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はじめてのかいがいてんじ
- 3. てんじしたもの IKEBANA VR EXPERIENCE というVRの中で生花の基礎を学 ぶVRコンテンツの展示をしまし た URL: http://ikebana-vr.jp/
- 4. かんそう と ぽいんと
Editor's Notes
- こんにちは！３月にアメリカで行われたSXSWというイベントで初めての海外展示をしました。今日はそのときにおこったハプニングや学んだこと、思ったことを紹介したいとおもいます。
- まず自己紹介です。 めーぷると申します。ついったーはこれです。 本名は谷崎あやか、所属はビービーメディア株式会社というCM事業がメインの会社でVR/ARのプログラマーをしています。 メイドプログラミングという、メイドさんと一緒にプログラミングを学ぼうってやつのメイドもやっているので気になる方は声かけてください！
- SXSWで3月11日から１４日までの間、TradeShowにてIKEBANA VR EXPERIENCEというものを展示してきました。 これの開発部分を私が担当しました。
- とにかく疲れます。アメリカなので時間がほぼ真逆なので、時差ボケから抜けられず昼に眠気が襲ってきます。飛行機に乗るときに睡眠薬など活用してうまく対策できるとグッドです。あとは、言語です。日本での展示でもなかなかつかれますが、加えて言語の壁があり、ペラペラ喋れる人lは良いのですが、喋れないとそれだけでストレスになります。英語の勉強と体力作りをしようと思いました。
- ハプニングというやつはなかなかにドエスです。展示のときに限っていたずらしてくるのですが、こいつは海外にまでついてきやがります。困ったものです。飛行機のチケット代払えって感じですよね。 初日にいきなりハプニングが起きました。今回の展示ではWindowsMRのヘッドセットを使用していたのですが、それを使用するためのアプリケーションが開けなくなってしまいました。幸い、２セット中、１セットだけだったので初日は１セットで乗り切りました。原因は、展示前にWi-FiつないだときにWindowsがアップデートされてしまったということでした（コノタイミングデ...)。ほかの展示ブースでは、展示物が飛行機で運んでいる間に崩壊してしまい、現地で材料を調達して作り直したという人もいました。 事前に起こることを本当に細かいところまで想定して準備しておくことが大切ですね。 海外なので、余計に焦ります。
- 展示以外でもとんでもないハプニングが起こりました。ホテルの予約です。今回、日本のブッキングサイトを通してホテルの予約をしたのですが、まず到着した初日、５人のうち1人だけ部屋の予約が取れていませんでした。空いていたのでその場でとれたのですが、事前の確認が必要でした。 さらに最終日の前日、１５日にダウンタウンで遊んで帰ってくると、勝手にチェックアウトされて荷物がすべて出されていました。１６日まで予約していたつもりが、１５日までになっていたようです。日本時間で予約していたのか、確定連絡をしていなかったからなのか、原因はわかりませんが部屋も埋まっていてホテルからでなければいけない、とのこと。緊急でモーテルを見つけ出し、毎朝展示場まで送ってくれていたタクシーの運転手のアムサン（救世主）にモーテルまで運んでもらいました。やはり持つべきは友です。 モーテルでは予約しているのを待っている間、外で1人で待っていたのですが、ものすごく治安が悪そうな黒人５人くらいにずっとこっちを見られていて完全に死を覚悟しました。「今日わたし死ぬわ」と確信さえしました。電気つけたまま寝ました。次の日シャワーを浴びようとしたら石鹸しか置いてなかったので石鹸で髪を洗いました。ドライヤーもなかったのでクーラーで髪を乾かしました。 そういう怖い悲しい思いをしないためにも、飛び立つ前に予約確定の連絡と、さらに到着初日に予約の日程など必ず確認しましょう。展示に全力を尽くせる状態がベストです。 帰りの飛行機でも、乗り遅れそうになって搭乗口でおばさまに怒られるという事態が発生したので、なにごとも事前確認です。生きて帰ってきたのでもうなんでもいいです。
- こういう展示ではブースが回り切れないほどあるので、パッみてサッと理解したい人も多いです。IKEBANA VR EXPERIENCEでは、生け花の基礎知識をナレーションでギュッと詰め込んであるので、一度の体験に６，７分、コントローラーの説明や準備を合わせると８分ほどかかる状態でした。そうすると、１人でも並んでいたりするとお客さんは並んでくれないことが多いです。緊急で二日目の夜にSXSWエディションということでナレーションを削り３分半から４分ほどの体験時間に縮めました。そうすることで待ってくださることも増え、回転率も上がったので、より多くの方に体験していただくことができました。
- 他の展示を見ていて思ったことなのですが、パッと見て何をやっているかわかるものだったり、目立つものは注目が集まり、人も集まりやすいです。人が集まると、さらに人が集まります。音など出すとなお良しです。我々の展示はVRだったので、VRを体験している人が見ているものと、コンテンツの紹介動画をモニターで流していました。周りのブースが激しかったので音は聞こえにくかったですが、映像を見て興味をもって話しかけてくる人は多かったです。
- もちろん良いこともありました。IKEBANA VR EXPERIENCEを最後まで体験していただいた方には、VRの中で作っていただいた生け花をプリントアウトしてポストカードとしてお渡ししたのですが、これがなかなか喜ばれました。「これ私が作ったやつなの！？やったー！！」と目を輝かせてくださる外国人が非常に多く、中には「ピアノの上に飾っているよ！」とツイッターに載せてくれた人もいました。 VRはコンテンツとして体験した後に形に残らないものが多いのと、デジタルの写真としてならもらえるものもあるのですが、今回のように印刷して”紙”という触れるものとして形に残るのは”体験した”と実感してもらいやすく、且つ「こんなことをしたよ！こういうコンテンツがあったよ！」と人に見せて伝えやすいので とても良いアイデアだったなと感じました。あまり見返さないカメラロールに残るよりも、飾ったりすることで心や記憶に残りやすいかと思います。ポストカードに、コンテンツのサイトに繋がるQRコードも載せていたので、拡散力も抜群だったと思います。あと関係ないですが上の写真、私の顔の薄さが際立っていますね。
- 展示といえばパンフレット配りなのですが、今回は海外ということもあり、名刺サイズにしてみました。まず良かった点としては、持っていきやすい！です。大量に用意しても、スーツケースにちょっとのスペースで入れられるので、ものすごく便利でした。 また、展示会場ではたくさんのブースでパンフレットをもらうので持ち運びが大変になったり邪魔になったりします。そこで登場名刺サイズ！ポケットにスッと財布にスッと名刺入れにスッと！...このセリフでCMがつくれそうですね、ぐちゃぐちゃになりにくさもあるので、良かったと思います。
- やはり日本人なので、日本食は大事です。とくに塩と醤油が大好きな私にとっては辛い日々でした。お肉が大好きとアピールしまくっていた私ですが、今回の旅で”私が好きなのはただお肉ではなく、日本の上質なお肉だ”ということに気が付きました。ジャンキーでスモーキーなお肉は食べきれずに残してしまいました。もう二度と肉好きだなんて言いません。真の肉好きに失礼です。 なので、真の肉好きやご飯よりパン派だという人以外は海外に行くときにはみそ汁などもっていくとよいかもしれません。たまたま現地に日本人経営の日本食レストランがあったので助かりました。最終日前日に日本食を食べた時には涙を流しそうになりました。
- 荷物は極力少なくするのが良いです。展示の荷物はしかたないというかむしろ念に念を重ねておおめに持っていくのが良いのですが、ここでは自分自身の荷物についての話です。今まで短い期間で行った海外は夏のバカンスくらいで自然と荷物も少なくなっていたので気づきませんでしたが、すこし寒い時期に行く場合、ズボンは基本一緒でTシャツだけ二枚くらいで回して上着も変えない、くらいでよいです。ランドリーもないかもしれないということで、ご飯屋さんのあとの臭いが気になる私は１日１セットレベルで服を持って行ってしまい、パッキングとか大変でした。スーツケースも小さいのが楽です。