ソラコム x AWS で作る
セキュアなIoTシステム
JAWS-Festa 東海道 2016
2016.10.22
株式会社ソラコム
シニアエンジニア 松井基勝
• 名 前:松井 基勝
• 所 属:株式会社ソラコム シニアエンジニア
• 出 身:岐阜県
• 好きなサービス:Lambda
• 著書(共著):
自己紹介
株式会社ソラコム 概要
商号 株式会社ソラコム / SORACOM, INC.
代表取締役社長 玉川 憲
本社 東京都世田谷区玉川4-5-6
資本金 37億3511万2044円(資本準備金含む)
社員数 約30名
事業概要 IoT/M2M向けの通信プラットフォームの提供
2015年9月30日発表
1日10円〜、IoT向け通信サービス
SORACOM Air
2016/9/30 サービス開始から1年経過
ワールドワイドにスケールアウト中
2016年10月19日 発表
→KDDI回線でもSORACOMのサービスを利用可能
•SORACOMプラットフォーム
•SORACOMのサービス紹介
•まとめ
Agenda
《 SORACOMプラットフォーム 》
IoT(Internet of Things)
インターネット クラウドモノ
クラウドにつながるモノは、2020年に
数十億〜数百億?
IoTの活用が期待される分野
重要なビジネス基盤 / 社会基盤へ
なぜ今IoTが注目されているか
インターネット クラウドモノ
クラウド以前のIoTバックエンド
センサー
情報の集約
分析処理
保存/蓄積 活用
インフラ インフラ
インフラ インフラ
モノ インターネット
インフラ構築に
莫大な初期投資
オンプレミス
クラウド以後のIoTバックエンド
センサー
情報の集約 分析処理
保存/蓄積 活用
インフラ インフラ
インフラ インフラ
モノ インターネット
クラウドを利用
プログラムで一瞬で
準備出来る
差別化要素
のみ構築
クラウド
差別化要素
のみ構築
デバイスもプロトタイピングが容易に
ARM mbed OS
Intel Edison Rasberry PI
OpenBlocks
• IoTでビジネスを始めやすい環境が揃いつつある
• 不確定要素の高いビジネスに対して、スモールスタート
かつローリスクで始められる仕組みができつつある
• しかしながら、通信に対するイノベーションが少ない
• クラウドのように使える通信がIoTには必要
IoTを取り巻く環境
IoTの課題
インターネット クラウドモノ
接続方法 セキュリティ
通信の管理
接続方法
インターネットモノ ・有線LAN
場所の制約
・無線LAN
事前設定が難あり
・3G/LTEの通信は便利
初期費用、通信費高い
長期固定契約
クラウド
セキュリティ/通信プロトコル
・暗号化
暗号化実装が必要
・認証/認可
認証情報の個別設定必須
パスワードの変更難
・通信の管理
通信フォーマットや
通信先変更は困難
インターネット
ソラコムでの解決策
インターネット クラウドモノ
専用線
基地局
モノ インターネット
パケット交換
帯域制御
顧客管理
課金
AWS
クラウド
3G/LTE
SORACOM Air
SIMカード
API
•Subscriber Identity Module
•利用者の認証モジュール
•高い耐タンパ性
•SIMごとに認証、暗号化キー提供
•モバイル通信で認証と暗号化を担保
SIMカード
専用線
モノがAWSクラウドに直結
IoT向けのプログラマブルなデータ通信を提供
3G/LTE
API
《 SORACOMのサービス 》
SORACOMの全サービス
3G/LTEセルラー通信
セキュアなプロキシ
AWSクラウド内の閉域接続
専用線/VPNの閉域網
SIM認証の連携
クラウドアダプタ
デバイスとのLAN接続
SORACOM Air(Japan/Global)
SORACOM Beam
SORACOM Canal
SORACOM Direct/Door
SORACOM Endorse
SORACOM Funnel
SORACOM Gate
SORACOMの全サービス – AWS連携
3G/LTEセルラー通信
セキュアなプロキシ
AWSクラウド内の閉域接続
専用線/VPNの閉域網
SIM認証の連携
クラウドアダプタ
SORACOM Air(Japan/Global)
SORACOM Beam
SORACOM Canal
SORACOM Direct/Door
SORACOM Endorse
SORACOM Funnel
SORACOM Gate デバイスとのLAN接続
SORACOM Beam
SORACOMまではセキュア
SIMで認証された通信は、
SORACOMまで閉域網で到達
専用線
モノ
インターネット
3G/LTE
専用線
• データの暗号化
• SIMのIDを使った認証
• 通信先サーバの動的な変更
• プロトコル変換
SORACOM Beam
3G/LTE
インターネット
Beam
モノ
デバイスごとの設定が最小限に
デバイスごとに
ID/パスワード
証明書
接続先 etc..
の設定
一般的な構成
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1511/26/news046.html
専用線
3G/LTE
Beam
AWSのサービスとの親和性
SIMをセット
プロトコル変換・暗号化・
APIキー・証明書等の付与
AWS
Lambda
AWS IoT
Amazon API
Gateway
SORACOM Canal
SORACOM Direct
SORACOM Door
閉域網(VPC)
Amazonクラウドには、クラウド上に
自分の閉域網をつくる仕組みがある
(Amazon VPC)
日通、旭硝子、キヤノンなど
大手企業も利用
閉域網(VPC)
SORACOMは、AWSのネットワーク内にある
専用線
NTTドコモ
の交換局
閉域網(VPC)SORACOM
Canal
専用線専用線
NTTドコモ
の交換局
SORACOMは、AWSのネットワーク内にある
閉域網(VPC)
SORACOMと閉域網の間でプライベート接続、
インターネットを介さず、セキュアにデータ通信
SORACOM Canal
SORACOM
Canal
専用線専用線
NTTドコモ
の交換局
SIMごとに通信可否を設定可能
通信設定しないグループ
通信設定したグループ
SORACOM Canal
お客様のVPC
インターネットのみ通信可
AWS
専用線専用線
NTTドコモ
の交換局
東京以外のリージョン
SORACOM
Direct プライベートクラウド
専用線
VPN
SORACOM
Door
SORACOM Direct/Door
SORACOMとAWS外のクラウドやDCを
専用線/VPNで接続するサービス
•送信されるデータを盗み見られる心配がない
•IoTバックエンドサーバをインターネットに晒す必
要がない
•IoT機器が乗っ取られてDDoS攻撃に加担するよう
なリスクがない
IoTシステムを閉域網にするメリット
IoT機器がボットネットに
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1610/20/news061.html
SORACOM Funnel
SORACOM Funnelはクラウドリソースアダプタ
認証情報とリソース指定だけでクラウド連携を実現
SORACOM Funnel
認証情報
各種クラウド
サービス
簡易なプロトコル
プロトコル変換
認証ロジック
バッファリング
エラー処理
TCP
UDP
HTTP
SORACOM Funnel
3種のクラウドリソースアダプタに対応
Amazon Kinesis Stream
Amazon Kinesis Firehose
Azure Event Hubs
TCP
UDP
HTTP
暗号化
認証情報の付与
AWS Lambda
Kinesis App
Amazon S3
Amazon
Redshift
Stream Analytics
Power BI
Machine
Learning
•Beam
• 汎用的なプロトコルを想定、幅広い用途に対応
•MQTTを使えば簡単に双方向の通信が可能
•Funnel
• 対応するクラウドリソースであれば、デバイスに
SDKをインストールする必要もない
•サーバレス構成にも簡単にできる
Beam と Funnel の使いわけ
まとめ
SORACOM Beam × API Gateway/Lambda
SORACOM Beam × AWS IoT
SORACOM Canal × Amazon VPC
SORACOM Direct × AWS Direct Connect
SORACOM Funnel × Amazon Kinesis
SORACOM と AWS
AWS で IoT するなら SORACOMで!
《 株式会社ソラコムのビジョン 》
世界中のヒトとモノをつなげ
共鳴する社会へ

JAWS FESTA 東海道 2016 | ソラコム × AWSで作るセキュアなIoTシステム