協調ユニットの「設定モード」についての説明です。2012年以降～すべてのバージョンについて記載されています。

1. 設定モードについて（全バージョンに共通のことがら）
ユニットには「通常モード」と「設定モード」があります。
ユニットの起動のしかたによって２つのモードを切り替えます。
①通常モード
ユニットのSTART/STOP操作，ユニットからのACT出力（パタン出力），パタン送受信を行なうモードです。
ユニットの電源投入・リセット操作により「通常モード」で起動します。
②設定モード
ユニットの動作パラメータを手動で設定変更できるモードです。
START/STOP（右下スイッチ）を押したまま，電源投入・リセット操作を行なうと「設定モード」で起動します。
※注意
〇2013年以降のバージョンでは［ミニ］と［オリジナル］の違いにご注意ください。AVR 2番ピンの接続状態から回路構成を自動判別しています。
・［ミニ］回路構成の場合は，必ず AVR 2番ピンを接地（GND接続）しておいて下さい。
・［オリジナル］回路構成の場合は，必ず AVR 2番ピンを開放（何も接続しない）してから設定モードに入って下さい。
〇2012年版では［ミニ］構成をサポートしておらず，回路構成の判別を行ないません。
設定モード通常モード
START/STOPを押したまま
RESET操作
通常のRESET操作

2. 設定モードの使い方（概要）
START/STOP（右スイッチ）を押したまま，RESET（左スイッチ）を操作すると（押して放す），設定モードに入ります。
設定モードに入った直後，LEDが点滅（点灯→消灯）して，設定モードに入ったことを確認できます。
設定モードでは，START/STOP（右スイッチ）が設定値の切替スイッチになります。
まず 設定項目に応じて２つの選択ピンを開放または接地しておきます。
そうして START/STOPスイッチを押す度に設定値が切替わり，同時に設定内容をLEDパタンとして表示します。
設定モードを抜けるには，通常のRESET操作をして下さい。
※注意
・［ミニ］回路構成の場合は，必ず AVR 2番ピンを接地（GND接続）しておいて下さい。
・［オリジナル］回路構成の場合は，必ずAVR 2番ピンを開放（何も接続しない）してから設定モードに入って下さい。
設定モード通常モード
START/STOPを押したまま
RESET操作
通常のRESET操作
［オリジナル］構成の場合
● I2C有効であれば：設定モードに入ったときに，外側の
２つの頂点LED（#02）が点滅します。（※補足）
● I2C無効であれば：設定モードに入ったときに，中央の
３つのLED（#135）が点滅します。
（※補足）なお，このとき AVR 2番ピンにも点滅信号が出
力されています。ただし，このピンの接続を外して設定
モードに入るため，ふだん接続されているLED#4もこのと
きは点滅しません。（仕様です）
設定モードに入ったあとは，AVR 2番ピンの接続を元に戻
してください。
［ミニ］構成の場合
設定モードに入ったときに，4つのLED（#0123）が点滅し
ます。
２
５
LED番号
３４
１
０
３
１
０
２
［ミニ］［オリジナル］
NT金沢2014版

3. NT金沢2014版
AVR の pin#7 と pin#9 が設定項目の選択ピンになります。
設定方法について
０. テストモード
・pin#7 開放（またはプルアップ）
・pin#9 開放（またはプルアップ）
このとき START/STOPスイッチを押すと，全出力ポートを順にON/OFFします。
これにより アクチュエータ動作や接続の確認をするためのモードです。
１. ACTスコアの切替（ACTパタンの切替）
・pin#7 開放（またはプルアップ）
・pin#9 GND接続
２. リズムソースの切替
・pin#7 GND接続
・pin#9 開放（またはプルアップ）
３. I2Cモードの切替
・pin#7 GND接続
・pin#9 GND接続
Pin#9
ライン
pin#7
ライン
※注意：
変更した設定は記憶されます。ユニットをリセットしても，電源を切っても，初期化されません。
設定を戻すには，設定モードに入って，手動で設定しなおして下さい。

4. 選択ピン：
・pin#7 開放（またはプルアップ）
・pin#9 GND接続
GND
NT金沢2014版
１. ACTスコアの切替（ACTパタンの切替）
選択ピンを下図のようにしてから START/STOPスイッチを押します。
START/STOPスイッチを押す度に設定値が切替わり，同時に設定内容をLEDパタンとして表示します。
デフォルトでは「パタンA」に設定されています。
LED（#2,1,0）表示の意味
ーーー（すべて消灯） ：パタンX
ーー〇（#0点灯） ：パタンA
ー〇ー（#1点灯） ：パタンB
ー〇〇（#1,0点灯） ：パタンC
〇ーー（#2点灯） ：パタンZ
〇ー〇（#2,0点灯） ：ランダム
各項目の設定方法
パタンＸ
８ユニットによるデモンストレーション
パタンＡ
△型の内側（LED#1,3,5）→ 外側（LED#0,2,4）→ 全消灯；その後 → パタンBへ遷移
パタンＢ
△型の底辺から頂点へ：底辺点灯→中段追加→頂点追加→底辺消灯→中段消灯→頂点消灯（全消灯）；その後 → パタンCヘ遷移
パタンＣ
LEDを順に（LED#0からLED#5まで）追加点灯したあと，順に消灯（最後は全消灯）；その後 → パタンAへ遷移
パタンＺ
移動ユニット用のパタン：LED#1,3,5 → 全消灯 → LED#1,2,4,5 → 全消灯 → LED#0,2,4 →（くりかえし）
ランダム
プログラムによりランダムに点灯／消灯
２
５
LED番号
３４
１
０
３
１
０
２
［ミニ］［オリジナル］

5. NT金沢2014版
２. リズムソースの切替
選択ピンを下図のようにしてから START/STOPスイッチを押します。
START/STOPスイッチを押す度に設定値が切替わり，同時に設定内容をLEDパタンとして表示します。
デフォルトでは「内部トリガ」に設定されています。
選択ピン：
・pin#7 GND接続
・pin#9 開放（またはプルアップ）
GND
各項目の設定方法
LED表示の意味
#0点灯 ：内部トリガ（=タイマー）
#1点灯 ：外部トリガ（=スイッチ）
#1,0点灯 ：受信トリガ（=IR/I2C）
内部トリガ（=タイマー）
ACTスコアに記述されたリズムにしたがって，パタンを順次実行します。
外部トリガ（=スイッチ）
START/STOPスイッチ操作のトリガにより，パタンを順次実行します。
受信トリガ（=IR/I2C）
他ユニットからのデータ受信（IR/I2C）をトリガとし，自ユニットのACTスコアに記述されたパタンを順次実行します。
※受信データはトリガとしてのみ使用し，受信したパタンは無視します。
２
５
LED番号
３４
１
０
３
１
０
２
［ミニ］［オリジナル］

6. NT金沢2014版
３. I2Cモードの切替
選択ピンを下図のようにしてから START/STOPスイッチを押します。
START/STOPスイッチを押す度に設定値が切替わり，同時に設定内容をLEDパタンとして表示します。
デフォルトでは［オリジナル］は「I2C有効」に，［ミニ］は「I2C無効」に設定されています。
選択ピン：
・pin#7 GND接続
・pin#9 GND接続
GND
各項目の設定方法
LED表示の意味
#0点灯：I2C無効
#1点灯：I2C有効
GND
I2C無効
I2C機能を無効にします。8出力／４出力の出力ポートをフルに利用できます。
I2C有効
I2C機能を有効にします。SCL/SDAピンはI2C通信に使用されるため，６出力／２出力となります。
※出力ポート数については facebookノート（【Hacks】ユニットの４ポート出力／８ポート出力の切替方法）をご参照ください。
２
５
LED番号
３４
１
０
３
１
０
２
［ミニ］［オリジナル］

7. 設定モードの使い方（概要）
START/STOP（右スイッチ）を押したまま，RESET（左スイッチ）を操作すると（押して放す），設定モードに入ります。
設定モードに入った直後，LEDが点滅（点灯→消灯）して，設定モードに入ったことを確認できます。
設定モードに入ったら，START/STOP（右スイッチ）が設定値の切替スイッチになります。
まず 設定項目に応じて２つの選択ピンを開放または接地しておきます。
そうして START/STOPスイッチを押す度に設定値が切替わり，同時に設定内容をLEDパタンとして表示します。
設定モードを抜けるには，通常のRESET操作をして下さい。
※注意
・［ミニ］回路構成の場合は，必ず AVR 2番ピンを接地（GND接続）しておいて下さい。
・［オリジナル］回路構成の場合は，必ずAVR 2番ピンを開放（何も接続しない）してから設定モードに入って下さい。
設定モード通常モード
START/STOPを押したまま
RESET操作
通常のRESET操作
［オリジナル］構成の場合
● I2C有効であれば：設定モードに入ったときに，外側の
２つの頂点LED（#2,0）が点滅します。（※補足）
● I2C無効であれば：設定モードに入ったときに，中央の
３つのLED（#5,3,1）が点滅します。
（※補足）なお，このとき AVR 2番ピンにも点滅信号が出
力されています。ただし，このピンの接続を外して設定
モードに入るため，ふだん接続されているLED#4もこのと
きは点滅しません。（仕様です）
設定モードに入ったあとは，AVR 2番ピンの接続を元に戻
してください。
［ミニ］構成の場合
設定モードに入ったときに，4つのLED（#0123）が点滅し
ます。
２
５
LED番号
３４
１
０
３
１
０
２
［ミニ］［オリジナル］
NT金沢2013 / MFT2013版

8. AVR の pin#7 と pin#9 が設定項目の選択ピンになります。
設定方法について
０. テストモード
・pin#7 開放（またはプルアップ）
・pin#9 開放（またはプルアップ）
このとき START/STOPスイッチを押すと，全出力ポートを順にON/OFFします。
これにより アクチュエータ動作や接続の確認をするためのモードです。
１. ACTスコアの切替（ACTパタンの切替）
・pin#7 開放（またはプルアップ）
・pin#9 GND接続
２. リズムソースの切替
・pin#7 GND接続
・pin#9 開放（またはプルアップ）
NT金沢2013 / MFT2013版
Pin#9
ライン
pin#7
ライン
※注意：
変更した設定は記憶されます。ユニットをリセットしても，電源を切っても，初期化されません。
設定を戻すには，設定モードに入って，手動で設定しなおして下さい。

9. 選択ピン：
・pin#7 開放（またはプルアップ）
・pin#9 GND接続
GND
１. ACTスコアの切替（ACTパタンの切替）
選択ピンを下図のようにしてから START/STOPスイッチを押します。
START/STOPスイッチを押す度に設定値が切替わり，同時に設定内容をLEDパタンとして表示します。
デフォルトでは「パタンA」に設定されています。
LED（#2,1,0）表示の意味
ーーー（すべて消灯） ：パタンX
ーー〇（#0点灯） ：パタンA
ー〇ー（#1点灯） ：パタンB
〇ーー（#2点灯） ：パタンC
〇〇ー（#2,1点灯） ：パタンZ
〇〇〇（#2,1,0点灯） ：ランダム
各項目の設定方法
パタンＸ
８ユニットによるデモンストレーション
パタンＡ
△型の内側（LED#1,3,5）→ 外側（LED#0,2,4）→ 全消灯；その後 → パタンBへ遷移
パタンＢ
△型の底辺から頂点へ：底辺点灯→中段追加→頂点追加→底辺消灯→中段消灯→頂点消灯（全消灯）；その後 → パタンCヘ遷移
パタンＣ
LEDを順に（LED#0からLED#5まで）追加点灯したあと，順に消灯（最後は全消灯）；その後 → パタンAへ遷移
パタンＺ
移動ユニット用のパタン：後退,後退 → 前進,前進 → 左,右,左,右 →（くりかえし）※表示パタンについては割愛します
ランダム
プログラムによりランダムに点灯／消灯
２
５
LED番号
３４
１
０
３
１
０
２
［ミニ］［オリジナル］
NT金沢2013 / MFT2013版

10. ２. リズムソースの切替
選択ピンを下図のようにしてから START/STOPスイッチを押します。
START/STOPスイッチを押す度に設定値が切替わり，同時に設定内容をLEDパタンとして表示します。
デフォルトでは「内部トリガ」に設定されています。
選択ピン：
・pin#7 GND接続
・pin#9 開放（またはプルアップ）
GND
各項目の設定方法
LED表示の意味［オリジナル］
#5,3,1点灯：内部トリガ（=タイマー）
#5,1,0点灯：外部トリガ（=スイッチ）
LED表示の意味［ミニ］
#3,1点灯：内部トリガ（=タイマー）
#2,0点灯：外部トリガ（=スイッチ）
内部トリガ（=タイマー）
ACTスコアに記述されたリズムにしたがって，パタンを順次実行します。
外部トリガ（=スイッチ）
START/STOPスイッチ操作のトリガにより，パタンを順次実行します。
２
５
LED番号
３４
１
０
３
１
０
２
［ミニ］［オリジナル］
NT金沢2013 / MFT2013版

11. 設定モードの使い方
START/STOP（右スイッチ）を押したまま，RESET（左スイッチ）を操作すると（押して放す），設定モードに入ります。
設定モードに入った直後，△型LEDの頂点が点滅（点灯→消灯）して，設定モードに入ったことを確認できます。
設定モードに入ったら，START/STOP（右スイッチ）が設定値の切替スイッチになります。
まず 設定項目に応じて２つの選択ピンを開放または接地しておきます。
そうして START/STOPスイッチを押す度に設定値が切替わり，同時に設定内容をLEDパタンとして表示します。
設定モードを抜けるには，通常のRESET操作をして下さい。
設定モード通常モード
START/STOPを押したまま
RESET操作
通常のRESET操作
設定モードに入ったときに，３つの頂点LED（#024）が点
滅します。
MFT2012版
２
５
LED番号３４
１
０
※このバージョンでは［ミニ］構成はサポートされていません

12. 設定方法について
MFT2012版
AVR の pin#7 と pin#9 が設定項目の選択ピンになります。
抵抗器を外して
開放する
Pin#9
ライン
Pin#7
ライン
１. ACTスコアの切替（ACTパタンの切替）
・pin#7 開放
・pin#9 GND接続
２. パタン更新周期（テンポ）の切替
・pin#7 GND接続
・pin#9 開放
※このバージョンにはテストモードはありません。
※注意：
変更した設定は記憶されます。ユニットをリセットしても，電源を切っても，初期化されません。
設定を戻すには，設定モードに入って，手動で設定しなおして下さい。

13. 各項目の設定方法
選択ピン：
・pin#7 開放
・pin#9 GND接続
MFT2012版
１. 点灯パタンの設定方法
選択ピンを下図のようにしてから START/STOPスイッチを押します。
スイッチを押す度に設定値が切替わり，同時に設定内容をLEDパタンとして表示します。
デフォルトでは「自動切替」に設定されています。
２
５
LED番号
３４
１
０
LED表示の意味：
ーーー（すべて消灯） ：自動切替＝ABCくりかえし
ーー〇（LED#0点灯） ：パタンA
ー〇ー（LED#1点灯） ：パタンB
〇ーー（LED#2点灯） ：パタンC
〇〇〇（すべて点灯） ：ランダム点灯
自動切替
下記のパタンＡ→Ｂ→Ｃを順に切替えて行きます。
また，Ｃ→Ａに戻るときに全LEDを点滅させます。
パタンＡ
各LEDを順に点灯／消灯します。
パタンＢ
△型に配置したLEDを，頂点→対辺に向けて順に点灯したあと順に消灯します。
同様に，対辺→頂点に向けて順に点灯したあと順に消灯します。
パタンＣ
各LEDを順に点灯したあと順に消灯します。
同様に，1つ飛ばしに点灯したあと順にクリアします。
ランダム
予め用意したパタンではなく，ランダムに点灯／消灯を行ないます。

14. 各項目の設定方法
選択ピン：
・pin#7 GND接続
・pin#9 開放
MFT2012版
２. 更新周期（テンポ）の設定方法
選択ピンを下図のようにしてから START/STOPスイッチを押します。
スイッチを押す度に設定値が切替わり，同時に設定内容をLEDパタンとして表示します。
デフォルトでは「1/2秒」に設定されています。
２
５
LED番号
３４
１
０
LED表示の意味
すべて消灯 ：1/16秒
#0点灯 ：1/8秒
#1点灯 ：1/4秒
#2点灯 ：1/2秒
#3点灯 ：1秒
#4点灯 ：1.5秒
#5点灯 ：2秒
パタン表示の更新周期（テンポ）を選択できます ⇒ 1/16秒，1/8秒，1/4秒，1/2秒，1秒，1.5秒，2秒
※備考：
1/16秒周期は，IR転送時間（1/8秒弱）よりも高速であるため，複数ユニットの連携には好ましくありません。
1/8秒周期は，複数ユニットでパタンを連動させるのに支障ありませんが，任意のタイミングでSTOP操作した際に消灯がうまく伝播しない場合もあります。
したがって，ユニット同士の連携を行なう際には，周期を1/4秒以上に設定することをお勧めします。

15. 設定モード通常モード
START/STOPを押したまま
RESET操作
通常のRESET操作
設定モードに入ったときに，現在の設定状態をLED表示します。
①まず，下記LEDが点滅します。
・I2C無効のとき：LED#4,2,0（外三角）
・I2Cマスタ設定のとき：LED#5,1,0（上三角）
・I2Cスレーブ設定のとき：LED#5,3,1（下三角）
②続いて，下記LEDが点滅します。
​・パタンAのとき：LED#0
・パタンBのとき：LED#1
・パタンCのとき：LED#1,0
・自動切替のとき：すべて消灯
③続いて，LED#5,4,3 が点滅します。
④最後に UnitIDを表わすLEDが点滅します。
※UnitIDとは I2C構成時に衝突検知するために，ユニットごとに割り当
てる固有IDです。I2C構成ではない場合には意味はありません。デフォル
トのUnitIDは０です。
２
５
LED番号３４
１
０
MOM2012版
※このバージョンでは［ミニ］構成はサポートされていません
設定モードの使い方
※ご注意：
本バージョンにおける「設定モード」は正式に公開された機能ではありません。
以降の内容は，誤って設定モードに入ったり，誤って設定を変更してしまった場合に備えて，情報を公開するものです。
START/STOP（右スイッチ）を押したまま，RESET（左スイッチ）を操作すると（押して放す），設定モードに入ります。
設定モードに入った直後，△型LEDの頂点が点滅（点灯→消灯）して，設定モードに入ったことを確認できます。
設定モードに入ったら，START/STOP（右スイッチ）が設定値の切替スイッチになります。
まず 設定項目に応じて２つの選択ピンを開放または接地しておきます。
そうして START/STOPスイッチを押す度に設定値が切替わり，同時に設定内容をLEDパタンとして表示します。
設定モードを抜けるには，通常のRESET操作をして下さい。

16. 設定方法について
Pin#9
ライン
Pin#7
ライン
MOM2012版
※注意：
変更した設定は記憶されます。ユニットをリセットしても，電源を切っても，初期化されません。
設定を戻すには，設定モードに入って，手動で設定しなおして下さい。
０. ACTスコアの切替（ACTパタンの切替）
・pin#7 開放
・pin#9 開放
１.UnitID表示
・pin#7 開放
・pin#9 GND接続
２.UnitID更新（インクリメント）
・pin#7 GND接続
・pin#9 開放
３.I2Cモードの切替
・pin#7 GND接続
・pin#9 GND接続
※このバージョンにはテストモードはありません。
AVR の pin#7 と pin#9 が設定項目の選択ピンになります。

17. 各項目の設定方法
選択ピン：
・pin#7 開放
・pin#9 開放
０. 点灯パタンの設定方法
選択ピンを下図のようにしてから START/STOPスイッチを押します。
スイッチを押す度に設定値が切替わり，同時に設定内容をLEDパタンとして表示します。
デフォルトでは「自動切替」に設定されています。
２
５
LED番号
３４
１
０
LED表示の意味
すべて消灯 ：自動切替＝ABCくりかえし
#0点灯 ：パタンA
#1点灯 ：パタンB
#1,0点灯 ：パタンC
自動切替
下記のパタンＡ→Ｂ→Ｃを順に切替えて行きます。
また，Ｃ→Ａに戻るときに全LEDを点滅させます。
パタンＡ
△型に配置したLEDの内側（#5,3,1）外側（#4,2,0）を点消灯
パタンＢ
△型に配置したLEDを，頂点→対辺に向けて順に点灯したあと順に消灯します。
同様に，対辺→頂点に向けて順に点灯したあと順に消灯します。
パタンＣ
各LEDを順に点灯したあと順に消灯します。同様に，1つ飛ばしに点灯したあと順にクリアします。
これを右周りと左周りで行ないます。
MOM2012版

18. 各項目の設定方法
選択ピン：
・pin#7 開放
・pin#9 GND接続
１. UnitID の表示方法
選択ピンを下図のようにしてから START/STOPスイッチを押します。UnitID（0~7）をLEDパタンとして表示します。
２
５
LED番号
３４
１
０
LED表示の意味
UnitID（0~7）を表示します。
MOM2012版
２. UnitID の設定方法
選択ピンを下図のようにしてから START/STOPスイッチを押します。スイッチを押す度に０～７の範囲でインクリメントされ，
同時に設定内容をLEDパタンとして表示します。デフォルトでは「０」に設定されています。
選択ピン：
・pin#7 GND接続
・pin#9 開放
２
５
LED番号
３４
１
０
LED表示の意味
UnitID（0~7）を表示します。

19. 各項目の設定方法
選択ピン：
・pin#7 GND接続
・pin#9 GND接続
３. I2Cモードの設定方法
選択ピンを下図のようにしてから START/STOPスイッチを押します。
スイッチを押す度に設定値が切替わり，同時に設定内容をLEDパタンとして表示します。
デフォルトでは「I2C無効」に設定されています。
２
５
LED番号
３４
１
０
LED表示の意味
LED#4,2,0（外三角）：I2C無効
LED#5,1,0（上三角）：I2Cマスタ設定
LED#5,3,1（下三角）：I2Cスレーブ設定
I2C無効
I2C機能を無効にします。8出力ポートをフルに利用できます。
I2Cマスタ設定
ユニットはI2Cマスタとして動作します。データは IR発信せず I2C転送します。
I2Cスレーブ設定
ユニットはI2Cスレーブとして動作します。I2C受信したデータを IR発信します。
※本バージョンの I2Cモードは，I2C接続によるマルチプロセッサ構成を想定しており，
マスタ／スレーブの役割を固定して運用するものです。
MOM2012版