スタバのブランディング

1. Webマーケティング
2023.3

2. 目次
1 スターバックスコーヒーとは
2 STP分析
3 ポジショニングマップ
4 SWOT分析
5 クロスSWOT分析
6 3c分析
7 4c分析
8 4P分析
9 ファイブフォース分析
10 PEST分析
11 VRIO分析
12 良いところ、改善点

3. 1 スタバーックスコーヒーとは
スターバックス（英: Starbucks Corporation、NASDAQ: SBUX）は、1971年にアメリカ合衆国ワシ
ントン州シアトルで開業した世界最大のコーヒーチェーン店で、シアトル系コーヒーの元祖である
米国の企業 。
1995年（平成7年）10月、株式会社サザビーがアメリカ、Starbucks Coffee International, Inc.との合
弁にて、スターバックスコーヒージャパン株式会社設立。サザビー社長鈴木陸三の兄である[31]角田
雄二が代表取締役社長に就任[広報 5]。
1996年（平成8年）8月2日、東京都銀座に、北米地区以外では初めてとなる日本1号店を出店。
省庁、空港、商業施設などへ続々出店。
2015年に47都道府県出店制覇。

4. 2 STP分析
[セグメンテーション]
• 20代～50代前半男女
• 日本国内在住
[ターゲティング]
• 20代～40代 男女（既婚、未婚、職業問わない）
[競合店] ドトール タリーズ
[その他参考店舗] コメダ珈琲

5. 3 ポジショニングマップ
ドトール
スターバック
スコーヒー
親しみやすい
価格が安い
タリーズ
コメダ
珈琲
おしゃれ
価格が高い

6. 4 SWOT分析
【強み】
・アメリカに母体があり、スターバックス
ジャパンはその傘下に入る企業力
・世界認知
・自社で生産ルートを持っている
・人材
・店舗数
・ブランド力
【弱み】
・値段、入りづらい雰囲気、といったニーズ
に応えることが難しい
・利用客の年齢層が広がらない（年配者の利
用が厳しい）
【機会】
・外出機会が増える
・新業態の進出で新たな客層開拓
・インバウンド
・固定ファンの維持
【脅威】
・自然災害
・円安
・不景気
好影響 悪影響
内
部
環
境
外
部
環
境

7. 5 クロスSWOT分析
・インバウンドで外国人旅行者の利用が増え
る
・新業態で豆や茶葉の販売
・自宅でもスタバの味が楽しめる
・混雑店舗のお客様の回転数
・スタバ以外の店舗利用者へのPR
・経済が不安定でも、母体が大きいので安心
・円安、不景気に関係ない一定数の固定客が
いる
・原価が高くなることで、生産コストが上が
る可能性
内部環境
外
部
環
境
強み 弱み
機
会
脅
威
機会ｘ強み 機会ｘ弱み
脅威ｘ強み 脅威ｘ弱み

8. 6 ３Ｃ分析
Consumer
消費者
Company
企業
Competitor
競合
• スタバ=おしゃれのイメージの定
着 承認欲求
• 居心地の良い空間
• フラペチーノが飲みたい
• 映える
• 接客が良い
• 社会情勢への対応が早い
• 接客力
• 店舗間でのサービス提供にブレが
ない
・出店先の環境に合わせた店舗造り
・値頃感のある価格設定
・提供が早い
・食事とコーヒーのセットのお得感
・入りやすい

9. 7 ４C分析
Customer
顧客
Customer Cost
顧客コスト
Communication
コミュニケーション
Convenience
利便性
・季節限定メニューがある
・タンブラーやマグカップ
などグッズが充実している
・コーヒー豆の販売がある
ので自宅でも楽しめる
・ドリンクがカスタマイズ
できる
・毎日利用するには少々割
高
・カロリーが気になる
・接客がフレンドリー
・気遣い
・ニーズ、好みに対応した
ドリンクの提案ができる
・駅ちか、ロードサイド、
全国にある
・キャッシュレス決済可能
・スタバカード、レシート
クーポンの利用

10. 8 ４P分析
Products
製品
Price
価格
Place
流通
Promotion
販売促進
･定番メニューの充実
･期間限定メニューがある
特別感
･こだわりの豆
･映える
• 競合店に比べると少々
割高
･価格が高いから得られる
贅沢感
• 国内外への出店
• 自社ECサイト
• 土地に合わせた店構え
• 直営店のみの店舗展開
• デリバリー対応
• 自社HP
• コンビニでの販売
• インスタ
• ワークショップ開催
･ サブスク

11. 9 ファイブフォース分析
[競合店]
ドトール
タリーズ
[買い手の交渉力]
○混んでたら他のお店に行く
○メニューがマンネリ
[売り手の交渉力]
○接客力
○出店先の立地
○顧客化
[代替え品の驚異]
○マックカフェ
○セブンカフェ
○喫茶店
○セットメニュー充実なコーヒー店
コメダ珈琲、サンマルクカフェ等
[新規参入の脅威]
○個人経営のこだわりカフェ
○ファミレス
○アパレルとカフェの併設店
小
中
高
中

12. 10 PEST分析
• Politics
• エコロジー推進（未来、安全、安心な社会）
• QOL（生活の質向上）
• テレワーク
• 健康志向
• Economy
・オンラインショッピング利用者の拡大
ネットショッピングで購入するもの2位が衣料品
（2021年）
・20、30代のネット通販利用者増加
・世界的な環境問題への関心 SDGs
・賃金上がらない
・物価は上がる
• Society
• 低コスト
• 良い物にはお金をかける
• サブスク
• 生活様式の変化でカフェのオフィス化
• デリバリーの活用
• Technology
・SNS
・スマート決済
・ECサイト

13. 11 VRIO分析
V
経済価値
R
希少性
I
模倣因難性
O
組織
競争優位の状態
流通 ○ ○ ○ ○ 持続的な競争優位
人材 ○ ○ ○ ○
持続的な競争優位
商品 ○ ○ △ ○ 一般的な競争優位
商品に関しては、新規参入業態や、コンビニなどで、似寄りの商品が出る可能性があるため。

14. 12 良いところ 改善点
スタバは、カフェ事業の中で、圧倒的な地位を確立しいていることがわかった。経済状況で揺るがな
い組織とネットワークを持ち、一定の良質な固定客をつかんでいる。
今後のスタバの飛躍に必要な改善点は、ブランドイメージを崩さずに、新規のお客様を集客すること
である。雰囲気が苦手な方へは、サブスクやデリバリーの利用で、店舗で使えるクーポンをつけるな
どで、来店を促すことができるのではないかと考える。また健康志向がより深まることが予想される
ので、糖質、脂質off、野菜を使ったメニューの開発に注力が必要である。

15. 参考文献
・スターバックス - Wikipedia
・スターバックスSWOT分析（2021） - 社会 - 2023 (churchbootcamp.com)
・スターバックス SWOT分析 | MindMeister マインドマップ
・ファイブフォース分析事例【スターバックス編】 | 集客・広告戦略メディア「キャククル」
(shopowner-support.net)
・【無料テンプレート付き】VRIO分析とは？4つの要素に手順、事例を解説 | Infinity-Agent Lab