１～９分間を計れるタイマーを作ってみました。 ① 数字の上にキューブを置いて、タイマーの時間(分)を設定する ② 予めカラーコピー機でサークルを印刷しておいたマットの上にtoioを置く ③ キューブがサークル状に移動を開始、タイマーの設定時間で一周する

1. toioで分数タイマー

2. 自己紹介： 小野寺 修（Sam）
■ とある一般社団法人のひとり情シス
ミュージシャンにお金を分配する業務
基幹システムの企画/構築/実装/運用をちくちくと
■ ソラコムUG東京のコアメンバー
■ obniz界隈に出没
■ #指紋の人なる称号を頂戴

3. “タミヤ1/35戦車模型とobnizで作る、他人とシェアリングできるラジコン”
https://youtu.be/wDEbnEQ6QEc
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4. toioについて書いたQiita記事が
トレンド入り！
応援して頂いた皆さまに感謝申し上げますmm
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5. Toioで分数タイマー：
１～９分間を計れるタイマーを作ってみました。
① 数字の上にキューブを置いて、タイマーの時間(分)を設定する
② 予めカラーコピー機でサークルを印刷しておいたマットの上にtoioを置く
③ キューブがサークル状に移動を開始、タイマーの設定時間で一周する
今回の作品を動画でご紹介します
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https://www.youtube.com/watch?v=fTCxwLCT-pM

6. そのフォローが定年後の励みになります@SAMonodera
（リアルデモのお時間）

7. そのフォローが定年後の励みになります@SAMonodera
プログラムの解説：
ココから唐突に、みんなのバイブル『リーダブルコード』が降臨。心の準備はいいですか？

8. そのフォローが定年後の励みになります@SAMonodera 今回のプログラムの全容です

9. そのフォローが定年後の励みになります@SAMonodera メイン部分を例に説明します

10. そのフォローが定年後の励みになります@SAMonodera
７章５節： 関数から早く返す
・関数で複数のreturn文を使ってはいけないと思っている人がいる、アホくさ。
・関数から早く返すのはいいことだ。むしろ望ましいときもある。
注）私の言葉ではなく、書籍の言葉です。あしからず。

11. そのフォローが定年後の励みになります@SAMonodera メイン部分を例に説明します

12. そのフォローが定年後の励みになります@SAMonodera ❶は if だけ、❷は if～else にしたものです
❶ else節なし ❷ else節あり

13. そのフォローが定年後の励みになります@SAMonodera
❶ else節なし ❷ else節あり
❷の方が短くて良さそう？

14. そのフォローが定年後の励みになります@SAMonodera 機能毎に分割して見てみると…

15. そのフォローが定年後の励みになります@SAMonodera ❶の方は、例外処理が起きると、即モジュール(イベント)を抜けるようにしています
ただちに終了
するので、それ
以降を考えなくて
済みます

16. そのフォローが定年後の励みになります@SAMonodera
７章７節： ネストを浅くする
・ネストの深いコードは理解しにくいし、その条件が何だったのかうまく思い出せない。
・早めに返してネストを削除する。

17. そのフォローが定年後の励みになります@SAMonodera
❶ else節なし ❷ else節あり

18. そのフォローが定年後の励みになります@SAMonodera ❷の方が、else節がある分、階層(ネスト)が一段深いのです
この部分が
思考エネルギーを
吸い取って
しまいます！

19. そのフォローが定年後の励みになります@SAMonodera
（リアルデモの途中経過）

20. そのフォローが定年後の励みになります@SAMonodera
１３章３節： コードを小さく保つ
・汎用的なコードを作って重複を削除する。
・コードの「重量」を意識して軽量で機敏にしておく。

21. そのフォローが定年後の励みになります@SAMonodera 機能ごとに分割することで、メインの構造をシンプルにしています

22. そのフォローが定年後の励みになります@SAMonodera
例えば。
メイン部分を分割(イベント化)しない場合は、
❷のように難読性が高まります。
❶ 分割あり ❷ 分割なし

23. そのフォローが定年後の励みになります@SAMonodera
Tips
「開発者向けマット（仮）」には直接、カラーコピー機で印刷ができます

24. そのフォローが定年後の励みになります@SAMonodera
実際の印刷例：
マットのドットを潰さないように淡い色を選択。「トナー節約」モードはオンで。

25. まとめ
■ （else節を使う時などは）ネストの深さに留意する
■ （イベント化や関数化して）モジュール性を高めよう
■ 「開発者向けマット」はカラーコピー機で印刷可能！
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26. ご清聴ありがとうございました
“ 最も読みやすいコードは、何も書かれていないコードだ。”
（リーダブルコード, P. 168）
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