1. ビジネスモデル勉強会第5回資料 パソコン修理のエージェント業 2010/8/21 竹内克仁 1

2. 個人向けパソコン修理という業界がありますが・・・ 「パソコン 修理」でgoogle検索 メジャープレーヤがいない。 唯一の上場企業は、鍵や水回りの緊急コールがパソコンもやっているみたい。 業界の雰囲気が暗くてダサい。 いかにも儲かってなさそう。 差別化がされていない。 業者を選ぶ決め手がない。 2

3. 試しにGoogle検索上位の企業を分析 値段が不透明 この爺さんが電話で見積もり依頼ができるのだろうか・・・ 個人で払うには値段が高い。 売り手側の立場に立ってみたら、利幅薄そう。 3

4. イケてない二つの理由 情報の不均衡状況で、取引のミスマッチのリスクが価格に上乗せされている 売り手は買い手のことを知らない 何を使っていて、どんなソフトを入れているのか。リテラシは低いか高いか。 買い手は売り手のことを知らない 見積もりを説明できない。できても高いか安いか判断できない。 知っている業者がいないので、どれも胡散臭く見える。だまされるのではないか。 課金方法が分からない。 リピート需要が望めない 修理が済めばおしまい。 そう何度も修理を依頼するほど壊れない。 繰り返し発注が顧客満足の向上と結び付いていない お葬式のビジネスモデル 4

5. ビジネスモデルのピクト図解 5 トラブルシューティング パソコンの生活救急車 br />リテラシの低い個人

6. ビジネスモデルの改良 6 情報誌、オンラインレクチャー、サジェスチョン パソコンの生活救急車 客のリテラシ情報 リテラシの低い個人 円 セリ 技術パートナー トラブルシューティング br />手数料 インストール、登録、使い方説明 t 楽天とかAmazonとか 手数料

7. 細かいところの説明 客のリテラシ情報って？ 無料の段階での客のコンタクト履歴。 リテラシレベルや、PCやネットの環境、利用環境の実際など 普段からCRMソフトで履歴を管理しておく。 セリって？ トラブルの難易度や、過去の応対履歴などを勘案して、提示価格を出す。それに複数の技術パートナーが入札し、最低価格を提示したところが落札。 楽天はなにするの？ 楽天でもアマゾンでもfacebookでも、ソフトがあればインストールし、入会させ、最初の簡単な使い方をレクチャーする。 募集は我々が行い、実作業は技術パートナーが行い、費用は楽天とかが出す。 個人的には、「最後の1マイルの次」と言いたい。 7

8. SFA（セールフォースオートメーション） 8 商品説明 セミナー パンフレット 請求 見込み客 （リード） 商談 seminar brochure lead negotiation SFA、CRMソフトなどでパイプライン管理とコンタクト履歴の収集 情報誌 オンラインセミナー サジェスチョン の依頼 お試しで無料 修理 見込み客 （リード） セリ seminar brochure lead negotiation

9. さらに商売を太くするために 「楽天など」とかいたアフターの繰り返し販売をメインの収益にする。 パソコン修理はむしろ「ラストマイルの次」をつかむための販売促進と割り切り、初回無料やクーポン配布などで実質無料化。 無料化の原資は、楽天などの販売促進したい側の企業が負担。 会員登録プラス、決済情報の入力（クレジットカード情報入力）などを必要とするサービスと考えると、そこまでさせる突破口としてパソコン修理を使えるのではないか。 ECと、ゲーム関係が候補か。 9