消費税免税点見直し

免税事業者で
いられない？

消費税免税制度の見直し

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突然ですが、
あなたの会社は、
免税事業者ですか？
課税事業者ですか？


ジュエリー販売店を経営
している山口です。


うちは、課税事業者よ。


毎年決算の時は、
消費税の納税が大変
なのよ。


Web デザイン事務所を
経営している、吉村です。


うちは、免税事業者です。


まだ開業 2 年目なので
課税事業者では
ありません。


正直、消費税が免税で
助かっています。
まだまだ商売が順調とは
言えないもので・・・


山口さんは課税事業者
ですので、消費税の準備
は万端ですね？


吉村さんは免税事業者
ですね。
第 3 期の売上の見通しは
どうですか？


はい。少しずつ商品が
認知されており、第 3 期は
売上増が見込まれます。


なるほど！ということは、
そろそろ消費税課税事業者
になることも考えていく
必要がありそうですね。


え？うちは第 1 期は
課税される売上高が
1000 万円以下なので、
第 3 期も免税ではない
のですか？


今まではそうでしたが、
平成 23 年 6 月に消費税法
が改正され、免税事業者
の判定方法が変わるの
です！


それは大変だ！
どういうことか、教えて
ください？


わかりました。
それでは解説しましょう。


TOPIC1 　今までの免税点制度

基準期間
の売上が
カギ！



X0/4/1 前々期 X1/3/31 前期 X2/3/31 当期 X3/3/31

※ 基準期間の判定は、一般的な例を
用いています。特殊な場合は注意が必
要です。


X0/4/1 前々期 X1/3/31 前期 X2/3/31 当期 X3/3/31

要です。


X0/4/1 前々期 X1/3/31 前期 X2/3/31 当期 X3/3/31

基準期間

要です。


基準期間の消費税が課税される売上高
が 1000 万円以下→

X0/4/1 前々期 X1/3/31 前期 X2/3/31 当期 X3/3/31

基準期間

要です。


が 1000 万円以下→消費税免税事業者

X0/4/1 前々期 X1/3/31 前期 X2/3/31 当期 X3/3/31

基準期間

要です。

TOPIC2 　これからの免税点制度

特定期間
の売上が
カギ！



STEP1 　今までの免税点制度で判定する。

が 1000 万円以下→消費税免税事業者

X0/4/1 前々期 X1/3/31 前期 X2/3/31 当期 X3/3/31

基準期間
要です。



STEP2 　特定期間の課税売上高で判定する。





特定期間ってなに？




X0/4/1 前々期 X1/3/31 前期 X2/3/31 当期 X3/3/31

基準期間特定期間

※ 特定期間の判定は、一般的な例を
要です。




X0/4/1 前々期 X1/3/31 前期 X2/3/31 当期 X3/3/31


前事業年度開始日以後 6 ヶ月間

要です。




X0/4/1 前々期 X1/3/31 前期 X2/3/31 当期 X3/3/31


特定期間の消費税が課税される売上高
要です。




X0/4/1 前々期
または、
X1/3/31 前期 X2/3/31 当期 X3/3/31


前事業年度開始日以後 6 ヶ月間

要です。




X0/4/1 前々期 X1/3/31 前期 X2/3/31 当期 X3/3/31


特定期間の所得税が課税される給与等支払額
要です。




X0/4/1 前々期 X1/3/31 前期 X2/3/31 当期 X3/3/31


当期免税事業者で OK ！
※ 課税売上高、給与支払額、いずれの基準で判定
　　　　するかは任意です。
要です。


表でまとめるとこうなります。


表でまとめるとこうなります。

特定期間
1000 万円を基準として
の・・・

課税売上高以下以下超超

所得税
以下超以下超
課税給与
課税売上高課税給与
判定基準
で判定で判定
↓ ↓ ↓ ↓
判定
免税事業者免税事業者免税事業者課税事業者


二つの要件が 1000 万円超
の場合、
特定期間
の・・・


所得税
課税給与
以下超以下超

判定基準
で判定で判定
↓ ↓ ↓ ↓
判定


二つの要件が 1000 万円超
の場合、課税事業者となります
特定期間
の・・・


所得税
課税給与
以下超以下超

判定基準
で判定で判定
↓ ↓ ↓ ↓
判定


給与、売上、どちらの要件
で判定するかは、


給与、売上、どちらの要件
で判定するかは、
あなたの都合により選択
することができます。


よくわかりました。


我が社の第 2 期は、
上半期の売上は 500 万円
程度なので、第 3 期は
免税事業者ですね。


でも、第 3 期の早い時期に
大きな売上が立つ見込み
がありますし、そろそろ
賞与も出したいと思って
います。


第 4 期は課税事業者
になる可能性がありそう
なので、準備を始めます。


吉村さん、早めの準備が
大切なこと、わかっていた
だけましたね。


この規定は、
平成 25 年 1 月 1 日以後に
開始する事業年度から
適用されます。


特定期間は、決算日により
ますが、
平成 24 年 1 月 1 日から
始まっています。


あなたの会社でも、
免税事業者でいられるか
どうか、
確認してみませんか？


【ご注意】
このスライドの内容はエスエス会計が
分かりやすくまとめたものです。
個別の事情により手続きが
変わる場合がありますので、
よくご自身で確認の上、作業してください。

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（エスエス会計）

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