A short talk about Tezos in Japanese, presented at "The Blockchain Night" #001 in Tokyo, 2019-02-27

1. Tezos: 自己修正暗号台帳
Tezos Japan 古瀬淳The Blockchain Night, Tokyo, 2019-02-27
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2. 日本でのTezos普及活動を行うNPO

3. Tezosコア開発に参加、ユーザへのTezos技術の提供

4. TezosのこれまでTezosのこれまで
2014-08: ポジションペーパー・ホワイトペーパー発表
2017-03: Tezos財団創設
2017-07: ICOで250億円調達
2018-06: Betanet開始
2018-09: Mainnet開始
ペーパーで約束された機能のほぼ全てが稼働中。

5. Tezos コミュニティTezos コミュニティ

6. Tezosとは…Tezosとは…
次世代スマートコントラクト環境次世代スマートコントラクト環境
オンチェーン・ガバナンス: 自己修正投票
セキュリティ: 形式検証
Proof-of-Stake: LPoS
思想思想
プロトコルはステークホルダーの物
安全性第一

7. オンチェーン・ガバナンスオンチェーン・ガバナンス
自己修正投票により破滅的なハードフォークを防ぎ、
新技術をスムーズに投入、進化する
プロトコル変更をコードとして提案
自動的にP2Pで配布、各ノードでテスト
プロトコル上で採択するか投票
採択されれば自動的に移行
プロトコルの所有者を開発者からステークホルダーへ

8. Tezos Athens: 初めての修正提案Tezos Athens: 初めての修正提案
一昨日発表!
Gas limit 緩和
ステーキング参加条件緩和
三ヶ月議論、テストし、
投票・採択される。
オンチェーン・ガバナンスの初の社会実験。
これからも新機能が修正提案により追加されていく

9. セキュリティ: 形式検証セキュリティ: 形式検証
部分的なソフトウェアテストにとどまらず、
安全性を数理的に完全に証明する
検証に適した関数型言語OCamlを採用
最新の安全性検証技術:
型システム、モデル検査、定理証明
全ての分野に適用:
ノード実装、コントラクト実行器、
コンパイラ、各コントラクトの安全性

10. TezosのスマートコントラクトTezosのスマートコントラクト
VM: MichelsonVM: Michelson
静的型付け、純粋関数型のスタックVM
人間でも読み書きできる
高級言語Liquidity, fi, ..高級言語Liquidity, fi, ..
JavaScript(fi), Python, OCaml(Liquidity)の文法を提供
Michelsonへコンパイル

11. Proof-of-Stake: LPoSProof-of-Stake: LPoS
選ばれた少数のノードではなく、
誰でもベーキング(ブロック生成)できる
各ブロックごとに生成者と裏書人が
ランダムに選出される
ベーキングが面倒ならベーキング業者に
delegateし、報酬を得ることができる
特殊なハードを必要としないので、
手数料が高騰しない
プロトコル所有者を
マイナーからステークホルダー全員へ

12. Tezos ユースケースTezos ユースケース
Elevated Returns: 不動産のトークン化の基盤
Tezsure: ブロックチェーンを用いた簡易保険
Chorus Mobility: 自動運転車間の交通優先権取引
Viaz: P2P funding platform
…

13. Tezos のこれからTezos のこれから
エコシステム
ディスク使用量の改善
改良、検証された高レベル言語、形式検証ツール
プロトコル改訂
BFTコンセンサスの導入、PVSSによる乱数生成
zk-SNARKSの採用
セカンドレイヤー
Marigold (≒ Plasma)

14. 2019: another exciting year of