2016/12/10 英授研発表文法解説動画解説用スライド

1. 大阪府立箕面高等学校 教諭
真島 由朱（MASHIMA Yua）
自作英文法の解説動画と
その活用について

2. 発表の流れ
取り組むに至った動機
解説動画と使用例
今後について

3. 取り組むに至った動機
「生徒が手軽に
文法項目を確認できる…
そんなものをつくれないかな？」

4. 文法項目を確認する、
といえば…
くわしい！でも…
細かい！

5. 手軽に要点を確認、
といえば…
http://www.irasutoya.com/
手軽に調べられる！
いつももっている！
じゃあ、文法の
アプリをつかう？

6. それも悪くはないけど…
例えば、生徒が家で勉強
しているとき；
× I want to going
to Tokyo.
これ、どうしてまちがいなのかなぁ？

7. 「生徒が手軽に、文法項目の
要点だけを見れるモノ」
「解く問題と何らかの形で
リンクさせられないか？」

8. そこで、
文法解説を2-3分の動画で
作ってみた（全55個）
使用したのは、
”PowerPoint 2010”
たぶん
みんなのパソコンにも
はいってるはず！の

9. PowerPointでの動画作成…
私製マニュアルで詳しくどうぞ

10. Youtube上に動画を置き、
URLを”QRコード”にする

11. この教材の元になっているのは、
数年前に作った自作教材：

12. 完成したQRコードを
例えばこのように…

13. 完成したQRコードを
例えばこのように…

14. 完成したQRコードを
例えばこのように…

15. この完成した
・QRコードのセット
・一覧表（excel）
・取扱説明書
…をセットにして、
Google Driveから
自由にダウンロード
できるように

16. 今後について：
「持たざる者」へのまなざし
→「授業内活動」には使えない
（全員共通のネット環境がない）
→DVDを作成、用意しておく

17. 今後について：
本（紙）と動画の長所
本（紙） 動画
長
所
○一覧性がある
○ひとめで多くの情報を
視認できる
○書き込みなどが容易
○環境があればどこでも
○段階を踏んで解説
→ついていきやすい
○時系列
→特性を活かした教材作りが大切
（「何のための」教材なのか？）

18. ○「反転授業」に向けて
・「どのようなものかわからない・知らない」
→「反転授業に向けての一歩」としての
ビデオ動画解説
→生徒が「いつの間にか」英文をすらすら
読めるようになっていることはない、
学んだ文法項目が本文中で
どのように使われているか理解できないと
「意味はわかるけどわからない」で
止まってしまう

19. ○「反転授業」に向けて
学びのユニバーサルデザイン
(UDL: Universal Design for Learning)
…学習の内容を複数の方法で提示し、
生徒に複数の表現方法・取り組み方法を与える
「必ずしも全員の生徒にとってビデオが一番よく学べるわけ
ではない。指示方法に幅を持たせるため、私たちはほかにも
選択肢を提供する」
「選択肢を作れば、生徒に学習手段の決定をゆだねることに
なる。学びとは自分自身の責任である、と生徒は理解する」
(Bergmann and Sams(2012))

23. ○デジタルならではの利点…
保存・複製の容易さ
・「特別なソフトがないと…」
「高いICTスキルがないと…」
できないわけじゃない！
・でも、誰かの作ったものが簡単に使えるのも、
デジタルならではの利点
↓
気に入ったらつかってくれたらうれしいです！
(*^◯^*)

24. まとめ
→必要な文法解説を生徒が自習中に
見られるようにしたかった
→PowerPointで作成、長くて3分超
プリントやポスターにQRコード貼る
→生徒が「いつでも、何度でも」
使える環境を目指して
取り組むに至った動機
解説動画と使用例
今後について
ご清聴ありがとうございました(*^◯^*)！