けており安心して暮らせない人は?
*一般的な住居とはかけ離れた場所にいる人は?
路上生活者だけではない
多様な「ホームレス」を支援していく必要がある
- 4. 札幌の野宿者の特徴
• 仕事をしていない人が多い
→冬季は建設業ができない
→アルミ缶集め禁止条例
• 段ボールハウスやブルーシートなどの定住型
がいない
→雪と寒さで難しい
→最近まで一人だけいたがそれも撤去
• 身なりが小奇麗な人が多く、見た目では野宿
者とはわからない場合も
- 5. 発足まで
• 1999年まで札幌にはホームレスは「存在せず」
• エルムの里公園に7,8人がテント生活
これを札幌市は「旅行者」と認識
• 1999年7月、北大教育学部のゼミによる調査で、
ホームレスが札幌にいることが明らかに
→11月、「労福会」の発足
• 「学生団体」から「学生主体の市民団体」へ
- 7. どうして生保を受けないの?
よくある理由
• 「国のお世話にはなりたくない」
→世間からのバッシング、自己肯定感の低さ
• 「一度受けに行ったが対応がひどかったの
でもう行きたくない」
→水際作戦
• 「家族に知られてしまうのがどうしても嫌」
→生活保護を申請すると、役所から
家族に扶養可能かを問う連絡をされてしまう
• 生活保護を受けたくない人にも
生きる権利がある
- 12. 炊き出し
• 2か月に1回程度実施
• 札幌市、司法書士会等の他団体との共催も
• 食べ物の他にも・・
*相談会(法律・健康・借金等)
*健康診断
*生活必需品、衣料、風呂券の配布
*散髪
*生活保護クイズ
*娯楽の提供
- 14. 病院の同伴
• お金がなくても医療行為を受けられる!?
→北海道勤労者医療協会(勤医協)
「無料・低額診療制度」
• ホームレスは原則として1か月、
無料で診断が受けられる
・「病院の場所がわからない」「後でお金請求さ
れるんじゃない?」「ひとりは不安」
→労福が同伴
- 15. フォローアップ
• 居宅生活の開始→様々な困難
「ゴミ出しってどうやるんだっけ」
「携帯電話がほしいけど・・」
「ひとりぼっちでさみしい」
「またギャンブル始めたいな・・」
↓
生保を打ち切られたり、再路上してしまう人も。
⇒定期的な訪問を行って、
当事者の新たな生活をフォローする必要