都市の歩き方

3. ●
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地区
住区
分区
中央地区 北地区
南地区
■：地区センター
●：中学校
●：小学校（本校）
■：近隣センター
●：小学校（分校）
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当初の計画 実現した住区
分区 住区住区

4. 「平行配置」は、東西方向の住棟を平行に配置することで、
全ての住戸を南面させ、日照を確保できるという利点があ
り、千里においては主に公団（現・UR 都市機構）の団地
で採用されている。千里津雲台団地、新千里西町団地など
平行配置のUR新千里北町団地
では、北側に階段室の入口がある「北入りタイプ」と南側
に階段室がある「南入りタイプ」の住棟を広場を挟んでペ
アにして配置することで、「平行配置」でありながら２つ
の住棟の住民が広場で交流できる工夫がなされている。
UR千里青山台団地（一部）UR千里津雲台団地 UR新千里西町団地
平行配置
※UR 千里津雲台団地の写真撮影：井上博道
典型的な中庭をもつ府営新千里東住宅
「囲み型配置」は住棟で囲んだ中庭を作り出すことで、
居住者の交流・活動の場を確保できるという利点がある。
千里においては、主に府営住宅の団地で採用されたが、後
期に開発された公団（現・UR 都市機構）の新千里東町団
地や千里竹見台団地では一部に「囲み型配置」が採用され
ている。なお、「囲み型配置」を採用する場合、一部の住
棟が西向きとなるため、府営住宅には窓に緑の日除けが取
り付けられている。
府営新千里東住宅 府営千里高野台住宅（一部） UR千里竹見台団地
囲み型配置
※新千里東住宅の航空写真：豊中市所蔵（昭和 43 年撮影）