新秩父宮ラグビー場は、PFI手法を使って整備されます。これまで、市街地再開発事業で、PFIが使われたのは、3例しかありません。
神宮外苑市街地再開発事業は公園つぶしの、「稼げるまちづくり」事業ですが、PFI手法の導入は、その象徴といえます。また、手続き的にも大きな問題をはらんでいます。
権利変換計画の認可が迫っている今、市街地再開発のしくみを解説しながら、新秩父宮ラグビー場PFI事業の問題を皆さんと共に考えたいと思います。
スピーカー:岩見良太郎先生
1945年兵庫県生まれ。1969年東京大学工学部都市工学科卒業。1978年 同大学院博士課程修了(工学博士)。青森大学助教授、都留文科大学教授を経て、埼玉大学経済学部教授(1994~2011年)。埼玉大学名誉教授。
1968年、「区画整理対策全国連絡会議」(現在、NPO法人区画整理・再開発対策全国連絡会議)に名称変更)が設立されるとともに、その機関紙、『区画通信』の編集を担当。現在、同連絡会議代表。
著書に、『土地区画整理の研究』(1978年)、『土地資本論 地価と都市開発の理論』(1989年)(以上、自治体研究社)、『「場所」と「場」のまちづくりを歩く イギリス篇・日本篇』(麗澤大学出版会、2004年)、『場のまちづくりの理論 : 現代都市計画批判』(2012年)、『再開発は誰のためか 住民不在の都市再生』(2019年)(以上、日本経済評論社)、等がある。