3. 考察
少し考えると、答えは必ず一番最後に使用したエッジのc[ i ]となることが分かります。
つまり、b[ i ] = N となっている( つまりノードNへと移動できる )エッジそれぞれについ
て、そのエッジを使用することができるかどうかを判定することができればよいことがわ
かります。
i 番目のエッジを使用することができるかどうかを判定するためには、
時刻がc[ i ]を過ぎる前にノードa[ i ]へと到達できるかどうかを
判定すればよいです。
よって、それぞれのノードについて、そのノードに到達するために必要な時間の最小値
が分かれば良いということになり、これは単一始点最短路問題です。
単一始点最短路問題については蟻本のp94~97あたりを読むとよいでしょう。