More Related Content
Similar to 八子クラウド座談会資料(当日メモ付) 20171216 (20)
八子クラウド座談会資料(当日メモ付) 20171216
- 4. 4
【本日のアジェンダ】
”だいたい” 以下のアジェンダに従って進めていきます。
■趣旨説明/今回のテーマの説明 ( 〜13:20)
趣旨説明 / 今回のテーマの背景 八子知礼(主催)
• ■第1部 インプット (各社20分のプレゼン 〜16:10)
アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社
LINE株式会社
りらいあコミュニケーションズ株式会社
グーグル・クラウド・ジャパン合同会社
株式会社プロトコーポレーション
株式会社Voicy
日本マイクロソフト株式会社
ソニーモバイルコミュニケーション株式会社
■第2部 パネルディスカッション (40分 〜16:50)
第1部登壇の皆さま + 八子
「ボイスコンピューティングの可能性を探る」
■第3部 ワークショップ (グループ討議+発表 〜18:00)
1)「ボイスコンピューティング使ってみた感想と課題」
2)「ボイスコンピューティングが応用できる領域とは」
■第4部 ライトニングトーク (各社5分×5〜6社 〜18:30)
■第5部 懇親会
- 10. 10
これまでの開催場所とテーマの一覧
回 開催日 人数 場所 テーマ
1 2010年3月8日 15 中経出版 クラウド本に書ききれなかった内容
2 2010年8月28日 44 中経出版 なぜクラウドは使われないのか
3 2010年12月12日 66 Google 1年間、クラウド業界で起こったこと
4 2011年4月2日 42 デロイトトーマツコンサルティング 震災復興にクラウドがどう役に立つか
5 2011年9月10日 80 Microsoft IaaSプレイヤーがちバトル
6 2011年12月11日 50 IDCフロンティア 1年の〆とクラウドのインテグレーション
7 2012年5月12日 42 IDCフロンティア ソーシャルクラウドの潮流
8 2012年9月10日 48 ダイワボウ情報システム 「徹底的にSaaS」
9 2012年12月8日 70 パイプドビッツ PaaSでモバイルクラウド
10 2013年5月11日 58 キバンインターナショナル クラウドの広がり~日本の頑張りを知ろう
11 2013年9月14日 64 SAPジャパン 最新動向「BaaS」とはなんぞや?
12 2013年12月14日 54 IDCフロンティア 2013年トレンド総括&未来予測 今年開始&話題になったクラウド
13 2014年5月18日 63 株式会社HDE クラウドビジネスの更なる多様化と再成長
14 2014年10月25日 64 M-SOLUTIONS クラウドの変質化 〜変わり始めたクラウド〜
15 2014年12月13日 69 シスコシステムズ 「毎年恒例一年の振り返りと近未来予測&大忘年会」
16 2015年3月21日 70 セールスフォースドットコム 5周年記念「あれから5年!」
17 2015年6月6日 55 フォルシア株式会社 IoT・IoE時代のデータ利用
18 2015年10月3日 106 IDCフロンティア クラウドで実現するIoT・IoE
19 2015年12月19日 64 株式会社内田洋行 クラウドが拓いたデジタライゼーション!
20 2016年4月17日 82 日本マイクロソフト 来襲グローバルEdTech!どうする日本EdTech!?
21 2016年10月22日 59 セールスフォースドットコム 激突!IoTクラウドプラッフォーム
22 2016年12月17日 62 ウフル クラウドジャパン!日本のIaaS/PaaSの競演
23 2017年5月20日 92 ビズリーチ 人工知能があなたを襲う?! クラウド×AIの熱き狂騒
24 2017年10月7日 80 TECHPLAY SHIBUYA クラウドでやらかす働き方改革!」~結局何を改革するの⁉業務支援&自動化~
夜1 2017年7月14日 31 フォルシア クラウドに繋がる身近なデバイス
ビーチ1 2017年8月11日 30 SkyDream Shonan Beach Lounge 最新ITで稼働する海の家の裏側潜入!
関西1 2013年5月25日 40 NTTテレパークビル クラウドでICT業界はどう変わる!?
関西2 2013年11月30日 68 Microsoft関西支店 注目の関西発クラウド やったるで~!!
関西3 2014年10月25日 96 エムオーテックス大阪本社 クラウドファースト時代のIaaS祭り(関西編)
関西4 2015年11月14日 104 凸版印刷 関西支社 メーカーとITが急接近!?IoTってどないやねん!?
関西5 2016年11月19日 83 エムオーテックス大阪本社 関西まるっとIoTでやったらんかい♬
関西6 2017年6月20日 40 エムオーテックス大阪本社 まるっと最新テクノロジー! ほろ酔い祭り!」
仙台1 2013年4月27日 25 コワーキングスペース クラウドとモバイルで変わる企業と私たちの働き方
仙台2 2017年2月25日 24 仙台市民会館 IoT x AI x ドローン、クラウドの次の潮流で復興支援を加速するには?
釧路1 2017年11月25日 55 釧路市29BAL 地方創生3.0 釧路版 ~IoTで釧路の未来を見つける!~
- 11. 11
登壇頂いた企業の一覧と回数
登壇・プレゼン頂いた企業のうち
複数登壇の企業と全体に占める比率
いつもご協力ご登壇頂き、大変ありがとうございます。
皆様に支えらえてここまで来ました。
全125社のべ193回
2回までの登壇企業で過半数
3 4 5 6 7 8 9 20 21 22 23西1西2西3西4西5仙2
合
計
Google 1 1
助け合いジャパン 1 1
Softbank Telecom 1 1
インフォテリア 1 1
SCSK 1 1
PayPal 1 1
ASPIC 1 1
RightScale 1 1
ASG 1 1
デジタルコースト 1 1
コンカー 1 1
シャノン 1 1
パイプドビッツ 1 1
マジックソフトウェア 1 1
Minerva School at KGI 1 1
ニュートンジャパン 1 1
Z会 1 1
LoiLo 1 1
iOSコンソーシアム文教WG 1 1
PTCジャパン 1 1
フジテック 1 1
シャープ 1 1
ロフトワーク 1 1
アンデックス 1 1
日本ルナウェアAIテクノロジーズ 1 1
TerraDrone 1 1
仙台市 1 1
日本クラウドワーキンググループ 1 1
コグニティ 1 1
日本IBM 1 1
Studio Ousia 1 1
LINE 1 1
ビズリーチ 1 1
0
申し訳ないのですが中略
申
し
訳
な
い
の
で
す
が
中
略
その他1回以下の登壇企業抜粋
11
8
8
7
6
6
5
5
3
3
3
3
3
3
2
2
2
222
2222222
93
Micorosoft 11
NTTコミュニケーションズ 8
八子自身 8
IDCフロンティア 7
さくらインターネット 6
セールスフォースドットコム 6
AWS 5
ニフティ 5
ServerWorks 3
ヤフー 3
サイボウズ 3
GMOクラウド 3
インターネットイニシアチブ 3
オムロン 3
ChatWork 2
eBASE 2
ABEJA 2
M-SOLUTIONS 2
AgileCat 2
ビットアイル 2
データビークル 2
Biglobe 2
Zohoジャパン 2
ソラコム 2
コンカー 2
ビズグラウンド 2
シャープ 2
その他 93
- 22. 22
第1部 インプットプレゼン
13:20 ~ 13:40
アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社
事業開発部マネージャー
榎並 利晃氏
13:40 ~ 14:00
LINE株式会社
開発1センター プラットフォームエバンジェリズムチーム
マネージャー/チーフエバンジェリト
砂金信一郎氏
14:00 ~ 14:20
りらいあコミュニケーションズ株式会社
ITサービス本部 次世代サービス推進部
自動化サービス室 室長
向川 啓太氏
14:20 ~ 14:40
グーグル・クラウド・ジャパン合同会社
カスタマー エンジニア
深堀 まど佳氏
休憩
14:50 ~ 15:10 (株式会社プロトコーポレーション) 富田篤氏
15:10 ~ 15:30
株式会社Voicy
代表取締役CEO
緒方憲太郎氏
15:30 ~ 15:50
日本マイクロソフト株式会社
パートナー事業本部 パートナー技術統括本部
テクニカルエバンジェリズム本部 テクニカルエバンジェリスト
増渕大輔氏
15:50 ~ 16:10
ソニーモバイルコミュニケーション株式会社
スマートプロダクト部門 エージェント企画開発室 室長
倉田 宜典氏
- 24. 24
【第2部】Q&A / パネルディスカッション
• お題
• 会場からの質疑応答タイムですが、直ぐに出なければ用意しておいた質問を投げかけます。
■パネルディスカッションの観点
• なぜ今、音声処理なんでしょう?
• 最も使えるのはどんな領域でしょうか?
(家庭内のみならずビジネスも視野に入れて)
• 結果として最も変わるのは何だとお考えですか?
16:10 ~ 16:50
ボイスコンピューティングの可能性を探る
- 25. 25
ワークショップ:当日の討議メモ
• クラウド型の音声処理が2010年頃から始まっていたが、音声処理機能、ボイスデータが大量に蓄積されて学習精度が上がった。またユーザーのリテラシーが上がったから。
• マイクロソフトがAzureをAWSの発表競合として始めたように、出したくて出した企業と追いつきで出している企業がある。AmazonのEchoが米国で大ヒットしたのがきっかけとなって
いることも多い。人工知能、学習などのクラウド事業者がもつモジュールを使って実現できるんじゃないかとなんがえてのこと。
• スマフォが出て、サービスが出て、チューニングの世界がでて、更にその先は「中毒性(慣れや慣性)」の世界での競争に入ってきた。音声は昔から使ってきているはずだが、中毒性
などに活用できると着目されたので、VR/ARよりも物理的に活用しやすかったのが音声。
• アマゾンの場合、「物を買う時にもはや声で良い」というベゾスのコメントから。もっとシンプルに物を買う経験を提供する観点から。
• Alexaは無償リリースしているのでそれで稼ぎたい音声処理系事業者はとてもこまる事象が発生している。スキルではマネタイズが始まりかけているが、まだどこで稼げるモデルと
なるのか市場が分からない。アマゾンは結局自分達のECに繋げようとするため、国内EC系とAlexaを使って連携するのが難しい。何とかECに持ち込みたいニーズがあるのが実情。
• アマゾンがWave売らない姿勢を取っているのはおかしい。WaveのClovaがまだ認識の実力が十分ではないからなのか単純に排除しているだけか。
本来は日本企業としてソニーがそのようなマーケットを牽引する姿勢をもって開発を進めていれば、音声処理市場はもっと変わったのではないか。
• そんなに音声の時代が長くは続かないのではないか。画面がついたら(一覧性、検索性)結局は便利になるが、それは結局タブレットと同様のデバイスなのでは?
• 声の魅力はあって便利だが実時間をかけることをユーザーに強いるUIなので、画面に行くのではないか。今は暫定的にメディアがもてはやしていることもあるが、様々なデバイスに
展開できる基本部分ができただけ。
• 画面がある一覧性が良いとも思わない、検索しても1画面目だけ、選ばれた情報だけを提示するような時代になっている。日本はリーマンショックの時代に音声コンテンツが無くなっ
ている。中年おっさん達は音声になれていない。音声コンテンツは動画から音声を抜いたモノとどう違うのかと言う質問があるが、そもそも別物。
• 音声スピーカーは「リモコン」という解釈がされることもあるが、それなら既存のリモコンで十分。ユーザー視点で見た時にどんなところで使えるのかと言う議論が未だベンダーサイド
からは余り出てきていない。既存のUIやコンテンツのリプレイスでは、コンテキストだけ共有しておいて別物のコンテンツとして編成し直すことで面白い経験を提供できる。
• 大量のクルマのコンテンツなどを一覧的に並べても結局ユーザーは数枚程度しか見ていない。レコメンドの方が意思決定が早い。音声の場合は目視よりも1/10程度の情報しか
入ってこないが、それだけ絞り込まれていると言うこと。一つのUIで完結しようとしないことが重要。
• 情報を研ぎ澄ましてから送り込むという成功体験が、声の場合はどう届けた方がよいかということを少ない情報で届けるという工夫をしている。声ではなかったとしても少ない情報量
を意識する人は成功するだろうけども全検索全読み上げといった情報が多いままだとうまくいかないだろう。
• (Googleやマイクロソフトの場合は)どんなデバイスでも使えるようにしているので、その組合せで音声部分抽出でも全検索読み上げでも利便性にかなった実装をすれば良いと思う。
• ビジネスにおいては、技術だけではなくようやくコストが合うようになってきたので実ビジネスに音声が活用できるようになってきた。コンタクトセンターではまだまだ(高コストな)電話
での処理が殆どなので活用できる余地は十分ある。特にスマートスピーカーは(お客さん側のフロントエンドでの1次対応デバイスとして)期待感がかかる。
• AIスピーカーからコンタクトセンターの中のエージェントに直接つながってエッジとクラウドのような連携を伴うことに期待がかかる。
• 「身体性」を持ったコミュニケーションは伝達のレベルが全然違う。コミュニケーションには動きが必要なので音声だけのインタフェースは入り口であって、次第にロボットに近づいて
行くと思っている。UIに多様性はあって良いと考えていて、リテラシーのレベルによってロボットなどの感性価値の高いものに反応する。若い人は声だけのUIでも構わない。
• LINEは若年層は常時接続音声通話複数人で使っている。簡単に使える接続できる、ということが提供者側の都合でなく、ユーザー側のニーズベースで出てくる必要がある。
• インプット(発信)とアウトプット(受信)を分けて考えた方がよい。正確に届けるか、インパクトを届けるか、発信者を大量に増やすなど発信の仕方などを考慮すればアウトプットのあ
り方も変わってくる
発表された討議内容のメモ(後日開示)
下記情報を参照する際には以下記述下さい
「第25回八子クラウド座談会 討議メモより」ボイスコンピューティングの可能性を探る
- 28. 28
ワークショップ①:当日の討議メモ
• 日本人は感情に訴えかける、おもてなしやパートナー感(=形)が重要。海外は中身のエッセンス(=スキル)をほしがる。
• 例:経費精算など、ビジネスの領域で無駄な時間が発生せぬよう、音声で「ながら入力」をすることで可処分時間を効率活用する可能性
はあるのではないか。
• パーソナルな使い方になるハズなのでもっと小さなデバイスになっていくのではないか。
• 課題:パーソナライズするかしないかによって「人格」実装の是非やその方法などが大きく変わるハズ。
• 課題:スマートスピーカーのハードウェアに1〜2万払ってまでスキル、アプリケーションがそこまで充実しているわけでもないので中々買
う気になれない。
• 音声入力だとPCなどのように一覧性がないのは課題。選択肢の提供がないため、クラウド側から強いモノ・絞り込まれたものだけがレ
コメンドされたり、届けられるおそれがあるところが懸念される。
• あえて単機能にしぼって実装してしまうことが解決策になっていくのではないか。例:Amazon Dash。すき屋のアプリのように注文する
商品が単一的なモノであれば実装実現しやすいのではないか。
• 生命安全に関わるようなスキルは実装することが難しい。音声のみならず画像も使った認証などが必要なのではないか。
• スマートスピーカーは入力系には使えそう。両手がふさがる時(工場や運転中など)やキーボードが使えない人(子供や高齢者)には良
い。
• 一方で、アウトプット系での使いかたはまだ難しいのではないか。スマートスピーカー側から語りかけられてくるなどは現時点では未だ
十分実装されているわけでもな。いビジネス現場ではパソコンがあるのでパソコンの方が入力は早いはず。
• 出力系が充実しないと買う気にならない。「ながら」での利用シーンがもっと実現されれば買うことになるかもしれない。
• 「スピーカーに恋ができる」くらいの感性を満たすことができるかが普及・利用のポイント。
• 音声入力は楽、手が空いて使える等の意見が多数。今後はコンピューティングモデルが音声のみならず複数の手段に分岐していくの
ではないか
ボイスコンピューティング使ってみた感想と課題
発表された討議内容のメモ(後日開示)
下記情報を参照する際には以下記述下さい
「第25回八子クラウド座談会 討議メモより」
- 30. 30
ワークショップ②:当日の討議メモ
• 定型性のあるビジネス面でのコマンド入力、状態を伝えないといけない見守り系などで使えるのではないか。
• スピーカーと言うよりも「スマートマイク」の方が重要性があるのではないか。公共の場での画像などと合わせた案内など
のシーンで活用できる。
• 今までだと「パーソナルな空間でオープンに話す」と言うやり方なのが、「オープンな場でパーソナルに話す」という経験が
実現できればよい。
• 勝手に話す(=広告)モデルは十分可能性があるのではないか。
• 料理や工事現場などの手がふさがっている時、(画面としての)UIを必要としないシーンでの活用例はあるはず。
• コンタクトセンターへの入電では多くのことを話されるが、「会話したいニーズ」が潜在的に存在するのではないか。ス
マートスピーカーが普及すれば会話ニーズはそこですむのでコンタクトセンターへの入電が減る可能性があるのではな
いか。
• 高齢者はスピーカーに「さん」付け。なので物理的な顔や画面は不要かも。高齢者が話した言葉を誤認識して注文する
つもりがないものがECのAmazonから届いた。認識精度の工場やECに(勝手に)つながることのフェイルセーフが担保
されれば良い。
• 現場作業(工事現場や手術室)で監視センターとつながっているスマートグラスを使っているが、そこにも音声入力が使
える。失敗できないミッションクリティカルな環境で音声と画像を組み合わせて使う形が望ましい。
• 音声によって「状態」が分からないか。特定の状態を判断したり、教えてほしい。
• 母親の音声を取って学習しておいて、子供が泣いた時に自動であやしてくれるなど。
• 亡くなった方の声が取ってあって、残された家族に音声で語りかけてくれるサービスなどのニーズは今後の高齢社会に
はあり得る。
• 受付での対応も音声だけでも十分かもしれない。
ボイスコンピューティングが応用できる領域とは
発表された討議内容のメモ(後日開示)
下記情報を参照する際には以下記述下さい
「第25回八子クラウド座談会 討議メモより」
- 32. 32
ライトニングトーク ( 18:00 ~ 18:30 )各人5分×3〜5人
1. Empath Inc.代表取締役 下地 貴明氏
「Voice Computing×Affective Computing(感情解析)の可能性」
2. M-SOLUTIONS取締役 植草 学氏
「仮:Pepperだってボイスコンピューティングしてるのよ」
3. <時間切れで打ち止め!>