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25 + 5分で開発速度を上げる時間管理術!ポモドーロテクニックのご紹介
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25 + 5分で開発速度を上げる時間管理術!ポモドーロテクニックのご紹介
1.
#RAKUSMeetup ©2020 RAKUS Co.,
Ltd. ©2020 RAKUS Co., Ltd. 25+5分で開発速度を上げる時間管理術! ポモドーロテクニックのご紹介 開発統括部 第三開発部 楽楽精算開発2課 平山 和貴
2.
#RAKUSMeetup ©2020 RAKUS Co.,
Ltd. 自己紹介 • 平山 和貴 • 楽楽精算の開発を担当、新卒4年目 主な実績 • 機能開発 :スマートフォン向けアプリ、外部連携機能 • 運用・保守 :テクニカルサポートやマスタ保守 • これまでの技術経験 :Java(Spring Boot, Seasar2), PostgreSQL, Swift, Kotlin, etc… • 趣味 :野球観戦(ベイスターズファン)
3.
#RAKUSMeetup ©2020 RAKUS Co.,
Ltd. 楽楽精算のご紹介
4.
#RAKUSMeetup ©2020 RAKUS Co.,
Ltd. 楽楽精算 • 経費・交通費・出張費・旅費・交際費など、すべての経費精算フローを、 社内の誰もが「楽」できるようになるクラウド型の経費精算システムです。 • 2009年リリース • 6,000社※1が導入!国内導入社数No.1の経費精算システム
5.
#RAKUSMeetup ©2020 RAKUS Co.,
Ltd. ©2020 RAKUS Co., Ltd. ポモドーロテクニックについて
6.
#RAKUSMeetup ©2020 RAKUS Co.,
Ltd. 私の課題感 1. 手持ちの作業量が多く、予定をたてても一日で消化できない 2. 詰まっているのになかなか質問に行かない 3. 作業に集中すると、正確な作業工数が出せない そんな時出会ったのが「ポモドーロ・テクニック」
7.
#RAKUSMeetup ©2020 RAKUS Co.,
Ltd. ポモドーロ・テクニックとは • イタリアで生まれた時間管理術 • 「ポモドーロ」 = 「トマト」 • 発案者が、トマト型のタイマーを使用していたことにちなむ • 25分で一つの作業を実施すると決める • 完了したら5分間休憩をとる • 25 + 5分の1セットを1ポモドーロとする • 「開発者、デザイナーなどクリエイティブな職業に就く人から支持されている。」(By Wikipedia) • 詳しくは • https://ja.wikipedia.org/wiki/ポモドーロ・テクニック
8.
#RAKUSMeetup ©2020 RAKUS Co.,
Ltd. ©2020 RAKUS Co., Ltd. 実践してみて
9.
#RAKUSMeetup ©2020 RAKUS Co.,
Ltd. 実践時に決めたこと • 最小の時間単位を15分にした • 作業工数を15分単位で報告していたため • 実際には25分も使わない作業もあった • 予定時間を厳密に遵守しない • 5分程度の超過であれば、終わらせるまで作業を続ける • 割り込みの作業が入った場合は、場合によってはタイマーを一時停止する • 1タスクにどれくらい時間を使ったかが分かりづらくなるので、 立ち話程度の割り込みであれば、タイマーを一時停止することにした → このルールで3ヶ月ほど実践してみました
10.
#RAKUSMeetup ©2020 RAKUS Co.,
Ltd. 実践した結果 1. 手持ちの作業量が多く、予定をたてても一日で消化できない → 改善できた! • それまで 進捗率のみで翌日の予定を立てていたので、 予定を立てる時点で1日の作業時間に入りきらなかった。 • 実践してみて 1日の作業時間内に収めるよう、翌日の予定を立てられるようになった。 → 15分刻みで作業を行うので、翌日の予定を立てやすい。
11.
#RAKUSMeetup ©2020 RAKUS Co.,
Ltd. 実践した結果 1. 手持ちの作業量が多く、予定をたてても一日で消化できない • 予定の立て方(実践前)
12.
#RAKUSMeetup ©2020 RAKUS Co.,
Ltd. 実践した結果 1. 手持ちの作業量が多く、予定をたてても一日で消化できない • 予定の立て方(実践後)
13.
#RAKUSMeetup ©2020 RAKUS Co.,
Ltd. 実践した結果 2. 詰まっているのになかなか質問に行かない → 改善できた! • それまで 「あと少しで出来そう…」で結局時間を超過 • 実践してみて 「時間が来たから、一度聞きに行こう」という意識がつく → 15分ルールに近い
14.
#RAKUSMeetup ©2020 RAKUS Co.,
Ltd. 実践した結果 3. 作業に集中すると、正確な作業工数が出せない → 改善できた! • それまで • 自分の記憶を頼りに作業工数を出していた → 生産性(見積もりに対する実際の工数)を正確に出せない • 実践してみて • 5分休憩のときに、稼働工数を記録しておける →正確に生産性を出せる
15.
#RAKUSMeetup ©2020 RAKUS Co.,
Ltd. 実践した結果 • 他にも… • 30分でこなせる作業量が分かってきた → 1セットの時間が決まっているので、時間に対する作業量が分かりやすい • 目標の生産性(見積もりに対する実際の工数)を維持できた → 適度に休憩するので、集中力を保ちやすい
16.
#RAKUSMeetup ©2020 RAKUS Co.,
Ltd. 今後改善したいこと • 予定していたセットで作業が終わらないと、「もう1セット」を繰り返しがち • テクニック実践前とあまり変わらなくなってしまう • タスクに対して、セットの設定が合っていない? • 作業が詰まっていると、ついタイマーをかけるのを忘れがち • 特に、「もう1セット」を繰り返していると起きがち • 1作業の稼働工数が分からなくなる → どれも、ポモドーロ・テクニックを実践してみて気づけたこと
17.
#RAKUSMeetup ©2020 RAKUS Co.,
Ltd. ©2020 RAKUS Co., Ltd. まとめ
18.
#RAKUSMeetup ©2020 RAKUS Co.,
Ltd. まとめ • ポモドーロ・テクニックは、25分の作業時間と5分の休憩時間で、 作業時間を管理する時間管理術。 • ポモドーロ・テクニックを実践してみて、 • 工数基準で予定を立てる意識がついた。 • 質問、休憩を適宜取れるようになった。 • 作業工数を正確に把握できるようになった。 • 時間管理の改善点が更に見つかった。
19.
#RAKUSMeetup ©2020 RAKUS Co.,
Ltd. ご清聴いただきありがとうございました
Editor's Notes
「25+5分で開発速度を上げる時間管理術!ポモドーロテクニックのご紹介」ということで、 私、平山から発表させていただきます。
まずは自己紹介をさせていただきます。 私、平山と申します。 新卒でラクスに入社して、今年が4年目になります。 現在は楽楽精算の開発を担当しており、主にスマートフォン向けアプリや外部連携機能の機能開発に携わっております。また、テクニカルサポートや一部マスタの保守作業など、運用、保守にも携わっております。これまでの技術経験は記載の通りで、楽楽精算本体の開発ではJavaやPostgreSQL、 スマートフォン向けアプリの開発ではSwiftやKotlinを使ってきました。趣味は野球観戦で、主にTVで観戦しています。
本題に入る前に、担当製品の楽楽精算についてご紹介させていただきます。
楽楽精算は経費精算作業を行うための、クラウド型アプリケーションです。 2009年にリリースされ、2020年3月時点で6,000社のお客様にご利用いただいております。 また、株式会社ITR様の調査で、SaaS型経費精算市場において、昨年12月までの累計導入社数ランキング1位との結果をいただいております。
本題として、まずはポモドーロテクニックについてご紹介させていただきます。
まずは、ポモドーロ・テクニックに出会ったきっかけから説明いたします。 きっかけは、年次が上がるにつれ担当業務が増えてくる中で、時間管理に課題を感じたことでした。 手持ちの作業がなかなか終わらない、詰まっていても質問に行かないなど、 同じような経験をされた方も居られるかもしれません。 特に課題に感じていたのが、自分がどれくらい時間を使っているのか分からない、というところでした。 なぜなら、正確な作業工数が出せないと、自分がどれくらい効率よく作業が出来たのか分からないためです。 そんな折、良い方法がないか探していた時に出会ったのがポモドーロ・テクニックでした。
さて、ポモドーロ・テクニックについて説明させていただきます。 ポモドーロ・テクニックとはイタリアで生まれた、時間管理術の一つです。 ポモドーロとはイタリア語でトマトを指し、これは発案者がトマト型のタイマーを使用していたことにちなみます。 内容は簡単で、25分で1つの作業を実施すると決め、25分経ったら5分間休憩します。 この25 + 5分の1セットを1ポモドーロとし、作業をこなしていきます。 必要なものが少なく、手軽に始められるのが良いところだと思います。 他にもルールはあるのですが時間の関係もありますので、 詳しい説明はリンク先を確認いただければと思います。
ということで、ポモドーロ・テクニックを実践してみました。 果たして、抱えていた課題は解決できたのでしょうか?
結果をご紹介する前に、3点ほど決めたことがありますので、 説明いたします。 1つ目は最小の時間単位を25分ではなく、15分に設定したことです。 これは、稼働時間の報告を15分刻みで行っていたこと、 実際には25分も使わない作業が多々あったことによります。 2つ目は、予定時間を厳密に厳守しないことです。 5分程度の超過で作業が終わりそうならば、次の1セットに移るよりも、 実行中のセット内で済ませてしまったほうが、切りが良いと感じたことによります。 3つ目は、割り込みの作業が入った場合にタイマーを一時停止することです。 こういった場合、本来は新しいセットに入るのですが、 後から稼働時間が分かり易いよう、一時的にタイマーを止めておくことにしました。
それでは、抱えていた課題が、ポモドーロ・テクニックの実践で、 どうなったのかご紹介します。 まずは、一つ目の課題ですが、テクニックを実践して改善できました。 元々、一日の予定が詰め込みすぎになってしまっていたのですが、 1回の作業時間を決めた結果、1日の作業時間に収めるように予定を立てるように意識が変わりました。
これが、テクニック実践前に立てていた予定です。 進捗率のみで管理していることが分かります。
これが、テクニック実践後に立てている予定です。 予定工数と進捗率で管理していることが分かります。
次に、二つ目の課題ですが、こちらもテクニックを実践して改善できました。 「あと少しで出来そう…」という感覚が、質問のタイミングを遅くさせていたのですが、 1回の作業時間を決めた結果、時間切れの際に質問に行く意識が付きました。 15分ルールというものが別にあるのですが、それに近い効果があったのかと思います。
最後に、三つ目の課題ですが、これもテクニックを実践して改善できました。 記憶だよりに作業工数を出していたので、どうしても生産性を正しく出せていなかったのですが、 テクニックを利用することで、5分休憩の際に稼働工数を記録しておくことができ、 生産性を正確に出せるようになりました。
他にも、実践した効果がありました。 一つは作業量の把握、もう一つは目標の生産性維持です。 特に後者については、適度な休憩で集中力を保ちやすかったことが、要因なのかと思います。
逆に、実践してみて更なる課題も見つかりました。 一つは予定していたセットで作業が終わらなかったときのことで、 これはタスクに対してセットの設定があっていないのかなと思います。 もう一つが、作業が詰まっていると、タイマーをかけ忘れがちになっていたことです。 特に何度も「もう1セット」と繰り返しているときに起きがちでした。 繰り返すうちに、ルールの遵守がなあなあになっていたのかなと思います。 どちらもポモドーロ・テクニックを実践してみて気づけたので、 課題として気付けて良かったと思います。
まとめです。
画面を読み上げる。
質問例:何の作業に使えた? → 一例として、エンジニアサポート。 早急な回答が求められるケースが多く、短く時間を区切るのが有効だった。
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