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1 of 33
構造化オーバーレイネットワークを用いた
条件付きマルチキャストの
提案と評価
大阪市立大学大学院工学研究科
安倍広多
DPSWS2019
1
 ネットワーク内の各ノードが何らかの属性値を持つ
 属性値が指定した条件を満たすノードにマルチキャスト
背景 | 条件付きマルチキャストとは
32
14
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18
18
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@lit
@arts
@sci
@math
@geo
@arts
@sci
@lit
@sci
@lit
@sci
@eng
@sports
@history
@history
@geo
@geo@chem
@chem
@chem
@music
@music
@music
@music
@arts
@arts
@history
@arts
@math
@eng
@math
(例1) 30℃以上のノードにマルチキャスト (例2) @sciの購読ノードにマルチキャスト
(Pub/Sub)
本研究
条件付きマルチキャストを構造化オーバーレイネットワーク
で実現
 範囲検索が可能な構造化オーバーレイネットワー
クを使う(Skip Graph, Chord#, Suzakuなど)
 属性値をキーにマップし,属性値の範囲を指定し
たマルチキャストを行う
 欠点
連続した1次元範囲がマルチキャスト
対象となる場合にしか使えない
属性値が変化したら挿入し直し
など…
背景 | 従来手法 3
10
10
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提案手法
4
 構造化オーバーレイネットワーク
でリングを形成
 各ノードはキーと属性値を別々に
持つ
 マルチキャストの対象ノードの指
定は柔軟
 属性値が変化しても構造は
変化しない
 キーの範囲でマルチキャスト対象
を限定できる
地理的範囲で絞る, etc.
 O(log n)ホップで到達
提案手法の概要 5
@sci,
@histo
ry
@mat
h,
@spor
ts @lit,
@musi
c
@lit,
@musi
c
@arts,
@histo
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m,
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@arts
@histo
ry,
@geo,
@arts
@sci,
@geo
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@sci,
@geo
@musi
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@sci,
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@eng
@mat
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@mat,
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@sci Hello!
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属性値
 構造化オーバーレイネット
ワークのベースはChord#
 キー順に並んだリング構造
 各ノードは2の累乗個離れた
ノードにショートカットリン
クを持つ
構造 (Chord#) 6
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Chord#
レベ
ル
ポインタ キー
0
+1離れたノード
ド
36
1
+2離れたノード
ド
40
2
+4離れたノード
ド
47
29の経路表
 各ノードはキーに加
えて属性値を持つ
 属性値の型は任意
例: [“@lit”, “@music”]
属性値 7
属性値
キー
 宛先ノードの条件はキーの範囲とユーザ定義関数
(match)で指定
 例
 matchの定義を変えることで柔軟な宛先指定が可能
宛先の指定方法 8
ノードuが宛先に含まれる ↔️match(uの属性値) = true
condcast(20, 53,
(value) -> value.contains("@sci"));
match関数
キーの範囲
条件付きマルチキャストの実行 9
@sci,
@hist
ory
@mat
h,
@spo
rts
@lit,
@mu
sic
@lit,
@mu
sic
@arts,
@hist
ory
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sic
@arts
@hist
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@arts
@sci,
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@che
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@sci,
@geo
@mu
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@lit,
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@sci Hello!
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@arts
@hist
ory,
@geo,
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@sci,
@geo
@che
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@sci,
@geo
@mu
sic,
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@sci,
@arts
@lit,
@eng
@mat
h,
@che
m
@mat,
@eng
@sci Hello!
 ショートカットの担当区間内に条件を満たすノードが
あればメッセージを再帰的に転送
1ホップ目 2ホップ目
 区間内のすべての
ノードの属性値を持
つのは困難
 集約値:区間中に対
象ノードが含まれる
かを判定できる値
属性値の集約 (集約値) ① 10
@sci,
@histor
y
@math,
@sports
@lit,
@music
@lit,
@music
@arts,
@histor
y
@chem,
@music
@arts
@histor
y,@geo,
@arts
@sci,
@geo
@chem
@sci,
@geo
@music,
@arts
@sci,
@arts
@lit,
@eng
@math,
@chem
@mat,
@eng
集約値
@chem
@music…
集約値
@history@geo
@arts…
集約値
@sci @arts@lit
@eng…
集約値
@arts@history
➡ 区間内のノードの属性
値をまとめて集約値に
 集約値はユーザ定義関数reduceで計算
2つの属性値(or集約値)を1つの集約値にまとめる関数
使用するmatchの条件に合うように定義
 例
属性値の集約 (集約値) ② 11
val= reduce(val1, val2)
reduceがみたすべき条件:
val1 orval2 がmatch条件を満たす→match(val) = true
reduce([@music, @sci], [@lit, @math])
= [@music,@sci, @lit, @math]
経路表に集約値を保持
➡match(集約値)=trueの
区間だけ配送
集約値
の持ち方
12
@sci,
@histor
y
@math,
@sports
@lit,
@music
@lit,
@music
@arts,
@histor
y
@chem,
@music
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@histor
y,@geo,
@arts
@sci,
@geo
@chem
@sci,
@geo
@music,
@arts
@sci,
@arts
@lit,
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@math,
@chem
@mat,
@eng
集約値
@chem
@music…
集約値
@arts@history
@sci Hello!
レベ
ル
ポインタ キー 集約値
-1 自ノード
自分のキー
29
自分の属性値
@lit@music
0
+1離れた
ノード
36 @arts@history
1
+2離れた
ノード
40
@chem@music..
2
+4離れた
ノード
47
@history@geo@arts…
3
+8離れた
ノード
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@sci @arts@lit@eng…
経路表
拡張部分
集約値
@history@geo
@arts…
集約値
@sci @arts@lit
@eng…
 レベルiの集約値=
レベルiのリモートノードの
レベル[-1]〜[i-1]の集約値の
集約値
 すべてのレベルで更新
集約値の収集① 13
レベ
ル
ポインタ キー 集約値
-1
自分のキー
29
自分の属性値
@lit@music
0
+1離れた
ノード
36 @arts@history
1
+2離れた
ノード
40 @chem @music..
2
+4離れた
ノード
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@history@geo@arts…
3
+8離れた
ノード
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@sci @arts@lit@eng…
@sci,
@histor
y
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@sports
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@music
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@music
@arts,
@histor
y
@chem,
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@histor
y,@geo,
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@sci,
@geo
@chem
@sci,
@geo
@music,
@arts
@sci,
@arts
@lit,
@eng
@math,
@chem
@mat,
@eng
集約値
@history@geo
@arts…
集約値
集約値
reduce
 各ノードは,定期的に経路表のレベル0から
最大レベルまでの集約値を収集
Chord#の経路表更新のためのメッセージを拡張
 各ノードが任意のタイミングで収集しても
動くが,より効率が良い収集方法を考案
集約値の収集② 14
効率の良い集約値収集手法
15
 右ノードから左ノード(反時計
回り)に収集
右ノードからupdateメッセージを
受信したら,すべてのレベルの
集約値を収集し,左ノードに
updateを送信
効率の良い集約値収集 16
@sci,
@histor
y
@math,
@sports
@lit,
@music
@lit,
@music
@arts,
@histor
y
@chem,
@music
@arts
@histor
y,@geo,
@arts
@sci,
@geo
@chem
@sci,
@geo
@music,
@arts
@sci,
@arts
@lit,
@eng
@math,
@chem
@mat,
@eng
更新の流れ
(更新フロー)
 各ノードの更新間隔が一定(P)に
なるように自律的にupdate送信
タイミングを調整
 相反する目標を同時に満足する
①前回update送信時刻+Pで送信したい
②updateを受信したらなるべく早く左ノードに送信したい
効率の良い集約値収集 | タイミング 17
左ノードに送信する時刻 = 𝛼 last + 𝑃 + 1 − 𝛼 𝑟 + 𝑀
(where 0≦ α ≦ 1) 前回update
送信時刻
今回受信時刻
最小遅延時間
徐々に理想に近づける
 周期を守れるように自律的にフローを増減
効率の良い集約値収集 | フロー数の調整 18
 50ノード
一斉挿入
 目標更新間
隔30秒
 フロー数4,
更新間隔28.9
秒で収束
効率の良い…
シミュレーション
19タイムアウトによ
るフロー生成
フロー削除フロー削除フロー削除
Update送信
間隔の調整
 フロー数は多い方が良いのか少ない方が良いのか?
効率の良い集約値収集 | 解析① 20
• フロー数は少ない方が良い(𝐹 = 𝑀𝑛 𝑃 )
• すべての集約値の収集するために…
• 必要な時間は 𝑂(log 𝑛)
• 必要なメッセージ数は 𝑂 log 𝑛 2
update
update
update
update
フロー数多フロー数小
どちらも同じ
更新間隔
わかったこと
効率の良い集約値収集 | 解析② 21
 すべてのノードの属性値の収集にかかる時間
 すべてのノードの属性値の収集にかかるコスト
周期 = 60s
提案手法
提案手法+最適化
勝手なタイミング
(Chord#と同じ)
周期 = 30s
応用例
結局,何ができるのか
22
 コンパクトで偽陽性が低い集約値があれば
理想的
偽陽性:集約値では区間内に対象ノードが存在す
る(match()=true)が,実際には存在しない場合
応用例 23
属性値がC以上のノードへマルチキャスト 24
• 集約値 = スカラー値
• match(value) ≡ (value≧C)
• reduce(v1,v2)≡ max(v1,v2)
32
14
31
22
35 12
18
18
13
26
1910
15
25
16
10
(例1) 30℃以上のノードにマルチキャスト
 各ノードuが値u.cを持つとき,
値が範囲r = [min, max) 内のノードに
マルチキャスト
 多次元でも使える
ノードの値が範囲内のノードにマルチキャスト 25
• 集約値= 1次元範囲
• ノードの属性値= [u.c,u.c]
• match(value) ≡ valueとr に重なりがあればtrue
• reduce(v1,v2)≡ 範囲v1 と範囲v2を包含する範囲
v1 v2
reduce(v1,v2)
 各ノードは1つ以上のグループに所属すると
き,グループにマルチキャスト
トピックベースPub/Sub
 同時に複数のグループに送信も可能
特定のグループへのマルチキャスト 26
• 集約値 = ビットマップ
• ノードの属性値 = 所属グループを表すビットマップ
• match(value) = (value[宛先グループのビット] == 1)
• reduce(v1, v2) = v1 |v2 (ビット単位の論理和)
 各ノードが1つ以上のキーワードを持つ
 属性値にBloom Filterを使う
集合をビット列で表す確率的データ構造
 コンテンツベースPub/Subや全文検索などに応用
可能
特定のキーワードを持つノードへのマルチキャスト 27
• 集約値= BloomFilter
• ノードの属性値= 保持するキーワードのBloomFilter
• match(value)≡ (BF(value)が指定したキーワードを含む)
• reduce(v1, v2)≡v1 | v2 (ビット単位論理和)
 ノードが複数の属性値を持つとき,
組み合わせ検索(AND,ORなど)が可能
(例: 温度と湿度,位置(座標)と雨量など)
 reduceは属性値の種類ごとに定義
 あとはmatchの定義次第
組み合わせ検索(AND検索・OR検索) 28
• match(気温,湿度) =気温> 30 AND湿度 > 50
従来手法との比較
29
従来手法との比較① 30
従来手法
• 属性値をキーにマップ
• 適当なキー範囲にマルチキャスト
@sc
i,
@hi
story
@m
ath,
@sp
orts @lit,
@m
usic
@lit,
@m
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@art
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@m
usic
@art
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@ge
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@art
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@sc
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@ch
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@sc
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@ge
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@m
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@sc
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@en
g
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@m
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@ar
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@hi
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y@hi
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y
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y
@lit
@lit
@it
@m
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@m
ath
@m
ath
@m
usic
@m
usic
@m
usic
@m
usic
@s
ci
@s
ci
@s
ci
@s
ci
@s
port
s
従来手法との比較② 31
[@sci, @sci]
従来手法
key=トピック名
(31ノード)
提案手法
key=なんでも (地理的位置など)
(16ノード)
従来手法との比較③ 32
従来手法 提案手法
柔軟性
×
属性値をキーにマップできない
場合がある
属性値と別にキーが使えない
AND検索は難しい
○
任意の条件が可能
キーで絞り込みが可能
AND検索可能
ノードの
挿入削除
×
属性値の変化毎
○
1回
挿入する
ノード数
×
場合によっては複数
○
1つ
マルチキャスト
の効率
○
条件に合致するノードに
しか送信しない
△
偽陽性次第
即時性 ○
×
集約値の伝播に時間がかかる
維持コスト 経路表を維持 定期的に集約値の収集が必要
最大ホップ数 O(log ノード数) O(log ノード数)
 様々な条件付きマルチキャストが可能な方式を提案
+集約値を効率よく収集する手法
適切な集約値が求められ,即時性が重要でない場合に
適用可能
 今後の課題
即時性の改善(ノードの挿入や属性値の変化を
アクティブに伝播)
各種応用の評価
処理を定期的かつ順番に行うアルゴリズムの使い道?
まとめ 33

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構造化オーバーレイネットワークを用いた条件付きマルチキャストの提案と評価