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OpenSimの使い方
Static Opitimization編
2016/5/2
Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved.
広島大学工学研究科
生体システム論研究室
栗田グループ
Biological Systems
Engineering lab.
• 本スライドの内容は,広島大学工学研究科生体システム
論研究室栗田雄一准教授グループが,平成28年度研究
室内チュートリアルで利用している資料の一部をまとめ
たものです.
• 本スライドの内容には,間違いが含まれている可能性が
ありますが,当方は修正の責任を負いません.本スライ
ドは,あくまで参考としての利用にとどめ,最終的には
ご自身で対応ください.
• そのほか,スライド内容を閲覧,実行したことにより生
じたいかなる損害についても,当方は責任は負いません.
また,スライド内容に対する質問にも回答できかねます
ことをご了承ください.
• 以上についてご承諾いただける方のみ,ご利用ください.
Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved. 2
注意事項
Biological Systems
Engineering lab.
概要
3Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved.
Static Optimizationとは(以下SO)
日本語訳:静的最適化
 1フレームごとの姿勢で筋力・筋活動度の計算を行う
 SO後,各フレームにおける筋力 [N]と筋活動度 [%]が
出力される
 筋活動の二乗和が最小になるような最適化計算が行われる
→各姿勢に対して,最も筋を使わないような力配分
筋力・筋活動度推定を行う
Biological Systems
Engineering lab.
操作説明
4Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved.
SOの場所
タブのTools→Static Optimization
Biological Systems
Engineering lab.
操作説明
5Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved.
SOの設定画面
主なセッティングタブ
基本的な設定はここで
決定する.
モデル名
モデルの名前が
勝手に入る.
特にいじる必要は無し.
アクチュエータ・
外力タブ
後ほど説明.
Biological Systems
Engineering lab.
操作説明
6Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved.
SOの設定画面(メイン設定)
入力部
入力の設定は
ここで行う
入力ファイル (.sto)
SOによって吐き出される
.stoファイルを入力する
場合はStateに●をして,
ファイルを選ぶ
入力ファイル (.mot)
Inverse Kinematicsを
行って出力された
モーションファイル (.mot)
を入力する場合は
Motionに●をして
ファイルを選ぶ.
(通常は,こちらを使う)
ローパスフィルタの設定
ローパスフィルタを
かける場合は
チェックを入れる.
デフォルトは6 [Hz].
(人間の運動,動作には
通常6 [Hz]程度のノイズが
のっているため)
Biological Systems
Engineering lab.
操作説明
7Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved.
SOの設定画面(メイン設定)
Static Optimization
(静的最適化)の設定
最適化計算の拘束条件
筋活動度のn乗和を
最小にするような
筋活動度の解を算出する.
通常は2乗和.
解析ステップ数
最適化計算を行う
ステップ数を設定.
通常は1ステップ.
筋活動度の計算に
筋の力-長さ-速度関係
を使うか
通常はチェックを
入れておく
Biological Systems
Engineering lab.
操作説明
8Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved.
SOの設定画面(メイン設定)
解析を行う時間
.motファイルにおける
どこからどこまで解析を
行うのかを決定する.
Biological Systems
Engineering lab.
操作説明
9Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved.
SOの設定画面(メイン設定)
出力部
出力の設定は
ここで行う.
出力ファイル名
自由に設定できる.
出力先
自由に設定できる.
正確性
結果を小数点いくつで
表すのかを決定
Biological Systems
Engineering lab.
操作説明
10Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved.
SOの設定画面(アクチュエータ・外力設定)
OpenSimでは
筋活動度推定における最適化計算の際に用いられる.
 動作させるもの
 油圧や電動モーターによって,
エネルギーを並進または回転運動に変換する駆動装置
[三省堂 大辞林]
アクチュエータとは
Biological Systems
Engineering lab.
操作説明
11Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved.
SOの設定画面(アクチュエータ・外力設定)
 とある姿勢を再現するための,各筋における筋活動度を推定
 筋活動度は最適化計算によって推定される
 姿勢を再現するのに最小の筋活動度を推定
筋活動度計算
筋活動度計算における問題点
 姿勢を再現するための筋活動度が計算上100%を超えることがある
 100%を超えてしまうと,計算が止まってしまう
アクチュエータは最適化計算の手助けを行う
Biological Systems
Engineering lab.
操作説明
12Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved.
SOの設定画面(アクチュエータ・外力設定)
アクチュエータの役割
 各筋の筋活動を補助する
 筋活動度が100%を超えないようにする
Biological Systems
Engineering lab.
操作説明
13Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved.
SOの設定画面(アクチュエータ設定)
アクチュエータ設定
アクチュエータの
設定を行う.
アクチュエータの種類
モデルの筋力に
アクチュエータの力を
足すか,置き換えるか.
(通常は
Appendの方でOK)
Biological Systems
Engineering lab.
操作説明
14Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved.
SOの設定画面(アクチュエータ設定)
Addでアクチュエータを
追加
Addを押すと
アクチュエータの
空ファイルが追加される
ここからアクチュエータの
.xmlファイルを指定する
Biological Systems
Engineering lab.
操作説明
15Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved.
SOの設定画面(外力設定)
外力タブ
外力を追加する際は,
チェックを入れる.
新規で外力の
設定ファイルを
作る際はこちら
既に外力の
設定ファイルを
作ってある場合はこちら
Biological Systems
Engineering lab.
操作説明
16Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved.
SOの設定画面(外力設定)
外力の.motファイル
を設定
外力を与える
モーションファイルを設定
外力ファイルを設定後,
外力を付加する箇所を
追加していく
Biological Systems
Engineering lab.
操作説明
17Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved.
SOの設定画面(外力設定)
外力名の設定
どこに外力を
印加するのかを選ぶ.
あらかじめ設定してある
外力の種類と
与える点の選択
外力を付加するかどうか
骨の一点に受ける力
(Point force)
骨全体に受ける力
(Body force)
Biological Systems
Engineering lab.
操作説明
18Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved.
SOの設定画面(外力設定)
トルクを
付加するかどうか
以下の設定は
外力の場合と同じ
Biological Systems
Engineering lab.
操作説明
19Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved.
SO実行例
モデル
 Gait2354を使用
(C:OpenSim 3.3ModelsGait2354_Simbodygait2354_simbody.osim)
モーションファイル
 subject01_walk1_ik.motを使用
(C:OpenSim 3.3ModelsGait2354_Simbodysubject01_walk1_ik.mot)
アクチュエータファイル(今回の場合使わなくてもOK)
 gait2354_RRA_Actuatorsを使用
(C:OpenSim 3.3ModelsGait2354_Simbodygait2354_RRA_Actuators.xml)
外力ファイル(今回の場合使わなくてもOK)
 subject01_walk1_grf.motを使用
(C:OpenSim 3.3ModelsGait2354_Simbodysubject01_walk1_grf.mot)
Biological Systems
Engineering lab.
操作説明
20Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved.
SO実行例(モデルを開く)
File→Open Model
前のスライドで挙げたモデルを読み込む
足の筋が張られたモデルが読み込まれる
Biological Systems
Engineering lab.
操作説明
21Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved.
SO実行例(メイン設定を行う)
Tools→Static Optimization
静的最適化の設定を始める
subject01_walk1_ik.motを設定
フィルターにチェック
を入れる
出力ファイル名,
出力先は任意で設定
ここは特に触らない
Biological Systems
Engineering lab.
操作説明
22Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved.
SO実行例(アクチュエータの設定を行う)
Edit→Add→
Gait2354_RRA_Actuatorsを設定
Biological Systems
Engineering lab.
操作説明
23Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved.
SO実行例(外力の設定を行う)
External Loadsにチェック→
subject01_walk1_ik.mot
を入れる
subject01_walk1_grf.mot
を入れる
Addをクリック
Biological Systems
Engineering lab.
操作説明
24Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved.
SO実行例(外力の設定を行う)
まず右足にかかる外力を設定.
全て設定し終わったら「OK」をクリック
任意の名前を設定
(例では右足にかかる反力なので
Rと名付ける.)
地面からの反力は
左足の踵骨(calcn_r)に
かかるものと考える.
Point Force
Force ColumnsのXに
ground_force_vxを
Point ColumnsのXに
ground_force_pxを
それぞれ設定すると,
Y,Zは自動で設定される
Biological Systems
Engineering lab.
操作説明
25Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved.
SO実行例(外力の設定を行う)
左足も同様に設定.
全て設定し終わったら「OK」をクリック
任意の名前を設定
(例では左足にかかる反力なので
Lと名付ける.)
地面からの反力は
左足の踵骨(calcn_l)に
かかるものと考える.
Point Force
Force ColumnsのXに
1_ground_force_vxを
Point ColumnsのXに
1_ground_force_pxを
それぞれ設定すると,
Y,Zも自動で設定される
Biological Systems
Engineering lab.
操作説明
26Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved.
SO実行例(外力の設定を行う)
以上で外力の「大きさ」と「印加する位置」が設定できた.
Saveをクリックすれば設定を保存できる.
Biological Systems
Engineering lab.
操作説明
27Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved.
SO実行例(SOを始める)
Runを押すとStatic Optimizationが始まる

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OpenSim の 使い方 (Static optimization 編)

  • 1. OpenSimの使い方 Static Opitimization編 2016/5/2 Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved. 広島大学工学研究科 生体システム論研究室 栗田グループ
  • 2. Biological Systems Engineering lab. • 本スライドの内容は,広島大学工学研究科生体システム 論研究室栗田雄一准教授グループが,平成28年度研究 室内チュートリアルで利用している資料の一部をまとめ たものです. • 本スライドの内容には,間違いが含まれている可能性が ありますが,当方は修正の責任を負いません.本スライ ドは,あくまで参考としての利用にとどめ,最終的には ご自身で対応ください. • そのほか,スライド内容を閲覧,実行したことにより生 じたいかなる損害についても,当方は責任は負いません. また,スライド内容に対する質問にも回答できかねます ことをご了承ください. • 以上についてご承諾いただける方のみ,ご利用ください. Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved. 2 注意事項
  • 3. Biological Systems Engineering lab. 概要 3Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved. Static Optimizationとは(以下SO) 日本語訳:静的最適化  1フレームごとの姿勢で筋力・筋活動度の計算を行う  SO後,各フレームにおける筋力 [N]と筋活動度 [%]が 出力される  筋活動の二乗和が最小になるような最適化計算が行われる →各姿勢に対して,最も筋を使わないような力配分 筋力・筋活動度推定を行う
  • 4. Biological Systems Engineering lab. 操作説明 4Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved. SOの場所 タブのTools→Static Optimization
  • 5. Biological Systems Engineering lab. 操作説明 5Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved. SOの設定画面 主なセッティングタブ 基本的な設定はここで 決定する. モデル名 モデルの名前が 勝手に入る. 特にいじる必要は無し. アクチュエータ・ 外力タブ 後ほど説明.
  • 6. Biological Systems Engineering lab. 操作説明 6Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved. SOの設定画面(メイン設定) 入力部 入力の設定は ここで行う 入力ファイル (.sto) SOによって吐き出される .stoファイルを入力する 場合はStateに●をして, ファイルを選ぶ 入力ファイル (.mot) Inverse Kinematicsを 行って出力された モーションファイル (.mot) を入力する場合は Motionに●をして ファイルを選ぶ. (通常は,こちらを使う) ローパスフィルタの設定 ローパスフィルタを かける場合は チェックを入れる. デフォルトは6 [Hz]. (人間の運動,動作には 通常6 [Hz]程度のノイズが のっているため)
  • 7. Biological Systems Engineering lab. 操作説明 7Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved. SOの設定画面(メイン設定) Static Optimization (静的最適化)の設定 最適化計算の拘束条件 筋活動度のn乗和を 最小にするような 筋活動度の解を算出する. 通常は2乗和. 解析ステップ数 最適化計算を行う ステップ数を設定. 通常は1ステップ. 筋活動度の計算に 筋の力-長さ-速度関係 を使うか 通常はチェックを 入れておく
  • 8. Biological Systems Engineering lab. 操作説明 8Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved. SOの設定画面(メイン設定) 解析を行う時間 .motファイルにおける どこからどこまで解析を 行うのかを決定する.
  • 9. Biological Systems Engineering lab. 操作説明 9Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved. SOの設定画面(メイン設定) 出力部 出力の設定は ここで行う. 出力ファイル名 自由に設定できる. 出力先 自由に設定できる. 正確性 結果を小数点いくつで 表すのかを決定
  • 10. Biological Systems Engineering lab. 操作説明 10Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved. SOの設定画面(アクチュエータ・外力設定) OpenSimでは 筋活動度推定における最適化計算の際に用いられる.  動作させるもの  油圧や電動モーターによって, エネルギーを並進または回転運動に変換する駆動装置 [三省堂 大辞林] アクチュエータとは
  • 11. Biological Systems Engineering lab. 操作説明 11Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved. SOの設定画面(アクチュエータ・外力設定)  とある姿勢を再現するための,各筋における筋活動度を推定  筋活動度は最適化計算によって推定される  姿勢を再現するのに最小の筋活動度を推定 筋活動度計算 筋活動度計算における問題点  姿勢を再現するための筋活動度が計算上100%を超えることがある  100%を超えてしまうと,計算が止まってしまう アクチュエータは最適化計算の手助けを行う
  • 12. Biological Systems Engineering lab. 操作説明 12Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved. SOの設定画面(アクチュエータ・外力設定) アクチュエータの役割  各筋の筋活動を補助する  筋活動度が100%を超えないようにする
  • 13. Biological Systems Engineering lab. 操作説明 13Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved. SOの設定画面(アクチュエータ設定) アクチュエータ設定 アクチュエータの 設定を行う. アクチュエータの種類 モデルの筋力に アクチュエータの力を 足すか,置き換えるか. (通常は Appendの方でOK)
  • 14. Biological Systems Engineering lab. 操作説明 14Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved. SOの設定画面(アクチュエータ設定) Addでアクチュエータを 追加 Addを押すと アクチュエータの 空ファイルが追加される ここからアクチュエータの .xmlファイルを指定する
  • 15. Biological Systems Engineering lab. 操作説明 15Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved. SOの設定画面(外力設定) 外力タブ 外力を追加する際は, チェックを入れる. 新規で外力の 設定ファイルを 作る際はこちら 既に外力の 設定ファイルを 作ってある場合はこちら
  • 16. Biological Systems Engineering lab. 操作説明 16Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved. SOの設定画面(外力設定) 外力の.motファイル を設定 外力を与える モーションファイルを設定 外力ファイルを設定後, 外力を付加する箇所を 追加していく
  • 17. Biological Systems Engineering lab. 操作説明 17Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved. SOの設定画面(外力設定) 外力名の設定 どこに外力を 印加するのかを選ぶ. あらかじめ設定してある 外力の種類と 与える点の選択 外力を付加するかどうか 骨の一点に受ける力 (Point force) 骨全体に受ける力 (Body force)
  • 18. Biological Systems Engineering lab. 操作説明 18Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved. SOの設定画面(外力設定) トルクを 付加するかどうか 以下の設定は 外力の場合と同じ
  • 19. Biological Systems Engineering lab. 操作説明 19Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved. SO実行例 モデル  Gait2354を使用 (C:OpenSim 3.3ModelsGait2354_Simbodygait2354_simbody.osim) モーションファイル  subject01_walk1_ik.motを使用 (C:OpenSim 3.3ModelsGait2354_Simbodysubject01_walk1_ik.mot) アクチュエータファイル(今回の場合使わなくてもOK)  gait2354_RRA_Actuatorsを使用 (C:OpenSim 3.3ModelsGait2354_Simbodygait2354_RRA_Actuators.xml) 外力ファイル(今回の場合使わなくてもOK)  subject01_walk1_grf.motを使用 (C:OpenSim 3.3ModelsGait2354_Simbodysubject01_walk1_grf.mot)
  • 20. Biological Systems Engineering lab. 操作説明 20Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved. SO実行例(モデルを開く) File→Open Model 前のスライドで挙げたモデルを読み込む 足の筋が張られたモデルが読み込まれる
  • 21. Biological Systems Engineering lab. 操作説明 21Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved. SO実行例(メイン設定を行う) Tools→Static Optimization 静的最適化の設定を始める subject01_walk1_ik.motを設定 フィルターにチェック を入れる 出力ファイル名, 出力先は任意で設定 ここは特に触らない
  • 22. Biological Systems Engineering lab. 操作説明 22Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved. SO実行例(アクチュエータの設定を行う) Edit→Add→ Gait2354_RRA_Actuatorsを設定
  • 23. Biological Systems Engineering lab. 操作説明 23Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved. SO実行例(外力の設定を行う) External Loadsにチェック→ subject01_walk1_ik.mot を入れる subject01_walk1_grf.mot を入れる Addをクリック
  • 24. Biological Systems Engineering lab. 操作説明 24Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved. SO実行例(外力の設定を行う) まず右足にかかる外力を設定. 全て設定し終わったら「OK」をクリック 任意の名前を設定 (例では右足にかかる反力なので Rと名付ける.) 地面からの反力は 左足の踵骨(calcn_r)に かかるものと考える. Point Force Force ColumnsのXに ground_force_vxを Point ColumnsのXに ground_force_pxを それぞれ設定すると, Y,Zは自動で設定される
  • 25. Biological Systems Engineering lab. 操作説明 25Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved. SO実行例(外力の設定を行う) 左足も同様に設定. 全て設定し終わったら「OK」をクリック 任意の名前を設定 (例では左足にかかる反力なので Lと名付ける.) 地面からの反力は 左足の踵骨(calcn_l)に かかるものと考える. Point Force Force ColumnsのXに 1_ground_force_vxを Point ColumnsのXに 1_ground_force_pxを それぞれ設定すると, Y,Zも自動で設定される
  • 26. Biological Systems Engineering lab. 操作説明 26Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved. SO実行例(外力の設定を行う) 以上で外力の「大きさ」と「印加する位置」が設定できた. Saveをクリックすれば設定を保存できる.
  • 27. Biological Systems Engineering lab. 操作説明 27Copyright© 2015 Biological Systems Engineering lab. All Rights Reserved. SO実行例(SOを始める) Runを押すとStatic Optimizationが始まる

Editor's Notes

  1. 世の中には様々な製品が存在します. その製品を人間は操作する そのときの使いやすさ,操作性といった要素には物体に対する力の発揮度合いが大きく関わってくる