勉強会開催のご案内 2010 年 2 月 8 日
勉強会はこれをやろうと思います Domain Driven Design (Eric Evans) DDD は、海外では非常に評判の高い書籍です。本書の出版前から Martin Fowler 氏により「期待できる内容だ」と推薦されていたり、 GoF の 1 人である Ralph Johnson 氏は自身のブログで本書を「 4 、 5 回は読み直した」と賛辞を送っています。 Spring Framework の開発者 Rod Johnson 氏も、最近のプレゼンテーションで DDD を紹介しながら、「 Java EE 開発者がこれから進むべき道はリッチなドメインモデルだ」と発表しています。 -DDD 難民に捧げる Domain-Driven Design のエッセンス
Why? クライアントへのカスタムアプリケーション開発を進めていく上で指針にしていい本だから ドメインモデル重視だから アジャイル前提だから
自分のかかえているモヤモヤ IT業界ってホントは「成長産業」ですが、日本のSI業界はどうやら違うようです。 イノベーティブな知識集約産業のはずなんですが、どうやら違うようです。 日本経済の衰退と同じく、SI業界のパイもシュリンクしているようです。
自分のかかえているモヤモヤ ウォーターフォール サービス開始まで価値(動くシステム)を届けられない 多重下請け構造 オフショア含めたコストダウン競争 人月 「人月の神話」も最近リニューアルされたらしいですよ
WF への疑問点 途中で終わってしまいそうになったプロジェクトの話 ITaの半ばでプロジェクト「中断」。 奇跡的にプロジェクト再開。 サービスインまであと一息の時点でのサービス開始後の予想。 QCDとしては、問題ありませんでした! でも、顧客の業務効率は上がってません
パートナー/GD開発への疑問 モデルドリブンでコンポーネント指向開発です! なんでエクセルでIPO書いてるのかな ソースは自動生成できます! ソースと同等の「詳細設計書」を書いてるからだよね。変更したいときはどうするのかな 誰が見ても同じプログラムができてきます! じゃあプログラム自分で書けばいいんじゃないかな
人月への疑問 人月 × 単価=コスト 人月 × 生産性=価値? 生産性あげるイノベーション起こしてないなあ そもそもゴール間違えてない?
こんなのありますよ アジャイル開発宣言 プロセスやツールよりも 個人と対話を、 包括的なドキュメントよりも 動くソフトウェアを、 契約交渉よりも 顧客との協調を、 計画に従うことよりも 変化への対応を
こんなの始めた会社もあってビックリ
SI業界変わるの? でもね IPA が刊行した「ソフトウェア開発データ白書 2009 」では開発プロジェクトの 96% がこの「ウォーターフォール型開発」を採用しています。 じゃあ残り 4% に飛び込むだけだ SI業界の生産性が上がれば、日本の生産性も(ちょびっと)上がるだろう その準備をしよう
目標 2011 年 自分と組織の意識が変わる。力を蓄える。 2012 年 アジャイル開発をやっている。 2013 年 アジャイルが(少なくともIBMでは)普通になっている。 5 年後に業界が変わり、日本経済ちょっと復活 (前提)それまで会社をクビになってないこと
ということで、勉強会やります DDD の特徴 英語でみっちり 500 ページ  (夏くらいには日本語訳でるというウワサ) でもほら、英語勉強しないとね 難解 2 年前に社内で輪講したときは読むのがやっと 最近、日本語ブログでも考察書いてる人が増えた 繰り返し読むとわかってくるかも ビジネスドリブン(アジャイル) ビジネスエキスパートと会話するときはユビキタスランゲージです。 モデルドリブン
紹介・ DDD  Quickly 日本語版 日本語(やっぱりありがたい) 字がいっぱい(絵が少ない) 簡潔・でも簡潔すぎて分かりにくいかも
勉強会の進め方 決めてません! (本日のテーマ) 去年の勉強会のやり方 社内Wikiに資料をアップして、資料をアップした人が説明、その場にいる人で討論 議事録もWikiにアップ 不定期開催だったが、今年は定期的にやる予定(セクションミーティングの後の時間)
モデルドリブン開発の参考書 モデルドリブン開発実践編 不要なものは使わない 使用するUMLも厳選 “ GTAM”に近い が、ドメインモデル作成から入るところがナイス
アジャイルの参考書 アジャイルの入門 ポップな表現 でもわりと本流、包括的 (まだ英語しかない)
アジャイルの参考書 本格派 でも分厚い
その他 紹介 車窓からの TDD Test  Driven Development の超コンパクトな入門 わずかA4で15ページのPDFでTDD、ペアプロが分かってしまう

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