インダストリーフォーラム 2021
製造・エネルギー・物流 Day
DXになぜブロックチェーンが必要なのか?
~デジタルな世界のサプライチェーン~
SBI R3 Japan 株式会社 / ビジネス開発部
ビジネス開発部長 / Cordaエバンジェリスト
山田 宗俊
2021年2月17日 14:50 - 15:20
Confidential © 2021 SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved.
本講演が想定する視聴者さま
1
業種:製造・エネルギー・物流等のサプライチェーンを構成する企業
職種:DXの企画にお困りの経営者、担当者
本日のゴール
① DXとブロックチェーンの関係を理解する
② 具体的に何から始めれば良いかを理解する
ディープ
ラーニング
ビッグ
データ
IoT
RPA
5G
CASE
AI
ロボット
ブロックチェーン
API
クラウド ドローン
3Dプリンター
Confidential © 2021 SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved.
Profile
2
日立コンサルティングにて金融機関向けITコンサルティングの経験を経て、
2016年、エンタープライズ・ブロックチェーンCordaを開発するR3に、日本
人社員第一号として参画。業務改善の視点を軸に、日本企業へのブロック
チェーン導入を推進。R3 Cordaを活用したビジネス開発における第一人者。
2019年からは、R3とSBIの合弁会社SBI R3 Japanにて、営業およびマーケ
ティングの責任者として陣頭指揮を執る。元FLOCブロックチェーン大学校 講
師。ブロックチェーン技術の普及のため、 Mediumブログで情報発信中。
山田 宗俊
✓ Cordaエバンジェリスト
✓ SBI R3 Japan株式会社
ビジネス開発部・部長
✓ 時々ブロガー
Confidential © 2021 SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved.
SBI R3 Japanとは?
3
35%
51% 14%
Confidential © 2021 SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved.
SBI R3 Japanの提供サービス
4
Corda Enterprise ライセンス販売と製品サポート
Corda Enterprise商用ライセンス及びCorda Enterprise開発ライセンスとそれに付随する
テクニカルサポートを提供。
プロフェッショナル・サービス
PoCの実行支援、方式設計に対するアドバイスや技術調査を提供。必要に応じてR3社の技術
者と連携した課題解決を提供。
Cordaトレーニング
初心者向けのBootcampから、更に一歩踏み込んだ基礎コース、実際の商用化を見据えた開
発応用コース、運用応用コース等、様々なニーズに対応するトレーニングを提供。
Confidential © 2021 SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved.
DXと言えばDXレポート
5
✓ 価値創出の源泉がリアルの世界からデジタルの世界へ
と移行
✓ 調査対象の9割以上の企業がDX未着手または途上で
あり足踏み状態。
✓ 競合他社との協調領域の形成、対等な立場で伴走でき
る企業とのパートナーシップを構築が重要
DXレポート2(2020年12月)
DXレポート(2018年9月)
✓ レガシーシステムの保守・運用に貴重な「IT人材資源」
を“浪費”している
✓ 既存システムが事業部門ごとに構築され、全社横断的な
データ活用が困難
✓ DXが実現できないことで、2025年以降、最大12兆円
/年の経済損失が生じる可能性(2025年の崖)。
(出所)https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_transformation/20180907_report.html (出所)https://www.meti.go.jp/press/2020/12/20201228004/20201228004.html
Confidential © 2021 SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved.
デジタル社会基盤となる共通プラットフォーム
6
DXレポート2(P37)
製造・エネルギー・物流の文脈で考えると…
サプライチェーン横断で使える
共通プラットフォーム!?
(出所)https://www.meti.go.jp/press/2020/12/20201228004/20201228004-2.pdf
Confidential © 2021 SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved.
サプライチェーンにおける主要テーマ「レジリエンス」
7
✓ コロナ(2020年)
✓ 東日本大震災(2011年)
✓ タイの洪水(2011年) etc.
サプライチェーンの分断 レジリエンスの強化
背景
A社
リアル
の世界
B社 C社
D社
Confidential © 2021 SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved.
リアルな世界のサプライチェーンの分断は防げない
8
✓ マスカスタマイゼーション(価値の多様化)
✓ 脱中国依存、中国+one
✓ ESG評価/SDGsへの対応
✓ サーキュラーエコノミー(循環型経済)
etc.
事後対策にはサプライチェーン横断
の現状把握が必要
更なる複雑化は避けられない
現状把握のためには
デジタルな世界が必要 商流データ
物流データ
→外的要因に依存するため
レジリエンス≒変化への柔軟・迅速な対応
(事前予防 < 事後対策)
加えて
Confidential © 2021 SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved.
デジタルの世界のサプライチェーンも分断している!?
9
✓ そもそもデジタル化(データ化)されていない
✓ 属人的なエクセル管理
✓ 個社毎に別のシステムを使っている
まずはデジタル化が必要…
A社
デジタル
の世界
(現状)
A社システム
B社
B社システム
C社
B社システム
企業間で持ち合う(本来同じであるべ
き)情報は必ずしも一致していない
Confidential © 2021 SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved.
情報をデジタル化した後は共通化
10
✓ デジタル化した情報を同期させる
A社
デジタル
の世界
(現状)
A社システム
B社
B社システム
C社
B社システム
共通プラットフォーム
企業間で確実に交換させる(流通させる)ために、
共通プラットフォームが必要
企業間でデータを流通させる
Confidential © 2021 SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved.
共通プラットフォームでデータの一元管理
11
共通プラットフォーム
第三者
A社 B社 C社
✓ サプライチェーンを構成する各社がオンボー
ドしている
✓ 業務をデジタルで完結できる
✓ ワンクリック必要なデータを確認できる
→データの一元管理
共通プラットフォームに求められる要件
Confidential © 2021 SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved.
しかし、共通プラットフォームの実装は難しい…
12
✓ 自社の経営資源であるデータを社外に預け
て良いのだろうか?
✓ しかも他社との共通データベースに入れて
本当に大丈夫だろうか?
✓ 共通プラットフォームが止まるとサプライ
チェーンが全停止するということでは?
✓ ところでこの全てのデータを掌握する第三者
は誰だ?
共通プラットフォーム
共通プラットフォームの課題
第三者
A社 B社 C社
Confidential © 2021 SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved. 13
共通プラットフォームの課題を解決するのが
ブロックチェーンなのですが、
少し遠回りしてご説明します
Confidential © 2021 SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved.
A社
業務
部署内
統合
業務
部署内
統合
業務
部署内
統合
B社
業務
部署内
統合
業務
部署内
統合
業務
部署内
統合
業務のデジタル化の歴史 ~1970s – 1980s~
14
✓ 反復作業の一括処理
✓ 個人作業の電子化
✓ 近場の相手との情報共有
Confidential © 2021 SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved.
業務のデジタル化の歴史 ~1990s – 2000s~
15
✓ 部署間ワーフローの導入
✓ 二重登録の解消
✓ ベストプラクティスの導入
A社
業務 業務
ERP
統合
業務
B社
業務 業務
ERP
統合
業務
Confidential © 2021 SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved.
(この流れだと…)業務のデジタル化の歴史 ~2010s – 2020s~
16
✓ データ漏洩の可能性
✓ 単一障害点
(リスクの集中)
A社
業務 業務
ERP
統合
業務
B社
業務 業務
ERP
統合
業務
中央集中型
台帳
?
Confidential © 2021 SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved.
業務のデジタル化の歴史 ~2010s – 2020s~
17
A社
業務 業務
分散型
台帳
業務
B社
業務 業務
分散型
台帳
業務
これまで通り、データは社内に置きつつも、
あたかも”他社と一元管理されたデータ”のように扱えないか?
?
Confidential © 2021 SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved. 18
共通プラットフォームの課題と実装の話に戻ります
Confidential © 2021 SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved.
共通プラットフォーム
ブロックチェーンであれば共通プラットフォームを実装できる
19
✓ データはこれまで通り社内のデータベースで保管する
✓ 共通アプリでワークフローを構築、データ共有はリアルタイム
✓ 自社のシステムを使う。他社システム停止の影響を受けない
A社
デジタル
の世界
(これから)
B社 C社
共通アプリ 共通アプリ 共通アプリ
ワークフロー
DBは別々
ワークフロー
レジリエンスの強化
Confidential © 2021 SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved.
既に始まっています(事例)
20
トヨタグループ 豊田通商システムズはトヨタグループ向けに商取引DX基盤を構築。第一
弾として電子契約サービスを展開。契約締結に係る時間、印紙税・郵送費
を削減。将来的にはトレーサビリティーの可視化を目指す。
自社だけでなく取引先の業務も視野に入れ、建設資材の発注・支払業務の
省力化を目指すシステムを構築(現時点では実証段階)。将来的には業界
全体のコスト削減を狙う。
サイアム・セメント・グループ(SCG)
SCGはサイアム商業銀行が提供する受発注システムを採用。アンカー企業
として、配下のサプライヤー4,000社(現時点)の業務コストを削減。加
えて、サイアム商業銀行はサプライヤーに対しファイナンスも提供。
Confidential © 2021 SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved.
共通プラットフォームの将来像
21
商流・物流データが流通する共通プラットフォームが、業界毎/グループ毎/プ
ロジェクト毎に提供され、サプライチェーン全体のレジリエンス強化を実現。
For サプライヤー
✓ 受発注業務の効率化
✓ 部品・材料・素材の説
明責任の向上
✓ データに基づくアジャ
イル経営の実践
✓ 低コストでの資金調達
✓ 有事の際の補助金等の
調達
etc.
For バイヤー
✓ 多品種・小ロット発注
✓ 代替サプライヤーへの
迅速な発注
✓ 納品時の自動支払い
✓ ダッシュボードを通じ
た納入状況、在庫の確
認
✓ トレーサビリティー等
非財務情報の確認
etc.
For 行政機関
✓ 補助金等の申請受付
業務の削減
✓ 補助金等の迅速な支
払
✓ リアルタイム監視・
監督
etc.
For 金融機関
✓ トランザクション・
バンキングビジネス
の拡大
✓ KYCサービス提供
etc.
共通プラットフォーム
Y銀行 …
金融
機関
トランザクション・レンディング
インベントリーファイナンス etc.
サブ
サプライヤーa
サブ
サプライヤーb
サブ
サプライヤーc
…
…
…
…
…
…
…
…
…
日本
中国
その他
アジア
補助金、助成金等の申請
温室効果ガス排出量の報告 etc.
X銀行
サプライヤーA
サプライヤーB
サプライヤーC
○○市 …
行政
機関
〇〇省
バイヤー1
バイヤー2
バイヤー3
Confidential © 2021 SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved.
IT投資 vs 共通プラットフォーム投資
22
これまでの
IT投資
これからの
共通プラット
フォーム投資
初期
投資
実証
本格
開発
1 2 3 4 5
1 2 3 4 5 9 10
業界横断、グループ大で
の取組みが必要
競合他社やサプライヤーと
のパートナーシップ構築が
重要
Confidential © 2021 SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved.
ブロックチェーンでDXするための具体的なステップ
23
STEP1 デジタル化の遅れている受発注業務(紙、PDF)の洗い出し、分析
STEP2 取引先にも同様の課題が起きていないかを確認→協調領域の見極め
STEP3 金融機関、行政機関への相談→巻き込み
STEP4 仮説ベースで定量分析して効果を算出(XX時間の削減、etc.)
STEP5 実証実験を発表する→業界に向けたメッセージ、さらなる巻き込み
Confidential © 2021 SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved.
本講演のまとめ
24
DXになぜブロックチェーンが必要なのか?
① サプライチェーンのDXでレジリエンスを強化
② レジリエンス強化には、デジタル化+データ流通のための
共通プラットフォームが必要
③ 共通プラットフォームの実装はブロックチェーンが最適
④ 既に一部の業界リーダーは始めています
⑤ 他社とのパートナーシップで進めましょう(自前主義禁止)
Confidential © 2021 SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved.
本講演のまとめ2
25
共通プラットフォームの利用者になるか、提供者になるか?
ご清聴ありがとうございました。
アンケートにもご協力をお願い致します。
ご質問等ありましたら弊社までお気軽にお問合せ下さい。
お問い合わせ先:info-srj@sbir3japan.co.jp

Why we need blockchain for dx

  • 1.
    インダストリーフォーラム 2021 製造・エネルギー・物流 Day DXになぜブロックチェーンが必要なのか? ~デジタルな世界のサプライチェーン~ SBIR3 Japan 株式会社 / ビジネス開発部 ビジネス開発部長 / Cordaエバンジェリスト 山田 宗俊 2021年2月17日 14:50 - 15:20
  • 2.
    Confidential © 2021SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved. 本講演が想定する視聴者さま 1 業種:製造・エネルギー・物流等のサプライチェーンを構成する企業 職種:DXの企画にお困りの経営者、担当者 本日のゴール ① DXとブロックチェーンの関係を理解する ② 具体的に何から始めれば良いかを理解する ディープ ラーニング ビッグ データ IoT RPA 5G CASE AI ロボット ブロックチェーン API クラウド ドローン 3Dプリンター
  • 3.
    Confidential © 2021SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved. Profile 2 日立コンサルティングにて金融機関向けITコンサルティングの経験を経て、 2016年、エンタープライズ・ブロックチェーンCordaを開発するR3に、日本 人社員第一号として参画。業務改善の視点を軸に、日本企業へのブロック チェーン導入を推進。R3 Cordaを活用したビジネス開発における第一人者。 2019年からは、R3とSBIの合弁会社SBI R3 Japanにて、営業およびマーケ ティングの責任者として陣頭指揮を執る。元FLOCブロックチェーン大学校 講 師。ブロックチェーン技術の普及のため、 Mediumブログで情報発信中。 山田 宗俊 ✓ Cordaエバンジェリスト ✓ SBI R3 Japan株式会社 ビジネス開発部・部長 ✓ 時々ブロガー
  • 4.
    Confidential © 2021SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved. SBI R3 Japanとは? 3 35% 51% 14%
  • 5.
    Confidential © 2021SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved. SBI R3 Japanの提供サービス 4 Corda Enterprise ライセンス販売と製品サポート Corda Enterprise商用ライセンス及びCorda Enterprise開発ライセンスとそれに付随する テクニカルサポートを提供。 プロフェッショナル・サービス PoCの実行支援、方式設計に対するアドバイスや技術調査を提供。必要に応じてR3社の技術 者と連携した課題解決を提供。 Cordaトレーニング 初心者向けのBootcampから、更に一歩踏み込んだ基礎コース、実際の商用化を見据えた開 発応用コース、運用応用コース等、様々なニーズに対応するトレーニングを提供。
  • 6.
    Confidential © 2021SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved. DXと言えばDXレポート 5 ✓ 価値創出の源泉がリアルの世界からデジタルの世界へ と移行 ✓ 調査対象の9割以上の企業がDX未着手または途上で あり足踏み状態。 ✓ 競合他社との協調領域の形成、対等な立場で伴走でき る企業とのパートナーシップを構築が重要 DXレポート2(2020年12月) DXレポート(2018年9月) ✓ レガシーシステムの保守・運用に貴重な「IT人材資源」 を“浪費”している ✓ 既存システムが事業部門ごとに構築され、全社横断的な データ活用が困難 ✓ DXが実現できないことで、2025年以降、最大12兆円 /年の経済損失が生じる可能性(2025年の崖)。 (出所)https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_transformation/20180907_report.html (出所)https://www.meti.go.jp/press/2020/12/20201228004/20201228004.html
  • 7.
    Confidential © 2021SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved. デジタル社会基盤となる共通プラットフォーム 6 DXレポート2(P37) 製造・エネルギー・物流の文脈で考えると… サプライチェーン横断で使える 共通プラットフォーム!? (出所)https://www.meti.go.jp/press/2020/12/20201228004/20201228004-2.pdf
  • 8.
    Confidential © 2021SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved. サプライチェーンにおける主要テーマ「レジリエンス」 7 ✓ コロナ(2020年) ✓ 東日本大震災(2011年) ✓ タイの洪水(2011年) etc. サプライチェーンの分断 レジリエンスの強化 背景 A社 リアル の世界 B社 C社 D社
  • 9.
    Confidential © 2021SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved. リアルな世界のサプライチェーンの分断は防げない 8 ✓ マスカスタマイゼーション(価値の多様化) ✓ 脱中国依存、中国+one ✓ ESG評価/SDGsへの対応 ✓ サーキュラーエコノミー(循環型経済) etc. 事後対策にはサプライチェーン横断 の現状把握が必要 更なる複雑化は避けられない 現状把握のためには デジタルな世界が必要 商流データ 物流データ →外的要因に依存するため レジリエンス≒変化への柔軟・迅速な対応 (事前予防 < 事後対策) 加えて
  • 10.
    Confidential © 2021SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved. デジタルの世界のサプライチェーンも分断している!? 9 ✓ そもそもデジタル化(データ化)されていない ✓ 属人的なエクセル管理 ✓ 個社毎に別のシステムを使っている まずはデジタル化が必要… A社 デジタル の世界 (現状) A社システム B社 B社システム C社 B社システム 企業間で持ち合う(本来同じであるべ き)情報は必ずしも一致していない
  • 11.
    Confidential © 2021SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved. 情報をデジタル化した後は共通化 10 ✓ デジタル化した情報を同期させる A社 デジタル の世界 (現状) A社システム B社 B社システム C社 B社システム 共通プラットフォーム 企業間で確実に交換させる(流通させる)ために、 共通プラットフォームが必要 企業間でデータを流通させる
  • 12.
    Confidential © 2021SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved. 共通プラットフォームでデータの一元管理 11 共通プラットフォーム 第三者 A社 B社 C社 ✓ サプライチェーンを構成する各社がオンボー ドしている ✓ 業務をデジタルで完結できる ✓ ワンクリック必要なデータを確認できる →データの一元管理 共通プラットフォームに求められる要件
  • 13.
    Confidential © 2021SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved. しかし、共通プラットフォームの実装は難しい… 12 ✓ 自社の経営資源であるデータを社外に預け て良いのだろうか? ✓ しかも他社との共通データベースに入れて 本当に大丈夫だろうか? ✓ 共通プラットフォームが止まるとサプライ チェーンが全停止するということでは? ✓ ところでこの全てのデータを掌握する第三者 は誰だ? 共通プラットフォーム 共通プラットフォームの課題 第三者 A社 B社 C社
  • 14.
    Confidential © 2021SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved. 13 共通プラットフォームの課題を解決するのが ブロックチェーンなのですが、 少し遠回りしてご説明します
  • 15.
    Confidential © 2021SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved. A社 業務 部署内 統合 業務 部署内 統合 業務 部署内 統合 B社 業務 部署内 統合 業務 部署内 統合 業務 部署内 統合 業務のデジタル化の歴史 ~1970s – 1980s~ 14 ✓ 反復作業の一括処理 ✓ 個人作業の電子化 ✓ 近場の相手との情報共有
  • 16.
    Confidential © 2021SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved. 業務のデジタル化の歴史 ~1990s – 2000s~ 15 ✓ 部署間ワーフローの導入 ✓ 二重登録の解消 ✓ ベストプラクティスの導入 A社 業務 業務 ERP 統合 業務 B社 業務 業務 ERP 統合 業務
  • 17.
    Confidential © 2021SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved. (この流れだと…)業務のデジタル化の歴史 ~2010s – 2020s~ 16 ✓ データ漏洩の可能性 ✓ 単一障害点 (リスクの集中) A社 業務 業務 ERP 統合 業務 B社 業務 業務 ERP 統合 業務 中央集中型 台帳 ?
  • 18.
    Confidential © 2021SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved. 業務のデジタル化の歴史 ~2010s – 2020s~ 17 A社 業務 業務 分散型 台帳 業務 B社 業務 業務 分散型 台帳 業務 これまで通り、データは社内に置きつつも、 あたかも”他社と一元管理されたデータ”のように扱えないか? ?
  • 19.
    Confidential © 2021SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved. 18 共通プラットフォームの課題と実装の話に戻ります
  • 20.
    Confidential © 2021SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved. 共通プラットフォーム ブロックチェーンであれば共通プラットフォームを実装できる 19 ✓ データはこれまで通り社内のデータベースで保管する ✓ 共通アプリでワークフローを構築、データ共有はリアルタイム ✓ 自社のシステムを使う。他社システム停止の影響を受けない A社 デジタル の世界 (これから) B社 C社 共通アプリ 共通アプリ 共通アプリ ワークフロー DBは別々 ワークフロー レジリエンスの強化
  • 21.
    Confidential © 2021SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved. 既に始まっています(事例) 20 トヨタグループ 豊田通商システムズはトヨタグループ向けに商取引DX基盤を構築。第一 弾として電子契約サービスを展開。契約締結に係る時間、印紙税・郵送費 を削減。将来的にはトレーサビリティーの可視化を目指す。 自社だけでなく取引先の業務も視野に入れ、建設資材の発注・支払業務の 省力化を目指すシステムを構築(現時点では実証段階)。将来的には業界 全体のコスト削減を狙う。 サイアム・セメント・グループ(SCG) SCGはサイアム商業銀行が提供する受発注システムを採用。アンカー企業 として、配下のサプライヤー4,000社(現時点)の業務コストを削減。加 えて、サイアム商業銀行はサプライヤーに対しファイナンスも提供。
  • 22.
    Confidential © 2021SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved. 共通プラットフォームの将来像 21 商流・物流データが流通する共通プラットフォームが、業界毎/グループ毎/プ ロジェクト毎に提供され、サプライチェーン全体のレジリエンス強化を実現。 For サプライヤー ✓ 受発注業務の効率化 ✓ 部品・材料・素材の説 明責任の向上 ✓ データに基づくアジャ イル経営の実践 ✓ 低コストでの資金調達 ✓ 有事の際の補助金等の 調達 etc. For バイヤー ✓ 多品種・小ロット発注 ✓ 代替サプライヤーへの 迅速な発注 ✓ 納品時の自動支払い ✓ ダッシュボードを通じ た納入状況、在庫の確 認 ✓ トレーサビリティー等 非財務情報の確認 etc. For 行政機関 ✓ 補助金等の申請受付 業務の削減 ✓ 補助金等の迅速な支 払 ✓ リアルタイム監視・ 監督 etc. For 金融機関 ✓ トランザクション・ バンキングビジネス の拡大 ✓ KYCサービス提供 etc. 共通プラットフォーム Y銀行 … 金融 機関 トランザクション・レンディング インベントリーファイナンス etc. サブ サプライヤーa サブ サプライヤーb サブ サプライヤーc … … … … … … … … … 日本 中国 その他 アジア 補助金、助成金等の申請 温室効果ガス排出量の報告 etc. X銀行 サプライヤーA サプライヤーB サプライヤーC ○○市 … 行政 機関 〇〇省 バイヤー1 バイヤー2 バイヤー3
  • 23.
    Confidential © 2021SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved. IT投資 vs 共通プラットフォーム投資 22 これまでの IT投資 これからの 共通プラット フォーム投資 初期 投資 実証 本格 開発 1 2 3 4 5 1 2 3 4 5 9 10 業界横断、グループ大で の取組みが必要 競合他社やサプライヤーと のパートナーシップ構築が 重要
  • 24.
    Confidential © 2021SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved. ブロックチェーンでDXするための具体的なステップ 23 STEP1 デジタル化の遅れている受発注業務(紙、PDF)の洗い出し、分析 STEP2 取引先にも同様の課題が起きていないかを確認→協調領域の見極め STEP3 金融機関、行政機関への相談→巻き込み STEP4 仮説ベースで定量分析して効果を算出(XX時間の削減、etc.) STEP5 実証実験を発表する→業界に向けたメッセージ、さらなる巻き込み
  • 25.
    Confidential © 2021SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved. 本講演のまとめ 24 DXになぜブロックチェーンが必要なのか? ① サプライチェーンのDXでレジリエンスを強化 ② レジリエンス強化には、デジタル化+データ流通のための 共通プラットフォームが必要 ③ 共通プラットフォームの実装はブロックチェーンが最適 ④ 既に一部の業界リーダーは始めています ⑤ 他社とのパートナーシップで進めましょう(自前主義禁止)
  • 26.
    Confidential © 2021SBI R3 Japan, Inc. All Rights Reserved. 本講演のまとめ2 25 共通プラットフォームの利用者になるか、提供者になるか?
  • 27.