旅人 玉村さんご夫妻(鎌
倉)
‘時季  04・ 10 月中旬
自炊しながら、まだ見ぬ
ドイツの 3 都市めぐり
旅の設計図
9
# 日付(曜日) 発着・訪問・滞在地 交通機関 基本スケジュール・ハイライト 宿泊地
1
1
10月 15 日
( 金)
ザルツブルク
ニュルンベルク
汽車352k
m
●パス利用
ザルツブルク発 09:04  ミュンヘン乗換
ニュルンベルク着 12:28   食料買
物
ニュルンベルク
デラーク・マキシミリアンホテル
1
2
10月 16 日
( 土)
ニュルンベルク シュロス博物館、デューラーの家博物館
、
ドイツ交通博物館、ファンボー市立博物館
ニュルンベルク
1
3
10月 17 日
( 日)
バンベルク訪問、
ヴュルツブルク訪問
汽車3回
 計300k
m
●パス利用
バンベルグ聖堂、司教館、博物館
ヴ゙ュルツブルグ聖堂、大司教館
ニュルンベルク
1
4
10月 18 日
( 月)
ニュルンベルク 買物、市内観光、ニュルンベルク大聖堂 ニュルンベルク
新しい旅のスタイルを試す
今回の旅はハブとする都市の宿泊施設に長期連泊し、その地域に生活するがごとく滞在
する。
イタリア・ボロニャに7連泊して、ボロニャ市内、モデナ、パルマ、フェラーラ、ラベ
ンナの各市もここから出かけて行く。ドイツ・ニュルンベルクに4連泊して、ニュルンベ
ルク、バンベルク、ヴュルツブルクを見聞する。
★このプランは成功でした。
(1)ホテル代が割安になります。
(2)移動に費やす労力が軽減できます。
(3)その町に暮らす気分が味わえます。
(4)食事内容を自己コントロールできます。レストラン依存に比べれば格段に安くすみます。
ニュルンベルク 神聖ローマ帝国の国王宮殿所在地
ゲルマン博物館
ドイツ交通博物館
ニュルンベルグはペグニッツ川をはさんで中世の面影の
濃い街がひろがっている。マイスタージンガーの舞台を思
い起こさせる。
神聖ローマ帝国には首都の定めがなかったが、実際
には皇帝はこの町に居ることが多かった。
カイザーブルクはその古城である
ニュルンベルクはドイツの鉄道発祥の地である。
交通博物館にはドイツ最初の蒸気機関車アドラー
号が保存展示されている。必見
市立フェンボー博物館は16~19世紀の市民生活の
展示が優れている。
● 滞在中の予定
10 月 15 日
(金 )
ミュンヘン発 ICE1518   12:28 到
着
10 月 16 日
( 土)
ゲルマン博物館、交通博物館
10 月 17 日
(日)
ヴュルツブルク小旅行
10 月 18 日
(月)
街歩き、買物
10 月 19 日
(火)
ニュルンベルク空港発
11:40  OS138  
ウィーンへ
Derag Hotel&Living  
Maximilian-Nuernberg
Obere Kanalstrasse   11 Nuerenberg
電話: +49 911 92950 FAX: +49 911
9295610
ニュルンベルクのホテル
ヨーロッパのホテルにはアパートメント
契約に応じるところがあります。
● 7泊または5泊以上を条件にするところが
多い。 この泊数は支払う必要があるが
、1泊捨てて も安い。
●毎日清掃、リネン交換をしない。週2回が
ルー ルの様である。
●この部屋はキチネットという簡易キッチン
がつ いている。電磁レンジ、水道、
各種調理器具、 食器が用意されて
いる。冷蔵庫はある。電子 レン
ジはまちまち。
●ホテルが便利なのは朝食食堂があるので出
発の日などはそちらを利用する。
ただし、日本のホテル業者はまったく情報を
持っていない。契約をしていない。インター
ネットで探す。
長期滞在者用の設備と料金体
系
全室ミニキッチンが付いて
いて簡単な料理ができる。
今回の料金
契約は
 456 euro (@ 114 *4
http://www.deraghotels.de/index.html から
1 National Museum of German Art
and Culture
2 New Museum for Art and Design
3 German Railway Museum
4 Museum for Communication
5 Gallery of Contemporary Art
6 Clock Museum
7 Natural History Museum
8 Bible Experience House
9 Medieval Dungeons
10 Toy Museum Nuremberg
11 Fembo House City Museum
12 Nuremberg Rock - cut Cellars
13 World War II Art Bunker
14 Albrecht Dürer´s House
15 Imperial Castle and Kaiserburg
Museum
16 Museum Tucher Mansion
17 Tower Of Senses
15番以外は月曜休み
ニュルンベルクにあ
る博物館、美術館
どれも面白そうな博物館ばかりです。さ
あどこに行こうか。選択に迷います。
ニュルンベルクの町をあ
るく
ニュルンベルクという地
名を聞いて、真っ先に裁
判を思い浮かべるのはも
う年寄りです。
戦後ここでナチスドイツ
の戦犯を裁く国際裁判が
開かれました。東京裁判
と同様多くの戦犯が処刑
されました。
この裁判所は土日のみ博
物館として公開。
おいしい食べ物はソ
ーセージです。
毎年 12 月の数週間
、クリスマス用品の
市が立ちます。この
規模はドイツ 1 、世
界 1 と言われていま
す。
2 系統のU -Bahn が走っています。ホテルか
らは Puelmer 駅が最寄です。
このホテルの宿泊者は市中心部ならば U-
Bahn でホテルのキーカードを見せると無料で乗
車できます?!
( 4 つのホテルチェーンが市交通局と提携し
ているらしい。こんな制度は世界でも初めて
聞いた。)
通常は 1 日券3.60ユーロ
実は上記の制度は昨年のもの。今はもうない。
市の HP の更新がされていない。
かつて養老院として建
てられた。今はレストラン。 デューラーの家博物館。銅版
画製作実演などもある。
ニュルンベルクーバンベル
クー
ヴュルツブルクを 3 角形に乗
り歩き。
バンベルク
ニュルンベルク発08:33-バンベルク着
09:08
日曜日でバンベルクの町はまだ眠っていましたが
ミサが始まっていました。大聖堂でミサに出席し
ました。ミサが行われている教会というものは生
きています。
司教以下 10 名以上の司祭が出席し、聖歌隊が後
方で聖歌を歌います。オルガンが鳴り響きます。
かつて法王が選出され、レオポルド 3 世としてこ
こで居住した聖堂はさすがに荘厳な立派なもので
す。
付属の博物館にも興味をひくものが多数あります
。
町ではマルクトが開かれていて、大変な賑わいで
す。
おそらく観光客も多いのでしょう。
バンベルク発13:25-ヴュルツブルク着1
4:20
ぶどう畑の中を汽車が走ります。ここがフランケ
ンワインの主生産地です。
ヴュルツブルクに着く頃から雨模様になりました
。
この町は今でも日曜の営業規制が厳しく、まった
く店が開いていません。カフェがチラホラ開いて
いるだけです。大聖堂は戦災被害が大きかったの
か、古さを感じないつくりです。
大司教館が博物館になっています。これはさすが
に世界一と評価されるにふさわしいバロック建築
です。ヴュルツブルク発17:28-ニュルンベルク
着18:20
一日で 2 ヶ所の世界遺産を廻りました。
交通費はユーレイルパス 1 日分でタダ!
ヴュルツブルク
10 月 17 日(日)
ヴュルツブルク  大司教座の城
と町
結局バンベルクに午前中行き、午後ヴュルツブルク
に廻りました。これが成功。町中休みで面白くない
町でした。
帰りも所要時間約 1 時間 頻繁運転
本日の日の出  07:45  日没  18:25
マイン川に面した古都。1168年に司教座が勅許
されてからプリンスビショップが絶対君主として君
臨した。丘の上のマリエンベルク要塞、大司教の居
館レジデンツ、大聖堂、キリアン聖人の眠るノイミュンスターな
どがみどころ。ロマンチック街道の出発地とされる
ので日本人にもなじみの街である。
レジデンツは 1719 年から 1780 年まで 60 年かけて
建設された。建設当時からヨーロッパで一番美しい
司教館といわれた。 1981 年選定の世界遺産
この地域をフランケン地方という。丸いボトルに
入ったフランケンワインは日本では入手困難。お土
産に好適
 
ドイツでの自炊と食
事 
ドイツでは同じ季節でも緑色野菜の種類、
品質がイタリアに比べて驚くほど貧しくな
ります。ほうれん草がたいへん新鮮でおい
しい。おひたし、ごま和えを楽しみました
。
ドイツではアンズ茸のシーズンでした。粘
りのないなめこの感じ。バターで炒め、白ワ
インと塩胡椒で煮込むその後きのこを取り
出して、フライパンの煮汁に生クリームを
加えて煮詰める。再度きのこを戻し、ソー
スと絡めてできあがり。パセリみじんをあ
わせる。
ドイツはソーセージの本場です。昼どきにソーセージ売りの屋台が出て
います。焼くタイプと茹でるタイプがあります。パンとビールを
一緒に食します。このスタイルはイタリアではまったく見掛け
ません。随分ちがうものです。
肉食のドイツ人に魚料理を食べさせるファストフード的レストラン NORD
SEE( 北海)が急速に拡大しどこの町でも1等地に出店していま
す。
1人前8ユーロくらいでおいしい魚料理が食べられるのでたいへん
助かります。ランチに愛用したり、サラダを持ち帰ったりしま
した。持ち帰って温めるのは避けたほうがよいでしょう。
正直のところドイツ圏では夕食に出かける魅力を感じませ
ん。昼食で満腹なのです。
今回の旅では2人で前菜的な一皿とメインの一皿を頼み、
分けるからというと、どこでも当然という顔で受け入れて
くれました。
食べ過ぎたり、残したりするのはやめましょう
お菓子が大きくて、種類もいろいろで、
おいしいのでこちらのほうが魅力があり
ます。そういえばイタリアの
ケーキはあまりおいしいと思いませんで
した。
 
ドイツでの自炊と食
事 
ドイツでは同じ季節でも緑色野菜の種類、
品質がイタリアに比べて驚くほど貧しくな
ります。ほうれん草がたいへん新鮮でおい
しい。おひたし、ごま和えを楽しみました
。
ドイツではアンズ茸のシーズンでした。粘
りのないなめこの感じ。バターで炒め、白ワ
インと塩胡椒で煮込むその後きのこを取り
出して、フライパンの煮汁に生クリームを
加えて煮詰める。再度きのこを戻し、ソー
スと絡めてできあがり。パセリみじんをあ
わせる。
ドイツはソーセージの本場です。昼どきにソーセージ売りの屋台が出て
います。焼くタイプと茹でるタイプがあります。パンとビールを
一緒に食します。このスタイルはイタリアではまったく見掛け
ません。随分ちがうものです。
肉食のドイツ人に魚料理を食べさせるファストフード的レストラン NORD
SEE( 北海)が急速に拡大しどこの町でも1等地に出店していま
す。
1人前8ユーロくらいでおいしい魚料理が食べられるのでたいへん
助かります。ランチに愛用したり、サラダを持ち帰ったりしま
した。持ち帰って温めるのは避けたほうがよいでしょう。
正直のところドイツ圏では夕食に出かける魅力を感じませ
ん。昼食で満腹なのです。
今回の旅では2人で前菜的な一皿とメインの一皿を頼み、
分けるからというと、どこでも当然という顔で受け入れて
くれました。
食べ過ぎたり、残したりするのはやめましょう
お菓子が大きくて、種類もいろいろで、
おいしいのでこちらのほうが魅力があり
ます。そういえばイタリアの
ケーキはあまりおいしいと思いませんで
した。

旅の設計図 6.ドイツ・ニュルンベルク/Nuremberg,Germany (by 玉村/tamamura) - 旅の設計図会