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「旅路の思い、誓い、国境をこえて、未来へつなぐ!」
- 1. 1 企画案のタイトル 「旅路の思い、誓い、国境をこえて、未来へつなぐ!」
2 企画案を一言でいうと? 「旅のちから」でモニュメントをつくる。
3 企画案への想いや背景
日本は将来、人口が減少する。ほどよい国のかたちや大きさは秤しえないが、いまの状
態を保持しようすれば、生産年齢人口が減る分、外国資源(特にマンパワー)に頼わざる
負えない。
だからといって、経済だけを考えた数合わせだけでは長続きしない。時間をかけて外国
人とコミュニケーションをはかりながら、外国人にとってまた訪れたくなる日本をつくり上げ
ていかなければならない。
そこで着目したのが、外国人旅行者へのサービスである。ひとは、旅先に自分の足跡を
残したくなる。また、同じ足跡を辿った同郷の先人たち、これから訪れるであろう同郷のひ
とたち、さらには将来また訪れるかもしれない自分にたいして、ふしぎと思いがかさなる。こ
れは、万国共通であろう。
この思いをかたちにして、交流人口が増えて、少しずつ観光産業全体の発展に寄与で
き、社会の役に立つ企画になることを願う。
また、このサービスは、旅行などの申込みをWebサイトで行うひとが増え、その分店舗を
訪れる人が減っていることを考慮し、店舗の特性を生かしたあらたな業務サービスの提案
でもある。
4 サービスの概要
まず、旅行前にJTBの会員登録をし、会員番号を受取る。(必須条件)
外国人旅行者(ツアー、フリー両方ふくむ)が全国各地の旅先で、JTB店舗を訪れる。そ
こで、会員番号を提示し、手数料として百円程度を支払い、旅カード(出身国別、A4サイ
ズ)を受取る。それから店舗内スペースで、休憩を兼ねて旅カードを作成する。それを、専
用のポストに投入する。JTBの担当者が週に一度ポストを開け、旅カードをチェックする。
そして、それをスキャニングし、JTB本部のWebサイト「国別旅のアーカイブ」に格納する。
また、処理の済んだ旅カードは、国別に仕分けしファイリングする。
会員は、いつでもどこでもサイトにアクセスし、「国別旅のアーカイブ」を閲覧し、自分の
カードのみ印刷できる。さらに、JTB店舗内保管の旅カード(原稿)も、会員のみ自由に閲
覧できる。
旅カードの原稿は、原則として一定期間現地保管とし、期間を過ぎたモノの処理は本人
に確認する。
5
何を提供するか
(具体的サービス・商品)
外国人旅行者が、旅路の思いや誓いを旅カードに記し、それらを原稿データ(JTB店舗)
とデジタルデータ(JTB本部サーバー)として保管し、世界中の会員に公開する。
6
誰に提供するか
(想定顧客)
まずは、外国籍のJTB会員のみ。
※海外事務所でも同じサービスを展開するときは、日本人も対象とする。
7 どうやって売るか JTBのWebサイトやCMで宣伝する。
8
企画案の差別化要素
(独創性・新規性など)
外国人旅行者の数値的管理だけではなく、旅の思いを情報として公開することがあたら
しい。
特定のカテゴリーで人のつながりをつくるという点においては、フェイスブックなどに類似
性はあるが、時間軸(過去→現在→未来)で人と物がつながっていくところが独創的であ
る。
9 企画案の競争相手は? 外国人旅行者をお迎えする産業全般。
10 実現におけるリスクは? JTB店舗内業務が輻輳すること。
11
企画が成功したら社会は
どう変わるか?
外客と地方との接点が増え、地域の活性化がすすむ。
JTB×○○で社会に役立つ企画
記入シート
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