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Responsive Web Design で
XPages アプリケーションを作ろう
株式会社 NSP
田村 嘉史
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Responsive Web Design(RWD)
• スクリーンサイズに応じて柔軟にレイアウトを変える手法
• 1つのHTMLソース
• スクリーンサイズに合わせたスタイルをCSSで振り分け

PCディスプレイ
スマートフォン
タブレット
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RWD適用例①
• XPagesDay(セッション申し込みページ)
• 4つのブロックのレイアウトが変わる
• 最上段(黄)のメニューは集約され、タップすると展開するようになる
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RWD適用例②
• Collaboration Today じゃぱ~~ん!
• 5つのブロックのレイアウトが変わる
• 最上段(黄)、下段左(青)のメニューは集約され、
下段右(紫)は最終的には消えてしまう
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RWDを構成する主な技術
• メディアクエリ(Media Queries)
• フルードイメージ(Fluid Image)
• フルードグリッド(Fluid Grid)
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メディアクエリ(Media Queries)
• CSSで画面サイズに応じてスタイルを振り分ける

例)
スマートフォン用スタイル
@media screen and (min-width: 768px) {
タブレット用スタイル
}
@media screen and (min-width: 1024px) {
PCディスプレイ用スタイル
}
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フルードイメージ(Fluid Image)
• 画像サイズがスクリーンサイズに応じて変わる(%指定)

例)
img {
max-width: 100%
}
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フルードグリッド(Fluid Grid)
• グリッドデザイン(要素をグリッドに沿って配置)
• リキッドレイアウト(%指定で可変に)
例)
header { width : 93.75% }
例)
rightnav { width: 14.58333333% }
main { width: 64.58333333% }
leftnav { width: 14.58333333% }
例)
footerright { width: 31.25% }
footerleft { width: 64.58333333% }
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RWDを採用するメリット
• デバイスごとに複数のデザインを制作する必要がない!
• アプリケーション開発の工数を大幅に削減できる
• アプリケーションの修正の際も1度で済む
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• どんなデバイスの利用者向けにも1つのURLで済む!
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• デバイスの利用者もアプリ管理者もURLの使い分けを意識しなくて済む
• アクセス数などの分析も容易

• BYOD(個人のデバイス利用)環境でも容易に対応可能!
• 利用されるデバイスをアプリ管理者が把握する必要がない
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XPagesアプリにRWDを適用するには?
• Twitter Bootstrap って、手があります!
• オープンソースで公開されており、誰でも無償で利用可能
• 今風デザインのページを簡単に作成できる
(Webデザインが苦手でも心配ご無用)
• RWDに対応
• XPagesアプリに適用も可能
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モバイルファースト
• 小さなスクリーンサイズ
• モバイル通信用の細いネットワーク帯域
• 大量データ処理には不向き
• モバイルデバイスの機能

(通話、カメラ、マイク、スピーカー、GPS、コンパス…)

• モバイルデバイスの利用シーン
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XPagesアプリケーションを作る…
• これまでのNotesアプリケーションはこんな感じ
• ナビゲータ、ビューの左右分割、入力画面
• ボタンは上部に表示され、スクロールしても動かない
⇒ どんな画面構成にするのが最適か?

• これまでNotesではあまり使わなかったパーツがたくさん
• ページネーション、パンくずリスト、カラフルなバッヂやラベル、
スタイリッシュなテーブルレイアウト、More…
⇒ どんなパーツを使ってユーザーにアクションを起こさせるか?
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参考情報
• RWDが採用されているページ(スライド内でも紹介)
• XPagesDay
http://www.xpagesday.com/
• Collaboration Today じゃぱ~~ん!
http://ja.collaborationtoday.info/
• Twitter Bootstrap のページ
• http://getbootstrap.com
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ありがとうございました

Responsive Web Design で XPages アプリケーションを作ろう