L.H.C vol.8 「見積書をhackせよ RE:」公開版スライド

ハッシュタグ　#山陰PD研 #LHC_vol8 #見積り大好き  
L.H.C Vol.8 
「見積書をHackせよ RE:」 
見積書の作り方・考え方 
その後みなさんいかがお過ごしですか？

本日の流れ 
● イントロダクション 
○ 本日の流れ　　＜＜今ココ！ 
○ お願い事項 
○ 山陰PD研の紹介 
○ L.H.C（Life Hack Camp）とは？  
● セッション 
○ スピーカーの紹介 
○ このセッションでお伝えしたいこと 
○ 結論 
○ 記事解説 
■ 前準備 
■ 案件の相談が来たら 
■ 概算見積もりはスピード命 
■ 概算見積りは出してからが勝負 
■ 案件着手後も予算は変動する 
● 質問タイム 
● クロージング

お願い事項 
● ぜひ、チャットやTweetで盛り上げてください！（重要） 
● 今日の出会いを大切に！ 
● チャットは顔が見えないので普段以上に気を使い、優しい心で 
● 他者へのマウント行為や誹謗中傷、ハラスメント行為はしない 
● チャット内でのスパム、荒らし行為や勧誘活動などはしない 
 
上記を守っていただければ基本的には何をしていただいてもOK！

山陰PD研の紹介 
山陰PD研とは 
山陰プロデュース&ディレクション研究会の略称です

L.H.C（Life Hack Camp）とは？ 
● ディレクターやプロデューサーに必要な知識ってWeb業界だけじゃなくね？ 
● クリエイターという業種にもとどまらない、幅広い分野で活用できるよね？ 
● 「仕事」という枠じゃなくて「日々の生活」にも活用できるよね！ 
 
参加された方々の「日々のお仕事」「生活」「人生」に役立てていただくための「アイデア」
「知識」「技術」などを幅広く扱い、みんなで高め合おう！ 
「Life Hack Camp」というイベント名に生まれ変わりました。

L.H.C で扱ったテーマ

セッション 
note記事「見積書の作り方・考え方（僕たちの場合）」をオンラ
インで解説！

スピーカーの紹介 
● 合同会社フット　岡村旭 
○ ディレクションとエンジニアリングを担当  
● 2002年 IT系企業に就職（東京） 
● 2013年鳥取にUターン、Web制作会社に就職 
● 2016年独立し合同会社フットを立ち上げ 
● 山陰PD研主催（代表） 
● 3児の父 
● 保育園後援会　会計（次年度会長だってよ）

過去の登壇実績 
第50回岡山WEBクリエイターズ「年末スペシャル2019」（2019.12.14）  
実体験から学ぶセルフブランディング基本の「き」  
 
hirohom lab. Vol.05（2020.10.6） ※アーカイブあり
 
7人のディレクターによる『Webディレクション雑談会』  
 
hirohom lab. Vol.06（2020.11.6） ※アーカイブあり
 
議事録に苦手意識を持つ人に伝えたい「実践テクニック」と「向き合い方」

ハッシュタグ　#山陰PD研 #LHC_vol8 #見積り大好き

頂いたアンケート結果をご報告

このセッションでお伝えしたいこと

見積りを考えるということは、 
自分（たち）の仕事（実務）を 
考えるということ

僕たちのお仕事は大部分が「労働集約型産業」 
労働集約型産業とは経済学用語の一つ。 
存在している産業の中でも人間による労働力による 
業務の割合が大きい産業のことを労働集約型産業と言う。 
（ウィキペディア）

頭を使うという点では「知識集約型産業」とも言える 
知識集約型産業とは経済学用語の一つ。 
存在している産業の中でも人間による知的生産による 
業務の割合が大きい産業のことを知識集約型産業と言う。 
（略） 
専門的な知識、技能を有する人材を要するため、 
一種の労働集約型産業ともいえる 
（ウィキペディア）

実働に対して対価を得るという考え方がしっくりくる 
● 経験や知識はストレートに対価に変換しにくい 
○ 「アイデア料」みたいに言われても費用の根拠を提示しにくい  
■ それよりもアイデアを考えたり、まとめる活動（実働）として  
計上したほうが説明しやすい  
○ 経験や知識によりアウトプットまでの速度が上がるというのは分かる  
■ 「効果が高い」「対応が早い」といった付加価値に変換できる  
○ 経験や知識を元に企画立案ができる  
■ 制作費ではなく、企画立案費用やディレクションとして計上するのもありだと思う

費用は「活動の対価」と「付加価値」 
最低限前者は頂きたいところ！

現時点での結論 
（あくまでも僕らの場合だよ）

工数ベースが何かとやりやすい

なぜ工数ベース？ 
● 仕様や要件がはっきり分かっているお仕事と、分かっていないお仕事、 
求められる成果物が同じであっても工数は変わってくる 
○ 同じものを制作するのだからと数量ベースで単価を同じにしても良い？

なぜ工数ベース？ 
● 工数を無視すると「時間がかかったのに利益が出ない」の温床になりやすい 
○ ただし、自分の都合で時間をかけたりかけなかったりすると根拠がなくなるのでNG  
● 自分たちの工数を把握することで、見積もりと実働がリンクする 
○ 何処に時間がかかるか？  
○ 何処に工数のゆらぎがあるか？（逆に何処が固定化しやすいか）  
● 結果、無理の無い見積もりになる 
○ しかし、工数ベースで費用算出すると高くなりがち

「それでは価格で競合に負けてしまう！」

そこから先は企業努力（経営努力・営業努力）だと思う 
● 自力をつける（少ない工数＝低予算） 
○ スタッフの制作レベルを上げ（テクニックによる工数削減）  
○ 制作フローを整備する  
○ 機械化・自動化する（テンプレート的なものおも含む）

● 成果物に付加価値をつける（同じ仕事でも効果が違う） 
○ マーケティングや調査などを含め、効果測定が可能な成果物を作る  
○ 成果報酬型にしたり、一定の成果を約束できるもの  
○ 制作費用とは別に新たな活動（利益）も生み出せる

● 価格以外で勝負できる（選ばれれる）もの（強み）を持つ 
○ 企画力 
○ 人間性（誠実、安心）

● 薄利多売で価格競争に参入する（オススメはしない）

高くても発注してくれるクライアントはいる 
● 自分たちに売上以外にプラスの要素がなく、クライアントの利益にも貢献できそうに
なく、価格だけで見られる場合は撤退するという選択肢はアリだと思う 
○ 長い目で見てクライアントとの良好な関係は築きにくい

工数ベースとは言ったが例外はある 
（現実はそんなに甘くない。柔軟に対応しよう）

お客様の指定により、ページ単価で出す場合もある 
● それでも基本は工数ベースで考えて算出する 
あくまでも最終的なアウトプットとしてページ単価に落とし込む 
● 見積もりとは別に費用の算出方法（考え方・根拠）は説明する

クライアントは予算計画上、予算を動かせないこともある 
● 予算を稟議で通しているケースや、年度毎に予算枠が決まっているものなど 
○ なので、スコープの範囲や成果物を明確にすることが大切  
● それでもプロジェクト進行上で発生する追加要件はゼロではない 
○ 別プロジェクトとして予算を捻出してもらう  
○ 予め余剰として予算を確保しておいてもらう（概算をMAXで出すのはこのためでもある）  
● 余剰が発生しなかったら、請求段階で減額して請求する 
○ こちらも正直ベースで対応する  
○ お客様への信頼につなげる

僕たちの見積書に対する信念

見積書は「正直ベース」で

「正直ベース」ってどういう事？ 
● 背伸びしない、謙虚すぎない。できることを適正価格で 
● どこに出しても、誰に見られても平気な見積書を目指す 
○ お客様によって単価を変えたり、バッファモリモリはどこかで自分の首が絞まりそう  
○ 特に岡村の周りだと、見積書の情報が他社（同業含む）にまわることもあるので  
○ 「A社さんにはいくらで出したから、B社さんにはいくらで…」みたいなことで頭を悩ませたくない。もっ
とクリエイティブな活動に頭を使いたい。

ここからは記事を解説します 
（手法とかテクニックとか勘所的なやつ）

前準備 
● 見積書のベースを作っておく 
○ 可能な限り作業項目レベルに細分化する（理想は工程管理表の項目くらい）  
● 2人以上で対応する項目はまだ細分化できる 
○ ページデザインでも全体のレイアウトとイラスト作成を分業している場合は分ける。など  
● ここまで分けておくと、前後の工程で情報が連携しやすい 
○ タスク管理ツールへの起票や工程管理表を作る際に転記しやすい  
○ 工程管理表を作ってから見積書を作成する場合も流用できる  
ポイント！

前準備 
○ それぞれの項目がおおよそどのくらいの工数が必要か決めておく  
● 過去の実績をベースに必要工数を入力していく 
○ 実績がない方は希望的観測でもまずは良し！  
○ 実績を積みながら工数をメンテしていきましょう！  
ポイント！

前準備 
○ 単価の考え方 
単価高主にディレクションや設計活動
（頭を使い生み出す活動。自分たちにしかできない活動）
単価中主に制作（デザイン）や開発等の活動
（設計されたものに対して知識や経験、技術を使ってアウトプットを作成する
活動で、場合によっては他の人に依頼できる活動）
単価低主にチェック、データ入力等の活動
（マニュアル化しやすく、比較的短時間で習得できる活動）

前準備 
● 変わるのは数量（工数）のみ 
● 難易度や規模が変われば当然工数が変わるので同じ項目でも変動してOK 
○ 同じ1Pのマークアップでもコンテンツの量が変われば工数が変わるのは当然！  
○ 単価（価値）の違いより、工数（手間）の違いの方が説明しやすい  
ポイント！

前準備 
● 見積りのテンプレートを作成しておく 
● すべての活動を対応した場合の架空の見積りを作っておく 
● 工数も単価も全て入れた完成版を作成するのがポイント 
● 規模（ページ数や構築環境）は標準的に対応している（よくある）もので 
● この段階で妥当性チェックもしておきましょう！ 
ポイント！

一つ例を挙げてみます

サンプルから読み解く 
● ポイントは、実働が見合っているか 
● 実働としては9時間とちょっと営業日換算でいうと1日と少し 
○ この活動を1日でできるか？ということ  
● 工期はまた別 
● この見積りを元にスコープを決めることもできる 
○ もしかしたら発注者側で対応することもあるし、その場合は減額できる  
○ 抜け漏れも防げる 
ポイント！

案件の相談が来たら 
● 要件とスコープ（対応範囲）を忘れずに確認する 
○ 見積書の件名や備考欄でもスコープを明確に  
● 契約書や覚書などで業務範囲を明確にするのが一番だけど見積書でも！ 
ポイント！ 
件名：○○様サイト制作（デザイン）およびWordPressテーマ開発 
　〜略〜 
■備考 
　ディレクションは御社にて対応。

● スコープに合わせて、不要な活動をテンプレートから削除する 
○ 項目を削除する際の一工夫  
● 理由があって削除した項目は「活動としては本来存在しますが、理由により対応し
ない」ということが分かるように項目は残す。 
ポイント！ 
項目数量単価
ワイヤーフレーム制作 ●●人/日 ¥XX,XXX
ワイヤーフレーム制作（御社にて対応） ●●人/日 ¥-XX,XXX

● 要件に合わせて数量（工数）を変更する 
● 変動しやすいのはページボリュームに関連するもの 
○ 色々な計上の仕方がありますが、要件が確定したらなるべく細分化する  
ポイント！ 
■制作（デザイン）
　・下層ページ（5P想定） 5.0人日がさっとまとめて設定
　・個人情報保護方針ページ（テキストベース） 0.25人日ページ毎に設定

● 他者へ依頼する工数の妥当性チェックを依頼する 
● 担当者が判断するために要件をまとめておく必要がある 
● 金額の確認ではなく、あくまでも工数の確認であることが重要 
○ 単価の考えが浸透していれば単価から工数は導き出せる  
○ 合わせてスケジュール（着手時期）も問題ないか確認する（できれば仮押さえしておく）  
ポイント！

● 外部パートナーへ活動を依頼する場合 
● 作成した見積りから依頼したい工程部分を抜粋して依頼するとスムーズ 
○ こちらの想定している予算を分かってもらえる。  
○ パートナーから提示された見積りにマージンは載せない。ディレクション費で対応する  
○ 何だったらクライアントにパートナー対応部分の見積りを別紙として提示する  
○ 明瞭会計なので、ご送信時のトラブルが無くなる（そもそもご送信しないのが大切）  
ポイント！

● 全体の工数の妥当性をチェック 
● 全工数を合算したものが営業日換算で何日間になるかチェック 
● 実働時間と工期は別という考えを持っておく 
○ 他の案件スケジュールとの兼ね合いで、その案件に終日かかれない事も想定しておく  
○ 並行稼動する案件がない場合でも1.5倍くらいの工期をとっておくと安心  
○ 他の予定で動けない日がある場合はも考慮しておく  
○ WBSなどを作成して営業日に工数を当てはめると良い（案件規模によって作らないことも）  
ポイント！

概算見積もりはスピード命 
● 早く出すことのメリット 
● 慣れてくると、概算見積もりは当日か翌日には出せるようになる 
○ これが営業トークでも活きてくる。  
■ ヒアリングの最中に作成し、渡すということもアリ。  
■ 見積り説明の時間（工数）も削減できる  
■ 単価と工数の考え方が定まっていると手計算で概算価格が出せる  
● 他社が検討している最中により深い検討をクライアントとできる 
ポイント！

概算見積りは出してからが勝負 
● 概算見積もりは基本的に要件に対してMAXの活動内容で作成する 
● 「ここから下げていくよ」ということを伝える 
○ もちろん、予算に収まっていれば下げる必要は無いです  
● このことは、見積りを作成する前にクライアントへ説明しておく 
ポイント！

● 概算見積もりを元に具体的な要件や優先順位を詰めていく 
● 見積りを出しっぱなしにせずに、見積り内容を説明する時間を設ける 
● どうしても外せない工程と、抜いても影響が無いものが分かるようにする 
○ 最低ラインとして「サイトの公開」があったとして、アクセス解析の設置、SearchConsoleの対応など
は優先度は下がる（やった方が良いのは間違いない）  
○ 優先度を下げることによる影響は必ず伝える  
ポイント！

● 根拠のない値下げは対応しない 
● これが言えるかどうかが重要。 
● 初訪問時など自身（自社）のスタンスを説明する際に伝えておく 
● できる工夫として「工数を減らせば価格は抑えられる」事も伝える 
○ 優先度を設定して公開後に別予算で実装するといった提案もアリ  
○ データ入力やブラウザチェックはクライアントに協力をしても良い  
● それでも予算が合わない場合は「他社にお願いした方が良いです」とも 
ポイント！

● どうしても予算に収まらない場合は値引きすることもある 
● 「この分私達は赤字です」ということが分かるように別項目で記載 
○ 「出精値引き」という項目名もアリ  
● 各項目から少しずつ工数を減らすような対応は絶対しない 
ポイント！

案件着手後も予算は変動する 
● 初めてクライアントと話をするときに予算変動することを伝えることが重要 
● 初回提出（希望をすべて叶えた状態） 
● 予算に合わせた工数調整後 
● 作業中の要望対応（基本的に要件追加はしない方が良い。終わらなくなる） 
ポイント！

質問タイム

チケット申し込み時のアンケートより 
これからweb制作の仕事をしようと思っているので、参加させて頂きます。 
就職するかフリーランスになるかはまだ未定です。（一応、就活中） 
● 業界未経験だとしたら、個人的には就職する方をおすすめします！

地域または全国的な費用感の情報などは皆どこで仕入れているのか？ 
● 僕も探していた時期がありました。が、諦めました！！ 
● そして、あまり参考にならないような気がしました 
○ 参考にした結果、事業が回らないとなったら元も子もないので

概算見積もり→見積もりの違いがあまりでない。 
これはあっているのか(大丈夫なのか)。という点。 
● 違いが出ないということは概算の時点で精度の高い見積りが作れてるのかも 
● 概算作成時から正式作成時の間にスコープや要件の変化はなかったか確認すると
良いと思います

コミュニケーションコストをどう見積もるかを悩みます。 
● 制作フローに必要なコミュニケーション（ヒアリングとか）はディレクション費として計
上することが多いです 
● 日々発生する報連相的なものは進行管理費として計上したりしています 
○ 概算で算出する場合は全工数に対して◯%とかで算出することもあります  
工期がながければその分コミュニケーションコストも多く発生するという考えです

見積もりを渡してから確定するまでのお客様の相談対応や、渡されたデータの誤りが多くて差し
戻したりといった、制作以外の部分のやり取りが長すぎて明らかに損している
 
● あるあ。。あるある！ 
● お客様とのコミュニケーション方法（情報伝達も含めて）の工夫が必要かもです 
● データ依頼時のフォーマットを作るとか、定型文書を作るみたいなことをしても良い
かも 
● あとは、先手を打った対応は結構意識してます

制作会社のWebディレクターです。 
前回参加した時と変わらず、人の作った見積もりをもとに稼働する側ですが、見積もり意図を読み解くのに苦戦します…。 
私の会社では各職種のリーダーがスプレッドシートに工数記載して見積もり算出するのですが、ディレクターだと「進行管理 ○○人日」といっ
たざっくりした書きっぷりなので「？？？」となります。（例えばデザイナーだと画面数や制作点数で工数出されていたりするので分かりやす
い） 
作った本人に根拠を聞けばいい話なのですが聞きづらく(笑)、こういった数字に出しにくい稼働を見積もるときの考え方が何かあれば伺って
みたいです。 
● 乱暴な言い方になっちゃいますが、聞くしかない！話し合うしかない！ 
● 合意形成は大事だと思います

見積書の詳細をどのようにしたら良いか 
● 繰り返しになっちゃいますが、フローに沿って活動を一つ一つ挙げていくことがベー
スになるかなーと思っています

初めまして。 
60人規模の受託web制作会社で制作あがりのプランナー（案件化して提案、受注支援）／Webディレクター
（制作支援）をしています。
 
ですので受注することも大事ですが、納品し売上を立てることのほうが重要だと感じています。
 
例えば、A案件が納品間際にトラブって入金遅延やA案件のトラブル対応で正しく受注して始まるB案件の
リソース枯渇する、そしてB案件も炎上案件で売上遅延、、、とならないために。
 
そうした後工程でのトラブルの芽を事前に積むために見積内容は結構まじめに作っていると思います。
（次ページへ続く）

そうした意識がある自分からみて
 
「受注すればそれでよい」といった営業メンバ
 
　　　　　VS 
「営業はお客様の支援ができてなんぼ。なので案件がトラブらない見積の作り方をしっかり身に着けたい」
といった営業メンバー 
に向けて本セミナーでヒントを得れればと思い参加させていただきます。
 
どうぞよろしくお願い致します。（固いな
💦）

「受注すればそれでよい」といった営業メンバ 
　　　　　VS 
「営業はお客様の支援ができてなんぼ。なので案件がトラブらない見積の作り方をしっ
かり身に着けたい」といった営業メンバー 
● 理想 VS 現実的なテーマですね 
● まず、経営者様に方針についてお考えを聞きたいところです（口頭で深堀りできれ
ば…）

過去頂いた質問

コーダーをしているのですが「見積りお願いいたします」と言われるととにかく困惑しま
す。。見積書の書き方もそうなのですが、世の適正価格やそれに対する自分の単価もよ
くわからず、価格を決めるのが難しくて悩んでいます。 
当日、勉強させていただきます！よろしくお願いいたします！ 
● 「適正価格ってなんだろう？」っていうnote記事にまとめてみました！

見積書に書く内容があっているのか分からない 
● 「内容＝見積り項目」ということでしたら、必要な活動項目＋必要経費（あれば）を可
能な限り洗い出したら良いと思いますよ！

どういう区分、項目で見積ればよいのかで悩んでいる。 
● 僕たちは制作フローに合わせて上から順に並べてます 
○ インデントで区切って大、小と分けています。  
○ 一部並行稼動できますが、ウォーターフォールモデルで制作を進めるので、流れもつかめて良きで
す

金額の妥当性や根拠を理解していただけるような、伝え方（記載の仕方） 
● まずは見積りを出す前に自分たちの見積りの作り方を説明するタイミングを作るよ
うにしています。 
○ 最低限、工数単価のお話と活動内容によって工数が変わるという事を説明します  
○ 単価設定のスタートは主観になると思っているので、妥当性は追求できないのかなと思っています
が、お客様の予算に対する妥当性に近づけることはできるかなと思ってます。  
○ 根拠の最終的な落とし所は「僕らはどうしてもこれだけ時間がかかるんです」

金額に対する詳細や項目をどこまで書くか 
金額の根拠の説明について 
● 前述3つのご質問と同じ感じです！

今は上司のディレクターが見積もり出してくれているのですが、そろそろ見積もる立場に
なりそうでアワアワしています。いつその時が来てもいいように、見積もり作成する際の
考え方・陥りがちな罠などを学びたいと思っています。 
● 陥りがちな罠（罠か分からないですが） 
○ 誰かの都合で単価や価格に手を入れなきゃ（要は値下げ）ということが発生するかもしれないです
が、単価には手を入れないほうが良いと思ってます！  
○ 根拠なく値下げをするのはなるべくやめたほうが良いと思ってます。（自分もお客も癖になっちゃう）
結果的に自分の中の妥当性が無くなってしまう。

どこまで出していいかわからない、めんどくさい、頭を使いたくない、テンプレが欲しい 
● 僕は基本的に出せるものは出すタイプ 
○ でも出しすぎると見る側のお客様は困る（大変だ）よね？  
○ 見積書の行数エグいことになるよね？  
○ という時には見積りの要約的なものを作ることもあります  
● テンプレ僕も欲しいです…（でも汎用的なテンプレって無いのかなとも）

詳細がない状態でとりあえず見積もりつくってと言われることが多い 
● あるあ…あるある！ 
○ という場合は、条件とか仕様をこちらで決めて概算見積もりを作ることがあります。  
○ 「詳細が決まっていない＝こちらの提案が通りやすい」  
○ ミニマムよりもマキシマムで作っておくが良きと思ってます！  
○ 見積りとは別に、こちらの想定する条件や仕様をまとめたものを添えるのが必要です  
（メールでもいいし、ドキュメントを作っても良いです）

「デザインをこうしたらいいんじゃないかな？」とクライアントに提案したいなと思っても、
採用されなかった時のことを考えると、そのデザインを作った労力はかかるけどお金に
はならないので、提案しないままのほうがいいのかなと二の足を踏むことがありました。 
ボツになるかどうかわからないようなデザイン代は、何かの項目で回収したほうがいい
のかどうか悩みます。

ボツになるかどうかわからないようなデザイン代は、何かの項目で回収したほうがいい
のかどうか悩みます。 
● 僕らの考えはボツになろうが「動いた分は費用をいただきます」 
○ なので、デザイン案を作る前に「作ること」を提案します。  
○ 僕たちは基本的にデザインは１案です。（バリエーションは別です）  
○ 大きくデザインが変わる提案をする場合、デザインコンセプトが詰めきれてないのかも

見積書が社内で統一されていないので、作る人によって変わってくるらしい。 
将来、自分が見積作る立場になったときのためにどうやって作成するか知っておきた
い。 
● 社内の統一ルールを決めましょう！チャンス！ 
○ 僕たちのやり方が参考になれば良いですし、独自の考え方でも良いとお思います

本当はMisocaやFreee、Boardなどの外部サービスを使いたいけど、見積書デザインが
イケてないのとカスタマイズができないので、結局エクセルを使用して、あれこれカスタ
マイズして使っています。 
他の方はそのあたりどうしてるのでしょう。気になります。 
● 僕も良きツールがあれば知りたい！ 
○ フリートークの時にワイワイ話してみたいですね。  
○ ちなみに僕たちはfreeeです。（使いにくいと感じるところはいくつかあります）

一番困っているのは価格帯です…。 
● 僕も良きツールがあれば知りたい！ 
○ フリートークの時にワイワイ話してみたいですね。  
○ ちなみに僕たちはfreeeです。（使いにくいと感じるところはいくつかあります）

見積りが正しい価格なのか。 
どこまで自分の情報を載せるべきか。 
どのタイミングで見積もりを提示するのか。 
● タイミングは、初回ヒアリングの後かなと 
○ これは、要件・仕様がある程度固まったタイミングです  
○ でも、お客様の予算とは合っていないこともあると思うので、この見積りを元に優先度を加味して対
応内容を詰めるっていう流れです  
■ ヒアリングのタイミングで予算が分かれば、この工程は省けます

クロージング

アンケートのお願い 
 
 
 
Google フォームでお答えいただきます

告知 
● 山陰PD研でやって欲しい企画、テーマがあればご連絡ください！ 
○ 毎月1回情報交換会を開催しています（基本的に毎月第一土曜日の21時から）  
○ 参加（視聴のみもOK！）されたい方はご連絡ください！  
○ 内容はダイジェスト版に編集してポッドキャストで配信しています  
● ポッドキャストやってます 
○ 「芝生も刈るWebディレクターのポッドキャスト（仮）」  
○ Spotify、Apple Podcast、Google Podcasts、Stand.fmで聞けます  
● 不定期でnote記事を公開しています

ご参加いただきありがとうございました！ 
　　　　　　 
@akira_foot 
akira.okamura.2 
　　　　　　 
https://sanin-pd.com/ 
@sanin.pd

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