菊池信太郎 ・医療法人仁寿会菊池記念こども保健医学研究所　副所長、菊池医院　副院長 ・郡山市震災後子どものケアプロジェクト　マネージャー ・NPO法人郡山ペップ子育てネットワーク　理事長 ・復興庁復興推進委員会　委員

1. こころコミュニティ
2013/12/13
1
『福島からはじまる日本の子どもたちの復興！』
～健やかな成育環境を創る～
医療法人仁寿会菊池記念こども保健医学研究所
副所長
郡山市震災後子どものケアプロジェクト
マネージャー
NPO法人郡山ペップ子育てネットワーク
理事長
復興庁復興推進委員会
委員
菊池信太郎

2. 福島の復興のためのコミュニティの力
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福島から始まる
成育都市の創造

3. 福島の復興のためのコミュニティの力
3
福島から始まる
成育都市の創造
福島の子どもたちが日本一元気になる
日本の子育てのモデルになる

4. 質問
4
国は、自治体は、教育現場は、地域は、自分たちは
本当に
子どもたちが大切ですか？
子どもたちを大切にしていますか？

5. なぜ増える（悪化する）？
5
少子化
児童
虐待
肥満
体力
低下

6. 子どもたちを健やかに育むためには
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①子どもの成育環境は地域の大人が作る
②子どもに夢と希望を与える
③子どもの目線で考える
“子どもを育てる”ことの原点に立ち返り、
改めて考え直すことが必要！ 生活する場
学ぶ場
遊ぶ場
『こどもの居場所』作り

7. 子どもの現状調査（現状把握）
7
①運動能力
②肥満状況
③生活環境
④心の環境
健康な心と体を作る取り組みを考える

8. 市内の小学校５年生男子における
体力・運動能力偏差値（H24.6)
8
握力
52
ボール投げ
50
上体起こし
48
46
44
立ち幅とび
42
50ｍ走
長座体前屈
反復横とび
20mシャトルラン
全国平均＝５０
郡山市震災後子どものケアプロジェクト、山梨大学中村和彦教授 調べ

9. 震災を契機に
体重増加の例
9
当院
8歳男児例

10. おやつ↑
運動↓
ゲーム↑
家族の反応
太るのが
体に悪いのは
わかっては
いるけど・・・・
10

11. 11
菊池信太郎調べ

12. 6年生女児
12
6年生女児

13. 6年男児 肥満度推移（20％以上）
13
80.0%
70.0%
60.0%
50.0%
40.0%
30.0%
20.0%
10.0%
0.0%
-10.0%
1年生
2年生
3年生
4年生
-20.0%
医療法人仁寿会 菊池記念こども保健医学研究所調べ
5年生
6年生

14. 全国の子どもの運動能力の推移
14

15. 平成21年度 全国児童の体格
15

16. 子どもたちの危機
16
現状を憂うのではなく
これから何をするか？
が問われる
新たな『こどもの居場所』作り

17. 子どもの生活環境調査（平成25年夏）
17
運動の実施状況
 食生活環境
 ストレスの状態に関する調査
 郡山市内の3歳～15歳の子どもたちを対象
 32，000人/36，000人（約89%)から回答

実施：NPO法人 郡山ペップ子育てネットワーク
協力
山梨大学、日本大学工学部、郡山女子大学

18. 学生によるアンケート実施（日本大学工学部ふるさと創生支援センター協力）

19. 学生によるアンケート実施（日本大学工学部ふるさと創生支援センター協力）
チェック用ツールの開発
 約１週間でツール開発（院生）
 約１００名の学部生が参加
（２週間で集計作業が終了した！）
 ユーザーによるソフト評価
 本来の調査目的を考えるように
 集計ボランティアから、人材育成へ
（価値創造）

20. アンケート結果
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集計中の断片的傾向から
・もっと運動やスポーツをしたいと願っている。
・平日に運動やスポーツをしている時間がかなり
少ない（特に未就学児）
・放課後、降園後の外遊びの時間が少ない
（特に未就学児）
・放課後、降園後の家の中での遊び時間が長い
（特に未就学児）

21. 21
PEP Kids Koriyama
H23.12.23オープン

22. 公園のリニューアル
22

23. 夢と希望の全天候型運動場（例）
23
東京ドーム
日大工学部ふるさと創生支援センター提供
「ロハスの工学」のコンセプトに基づき
郡山ドーム構想をイメージして設計

24. PEP Park Koriyama
図提供：日大工学部ふるさと創生支援センター／制作：日本大学工学部浦部智義研究室

25. 子どもの成育環境に直接的かつ
積極的に関われる専門員を養成する
子どもの
体作りの
遊び、
運動に精通
教育機関、
地域の成育
ための
心の問題の
ある子ども
遊び場等
環境を見守
食育知識
を早期発見
で実践活躍
るリーダー
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26. 『福島の子どもたちを日本一元気に！』
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この取り組みに引っ張られ、
福島県の子どもたちが皆
元気になることを願って！
福島の子どもたちの心と体が
日本一元気になった時、
日本の明るい未来が見えてくる！

27. 子どもの心地よさ
子どもにとっての
心地よさ
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28. 子どもの居場所作り
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①子どもの成育環境は地域の大人が作る
子どもは用意された社会で育っていく
子どもの1分1秒は、その後の人生（心と体）を作る
ための大事な時間
②子どもに夢と希望を与える
子どもに夢と希望がない社会は楽しくない
③子どもの目線で考える
子どもの時間は子どものもの
それを暖かく見守るのは大人の責任

29. 福島から始まる『成育都市』の創造
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子どもたちに
『夢』 を
私たちの手で
あげましょう!