7.3

1. 第７講 テスト
全５問

2. 第１問
西洋哲学史との関係について、正しいものを１つ選べ。
①哲学の始祖タレスからポスト構造主義までを総合した。
②プラトンは興味段階に該当するがソクラテスは含まない。
③大哲学者と一般の哲学者とは違う。
④大哲学者は今後も現れる。

3. 正 解
③
①第７講ではパルメニデスからサルトルまでをおさめた。
※タレスらイオニア学派や現代思想については別項で触れる
②プラトンの師ソクラテスの“産婆術”はフィードバックに
該当。対話の中で気付く真理。そしてイデアに憧れる。
③大哲学者は世の知的ステージを1段階アップさせた人である。
④サルトルで存在に至った以上、現れない。別タイプが出現か

4. 第２問
近代認識哲学とタイバネティックスについて正しいものを選べ。
①デカルトのコギト(考える自我)とは主我である。
②ロックの観念連合とは、範疇観念のことである。
③ヒュームの観念連合の「類似」を、パースは判断連合の
「類似」としたため、疑似現実(＝文での結論)とした。
④カントの「物自体」という概念は人気がある。

5. 正 解
③
①デカルトのコギト(考える自我)とは客我である。
②ロックの観念連合とは、体系観念のことである。
③ヒュームの観念連合の「類似」を、パースは判断連合の
「類似」としたため、疑似現実(＝文での結論)とした。
④カントの「物自体」という概念は人気がない。
「物自体は分からない」と正直に述べたため。タイバネティ
ックスでは、記憶過程が様相に対すると考える。最終認識
段階では、様相ではなく物体(物自体)との関係を結ぶ。

6. 第３問
近代行動哲学とタイバネティックスについて誤っているものを選べ。
①マキャベッリの現実主義は認識段階のモデルで表される。
②ホッブスの機械論は作動モデルで表される。
③ベンサムの功利主義は分裂モデルで表される。
④ヘーゲルの弁証法は独立モデルで表される。

7. 正 解
①
①マキャベッリの現実主義は現実段階のモデルで表される。

8. 第４問
実存哲学とタイバネティックスについて、正しいものを選べ。
①キルケゴールの「単独者」とは客我である。
②ニーチェの「能動的ニヒリズム」とは主我の能動性である。
③ハイデガーの存在論とパルメニデスの存在論とは関係ない。
④サルトルの実存主義は以後の哲学からも高い支持を受けた。

9. 正 解
②
①キルケゴールの「単独者」とは主我である。
②ニーチェの「能動的ニヒリズム」とは主我の能動性である。
③ハイデガーの存在論とパルメニデスの存在論とは関係ある。
※ギリシャ哲学を研究していた。サイバネティックスを恐れたらしい。
④サルトルの実存主義は以後の哲学からも高い支持を受けない。
レヴィ･ストロースとの論争に敗れ構造主義が優勢となった。
構造主義にも「生成がない」との問題点がある。

10. 第５問
西洋哲学史の総合について正しいものを選べ。
①哲学史を総合したことに何ら有意義なことはない。
②太公望の武器「太極図」(封神演義)のように全てが相対化
され、無になってしまう。
③東洋哲学史は関係ない。
④文系学問が衰退してゆく。

11. 正 解
②
①分かりにくかった哲学史を分かりやすくした意義がある。
②太公望の武器「太極図」(封神演義)のように全てが相対化
され、無になってしまう。→偽哲学者は無になり良い
③東洋哲学には仏教哲学や江戸時代の富永仲基(「加上」の概念は
ヒュームに近いと言われている)等がおり、合致し得る。
④文系学問が衰退してゆく。→物質科学一辺倒ではなくなる