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第２０回Ｋ．ＣＡＴフォーラム これまでのあゆみ
- 1. 1 Ｋ．ＣＡＴのこれまでの歩み Kanazawa City And Transportation 令和3年2月13日 第20回Ｋ．ＣＡＴフォーラム Ｋ・ＣＡＴ事務局 埒 正浩
- 3. 3 K.CATとは
- 4. 4 Ｋ．ＣＡＴ（平成10年発足） ・目的 金沢のまちづくり、特に都市と交通のあり方について、 その方向性や施策を行政・市民に提案する ・参加者 代表・金沢大学名誉教授 高山純一 学識者、経済人、コンサルタント、行政担当者等 （立場を離れ、一個人としての約30名が参加） ・活動内容 定例会（勉強会）、フォーラムの開催、提言 ・テーマの設定方法 時代のニーズや将来性を見据えて設定 ・フォーラムの開催方針 ディベート討論、提案による討論、ワークショップ方式など ・成果の活かし方 行政施策の参考・反映、問題意識の向上
- 6. ◆ 背景 中心市街地活性化、バス交通の危機 ◆全体の目標 都心活性化のシナリオづくり、具体的な都市交 通施策のタマだし ◆ フォーラムのねらい ①交通や都心の現状を知ってもらう ②バス交通の重要性を理解してもらう ③その上で行政や市民が何をすべきかを議論 ◆ 形式：ディベート討論型 自動車優先派vsバス優先派 ＋参加者アンケート 6 第１回 金沢のバス交通を考える まちからバスが消えるとき・・・ H11.12.11開催 参加者 117人
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- 8. ◆ 背景 中心市街地の空洞化問題 ◆ フォーラムのねらい ①中心部と郊外の居住・商業などの 現状認識 ②中心部と郊外のどちらに都市整備の 重点を置くべきか ◆ 形式：ディベート討論型 中心市街地活性化派vs郊外開発推進派 ＋ＡＨＰアンケート8 第２回 金沢の中心市街地を考える ～まちからにぎわいが消えるとき～ H13.1.14開催 参加者 151人
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- 10. 10 市 長 提 言 発足当初の研究会～第２回会議までの 提案をまとめて金沢市長に提言 （H13.7） ①金沢の交通とまちづくりのあり方 ②５つのまちづくり方針 ③１０の具体的施策案 ・特に居住と交通について
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- 13. ◆ 背景 バス事業の規制緩和 ◆ フォーラムのねらい ①バス交通の現状、バス事業の規制 緩和を知ってもらう ②市民にバス交通の今後を考えて もらう ◆ 形式：ディベート討論型 独立採算派vs税金投入派 13 第３回バス交通税？あなたは支払えますか？ －バス事業のあり方を一緒に考えましょう－ H14.2.17開催 参加者 160人
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- 16. ◆ 背景 中心市街地の回遊性向上 ◆ フォーラムのねらい ①都心の魅力向上提案 ②歩きたくなる環境整備について議論 ③具体化に向けた展開方針の整理 ◆ 形式：提案発表による討論型 ・目標設定まちづくり誘導型 ・スクラップ＆リサイクル・ビルド型 ・オーソドックスなストック活用型 16 第４回 金沢の歩きたくなるまちづくり H14.12.8開催 参加者 125人
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- 19. ◆ 背景 中心市街地の空洞化 近江町市場や横安江の再整備 ◆ フォーラムのねらい ①まちづくりの方向性の検討 ②地元代表者を交えた議論 ◆ 形式：ディベート討論型 行きたくなる武蔵 vs住みたくなる武蔵 19 第５回 どうする！？『武蔵』 －10年後の武蔵のまちづくり戦略を考える－ H16.2.29開催 参加者 105人
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- 22. 食 大人の隠れ家 ふくろう通り 見ためは町家 中は レストランや隠れ家バー ふくろう通りは、近江町市場とは一味違った“食”を提供する 通り。見ためは町家でも、中に入れば大人が集まる隠れ家的な レストランやバーがひっそりと佇んでいる 22
- 23. ◆ 背景 まちなかの交通渋滞、 自転車の魅力再発見 ◆ フォーラムのねらい ①自動車以外の交通手段への転換 ②まちなかの回遊促進 ◆ 形式：ディベート討論型 バス利用vs自転車利用 23 第６回 街めぐりあなたはどっち！？ バスｖｓチャリ か H17.2.27開催 参加者 117人
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- 26. 『金沢BUSポート』 共通フリーパスsystem subsystem 市内バス共通フリーパスポート 観光施設・提携店の割引特典付き！ 【現状】 周 遊 バ ス コ ミ ュ バ ス 路 線 バ ス 観光乗車券 ○ × ○ ＩＣカード × ○ ○ 《市内バス共通フリーパス》 みんなで支える 街めぐり 市民 企業 行政 26
- 28. 改善提案 自転車走行環境の整備 ● 歩道の段差解消 ● 自転車通行帯の設置（電柱の地中化） ● 自転車通行帯のネットワーク化 ● 案内看板の設置 ● 駐輪場の工夫 快適な自転車通行帯 （アムステルダム） 28
- 29. ◆ 背景 北陸新幹線のＨ26金沢開業決定、 山側環状全線開通 ◆ フォーラムのねらい ①これらを活かすまちづくり ②交通環境のあり方 ◆ 形式：ディベート討論型 外環状道路を活かしたまちづくり vs北陸新幹線を活かしたまちづくり 29 第７回 2020年 交通が金沢を変える H18.2.12開催 参加者 182人
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- 33. ◆ 背景 国土形成計画の策定、広域交通 網（東海北陸自動車道等）整備 ◆ フォーラムのねらい ①他都市との連携・交流方策 ②金沢の活力向上 ◆ 形式：提案発表による討論型 ・北陸都市連携 ・広域都市連携 33 第８回 連携と交流による 金沢まちづくり戦略を考える H19.2.11開催 参加者 148人
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- 37. ◆ 背景 世界遺産登録運動、町家等の歴 史文化資産の減少 ◆ フォーラムのねらい ①歴史文化資産の保全と活用 ②居住者・来訪者両方の考慮 ◆ 形式：提案発表による討論型 ・町家・庭園・用水を活かした提案 ・用水・広見・町割を活かした提案37 第９回 歴史文化資産を活かした 金澤づくりを考える－住んで良し・訪れて良しのまち－ H20.2.2開催 参加者 153人
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- 39. 金澤町家 三団 金 澤 町 家 三 団 の 創 設 町 家 の 減 少 ＝ 歴 史 文 化 の 消 失 鑑 定 団 創 造 団 活 用 団 視 聴 触 嗅 味 【 提 案 】 町 家 を 活 か す 39
- 40. 美 し い 屋 根 並 み 形 成 赤い屋根が点在 視 聴 触 嗅 味 【 提 案 】 町 家 を 活 か す 40
- 42. お 庭 三 隊 の 設 立 視 聴 触 嗅 味 【 提 案 】 庭 園 を 活 か す 金澤 お庭三隊 庭 の 保 全 活 用 、 庭 園 文 化 の 普 及 守 り 隊 作 り 隊 見 せ 隊 42
- 44. ◆ 背景 ・Ｋ.ＣＡＴが活動を開始して10年が 経過。交通や中活、広域連携、 歴史文化資産活用などを議論 ◆ フォーラムのねらい ・これからの金沢の都市と交通に ついて、議論を深めたい ◆ 形式：提案発表による討論型 ・これまでの提案の紹介 44 第10回 これからの金沢の都市と交通を考える ～Ｋ．ＣＡＴ １０年の歩み～ H21.3.20開催 参加者 103人
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- 46. ◆ 背景 ・中枢都市を持たない北陸は連 携が不可欠、広域連携計画 ◆ フォーラムのねらい ・まちづくりの地域連携のあり方 を探る ◆ 形式：提案発表による討論型 ・北陸3県のまちづくり連携の調査 報告、連携に向けた議論 46 第11回 北陸連携によるまちづくりを考える ～連接型都市圏の形成をめざして～ H22.2.27開催 参加者 106人
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- 50. ◆ 背景 ・2014年度末に北陸新幹線金沢 開業、北陸の地域連携が必要 ◆ フォーラムのねらい ・観光による地域連携のあり方 ◆ 形式：提案発表による討論型 ・北陸連携観光プラン５案（祭り、 食と農、山岳信仰、自然ドライブ、 クーポン）の提案 50 第12回 北陸新幹線金沢開業後における 北陸地域連携を考える H23.10.29開催 参加者 111人
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- 57. ◆ 背景 ・2015年春に北陸新幹線金沢開 業、交流人口の拡大が期待 ◆ フォーラムのねらい ・新幹線時代における地域の鉄 道のあり方を探る ◆ 形式：提案発表による討論型 ・地域の鉄道の役割や活性化策 を提案（加賀・金沢・能登）、議論 57 第13回 新幹線時代 地域の鉄道を考える ～乗ってみんけ！元気にせんけ！～ H25.2.16開催 参加者 46人
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- 60. ２zone共通 ￥9,000 ２zone共通 ￥10,000 金沢zone ￥7,000 津幡・かほく zone ￥5,000 白山・野々市zone ￥6,000 ゾーン 金沢 白山･ 野々市 津幡･ かほく 世帯数 191千世帯 60千世帯 22千世帯 購入率 30% 25% 25% 合 計 約50億円 約11億円 約４億円 約65億円(北鉄G運輸業収益９８億） 提案１：薄利多売には料金システムから！ ● ゾーン制料金システム （欧州によくある仕組み） ・北鉄のバス･鉄道 同一区間同一運賃 ・無記名式（家族誰でも利用） （並行在来線共通は別途検討） ＜参考＞ 200円区間のバス定期料金 8,400円／月 80
- 61. 住民活動 セミナー １.住民の足の確保 ①住民の愛護活動促進 ・電車の清掃により親しみを持って もらう ・各駅の愛護団体を対象 82
- 62. ◆ 背景 ・人口は今後30年で1割減少、中心部 の人口密度は、この20年で2割減少 ◆ フォーラムのねらい ・金沢版コンパクトシティを目指す べき、30年後の金沢を考える ◆ 形式：提案発表、ＷＳ方式 ・土地利用、交通、景観の３つの 視点でＷＳ、議論 62 第14回 金沢版コンパクトシティのすすめ ～30年後の金沢を見据えて～ H27.1.10開催 参加者 58人
- 63. ●将来都市像 多極分担連携による集約型 都市構造 ●グランドデザイン 「金沢版フィンガー・プラン」 ※フィンガー・プランとは、デンマー クのコペンハーゲンの 都市戦略。 5本のＳﾊﾞｰﾝ（近郊電車） を5本の指 に見立て、このＳﾊﾞｰﾝ沿いに市街 地を展開、 それ以外の地域は土地 利用規制、大規模な緑地確保 金沢版コンパクトシティのすすめ －30年後の金沢を見据えて、多極分担連携による集約型都市構造を目指す－ 86
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- 71. ◆ 背景 ・人口ビジョンでは、2060年に43.2 万人、生産年齢人口の減少 ◆ フォーラムのねらい ・どうしたら、若者に金沢に住みた いと思ってもらえるかを探る ◆ 形式：ＷＳ方式による討論型 ・住む・働く・遊ぶ３つの視点から、 ＷＳにより提案 71 第15回 金沢に住み・働く・遊ぶ ～若者は金沢に暮したいか！～ H28.1.23開催 参加者 55人
- 72. 金沢に住む 金沢に住む 種 別 評価項目 順位 対全国平均 住 居 持ち家比率 21位 ↑ 持ち家延べ床面積 4位 ↑ １住宅あたり敷地面積 26位 ↑ 民営賃貸住宅の家賃の安さ 16位 教 育 単位人口あたり大学数 3位 ↑ 医 療 単位人口あたり病院数 19位 ↑ 単位人口あたり一般診療所数 30位 ↓ “住む” に関する石川県のランキング 1 100
- 73. 金沢に住む 101
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- 79. ◆ 背景 ・北陸新幹線開業で金沢に賑わ い、中心市街地の活性化が重要 ◆ フォーラムのねらい ・青空駐車場など、もったいない 土地利用の活用を考える ◆ 形式：ＷＳ方式による討論型 ・柿木畠地区・旧映画街地区をＷ Ｓにより提案 79 第16回 中心市街地の魅力ある土地利用を考える～ 都心空間の「もったいない」の活用を目指して～ H29.1.21開催 参加者 65人
- 82. これから、5タウンズが目指す都市空間 賑わいコアストリート → 安全安心に楽しめる空間 歩行者専用、店舗等の連続 賑わいアクセスロード → 周辺からの連絡強化（歩行者優先） 面的な空間づくり いるだけで楽しい空間 商店街全体が買い物 広場 車と分離した安全空間 ※ 中心市街地都市 機能向上計画 117
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- 85. ◆ 背景 ・北陸新幹線開業は金沢に大き な影響（光と影）を与えている ◆ フォーラムのねらい ・武蔵地区が、さらに住みたい・訪 れたいまちとなるかを考える ◆ 形式：ＷＳ方式による討論型 ・武蔵商店街・駅通り地区、横安江・彦 三商店街、近江町・尾張町商店街を ＷＳにより提案 85 第17回 今・武蔵を考える ～アフター新幹線の光と影～ H30.1.20開催 参加者 60人
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- 89. ◆ 背景 ・東京国立近代美術館工芸館が 来て、県立市図書館が移転する ◆ フォーラムのねらい ・本多の森界隈が、どうすればよ り魅力的な地域となるかを考える ◆ 形式：ＷＳ方式による討論型 ・本多の森界隈を対象にＷＳによ り提案 89 第18回 今、歴史と文化が変わる ～「本多の森」界隈を考える～ H30.12.8開催 参加者 63人
- 96. ◆ 背景 ・寺町・野町エリアは、重伝建地区 や集客施設が集積 ◆ フォーラムのねらい ・オーバーツーリズムも懸念される 中、観光と暮らしの共存を考える ◆ 形式：ＷＳ方式による討論型 ・にし茶屋街、旧鶴来街道、寺町 通り周辺エリアをＷＳにより提案 96 第19回 寺町・野町エリアの明日を考える ～観光と暮らしの共存～ Ｒ1.11.16開催 参加者 60人
- 103. ◆ 背景 ・コロナウイルス感染拡大を受け、 市民生活や地域産業に影響大 ◆ フォーラムのねらい ・Withコロナ時代における金沢の まちづくりを考える ◆ 形式：ＷＳ方式による討論型 ・住む・暮らす、働く・学ぶ、遊ぶ・ 憩うの3つの観点から提案 103 第20回 Withコロナ時代の 金沢のまちづくりを考える Ｒ3.2.13開催 参加者予定 60人
- 104. 104 K.CATの提案その後…
- 110. 110 K.CATの今後について