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Marketing study
- 3. 研究背景 3
- 7. Instagramの利用者増加 Nielsen Mobile NetView 7 Instagramは他のSNS （twitter・facebook）に 比べてここ数年で 研究背景 問題意識 先行研究 レビュー 研究方法 分析結果 ・考察 研究目的 ・意義
- 8. Instagramの利用者増加 8Insta Lab Instagramは２０１０年１０月に創 業して以来, し 続けている（国内） 研究背景 問題意識 先行研究 レビュー 研究方法 分析結果 ・考察 研究目的 ・意義
- 10. パッケージの効果 昭和産業株式会社では 「オレインリッチ」の パッケージリデザイン を行い、 売り上げが伸びた 10日経 X TREND 研究背景 問題意識 先行研究 レビュー 研究方法 分析結果 ・考察 研究目的 ・意義
- 11. パッケージと飲料水① 全体（n=182) いつも見る 6.6 大抵見る 11.5 原材料 たまに見る 33 ほとんど見ない 46.2 無回答 2.7 いつも見る 12.1 大抵見る 20.3 栄養表示 たまに見る 28.6 ほとんど見ない 37.9 無回答 1.1 いつも見る 12.1 大抵見る 34.1 パッケージ たまに見る 31.9 ほとんど見ない 19.2 無回答 2.7 11 大学生・短期大学生１８２名に 無記名式アンケートを行った 結果・・・ 飲料水のパッケージを 見る大学生が１番多い 門間（２０１２） 研究背景 問題意識 先行研究 レビュー 研究方法 分析結果 ・考察 研究目的 ・意義
- 13. 13 9.30% 8.90% 7.10% 4.70% 13.30% 8.40% 10.20% 11.70% 7.00% 6.50% 27.30% 22.90% 25.80% 36.90% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 全体 ２０ 代 ほぼ毎日 週に３～５回 週に１～２回 月に２～３回 ミネラルウォーター購入頻度 株式会社バルク マーケティングリサーチ事業 【ミネラルウォーター購入頻度 性別・年代別グラフ】 研究背景 問題意識 先行研究 レビュー 研究方法 分析結果 ・考察 研究目的 ・意義 ２０代の約６０％がミネラル ウォーターを飲まない、 ほとんど飲んでいない！！
- 14. 問題意識・研究意義・目的 14
- 17. 研究意義 ２０代の多くが している ２０代の インスタグラムに投稿したくなるミネラルウォーターの商品パッ ケージを明らかにすることで、成長し続けている の提案となる 企業が に繋がる 17 研究背景 問題意識 先行研究 レビュー 研究方法 分析結果 ・考察 研究目的 ・意義
- 18. 先行研究 18
- 19. 購買に関連するSNS ◦情報化社会における消費者の購買プロセスは 〈 ttention(注意)→ nterest(関心)→ earch(検索)→ omparison(比較)→ xamination(検 討)→ ction(購入)→ hare(共有)〉 ◦インターネットの普及による購買プロセスの変化に伴 い、大手の商品比較サイトやソーシャルネットワーキン グのサイト（SNS）が広告や宣伝の面から幅広く活用さ れることになった 19堀井（２０１２） 研究背景 問題意識 先行研究 レビュー 研究方法 分析結果 ・考察 研究目的 ・意義
- 21. 先行研究レビュー ◦ 徳山美津恵（２００４） 「ブランド要素としてのパッケージに関するー考察ー ブランド価値を創り出すパッケージとその戦略」 → 消費者がブランド知識を形成 するための手がかりとなるもの パッケージは極めて を果たす 21 研究背景 問題意識 先行研究 レビュー 研究方法 分析結果 ・考察 研究目的 ・意義
- 24. 24 ソフトドリンクなどのパッケージ商品はその場で飲み切る サイズ 形 色 文字 グラフィック 情報価値要素 ブランド価値 を抽出 徳山（２００４） 研究背景 問題意識 先行研究 レビュー 研究方法 分析結果 ・考察 研究目的 ・意義
- 25. 研究方法 25
- 26. 分析モデル 26 Instagram利 用頻度 調整変数 従属変数 投稿意図 商品パッケージ 独立変数 研究背景 問題意識 先行研究 レビュー 研究方法 分析結果 ・考察 研究目的 ・意義 購買意図
- 28. 調査内容 （要因３つ×水準２つ） ・形、色、文字以外の要素は統一 28 色 ① 角ばってい る ② なだらか ①白 ②ピンク ① 真ん中 ② 左下 × × 文字形 研究背景 問題意識 先行研究 レビュー 研究方法 分析結果 ・考察 研究目的 ・意義
- 29. 統一要素①〈文字表記〉 ５００mlのペットボトルパッケージ５０種のうち 日本語表記 ２３種 29 そのうち 全小文字 ４種 頭文字のみ大文字 １５種 研究背景 問題意識 先行研究 レビュー 研究方法 分析結果 ・考察 研究目的 ・意義
- 31. 統一要素③〈キャップ〉 ５００mlのペットボトルパッケージ５０種のうち 青色 ７種 水色 ５種 緑色 １種 黒色 １種 31 研究背景 問題意識 先行研究 レビュー 研究方法 分析結果 ・考察 研究目的 ・意義
- 32. 統一要素④〈文字の色〉 ５００ｍｌのペットボトルパッケージ５０種のうち 白色 １７種 青色 ８種 赤色 ３種 32 研究背景 問題意識 先行研究 レビュー 研究方法 分析結果 ・考察 研究目的 ・意義
- 34. 要因②〈色〉 ５００mlのペットボトルパッケージ１００種のうち １位 （２９種） 最下位 （１種） 水色（２７）青色（１８）・黒（６）・黄緑（５）・緑（４）・その他（１０） 34 白色 ピンク 研究背景 問題意識 先行研究 レビュー 研究方法 分析結果 ・考察 研究目的 ・意義
- 35. 要因③〈文字〉 ５００mlの水のペットボトルパッケージ１００種のうち ①：３種 ②：２７種 ③：２種 ④：３種 ⑥：３種 ⑧：３０種 ⑨：０種 35 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ その他：２種 研究背景 問題意識 先行研究 レビュー 研究方法 分析結果 ・考察 研究目的 ・意義
- 37. パッケージデザイン③・④ 37 ①角×②ピンク×①真ん中 WATER ③ ①角×②ピンク×②下 WATER ④ 研究背景 問題意識 先行研究 レビュー 研究方法 分析結果 ・考察 研究目的 ・意義
- 38. パッケージデザイン⑤・⑥ 38 ②なめらか×①白×①真ん中 WATER ⑤ ②なめらか×①白×②下 WATER ⑥ 研究背景 問題意識 先行研究 レビュー 研究方法 分析結果 ・考察 研究目的 ・意義
- 41. 因子分析と信頼性 41 構成概念と項目 因子負荷量 共通性 平均（標準偏差） 信頼性係数 購買意図１ 0.933 0.871 4.022(0.913) 購買意図２ 0.858 0.737 3.798(0.979) 投稿意図１ 0.903 0.816 4.185(1.011) 投稿意図２ 0.801 0.642 4.210(0.922) 研究背景 問題意識 先行研究 レビュー 研究方法 分析結果 ・考察 研究目的 ・意義 0.888 0.838
- 42. 分散分析の結果 42 要因（水準） 購買意図 投稿意図 文字（真ん中） 4.026 4.250 文字（左下） 3.793 4.137 形（なだらか） 3.887 4.168 形（角ばっている） 3.933 4.219 色（白） 3.968 4.392 色（ピンク） 3.852 3.995 ※数値が低いほど関与が高い 研究背景 問題意識 先行研究 レビュー 研究方法 分析結果 ・考察 研究目的 ・意義
- 43. 購買意図の結果 43 購買意図においては、 のみが有意な数値を示した。 （1%水準） 変数名 F値 自由度1 自由度2 p値 形 0.273 1 402 .601 色 1.717 1 402 .191 文字 6.897 1 402 .009** 研究背景 問題意識 先行研究 レビュー 研究方法 分析結果 ・考察 研究目的 ・意義
- 44. 購買意図の結果 443.5 3.6 3.7 3.8 3.9 4 4.1 4.2 購 買 意 図 文字 □ 真ん中 ■ 左下 購買意図において 文字の位置は の方がよい 研究背景 問題意識 先行研究 レビュー 研究方法 分析結果 ・考察 研究目的 ・意義
- 45. 45 3.759 4.103 3.839 3.450 4.040 3.998 3.714 3.755 4.238 4.083 3.775 4.233 0.000 5.000 形=1 形=2 形=1 形=2 文字=1 文字=2 形×文字×頻度 頻度 = 低 頻度 = 中 頻度 = 高 なだらか なだらか 左下 購買意図における単純主効果検定 交互作用のp値 = .006 ** 角角 真ん中 研究背景 問題意識 先行研究 レビュー 研究方法 分析結果 ・考察 研究目的 ・意義
- 46. ◦ 形が角ばっていて文字が左下のとき、 インスタグラム投稿頻度によって有意な差 46 投稿頻度が 人 ・形 ：角 ・文字：左下 のとき・・・ 投稿頻度が 人 研究背景 問題意識 先行研究 レビュー 研究方法 分析結果 ・考察 研究目的 ・意義
- 47. 投稿意図の結果 47 投稿意図においては、 が有意な数値を示した。 （1%水準） 変数名 F値 自由度1 自由度2 p値 形 0.341 1 402 .560 色 21.252 1 402 .000** 文字 1.728 1 402 .189 色*文字 7.851 1 402 .005** 研究背景 問題意識 先行研究 レビュー 研究方法 分析結果 ・考察 研究目的 ・意義
- 48. 投稿意図の結果 48 3.6 3.7 3.8 3.9 4 4.1 4.2 4.3 4.4 4.5 投 稿 意 図 色 □ 白 ■ ピンク 投稿意図において パッケージの色は の方がよい 研究背景 問題意識 先行研究 レビュー 研究方法 分析結果 ・考察 研究目的 ・意義
- 49. 投稿意図における交互作用 49 4.333 4.465 4.185 3.819 3.000 4.000 5.000 文字=1 文字=2 文字×色 色 = 1 色 = 2 白 ピンク 真ん中 左下 交互作用のp値 = .004 ** 研究背景 問題意識 先行研究 レビュー 研究方法 分析結果 ・考察 研究目的 ・意義
- 51. 投稿意図における単純主効果 51 3.86 4.24 4.38 3.81 4.34 4.11 4.27 4.284.34 4.22 4.42 4.25 3.00 3.50 4.00 4.50 文字=1真ん中 文字=2左下 文字=1真ん中 文字=2左下 形=1 形=2 形×文字×頻度 頻度 = 低 頻度 = 中 頻度 = 高 交互作用のp値 = .015 * なだらか 角 研究背景 問題意識 先行研究 レビュー 研究方法 分析結果 ・考察 研究目的 ・意義
- 52. 52 投稿頻度が の人 ・形 ：なだらか ・文字：真ん中 のとき・・・ 投稿頻度が 人 研究背景 問題意識 先行研究 レビュー 研究方法 分析結果 ・考察 研究目的 ・意義 投稿意図における単純主効果
- 53. 53 投稿頻度が の人 ・形 ：角 ・文字：左下 のとき・・・ 投稿頻度が 人 研究背景 問題意識 先行研究 レビュー 研究方法 分析結果 ・考察 研究目的 ・意義 投稿意図における単純主効果
- 63. 参考文献・URL ◦ 堀井千夏（２０１２）「商品のパッケージにおけるデザイン戦略のための評価方法」『経営情報研究』 第19巻第2号（2012年2月）p.６１－７２ ◦ 徳山美津恵（２００４）「ブランド要素としてのパッケージに関するー考察ーブランド価値を創り出すパッケージとその戦略」 『オイコノミカ』第４０巻，第３・４号，６１－７２． ◦ 石塚香央里・山本早里（２００８）「カラーコミュニケーションを意識した色彩計画の方法に関する考察ーペットボトルのパッ ケージカラーを事例としてー」『日本色彩学会誌』第３２巻，１４４－１４５． ◦ 宮川博恵（２０１３）「パッケージの印象評価に与える配色の影響」『安田女子大学紀要』４１，３４３－３５２． ◦ 宮本文幸・梅屋潤一郎（２０１２）「パッケージの消費者情報処理に与える効果についてー「完成記憶型パッケージング」の事例 と仮説モデルの検討ー」『学苑・生活学紀要』NO，８６６、１４－３０． ◦ 橋田洋一郎・植竹友朋文（２０１０）「ボトムアップ型注意を考慮に入れたパッケージ・デザインの評価」 『情報科学研究』NO,３１,４３－５８． ◦ Louis Cheskin（１９６３）「ひとはなぜ買うかー購買の動機調査とその活用」白揚社 ◦ Grewal, D., Monroe, K.B., and Krishnan, R. (1998). The effects of price-comparison advertising on buyers’ perceptions of acquisition value, transaction value, and behavioral intentions. Journal of Marketing, Vol. 62, No. 2 (April), pp. 46-59. ◦ ruen, T. W., Osmonbekov, T., Czaplewski, A. J. (2006). eWOM: The impact of customer-to-customer online know-how exchange on customer value and loyalty. Journal of Business Research , Vol. 59, No. 4, pp.449-456. ◦ 門間敬子（２０１２）「大学生・短大生の清涼飲料水に対する意識」『人間学部研究報告』13,1-11,2012 63
- 64. 参考文献・URL ◦ Weblio辞書 （最終アクセス2018/6/23）http://www.weblio.jp ◦ nielsen（２０１８）「スマートフォンの利用者は6500万人を突破、PCピーク時を超える～ニールセン2017年の動向をまとめた 「Digital Trends2017」を公開～」（最終アクセス2018/6/23） http://www.netratings.co.jp/news_release/2018/02/Newsrelease20180227.html ◦ 【最新Excelデータ配信中】主要SNSのユーザー数と利用企業数の比較（Facebook,Twitter,Instagram,line） （最終アクセス2018/6/23）https://find-model.jp/insta-lab/sns-users/ ◦ 日経X TREND「昭和産業、パッケージ変更で食用油の売り上げが3割増」 （最終アクセス2018/6/23） http://business.nikkeibg.co.jp ◦ 【無料で簡単DL】２０１８年３月更新！１１のソーシャルメディア最新動向データまとめ（最終アクセス2018/6/23） http://search.yahoo.co.jp ◦ Insta Lab （２０１８）「インスタグラムでミネラルウォーターを使ったブランディング事例3選」 （最終アクセス2018/6/23） http://find-model.jp//insta-lab/water/ ◦ VLC（２０１３）「Vol.77 ミネラルウォーターに関する調査」 （最終アクセス2018/6/23） http://www.vlcank.com/mr/report/077/ ◦ 株式会社 プロセス・マネジメント「アンケートで用いられる「リッカート尺度」とは？」（最終アクセス2018/8/26） http://pmj.co.jp ◦ マイボイスコム株式会社「【インスタグラムの利用】に関するアンケート調査」 （最終アクセス2018/8/26）http://www.myvoice.co.jp ◦ ブランドジャパン（株）日系ＢＰコンサルティング「ブランド・ジャパン－企業ブランドイメージ、認知度の調査」 （最終アクセス2018/9/27）http://consult.nikkeibp.co.jp 朝日新聞DIGITAL 「今年の流行語大賞に「インスタ映え」と「忖度」」（最終アクセス2018/12/13) https://www.asahi.com 64
- 66. 態度の結果 66 態度においては、 のみが有意な数値を示し た。 （5%水準） 変数名 F値 自由度1 自由度2 p値 形 0.764 1 402 .383 色 1.601 1 402 .207 文字 5.318 1 402 .022* 研究背景 問題意識 先行研究 レビュー 研究方法 分析結果 ・考察 研究目的 ・意義
- 67. 態度の結果 673.4 3.5 3.6 3.7 3.8 3.9 4 態 度 文字 態度において 文字の位置は の方がよい □ 真ん中 ■ 左下 研究背景 問題意識 先行研究 レビュー 研究方法 分析結果 ・考察 研究目的 ・意義
- 68. 態度における単純主効果検定 68 3.674 4.085 3.775 3.318 3.801 3.915 3.632 3.503 3.867 3.976 3.677 4.071 0.000 2.000 4.000 6.000 形=1 形=2 形=1 形=2 文字=1 文字=2 文字×形×頻度 頻度 = 低 頻度 = 中 頻度 = 高 交互作用のp値 = .036 * なだらか 真ん中 左下 角角 なだらか 研究背景 問題意識 先行研究 レビュー 研究方法 分析結果 ・考察 研究目的 ・意義
- 69. ◦ 形が角ばっていて文字が左下のとき、 インスタグラム投稿頻度によって有意な差 69 投稿頻度が 人 ・形 ：角 ・文字：左下 のとき・・・ 投稿頻度が 人 研究背景 問題意識 先行研究 レビュー 研究方法 分析結果 ・考察 研究目的 ・意義
- 71. ◦ 文字が左下の時態度と購買意図により高い評価を与えられた ◦ →左下は１種類のため目新しさ ◦ 文字が左下の時投稿意図には繋がらないのか ◦ →文字の位置のみでは投稿がよりよく映えない 71