「オープンデータを活用した音声認識向上の提案」 現在、UDトークに限らず、音声認識対応している他のアプリでも音声認識が完全ではないため、オープンデータを活用した音声認識率向上の期待 　UDトークアプリでは、音声データを集めて解析することによって徐々に音声認識率が向上している。また、単語データをUDトークアプリに搭載されている単語登録機能を利用して登録することにより、音声認識率が向上する。

1. UDトークアプリ
音声認識率向上
J14086 丸山達也
「オープンデータを活用した音声認識率向上提案」

2. UDトークの目的
対象者：聴覚障害者
目的：情報保障（講義や会議などで利用）
対象者：外国人
目的；翻訳機

3. 課題点
・現在、音声認識が完全ではなく、認識されない時
がある。
・単語データや音声データを活用することにより、
音声認識率向上が期待される。
（解決策）

4. オープンデータ活用
＜UDトーク＞
・単語データ（既に単語登録機能搭載している）
→音声認識の場合、特に人名や固有名詞に弱いため、認識できないときが
ある。その場合、単語登録機能を利用し、単語データを登録することに
よって確実に認識されるようになる。
＜UDトーク以外の活用＞
UDトークアプリに限らず、音声認識に対応しているアプリなどでは、音
声認識するとき、認識できない単語が多くある。単語登録機能に読みと漢
字を登録するという形式でUDトークアプリでは行なっているが、仮にこう
いう形式を参考に単語データを活用すれば音声認識率向上が期待されると
思う。

5. オープンデータ活用
＜UDトーク＞
・音声データ（音声データの収集と再利用）
→音声認識率向上のため、UDトークアプリ無料版に限るが、多くの方が利
用していただくことにより、固有名詞や方言を含んだバリエーションが富
んだ音声データが集まってる。それらを解析することにより音声認識率も
徐々に向上している。※音声データはあくまで個人情報でもあるため、厳
重な下で保管されている。（既に実施し続けている）
＜UDトーク以外の活用＞
→音声認識は、UDトークだけではなくSiriも音声認識に対応している。そ
れらのように音声認識に対応しているアプリも音声データを収集し解析し
ておくことにより、他のアプリも音声認識率の向上に期待できると思う。

6. 音声認識の仕組み
音
（入力）
辞書
（検索）
一番近い文章
（出力）
単語登録機能のことです
＜音声認識（概念図）＞

7. 辞書検索の例
こうえん
↓
①公園
②講演
③公演
＜辞書検索（概念図）＞
“こうえん”という
発話をしたとき
どの“こうえん”
なのか分からない
こうえんにあそびにいく
このように最後まで話すと
どの“こうえん”なのか
確定される
公園に遊びに行く
単語のみで発話するとそのとき
辞書が持ってる頻度の高いもの
が表示される