Student Identity Trust Framework
- 2. トラストフレームワークとは?
• トラストフレームワークは、ユーザーの同
意に基づいてユーザーに関する情報を事業
者間で安全に流通させるための枠組み。ID
提供側とサービス提供側との信頼関係の構
築が容易になり、利便性の高いオンライン
サービスの創出につながると期待されてい
る
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- 3. 何がうれしいの?
• 信頼ベースのもと、ユーザーの情報を安
全に流通できる
• IDP/RPが満たすべき基準を満たしている
かチェックできる
• IDP/RPのn✕n契約(&与信)の手間が減
らせる
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- 4. でも・・・
ユーザーも嬉しくなるはず!だよね、、
それをサービスとして民間企業が実証し
ます!
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- 5. オンライン学割の課題
現状、オンラインで学割を適用するには、いくつかの課題がある。
• オンライン学割の登録時
– オンライン申請において「本当に学生ないのか?」という判断は難しい
– 現状① :学生証のコピーを郵送
– 現状② :不正な申請であった場合には違約金を請求
– オンライン学割の登録を正しく運用するには相当な「コスト」がかかる
• オンライン学割の利用時
– 登録時に正しく学生を認定できても「今も学生である!」という判断は難しい
– 例えば① :卒業した
– 例えば② :中退した
– オンライン学割を適用するため定期的に学生であるかの「チェック」するには
運用の負荷が大きい
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- 6. オンライン学割の課題
現状、オンラインで学割を適用するには、いくつかの課題がある。
• オンライン学割の登録時
– オンライン申請において「本当に学生ないのか?」という判断は難しい
– 現状① :学生証のコピーを郵送
– 現状② :不正な申請であった場合には違約金を請求
オンライン学割を雑に運用すると
– オンライン学割の登録を正しく運用するには相当な「コスト」がかかる
正規料金を支払っているユーザが
• オンライン学割の利用時
【不公平】を感じる
– 登録時に正しく学生を認定できても「今も学生である!」という判断は難しい
– 例えば① :卒業した
– 例えば② :中退した
– オンライン学割を適用するため定期的に学生であるかの「チェック」するには
運用の負荷が大きい
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- 7. フレームワーク案の策定で心掛けたこと
フレームワークを策定しても利用されなければ意味がない!
• 利用者(学生)の視点
– 利用したいサービスであること
– 学生の関心事 :就職活動、サークル活動、バイト、資格(免許)取得、・・・
– メリット(料金、サービス内容、利便性、)があること
– 料金、サービス :学割、学生限定サービス、
– 利便性 :デジタルコンテンツ、使い慣れているID/PW、
• 属性プロバイダー(学認・大学)の視点
– 学生の福利厚生と学認サービスの普及
– オンライン学割の適用は所属学生の福利厚生の一環=利便性の提供
• サービスプロバイダーの視点
– 学生ユーザの囲い込み
– 将来にわたり中期的に継続利用が期待できる学生ユーザを早期に囲い込み
• IDプロバイダーの視点
– 自社のIDに新しい属性情報(=学生属性)を付与
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- 11. オンライン学割サービス利用登録時のイメージ
属性プロバイダ:学認/各大
3.学認ID+PW
ISP:OpenID Provider RP:新聞社
2.OpenID+PW
1.OpenIDでの
利用者:学生
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- 12. オンライン学割サービス利用登録時のイメージ
属性プロバイダ:学認/各大
4.学生情報
3.学認ID+PW
ISP:OpenID Provider RP:新聞社
2.OpenID+PW
1.OpenIDでの
利用者:学生
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- 13. オンライン学割サービス利用登録時のイメージ
属性プロバイダ:学認/各大
4.学生情報
5.OpenIDに 3.学認ID+PW
ISP:OpenID Provider RP:新聞社
2.OpenID+PW
1.OpenIDでの
利用者:学生
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- 14. オンライン学割サービス利用登録時のイメージ
属性プロバイダ:学認/各大
4.学生情報
5.OpenIDに 3.学認ID+PW
ISP:OpenID Provider RP:新聞社
2.OpenID+PW
6.認証情報 1.OpenIDでの
利用者:学生
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- 15. オンライン学割サービス利用登録時のイメージ
属性プロバイダ:学認/各大
4.学生情報
7.登録完了
5.OpenIDに 3.学認ID+PW
ISP:OpenID Provider RP:新聞社
2.OpenID+PW
6.認証情報 1.OpenIDでの
利用者:学生
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- 16. オンライン学割サービスの利用例
学割に加え、学生向けに付加サービスを提供する「学増」の提供も!
• 電子書籍
– 雑誌(週刊誌、漫画)、新聞、文庫、
• 賃貸住宅
– キャンパス異動時、卒業時、(入学時)、
• 旅行
– 帰省、合宿、卒業旅行(国内・海外)、ボランティア、
• チケット
– スポーツ(※含む学生の対抗戦)、コンサート、イベント、優待券(クーポン)、
• クラウドサービス
– 音楽配信、映像配信、Eラーニング、ファイル共有サービス、
• ポイントサービス
– 会員ポイント、マイレージポイント、ポイント交換、
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- 18. メリット
学生
より広い範囲のサービスで学割/学増を受けられるようになる
デジタルコンテンツ/物販の決済を”即時”に学割で行えるようになる
Attribute Provider(学認/大学)
学生ユーザーの利便性拡大、満足度向上、自サービスの活性化
Relying Party
学生向けキャンペーン等による売上拡大
若年ユーザーの早期取り込み
Identity Provider(AuthN Provider)
自社ID/リソースを活用するRPの増加(≒ユーザーの増加)
Attribute Providerが許可すれば属性を自社に集約できる
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- 19. 具体的なイメージ 「こんな学生がいたら・・」
Macを買って
iPhoneアプリ開発入門を電子書籍で購入
Amazon EC2を月額で買って
iPhoneアプリを開発!(iTunes Developerアカウント)
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- 20. 具体的なイメージ 「こんな学生がいたら・・」
学割
Macを買って
学割
iPhoneアプリ開発入門を電子書籍で購入
学割
Amazon EC2を月額で買って
学割
iPhoneアプリを開発!(iTunes Developerアカウント)
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Editor's Notes
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