音楽と科学技術の連携に関する考察 LT なので、ごく表面的な話題だけ

1. 音楽と科学技術の
アヤシイ関係について
2017 9/1
Beer bush @ Secure Sky Technology

2. 音楽は科学技術の成果物
これが今日の LT の結論
以上、終わり！
…では、話が続かないので
音楽と科学技術についてちょっとお話
文化だとLTじゃ死ぬの確定なので楽器中心に

3. 通信カラオケ
音声合成（シンセサイザ）
音楽再生メディアに特化して再設計
高速なデータ処理が可能になって実用化
MIDI規格
1/700 のデータ圧縮を可能とする

4. 金管楽器
19世紀に一気に発達
産業革命による精密機械加工技術の普及
精密なバルブなどが制作可能に

5. 木管楽器
金属加工技術の恩恵
複雑なキーメカニズム
フルート・サキソフォンの改良
音響工学に基づく設計の最適化（金管楽器も同様
）

6. 打楽器
冶金工学
シンバルの改良
合成樹脂
ヘッド（皮）の改良
ケブラー樹脂による胴の補強
塗料の改良

7. 弦楽器
筐体は基本的に17世紀に完成
弦の材質
ガット⇨スチール⇨ナイロン
天然素材の管理技術
含水量の調整（計測）

8. さらには…
音律を最初に解析したのはピタゴラス？（伝説）
弦の長さを 1/2 にすると一オクターブ上
2/3 にすると５度上
周波数を計測できなかった時代！

9. …ということで
音楽は貪欲に最新の科学技術を求めます
オルゴール⇨レコード⇨ CD ⇨ MP4
最初の録音は「メリーさんの羊」
でも科学技術ではフォローできないことも
作曲
敢え無く敗退

10. Q&A?