とあるギークのとあるギークの
キーボード遍歴キーボード遍歴
奥野 幹也
Twitter: @nippondanji
mikiya (dot) okuno (at) gmail (dot) com
@Lightweight Language of Things 2016
免責事項
本プレゼンテーションにおいて示されている見解は、私
自身の見解であって、オラクル・コーポレーションの見
解を必ずしも反映したものではありません。ご了承くだ
さい。
自己紹介
●
MySQL サポートエンジニア
– 日々のしごと
● トラブルシューティング全般
● Q&A 回答
●
パフォーマンスチューニング
など
●
ライフワーク
– 自由なソフトウェアの普及
● オープンソースではない
● GPL 万歳!!
– 最近はまってる趣味はリカンベント(自転車)
●
ブログ
– 漢のコンピュータ道
– http://nippondanji.blogspot.com/
作業環境
項目 使用機材等
キーボード ErgoDox, ErgoDox EZ, ノート PC 付属
( US 配列)
マウス Logicool M950t
OS Gentoo Linux, ArchLinux, Windows 10
エディタ Emacs, Kate
ブラウザ Firefox, Qupzilla, Chromium
チェア Wiklhahn ON
キーボードに
無頓着だった時代
あまり高価でない
フルサイズキーボード
● FM8 、 PC9821
– こういうものだと思って使っていた
● 自作 PC
– 最も重視していたのは PC ゲームが快適にできること
– クリック音が欲しくてメカニカル
● メーカー名などは意識していなかった
● 手頃な価格でタイプした感触が良ければ買った
– JIS 配列
〜 2000 年
会社のマシンのキーボード
● Sun Microsystems 社製のワークステーション
– US 配列
● 型番は失念
● US 配列が使いやすいことを知る
●
支給のノート PC
– JIS 配列
● BYOD
– Sony VAIO Z1RP US 配列
2000 年〜 2004 年頃
Happy Hacking
Keyboard
Professional
2004 年頃
静電容量無接点方式
● 広告を見て興味を持つ
– 店頭で実際にタイプしてみる
– 即買!!
●
タイピングが軽いということは正義!!
● コンパクトだがキーが少ないことに興味はなかった
– テンキーが無いのは机の上を省スペース化できて嬉しい
– 持ち運びに便利
身体に問題の火種が・・・
● ストレージ設置に伴う設定作業中に首の激痛に見舞われる
– 設定作業を中断して病院へ
● ストレートネックとの診断結果
2006 年頃
Realforce
87UB
2011 年頃
ファンクションキーが欲しい!!
● KDE ではグローバルショートカットを多用
– エディタに閉じた話ではなく、デスクトップ環境を効率よく
使うために必要
– Fn キーを押さずにファンクションキーを押したい
● 配置的に押しづらい
●
カーソルキーも欲しいな・・・
● 静電容量無接点方式でファンクションキーのついている、テ
ンキーの無いキーボードは無いものか・・・
– あった!!
– Realforce 87UB !!
ErgoDox
+
ErgoDox EZ
2015 年〜
セパレートによる
リラックスした姿勢
● HHK Pro や Realforce は良いキーボードだが、長時間タイプす
ると肩や腕が疲れる
– 前肩
– IT 猫背
– ストレートネック
● 手首の角度
– リラックスした状態では手のひらは水平ではない
– ろくろを回す格好が自然な状態
30° の
角度付き
ろくろ !!
ろくろは疲れない!!
● インタビュー記事でよく見るアレ
●
人間がリラックスした状態で自然に取るポーズ
– 単に脱力しているという意味ではなく、活発に脳が動いて
いる状態
– クリエイティブな活動に最適
●
手の角度が理想的
– 腕の筋肉に無理な負担がかからない
– 指先の動きを妨げないスムーズな打鍵が可能
– 長時間維持が可能
親指の活用
● 親指はいいぞ!!
– 最もパワフルな指
– 疲れにくい
●
しかし、通常のキーボードでは殆ど出番なし
– SPACE 、 ALT
– 変換、無変換、カナ
● ErgoDox では親指の場所にキーが集中
– 左右 6 つずつ
– 自分のアサイン
● SPACE 、 ENTER 、 CTRL 、 ALT 、 SHIFT 、 WIN
● レイヤーキー
究極のカスタマイズ性
● すべてのキーをカスタマイズ可能
– ErgoDox Configurator
– 自分だけのこだわりレイアウト
– 日々レイアウトを調整して最適化
– 全ての指に負担を分散
● レイヤー機能
– キー数が足りない分はレイヤーで補う
– レイヤーを活用すれば通常のキーボードよりキーが多い
– どのレイヤーにどのキーを配置するかは自由自在
– 用途に応じて使い分けも可
オープンソースなので形状なども
やる気になれば変更可能
DVORAK 化も
可能!!
使い始めた頃のレイアウト
最新のレイアウト
カスタマイズは永遠に続く
● 少しずつキーが最適化
– 徐々に速く
– 徐々に疲れないように
– もう後戻りはできない・・・
●
それもまたひとつの楽しみ
ご静聴ありがとうございました。

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