【10月22日開催】人文/社会科学領域の研究をエンパワーするには?──社会との接続、資金調達の方法を考える【De-Siloローンチ記念イベント】
https://desilo.substack.com/p/event1
Session 02「高橋祥子×濱田太陽|『DeSci(分散型サイエンス)』がひらく世界──窮乏する研究資金、調達のための次の一手」
人文/社会科学領域の研究をエンパワーしていくにあたり、重要な論点の一つが「資金調達」です。短期的な実益に結びつきづらい領域の研究資金を確保するための最適解は、未だ見つかっていないのが現状でしょう。
そんな中で一つの道標となる可能性があるのが、新たな研究資金の調達手段として昨今注目が集まっている「DeSci(Decentralized Science:分散型サイエンス)」です。
インターネットの登場以降、サイエンスの民主化活動である「オープンサイエンス」の基盤は確実に進歩してきました。世界中どこでも情報のやりとりができるようになったことで論文へのアクセスは容易になり、共同研究のハードルも下がりました。しかし、査読や出版には多額のコストがかかり、研究を完全にオープンにできないのも実情です。そんな中DeSciは、ブロックチェーン技術による分散的な意思決定やインセンティブの再設計によって、「オープンサイエンス」が抱える問題を解決するとして期待されていています。
本セッションでは、DeSciの可能性について研究・実践を重ねている神経科学者の濱田太陽さん、研究室発ベンチャーの経営者として研究と社会の接続を模索するジーンクエスト代表の高橋祥子さんをゲストに招待。DeSciの現在地と、その人文/社会科学領域への応用方法を議論しながら、研究者から市民にまでひらかれたアカデミアの可能性を探ります。