OpenSim の使い方（筋骨格モデル編集編）

OpenSimの使い方
筋骨格モデル編集編
2016/5/2
Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved.
広島大学工学研究科
生体システム論研究室
栗田グループ

Biological Systems
Engineering lab.
• 本スライドの内容は，広島大学工学研究科生体システム
論研究室栗田雄一准教授グループが，平成２８年度研究
室内チュートリアルで利用している資料の一部をまとめ
たものです．
• 本スライドの内容には，間違いが含まれている可能性が
ありますが，当方は修正の責任を負いません．本スライ
ドは，あくまで参考としての利用にとどめ，最終的には
ご自身で対応ください．
• そのほか，スライド内容を閲覧，実行したことにより生
じたいかなる損害についても，当方は責任は負いません．
また，スライド内容に対する質問にも回答できかねます
ことをご了承ください．
• 以上についてご承諾いただける方のみ，ご利用ください．
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注意事項

Biological Systems
Engineering lab.
.osimファイルを編集する必要性
.osimファイルの編集方法
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個人の体格差を考慮する場合はScaling Toolを使えばよいが，
Scalingだけでは対応できない場合もある．
• 処理落ちを防ぐために体の一部の影響を無視する
• 筋肉の弱った患者を考慮して筋肉を削除する
• パワードスーツの開発を想定して筋肉を追加する…
これらを行うためには，Notepad++というソフトを用いて
.osimファイルを編集しなくてはならない．
参考URL https://notepad-plus-plus.org/

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Notepad++で.osimファイルを開き，編集しやすい状態に．
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エクスプローラーから.osimファイルを選択してコピー．
「subject01_simbody_copy.osim」と改名し右クリック
Edit with Notepad++ をクリック
言語 → XML とクリック

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表示 → すべて折りたたみとクリック

Biological Systems
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すっきりと編集しやすい状態になった．
.osimファイルは階層構造になっている．
現在はそれをすべて折りたたんだ状態．
左側の+ボタンをクリックすることによって
展開していくことができる．

Biological Systems
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第3階層まで展開すると，<BodySet>や<ForceSet>などが
見えてくる．

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各部に収められている情報は以下の通り．
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<BodySet> 骨の情報（関節の情報を含む）
<ConstraintSet> 詳細不明
<ForceSet> 筋肉の情報
<MarkerSet> マーカー情報

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例：筋肉「glut_med2_r」の削除
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<ForceSet> → <objects>
→ <Thelen2003Muscle name=“glut_med2_r”> まで展開

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<Thelen2003Muscle name=“glut_med2_r”>から
</Thelen2003Muscle> まで選択しdelete

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上書き保存してOpenSimで読み込めば，
「glut_med2_r」が消えている．

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