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上腕骨上顆炎の治療アルゴリズム
- 1. 急性期の上腕骨上顆炎の治療アルゴリズム
• 圧痛
• 手関節他動による疼痛の誘発
診断
• 日常生活動作指導
• テニスエルボーバンド使用
• NSAIDs処方
Phase1 • やや強めにストレッチングを行う
• レントゲン写真を撮像し他疾患の可能性を除外
• リハビリテーションの強化、電気刺激療法
• 手関節装具の作成
Phase2 疼 • ステロイド注射を考慮
痛が続く場合
• 6週間後の経過観察
• リハビリプログラムの再構築
• 別のタイプの装具の処方
それでも改善 • アルゴリズムその2(慢性期の治療)に移る
がない場合
- 2. 慢性期の上腕骨上顆炎の治療アルゴリズム
• 12週間以上続く上腕骨上顆炎を指す
• 手関節他動による疼痛の誘発
診断
• ストレッチの継続、強化
• 日常生活動作の指導強化
Phase2
• MRIを撮像、場合によっては超音波検査
• ニトログリセリンパッチの貼付
• 多血小板血漿の注入
• 超音波下針腱切除術
Phase2
• 超音波刺激療法
疼痛が続
く場合 • 鍼治療
• ボツリヌス注射
• 血管新生抑制剤の注射
• 6週間後の経過観察
• 6ヶ月の経過観察の後手術
• デブリードマン
それでも改善 • 腱切除術
がない場合