1. ARK-‐‑‒PROJECT -‐‑‒キックオフイベント-‐‑‒
主催
マーザ・アニメーションプラネット株式会社
⼀一般財団法⼈人デジタルコンテンツ協会
東京⼤大学 空間情報科学研究センター
ARK-‐‑‒PROJECT.JP

2. ARK-‐‑‒PROJECTとは
ARK-‐‑‒PROJECTとは、⼀一般財団法⼈人 デジタルコンテンツ協会が中⼼心とな
り活動を⾏行行っている、経済産業省省の平成25年年度度我が国 情報経済社会にお
ける基盤整備事業「CG・VFX共通基盤検討委員会」のワーキンググルー
プの⼀一環として始まった、3DCGモデルデータを、⼆二次利利⽤用、及び改変可
能なクリエイティブ・コモンズ・ライセンスに基づき利利活⽤用可能な形で
データ公開・共有する試みとなっています
ワーキンググループでは、参加15団体でプロジェクト概要をまとめ、国
際⼤大学グローバル・コミュニケーション・センター、クリエイティブ・
コモンズ・ジャパン、東京⼤大学空間情報科学研究センターの協⼒力力の元、
コンテンツ制作現場の視点から社会のイノベーションを推進することを
⽬目指しています
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3. ３DCGデータをオープン化する
ITの進化に伴い、
３次元CGデータの利利⽤用価値、利利⽤用範囲が急速に拡⼤大していく
３Dプリント
ラ
データ ビジュア
イゼーション
AR / VR
ITの進化に伴い、
データ成果物の作り⽅方に変⾰革が起きている
ス
オープンソー
クラウド
UGC
３次元CGデータをもっと⾝身近なものとするためには、
データの「オープン化」を促進しなければならない
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4. ３DCGデータ共有化における現状と課題
３DCGデータは、本来⾮非常に再利利⽤用性の⾼高い情報データである
２Dイラストなどの⼀一般的な情報コンテンツにに⽐比べ、３DCGデータは⾮非常に
再利利⽤用性の⾼高い情報データである。ある特定の⽴立立体形状を制作する際に、ゼロ
から制作を⾏行行うのに⽐比べ、類似した形状の３Dデータを流流⽤用しそれを改変制作
することで制作コストを著しく下げることが可能である。つまりデータ資産が
蓄積するほど、制作コストを下げることが可能となる。
しかし現状、３DCGデータの共有化は⾏行行われていない
⼀一⽅方、ゼロから３DCGデータを制作することは⾮非常に⾼高いコストがかかり、
各企業で事業を進める上での重要な資産となるため、機密性が⾮非常に⾼高く、
データ共有を⾏行行うことは⼀一般的に⾏行行われていない。また⼀一般的にCG制作会社
は「受託」による事業形態をとるため、⾃自社で制作を⾏行行った３Dデータについ
て、著作権を保持していないことが多く、⼆二次利利⽤用及び、改変をすることが⾮非
常に困難な状況がある。
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5. ARK-‐‑‒PROJECTの活動
３DCGデータオープン化推進のための
ARK-‐‑‒PROJECTにおける具体的な取組
1. ⼆二次利利⽤用を促進するための著作権についての
啓蒙活動
2. 機械判読に適したデータ形式の整備
3. 利利活⽤用可能な、公開３DCGデータの拡⼤大
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6. 公開データ第⼀一弾
⼤大崎⼀一番太郎郎
CGモデルデータを
CC０データ
として公開開始します
（⼤大崎⻄西⼝口商店会様 提供）
モデルデータをGithub上に公開 詳細はARK-‐‑‒PROJECT.JPを参照
ARK-‐‑‒PROJECT.JP

7. 公開データの著作権についての考え⽅方
ARK-‐‑‒PROJECT ではクリエイティブ・コモンズライセンスにて３Dモデ
ルデータを公開しております。
３Dモデルデータはその性質上、複数の著作物からなりたつことが多く、
当プロジェクトでは「キャラクターデザイン」及び「CGデータ」につい
て分別された状態でライセンス表記を⾏行行うことを推奨しております。
CC0について
CC０とはコンテンツの作者・所有者が、著作権による利利益を放棄し、作
品を完全にパブリック・ドメインに置くことを可能にするものです。CC
０によって公開されたデータは、利利⽤用者が著作権による制限を受けない
形で⾃自由にデータを拡張し、再利利⽤用することができるようになります。
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8. シンポジウム スケジュール
1.
• 13:35-‐‑‒14:05
オープンデータの
取り組み紹介
庄司 昌彦（国際⼤大学GLOCOM
主任研究員、⼀一般社団法⼈人オー
プン・ナレッジ・ファウンデー
ション・ジャパン 代表理理事）
2. 14:05-‐‑‒14:35 3. 14:35-‐‑‒15:05
クリエイティブ・コモンズ・ラ
イセンスによる公開コンテンツ
の権利利処理理の取り組み
東京⼤大学空間情報科学研究
センターにおける情報共有
事例例
渡辺 智暁（クリエイティブ・コモ 柴崎 亮亮介
ンズ・ジャパン NPO法⼈人コモンスフィ
ア 常務理理事、国際⼤大学GLOCOM 主幹研
究員/准教授）
4. 15:30-‐‑‒16:30
（東京⼤大学空間情報科学研究セ
ンター 教授）
5. 16:30-‐‑‒17:30
パネルディスカッション
「CGキャラクターの利利⽤用事例例と問題点について」
新間 敏雄（⼀一般社団法⼈人 ⽇日本コンテンツ振興機構、株式会
社スタジオディーン）
⽝犬⼭山 秋彦（キャラクター研究家 ／（株）アイアカデミー
「⼤大崎⼀一番太郎郎プロジェクト）
秋⼭山 貴彦（⼀一般社団法⼈人VFX-‐‑‒JAPAN 代表理理事 ／デジタルコ
ンテンツ協会 技術部 主幹）
北北⽥田 能⼠士（株式会社冬寂 代表取締役）
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質疑／応答
シンポジウム