人が脳で感じる美味しさの原因について

1. 夏休みの自由研究
課題発表
(おいしさVer.)
樽見 祐佳
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2. 家でつくるやきそばor
お祭りで食べる焼きそば
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家とお祭り
味はほぼ同じはずなのに、
なんとなくお祭りの焼きそばって
美味しく思える……
どうしてでしょう？

3. 【研究課題】
私はBAKEのチーズタルトが大好きなのですが・・・
その好きという感情はどこからやってくるんだろう？
↓
おいしく感じるからではないか？
↓
チーズタルトに対して感じるおいしさってなんだろう？
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4. 人が感じる“おいしさ”は以下の３要素からなります。
①知覚的要因
②要求的要因
③認知的要因
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5. ①知覚的要因
＜定義＞
食品の有する外観・成分・構造などに由来する外的刺激。
また、食べることによる味・香り・テクスチャ（ex.ふわふわサ
クサク）などの知覚。
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外はサクサク
中はフワットロッ
甘そう・香ばしそう

6. 人は口の中にいれたものの味を、
どういう風に感じているんだろう？
①知覚的要因
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ここで樽見、素朴な疑問が……

7. 旨
味
塩
味味覚→
甘
味
酸
味
苦
味
渋
味
←痛覚
辛
味
①知覚的要因
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人の舌が感じることのできる味は
大きく５つだけ！
これらを組み合わせて
複雑な風味を感じている。
※渋味、辛味は舌の痛覚が反応

8. 不足している栄養分を含んでいる
（であろう）ものを“食べたい”と感じる！
甘味
カロリー源
塩分
ミネラル
旨味
タンパク質
①知覚的要因
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スポーツをして
汗をかいた！
勉強して、
カロリーを消費した！
チョコ食べたい
麦茶
(ミネラル)
飲みたい

9. ①知覚的要因
酸味
腐敗物
苦み
毒物
コーヒーやビールを苦手だと思う人がいるのはこのため。
→何回か口にして、安全が確認できると克服できる場合も。
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一方で……
元来、酸味や苦みは、“体に良くないもの”として認識されてしまう！
発酵(腐敗)
させている
梅干し
濃すぎる塩味

10. 【考察】知覚的要因分野でのおいしさ
・こんがり、とろとろ、あまい香り、サクサク、フワフワ
視覚、嗅覚、食感に訴える「おいしさ」
・味（カロリー、タンパク質、ミネラルの検知）
栄養素を広く含んでいると感じさせる。
・BAKEのチーズタルトは防腐剤を使用していないので、
体にも受け入れやすい。
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11. ②要求的要因
＜定義＞
ヒトの有する心理的・生理的条件に由来する内的刺激。
Ex.
・「空腹が一番のスパイス」⇒不足物質の摂取欲求。
・「自分は甘党」⇒糖質摂取の欲求が無意識に生まれる。
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ダイエット中の
ご褒美ケーキ

12. 【考察】要求的要因分野でのおいしさ
・お客様が買うときの要求（心理）
空腹、所有欲求（新しいものへの興味関心・期待価値）
⇒摂取欲求増
・食べるときの要求（心理）
空腹、摂取欲求
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13. ③認知的要因
＜定義＞
食品について認知される付加情報に由来する外的刺激。
例えば…
価格、企業イメージ、パッケージデザイン、宣伝、
コミュニケーションetc…
可食部以外の製品製造や、消費状況から生じる認知を通
じて影響する要因。
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14. ③認知的要因
全く同じ
ワイン
有名な地方のラベル 無名な地方のラベル
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若い被験者を対象とし、
ラベルだけ違う、中身は同じワインを
飲み比べてもらう実験があった。
結果は……
有名な地方のラベルが貼ってあるワインに
おいしいとの回答が多かった。
これは「有名だからこちらのほうがおいしいだろう」
という先入観によるものではないかと推測される。
「心理学から見た食と健康」今田純雄 より

15. 【考察】認知的要因分野でのおいしさ
・BAKEのブランドイメージ
焼きたて、話題のお店・行列店・オシャレ、専門店、
これらすべてのイメージが、
脳内で変換される「おいしさ」に直結する！
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【まとめ】
人がおいしいと感じられる理由として、
知覚的、要求的、認識的要因の３つが挙げられる。
味、見た目、匂いなどの感覚に加えて
お客様が食べるときの状況(空腹等)
そしてBAKEに対するブランドイメージが
(各種メディアへの露出や行列、など)
BAKEチーズタルトのおいしさとしてお客様に認識される。