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海外フリーランスと海外預金利息
・日本の預金利息は-0.1%になっており、日本で預金していても預金残高は増えることは
ない。
・日本政府はインフレ率2%を目指しているため、実質的に日本での預金での価値は2%ず
つ減少している。1,000万円を預金している場合は、年間20万円ずつ損しているのと同意義
である。
・しかし、日本居住者が海外預金を行うと、現地通貨と日本円の為替レートに左右される。
また、為替差益が出た場合は、「雑所得」として確定申告が必要になる。
・所得税と住民税の税率は他の所得によって変わるが、最低でも15%、最高で55%になる。
(プラス復興特別税が課税される)
・また、フリーランスのような自営業者の場合は、国民健康保険料が増加することになる。
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海外フリーランスと海外預金利息
・海外フリーランスが日本円で収入を得て、住んでいる国へ送金し、預金を行い、その国で
消費活動を行えば、為替差益についての課税は回避できる。
・また、ほとんどの国は預金に対しての税金(預金利子税)は「分離課税」で納税が完了す
る。
・「分離課税」とは、預金利息から一定の預金利子税が差引かれて預金に振り込まれるため、
その国で確定申告などを行う必要がない。
・つまり、海外フリーランスは、高金利の国で生活コストが低い国で活動を行い、その国の
銀行にある程度の預金を行うことで、高金利の利息収入をノーリスクで得ることができる。
・インフレ率を考慮する必要はあるが、現地通貨を消費して生活を行うため「為替」による
リスクを回避することができる。
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海外フリーランスに適した国ランキング
・ノマドランキング1位のハンガリーと2位のタイは、フリーランスの活動環境は高いが、
預金金利が低いため、海外預金するメリットがない。
・3位のインドネシアは高利率だが、預金口座開設にはKITASという居住許可書が必要。海
外を転々とする海外フリーランスにはハードルが高い。
・5位のジョージアは、パスポートのみで銀行口座開設ができる。現在(2019年10月)の
預金利息はさらに上昇し7.5%になっている。
・8位のベトナムは、銀行口座開設にビザが必要になる。(3ヶ月以上)
・10位のウクライナは高金利だが、通貨価値が安定していない。またインフレ率が9.8%の
ため相対的に得る利益は少ない。
・現在のところ、ジョージアで預金をするのが最も良いパフォーマンスが期待できる。しか
し、現政権がロシアとの関係を悪化させているため注意が必要。
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EBI international research について
・EBI international researchは以下の業務を行います。
①海外市場調査
海外市場調査(主に東南アジア)を行います。例えば、対象のE-commerceの市場規模、トッププレ
イヤー、売上、日本企業が参入可能か、その場合の規制や想定される問題などをパワーポイント(10
スライド程度)にして提供します。その他、どんなニッチな市場でも調査いたします。
②海外M&A調査
対象になる市場の企業調査、その国のM&Aにおける法規制や、最近のM&Aの事例などを調査します。
③海外法令調査
対象になる国の法令を調査します。得意としている分野は、会計・税務・相続です。
1件の調査あたり2万円~受け付けております。低コストですので海外進出のマーケット・リサーチの
取り掛かりとしてご利用ください。詳しくはこちらをご覧ください。http://thailog.tk/page-12/
費用などのお見積りは、お気軽にご相談ください。
Email:ebiinternationalresearch@gmail.com