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UnityでAddComponentするだけで3DViwerを作れた話
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akoto
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Event for Diverse Game Engineers #4のLTで使用した資料です。 極座標を使って、ビューアを作成する内容です。
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UnityでAddComponentするだけで3DViwerを作れた話
1.
発表者:akoto 発表日 2019/03/23 UnityでAddComponentするだけで 3DViwerを作れた話
2.
自己紹介 1 名前 : akoto Twitter
: @_akoto_ 仕事 : スマートフォンアプリの開発・運営 趣味 : XR、ゲーム作り、ガンプラ 猫好き : とある猫好きな有名登壇者をリスペクして資料にも 猫が登場します。 ツイートは、プラモデルの話も多いですが、ゲーム業界の記 事やセミナーや勉強会の事も頻繁にツイートしています。
3.
アジェンダ 2 概要 デモ
3DViewerでやっている事の紹介 コード全文/カメラの位置を計算しているところ どんな事をしているのか(拡大・縮小/回転/平行 移動) まとめ おまけ
4.
概要 3 近年、スマホ向けの3Dゲームがリリースされるよ うになって来た中で、Viwer機能が必要とされる 機会も多いと思います。今回はUnity向けの 3DViwerを、簡単な数学を使って実現してみたと いう話です。 ターゲットとしては、Unityは扱えるが、サイエ ンスプログラムは苦手や覚えたいという方
5.
デモ 4 簡単なデモを見せます
6.
3DViewerでやっている事の紹介 5 ピンチイン/ピンチアウトで対象物の距離を変え る(拡大・縮小) フリックで、カメラを対象物を中心に回転させる (回転)
スワイプで、カメラの位置を変える(平行移動)
7.
コード全文 6 全て入れると、小さくなってしまうので、Qita記事 のリンク先を参照してください。 ※ 後ほど、この資料はUPします。 https://qiita.com/_akoto_/items/19366d705186417384 07#コード
8.
カメラの位置を計算しているところ 7
9.
どんな事をしているのか 8 式で表すと極座標に平行移動を足したものを使用 x =
r * sin(θ) * sin(φ) + A.x y = r * cos (θ) + A.y x = r * sin(θ) * cos(φ) + A.z r :対象物を中心とした球の半径 Θ :縦の移動量 φ:横の移動量 A :平行移動の移動量
10.
拡大・縮小 9 r成分を変化させている 球の半径を変える事で、カメラと対象物の距離も 変化
11.
回転 10 sin、cosを使用している箇所で変化させている Θやφは、指やマウスがスクリーンを横断する移 動量を、
Θやφに当てはめている。 また、縦の回転は、縦移動しか影響を与えない
12.
平行移動 その1 11 A成分でカメラを移動させている
極座標では、拡大と回転しか対応できない為、移 動成分を最後にpositionに加える必要がある 注意、しなければいけないのは、カメラの positionにだけ移動成分を足すと、視点が変わら ない為、LookAtも同じ成分を加える必要がある
13.
平行移動 その2 12 カメラは回転している為、平行移動する向きも常 に変化している。Unityカメラのtransformには、 正規化済でカメラにとって垂直なのupベクトルと rightベクトルが入っている為、これを使う。
14.
まとめ 13 3DViewerのUIは、極座標を用いて実現する事がで きる RayもColliderも使用しない為、お手軽にできる
15.
おまけ 14 Qita記事では実現していませんが、リリースするに あたってやっておいた方が良いこと 勢いよくフリックした後、徐々に止まるというよ うなバネを入れる 対象物の大きさやポージングによって、中心から 最も離れた頂点を基準に、拡大値の最小値をス ケールさせる必要がある。例えば、長い槍を持っ ているキャラの場合は、槍の先端部分がカメラに 減り込まないように調整する。簡単にやるなら、 対象物をスケールさせる事が最も簡単。
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