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● å·» é ­ コ 80 ラ ム ● 愛産 2010幎 7 - 9月号 み ん な の Contents 広 å Ž ● 01 ●巻頭コラム こ 究 研 ん 宀 に か ち ら 03 ●みんなの広堎 は  ● 倧 掲 05 ●研究宀からこんにちは å­Š ・ 短 瀺 板 倧 共 通 23 ●掲瀺板倧孊・短倧共通  ● 掲 瀺 板  31 ●掲瀺板倧孊 倧 å­Š  ● 32 ●掲瀺板短倧 掲 瀺 板  短 37 ●スケゞュヌル・宿泊 等 倧  　 ● 　 新 み 入 55 ●ツりキョり君 な 生 さ の ん ぞ ● ス ケ 宿 ゞュ 泊 ヌ 等 ル・ ● ツ ã‚Š キ ョ ã‚Š 平成22幎床 君 入孊オリ゚ンテヌション 教員玹介
● ● å·» å·» é ­ é ­ コ コ ラ ラ ム ム 通信教育郚の蚭眮・改組・再線ずその郜床の倧 に察し、education は educe朜圚する胜力な 界ずもなる危険をはらむこずにもなりたす。 孊の発展を目の圓たりにしおきたした。倧孊の どを匕き出すを起源ずする蚀葉であり、教 　通信教育郚で孊ばれおいる皆様にずっお、本 成長をその内偎から぀ぶさに芋おこられたこず えるこずにより孊生䞀人䞀人が持぀胜力を匕き 孊教員ずの距離も、通信教育郚で孊ぶ仲間ずの は私の倧きな資産であるず考えおいたす。この 出せるような “ 孊び ” を支揎するこずを意味し 距離も、通孊課皋に孊んでいる孊生のそれらず 資産を糧に、愛知産業倧孊ず愛知産業倧孊短期 おいたす。囜の教育方針ずしおも、教員が “ 䜕 は 倧 き く 異 な っ お い た す。 æ·» 削 や ス ク ヌ リ ン 倧孊に孊びの機䌚を求めおいただいた孊生の皆 を教えたか ” ではなく、孊生が “ 䜕を孊んだか ” グずいう限定的な仕組みのなかで教員ずの接点 様に少しでも孊びやすく、孊び甲斐のあるキャ こそを重芖すべきであるず蚀われおきおいるの をもち、スクヌリングで初めお出䌚う孊習仲間 小川　英明 ンパスにしおいくこずが、新孊長の責務である も、この所以であるず理解できたす。 ずの接点をも぀以倖は、䞀人䞀人の “ 孊び ” だ 愛知産業倧孊・短期倧孊　孊長 ず考えおおりたす。皆様のご理解ずご協力をお 　ずすれば、倧孊教育は、孊生䞀人䞀人のいた けが通信教育を支えおいたす。であればこそ、 願いする次第です。 だ顕圚化しおいない資質や胜力を匕き出すため teaching や training、education ず い う 教 育 を 　さお、通信教育郚は、ご承知のように、短期 の方法を身に぀けた教員が適切な時期に適切な 通信教育ずいう手段によっお自䞻的・䞻䜓的に 倧孊では前身の東海産業短期倧孊通信教育郚が 方法でそれらを匕き出すための行為であるず考 進めようず決意され、自らの朜圚的な資質や胜 平成幎から、倧孊では平成幎から蚭眮され、 えられたす。しかし、これだけでは倧孊教育に 力を自らの努力で高めようずする “ 自己 ” 教育 既に倚くの卒業生を茩出しおおりたす。卒業生 は盞応しくありたせん。぀は、匕き出すのは の道を歩たれおいる皆様に、そしお皆様ず同じ 通信による“自己”教育を讃えお の皆様のご掻躍は、「瀟䌚から喜ばれる人材を育 教員ではなく、本来的には孊生䞀人䞀人である 志を抱いお通信教育の課皋を終えお瀟䌚で掻躍 成」するずいう建孊の粟神が倧きく実を結んだ べきだからです。孊生が自䞻的に自らの朜圚し されおいる卒業生の皆様に深い敬意を衚したい 　平成幎月より、愛知産業倧孊及び愛知 蚌巊であるず嬉しく、誇らしく思っおおりたす。 おいる資質や胜力に気づき、それを䞻䜓的に匕 ず思いたす。皆様の倚くが、既に自らの内にあ 産業倧孊短期倧孊の孊長ずなりたした小川英明 この瀟䌚から喜ばれる “ 育成すべき人材 ” 像は、 き出し、顕圚化した資質・胜力ずしお掻甚でき る資質や胜力に぀いおある皋床の自芚をもたれ、 です。初代孊長の安藀䞇寿男先生ず二代目孊長 孊郚・孊科ごずにそれぞれの教育ミッションず なければなりたせん。もう぀は、孊生䞀人䞀 それを匕き出すために通信教育ずいう方法を遞 の内藀昌先生が愛知産業倧孊創蚭期の瀎を築か しお掲げられおいたすが、育成する方法ずしお 人ず教員ずいう関係での教育ではなく、孊生ず ばれおいるからです。 れ、䞉代目孊長の田原昭之先生が孊校教育法の の教育の基本は䞀矩的であるべきず私は考えお 孊生ずいう関係での盞互教育もあわせお重芖さ 　自らの責任ず決意においお通信ずいう手段で 定める高等教育機関ずしおの倧孊教育の䜓系再 いたす。 れるべきだからです。異なる資質・胜力をもっ “ 自己 ” 教育に取り組もうずする皆様に、私たち 線ず、幎毎に受審が矩務づけられた認蚌評䟡 　そもそも、教育ずは teaching や training ばか た仲間からの刺激をうけ、異なる発想や意芋を 教職員は党力を挙げお応揎させおいただきたす。 に尜力されおきたした。こうした先達の埌任ず りではなく education ずしおの教育でもあるべ 傟聎するこずも、極めお倧きな教育の芁玠です。 孊びの䞭で匕き出し埗た資質や胜力の倚さを、 しお四代目孊長ずなる私は、平成幎の愛知産 きです。teaching が孊問領域の知の䜓系を系統 この芳点に立おば、倧孊教育の基本は䞀矩的で 共に喜び合えるように。 業倧孊蚭立の翌幎から造圢孊郚建築孊科の教員 的・孊術的に “ 教える ” こず、training がさたざ あれ、孊生䞀人䞀人の個別的な資質や胜力を匕 ずしお着任しお以来の幎間に、 ・ 孊郚 倧孊院・ たな資質を技術的に “ 蚓緎する ” こずであるの き出すために、䞀矩的な教育はむしろ教育の限 1 ●PAL80号 PAL80号● 2
みんなの広堎 みんなの広堎 特集 入孊オリ゚ンテヌション 特集 版画クラブ ● ● み 入孊オリ゚ンテヌションを開催 み ん ん な 　今幎も4月䞭旬から5月䞭旬にかけお名叀屋サテ な の ラむト教宀、 東京サテラむト教宀そしお岡厎本 の 広 広 å Ž 孊 倧阪ず毎幎恒䟋の入孊オリ゚ンテヌション 、 å Ž が開催されたした。 　倧孊短倧合わせおおよそ300名の方々が参加し た し た。 毎 幎 倚 数 の å­Š 生 が 参 加 さ れ る オ リ ã‚š ン テヌションですが、 今幎もたくさんの孊生が参加 され、 座垭を増蚭しなければならないほどの盛況 名叀屋サテラむト教宀倧孊 ぶりでした。 　最初に、 参加者党員に党䜓説明が行われ、 その 埌各孊科やコヌスに分かれ、 先生方から孊習のア ドバむスや、質疑応答などが行われたした。 東京サテラむト教宀短倧 東京サテラむト教宀建築孊科 3 ●PAL80号 PAL80号● 4
研究宀からこんにちは 研究宀からこんにちは 経営孊科 囜際コミュニケヌション孊科 暮らしず文化コヌス 囜際コミュニケヌション孊科 経営コミュニケヌションコヌス 「犯眪被害絊付制床」ずは 絊付金の皮類ず額 私の孊習ず孊習方法に぀いお おいる人は、自分が身に぀けるこずになる知 絊付金には、死亡した被害者の遺族に察しお 識をスピヌドや勢いを倧切にしお孊ぶ方法が 犯眪被害絊付制床ずは 支絊される「遺族絊付金」 320䞇円2,964.5 私の関心は、経枈や経営の分野に関係しおい よいず思う。倚少、成瞟が思うようにいかな 犯眪被害絊付制床ずは、通り魔殺人等の故意 䞇円 犯眪行為により重倧な負傷又は疟病 、 る。日本以倖の囜の倚くは、日本よりも経枈 くおも、自分の心に充実感を䞎えるこずがで の犯眪行為により、䞍慮の死を遂げた被害者 を受けた方に察しお支絊される「重傷病絊付 成長のスピヌドが速く、逆に日本は過去 20 幎 きたならば、それもよいのではないかず。人 の遺族又は身䜓に障害を負わされた被害者 金」 負傷・疟病から1幎間の保険蚺療による 間䜎成長を続け、これたで䜎かった倱業率さ 間は䞀生孊習しおいかないず人栌ずいう山に 等に察しお、 瀟䌚の連垯共助の粟神に基づ 医療費の自己負担郚分ず䌑業損害を考慮し えも 5 %ほどになり、瀟䌚のいたるずころで 登れないのではなかろうかず。たずえば、私 ● ● 研 き、囜が犯眪被害者等絊付金を支絊し、その た額を合算した額䞊限額120䞇円、 そし  行き詰たりの様盞が芋える。私の孊習の出発 が孊習する経枈ずいう分野では、時間の経過 研 こ 究 こ 究 粟神的、経枈的打撃の緩和を図ろうずするも お、身䜓に障害が残った方に察しお支絊され 点は、珟実をみお、それに取り組んでいる本 ずずもに、経枈掻動や人間関係は倧きく倉化 ん 宀 ん 宀 に か のです。 る「障害絊付金」 18䞇円3,974.4䞇円、 法 を読むこずから始たる。私にずっお、本は垫 しおいる。今から 20 幎前の日本は茞出競争力 に か ち ら 　この法埋は、 昭和49幎8月30日に発生した 什に定める障害等玚14玚1玚によりた 匠である。自分の考え方を頭の片隅においお の匷い囜で、欧米各囜から茞入による消費拡 ち ら は は 極巊暎力集団による䞉菱重工ビル爆砎事件 すの皮類があり、いずれも䞀時金ずしお 読みながら理解を深め、考えを広げる。考え 倧など内需拡倧を芁請されおいた。需芁重芖 死者8人、負傷者380人を契機ずしお、公 支絊されたす。 がたずたれば、誰かに䌝えるために䜕かを曞 の時代であった。もちろん、今でも需芁に泚 的な犯眪被害者補償制床の確立の必芁性が、 遺族絊付金ず障害絊付金の額は、被害者の幎 く。それが人や瀟䌚に䜕らかの圱響を䞎える 意しなければならないが、その他に䟛絊も重 囜䌚、 マスコミ等で倧きく論議され、 たた、 霢や勀劎による収入額等に基づいお算定さ ものに぀ながるかどうかをもう䞀人の自分に 芖しなければならない時代になっおいる。日 通り魔殺人事件の被害者の遺族、 被害者孊 れたす。 問う。その繰り返しが自分にずっおの自己教 本よりも東アゞアの他の囜々の方が人件費は の研究者、匁護士䌚等からも、この制床の確 重傷病絊付金は、加療期間か月以䞊、入院 育であり、自己孊習ずしおの研究である。私 安く、茞出競争力も匷く、日本の䌁業や経枈掻 立を求める声が高たったこずを螏たえ、昭和 期間日以䞊の被害者の方に月を限床 の堎合も限られた時間の䞭でこんなこずを 動にたずさわる人たちは、財の䟛絊をいかに 55幎5月1日に「犯眪被害者等絊付金支絊法」 ずしお、保険蚺療による医療費の自己負担盞 行っおいるわけだが、瀟䌚人孊生の堎合ずは 有利に提䟛する方向にもっおいくかに気を配 が制定され、 昭和56幎1月1日から斜行され 圓額が支絊されたす。 異なるはずである。瀟䌚人の堎合、限られた らなければならない。ある面で䟛絊重芖の時 たした。 たた、遺族絊付金に぀いおも、犯眪行為によ 時間の䞭でどんな孊習がよいかは断定できな 代になっおいる。情報技術や環境技術の応甚 　平成7幎に発生した地䞋鉄サリン事件等の り生じた負傷又は疟病に぀いお被害者が死 い。わき目もふらず、䞀心䞍乱に資栌取埗に も図っおいかなければならない。たた、人口 無差別殺傷事件を契機に、 被害者の眮かれ 亡前に療逊を受けた堎合には、その負傷又は 重点を眮く孊習の仕方もよいだろうし、反察 枛少瀟䌚が今埌も続くために、芳光ビゞネス た悲惚な状況が広く囜民に認識されるのに 疟病から月間における保険蚺療による医 にゆずりを持っお広い心で䞀歩䞀歩孊習を進 でいかに倖囜からお客さんを集められるかず 䌎い、犯眪被害絊付制床の拡充を始めずしお 療費の自己負担分が加算されお支絊された めるやり方でもよいず思う。しかし、倚くの いうこず、少子高霢瀟䌚を乗り切るために介 被害者に察する支揎を求める瀟䌚的な機運 すこの堎合は、加療及び入院芁件は必芁ず 人が片足を突っ蟌んでいる実瀟䌚は、進歩が 護などの分野の充実も考えなければならなく が急速に高たり、 このような状況を螏たえ、 されたせん。。  芋えず、期埅された成果を出さなければ、埌 なっおいる。倖囜人の日本ぞの流入も避けら 支絊察象の拡倧や絊付基瀎額の匕䞊げを䞭 なお、犯眪行為によっお被害を受けた堎合でも 退を䜙儀なくされる競争瀟䌚である。それを れない。困難なこずではあるが、䞖の䞭が耇 心ずした法改正がなされ、 平成13幎7月1日 ①芪族の間で行われた犯眪 感じ取った人が、このたたではいけないず思 雑化し、いろいろな分野で、耇雑な問題をかか から「犯眪被害者等絊付金の支絊等に関する ②犯眪被害の原因が被害者にもあるような い、孊習し、少しでも自分を成長させようずす えおいる日本は党䜓的な芖野で珟代を理解す 法埋」が斜行されたした。 堎合 る。最近、通信教育を受ける人の䞭にも、その るこずが求められおいる。そのためには、友 ③劎灜保険等他の公的絊付や損害賠償を受 ような危機感から勉孊に取り組む人もいるの 人や倧孊やその他の組織など人間ず人間の間 察象ずなる犯眪被害 けた堎合 ではなかろうか。最初は、他人からさげすた のネットワヌクを広げ、䟡倀や知識を高める 本制床による支絊の察象ずなる犯眪被害は、日 などに぀いおは、郜道府県公安委員䌚の裁定 れるこずのないように、あるいは自分に少な 圢でより倚くの人材が参加する文化囜家建蚭 本囜内又は日本囜倖にある日本船舶若しくは日 により、絊付金の党郚又は䞀郚が支絊されな からず緊匵感をもたせお、そのような自分の を目暙にしなければならない。私も最近、倖 本航空機内においお行われた人の生呜又は身䜓 いこずがありたす。 背䞭を家族に芋せるこずによっお、家族も䜕 囜人の高校生を受け入れお、家族のように亀 を害する眪に圓たる犯眪行為過倱を陀く。 に  かを感じ取り、これたでよりも頑匵るこずの 流する意識改革を進めおいる。孊生諞君には よる死亡、重傷病又は障害であり、緊急避難に 暪瀬　浩叞 生気を䞎え、生掻をより意矩のあるものに進 珟実に繰り返されるはずの法則を孊ぶずずも よる行為、心身喪倱者又は刑事未成幎者の行為 愛知産業倧孊短期倧孊通信教育郚郚長 めおいく人もいるだろう。しかし、瀟䌚でさ に同じ瀟䌚に生きるできるだけ倚くの人を幞 であるために刑法䞊加害者が眰せられない堎合 たざたな経隓を積み重ねお、それが孊習にも 犏の方向に導こうずする芏範の孊問、たずえ も、察象に含たれたす。 掻かせる人は、高い芋地から人間瀟䌚党䜓を ば倫理芳なども意識しお充実した孊生時代を 展望し、自分ずいう䞀人の存圚をよりよく掻 送っおもらいたいず願っおいる。 かしたいずしお専門性を高めおいこうずする 人もいるだろう。倧事なこずは迷わないこず 廣矜 孝枅 だず思う。孊習に向ける予算や時間が限られ 囜際コミュニケヌション孊科　教授 5 ●PAL80号 PAL80号● 6
研究宀からこんにちは 研究宀からこんにちは 囜際コミュニケヌション孊科 日本語教育コヌス 海の向こうから コヌスも䞉幎間続けおみないず、それがどの やっお る子どもたち　15 く ように孊生の皆さんに生かされおいるのか 分からないものだず思いたす。私は平日は愛 新入生の皆さた、ご入孊おめでずうございた 知産業倧孊留孊生別科で留孊生に日本語を す。囜際コミュニケヌション孊科で日本語教 教えおいるのですが、ひず぀の教科曞を少な 育コヌスを専攻する方ずは、 必ずスクヌリ くずも䞉幎間は継続しお䜿っお教えおみな ングやレポヌト玙面でお䌚いするこずにな いず、 その教科曞の特城も把握できないし、 ● ● 研 る川厎盎子ず申したす。今幎床私は「日本語 文法などもうたく説明できないず、別科のベ 研 こ 究 こ 究 教育事情」 「日本語教育挔習Ⅰ」 「蚀語運甚論」 テランの先生に蚀われたこずを思い出しお ん 宀 ん 宀 に か のスクヌリングを担圓しおいたす。この「海 いたす。 に か ち ら の向こうからやっおくる子どもたち」は、私 ち ら は は が愛知県西郚地区で倖囜人の子どもたちに たた、今幎卒業された重原明矎さんは、私が 「日本語教育事情」のスクヌリングでは、 自 日本語教育の科目に限っお蚀えば、 やはり 日本語指導をしおいる様子をシリヌズでお 指導しおいる小孊校の日本語孊玚の先生に 分が䜏んでいる町で芋かけるこずはあっお 䞉幎ひず区切りだず蚀えるでしょう。愛知 届けしおいたす。 なりたした。日本語指導補助員ずしお教育委 も接点がないため、今たで気にも留めなかっ 産業倧孊短期倧孊の日本語教育コヌスも䞉 員䌚に採甚されお、月から倖囜人の子ども た倖囜人や倖囜からの子どもたちに぀いお、 幎経っおやっず、倚くの卒業生から囜内・囜 月13日の卒業匏では、 日本語教育コヌス に日本語を教え始めたした。重原さんは短倧 いろいろな事実を知るこずになるず思いた 倖で日本語教垫ずしお採甚が決たったずか、 ずしお䞉回目の卒業生を送り出したした。今 卒業埌、小孊校の教員免蚱取埗を目指しお倧 す。特に、倖囜からの子どもたちは日本でこ 地域で教え始めたずいう報告を聞くように 幎の卒業生は、卒業埌に囜内倖で日本語教育 孊に線入され、将来は地元の小孊校の日本語 んなこずになっおいるのず、考えさせられ なりたした。たた、 愛知県だけでなく、 驖 に関わる人が倚くお驚いおいたす。特に「日 孊玚の先生になりたいずがんばっおいらっ るこずがあるかも知れたせん。 郜圏で就職掻動をされおいる人たちからも、 本語教育事情」のスクヌリングでは、地域の しゃいたす。 「愛知産業倧孊短期倧孊の日本語教育コヌス 倖囜人や倖囜人の子どもに぀いお重点的に 私が毎回授業でお願いするこずは、 受講埌 なんですね」ず、日本語孊校やNPO等でも認 お話しするこずもあっお、党囜各地のボラン すぐボランティア日本語教宀で倖囜人に日 知され始めおいるず聞いお、 ずおもうれし ティア日本語教宀で掻動を始める人が増え 本語を教えおくださいずか、 囜際亀流団䜓 く思っおいたす。これもひずえに、卒業生の おいたす。地域で、海倖で、愛知産業倧孊短 に入っおボランティアをしおください、 ず 方々ががんばっおくださっおいる結果だず 期倧孊で孊んだこずが少しでも生かされれ いう盎接的な行動ではなく、この授業で知っ 思いたす。 ばず思いたす。さお、今幎の卒業生に぀いお たこずを、できるだけ倚くの呚りの人たちに ご報告したしょう。 䌝えおください、ずいうこずです。そこにこ 日本語教垫の仕事は、倧孊や日本語孊校の留 の授業の本圓の意味があるのです。䞭には、 孊生に日本語を教えるだけではありたせん。 線み物のラむセンスを持っおいる卒業生の 日本に居䜏する倖囜人に察しお良い感情を 地域に䜏む倖囜人や子どもに教えるこずに 柀知子さんが、私が指導しおいる小孊校の日 抱かなかったり、批刀的な意芋を持぀人もい も厳密には「教える」ではなく、私たちは「日 本語孊玚にクリスマスツリヌのオヌナメン るでしょう。しかし、地域で掻動する人の話 本語支揎」ずいうこずばを䜿っおいたす、 ト䜜りを教えに来おくれたした。倖囜からの に䞀床耳を傟けおください。そしお、次に町 目を向けおいただけたらず思いたす。では、 子どもたちの䞭には毛糞に初めお觊れる子 同じく今幎の卒業生のピッチフォヌド理絵 で倖囜人の子どもに出䌚ったずき、授業で聞 スクヌリングでお䌚いしたしょう もいたのですが、皆、䞊手にポンポンを䜜っ さんは、圚孊䞭に日本語教育胜力怜定詊隓に いたこずをひず぀でも思い出しお、今たでず お、 自宅でツリヌに食っおくれたようです。 合栌されたした。そしお、卒業埌すぐ地元の は違った芖点で芋おもらえたらず思いたす。 川厎 盎子 柀さんは、 卒業匏の翌週フィリピンに枡っ NPOで専任のコヌディネヌタヌずしお採甚 囜際コミュニケヌション孊科　専任講垫 お、日本語教垫ずしおスタヌトを切られたし が決たり、倖囜人の子どもの孊習指導をされ 冒頭に今幎の月に䞉回目の卒業生を送り た。 おいたす。 出したず曞きたしたが、どんな科目もどんな 7 ●PAL80号 PAL80号● 8
研究宀からこんにちは 研究宀からこんにちは 愛知産業倧孊留孊生別科での日本語教育実習の感想 小出寿圊さん 枅氎矎岐さん 　昚幎12月床の愛知産業倧孊留孊生別科での日本語教育実習の様子です。10月から文法ず読解の教案・教材を準備しお 挑みたした。皆さん初めおずは思えない堂々ずした授業をされたした。そのずきの感想を写真ず䜵せおご芧ください。 こんにちは新入生の皆さんどうしおも蚀いたいこ 今回の教育実習は、 この䞭の数人は、すでに日本語教垫ずしお囜内倖で掻躍されおいたす。 ず。それはスクヌリングをできるだけたくさん取っお 私が今たで経隓し 欲しいずいうこずです。勉匷は自分で読んで理解する おきた実習の䞭で こずず、人から聞いお理解するこずが少し違うこずが 侀 番 充 実 し、 成 果 柏井喜矎子さん 倚いですし、誰かの蚀葉が媒介になっお考えが広がっ も実感できるもの たり、議論するこずにより以前の自分には思いもよら でした。 ● ● 研 留孊生別科で先生方がどのような授業をされおいるか、留孊生のクラスはどんな ないような結論に達するこずも倚いからです。 　この教育実習に参加する以前にも民間の日本語教垫 研 こ 究 こ 究 雰囲気で、反応はどのようなものかを実際に芋おみたかったので、実珟できお良 スクヌリングに行ったら、隣の人、呚りの人に「昌ご 逊成講座や日本語ボランティア掻動を通しお暡擬授業 ん 宀 ん 宀 に か かったず思いたす。䞭囜の生埒さん達の「ヘビはおいしいもので、停物のお金ず はん食べに行きたせんか」 「ちょっず飲んで行きたせ や教育実習を経隓しおきたしたが、意識はどちらかず に か ち ら 野球には興味がない」 ずいう反応に驚きたした。それから、実習のずきに䞀床パニッ んか」 前で講矩しおいる先生に「明日の晩はお忙し 、 いうず授業を䞊手く進めるこずに偏っおいたず思いた ち ら は は クになっおしたったのですが、 先生からアクシデントの時の良い察凊方法を教えおい いですか」ず声をかけお皆で飯を食べに、飲みに行き す。しかし、この実習では準備期間から授業を受ける ただきたしたので、今埌䜕があっおも倧䞈倫だず思えるようになりたした。 たしょう日本語のスクヌリングは授業内でもグルヌ 孊生のこずを想定し、今たでよりいろいろなこずを考 実習から孊んだすべおのこずを今埌の日本語教育に生かし、楜しく効率良く教え プ掻動が倚くたくさん知り合いができたすよ。いろい 慮し授業内容が考えられたした。 られるように勉匷ず研究を続けお行きたいず思いたす。 ろな人ず飲んだり食べたりしお党囜の人ず知り合いに 　たた、 実習期間は1日1日があっずいう間で協力的 なりたしょう日本 な孊生や熱心な先生方、実習生に助けられ充実した時 語孊校の教壇に立っ 間を過ごしたした。本圓にこの実習に参加しおよかっ たら、知識はあっお たず思いたす。 岡島　豊さん 圓然、あずは人間力 ですよ。 私は川厎先生のスクヌリングを受講し、川厎先生の授業に感動し、日本語教育に 怍元由矎恵さん 察しおの興味を持ち、留孊生別科日本語教育実習を受講したした。私は川厎先生 の授業から日本語教育の知識を埗るずいうこずだけではなく、川厎先生の教える 入孊圓初は「日本語 こずに察する“情熱”からもずおも良い刺激をいただきたした。 教垫になりたい」ず 　留孊生別科日本語教育実習はずおも倧倉でしたが、 生の孊習者に暡擬授業を いう気持ちはそこ し、川厎先生䞊びに別科の先生方にご指導しお頂いお、倧倉貎重な経隓が出来た たで匷いものでは した。本圓にこの留孊生別科日本語教育実習を受講しおよかったです。お䞖話に 荒朚朝子さん ありたせんでした。 なった先生方、実習生の皆さん、別科の孊生の皆さん本圓にありがずうございた そ れ が、 川 厎 先 生 した。 無意識に出おいる自分のくせを盎すこずはよほど意識 の授業を受けるたびにどんどんやる気が湧いお、 ぀ しないず無理なこずだず思いたす。かなりしんどくお いには実習を経隓するたでに至ったこずは自分でも 蟛い課題をいただきたした。この実習ぞの参加は、 私 嬉しい驚きでした。そしお、楜しかったです」頑匵っ 「 「 には無謀な詊みだったのかもしれたせん。たくさんの おください」ず優しい蚀葉をかけおくれた生埒の皆 柀　知子さん 倱敗をしたにもかかわらず、次のステップに進む勇気 さんず觊れ合うこずができた別科実習での経隓は、䞀 が出おきたのは、先生方からいただいた倚くのご指摘 生忘れられない倧事な思い出になりたした。 実習期間䞭には、珟圹の日本語教垫の先生方の授業も芋孊でき、ずおも勉匷にな ずすぐそばにいお粟神的にも䜕かずアドバむスをしお この幎間は本圓にあっずいう間で、卒業目前ずなっ りたした。授業の始め方やクラスの雰囲気の䜜り方をはじめ、孊習者がわからな いただいたアシス た今も川厎先生の授業をもっず受けたいず思っおい いずきにどのようにヒントを出すか、発話を匕き出すかずいう方法がそれぞれの タントの先茩、共に たす。他の幎制倧孊ぞの線入も考え、日本語教育を 先生によっお違っおいお興味深かったです。 過ごした実習生の 孊べる通信倧孊の資料もいく぀か取り寄せたしたが、 今回は、実習生の人数が倚くおあたり長い時間授業が芋孊できなかったのが残念 仲間の存圚があっ 愛産倧で孊びたいずいう思いが匷いせいかなかなか でしたが、自分が授業をリヌドするこずが倧切であるが、授業の䞻圹は孊習者で たからこそだず思 気持ちが動かずにいたす。今埌、 愛産倧で幎制の あり、孊習者が授業に出おいお良かった、䜕かを孊べたず思うような授業にする い感謝の気持ちで 日本語教育コヌスが実珟する可胜性があるずしたら、 こずが䞀番重芁であるずわかりたした。 あふれおいたす。 その日たで日本語教垫ずしおの経隓を積みながら埅 ちたいず思っおいたす。 9 ●PAL80号 PAL80号● 10
研究宀からこんにちは 研究宀からこんにちは 建築孊科 デザむン孊科 建築デザむンコヌス 「建築界のオリンピック」ずよばれる「UIA2011 東京倧䌚」が 来幎秋、 日本で初めお開催されたす。 　2011幎9月、UIA2011東京倧䌚第24回䞖 えお116カ囜130䞇人の䞖界䞭の建築家を束 是非この機䌚に䞖界の最前線で戊っおいる フリヌパスを賌入するず、街䞭に行われおい 界建築䌚議が開催されるのをご存知です ねおいたす。 建築家の生の講挔䌚や、 䜜品に觊れおみる る様々なむベントに自由に出入りできたす。 か 　そのUIAが䞻催するUIA倧䌚は、 玄幎に こずをお勧めしたいず思いたす。私自身、 2005幎の倧䌚では、 日本からは、 安藀忠雄、 「建築界のオリンピック」ずもよばれるこの 床、䞖界の各郜垂をリレヌしお行われおお 2005幎のトルコ・むスタンブヌルのUIA倧䌚 隈研吟、坂茂の名が講挔を行い、䌚堎は通 ● ● 研 UIA倧䌚は、 侖界130の䞖界ず地域から玄1 り、日本で開催されるのは初めおのこずなの に参加しお、倧きな衝撃を受けたした。オヌ 路に座る人がでるほどの超満員ずなっおい 研 こ 究 こ 究 䞇人の建築関係者が集結する囜際的な䞀倧 です。 プニングセレモニヌは垂街の叀いお城の庭 たした。ザハ ハディッド、ドミニク ペロヌ ・ ・ ん 宀 ん 宀 に か むベントです。 私は珟圚、 このUIA2011東京倧䌚の日本組 園を借し切っお行われたした。オヌケスト の講挔䌚では、䌚堎に入る際には譊備員に取 に か ち ら 　UIAInternational Union of Architects 織委員䌚の広報委員をさせおいただいおい ラによるコンサヌト、 居䞊ぶテレビカメラ、 り囲たれながら、ファンからのサむン攻めに ち ら は は ずは、囜際建築家連合ず蚀われる建築家の囜 たす。 自由に食事やワむンの楜しめ、各囜の建築家 あいながらの入堎で、たるでアむドルのコン 際組織で、1948幎スむスのロヌザンヌにお そこで、今回はこのUIA倧䌚に぀いお皆さん やデザむナヌず䌚話を楜しめる挔出。たるで サヌトのようでした。アむドルのコンサヌ いお蚭立されたした。宗教、民族、囜家を超 にご玹介させおいただきたいず思いたす。 タむムマシンにのっお、䞭䞖に迷い蟌んでし トに行ったこずはないのですが ・ ・ ・ たったかのような感芚にさえ陥る玠晎らし ■ 過去 10 幎の UIA 倧䌚の開催郜垂ずテヌマ いものでした。 1981 幎 ワルシャワポヌトランド建築・人間・環境 1985 幎 カむロ゚ゞプト建築家の珟圚ず未来の責任 1987 幎 ブラむ むギリス トン シェルタヌず郜垂未来の䞖界を築く 1990 幎 モントリオヌルカナダ文化ず技術 1993 幎 シカゎアメリカ岐路に立぀建築 / 持続的な未来を築く 1996 幎 バルセロナスペむン珟圚ず未来郜垂における建築 1999 幎 北京䞭囜21 䞖玀の建築 2002 幎 ベルリンドむツ資源ずしおの建築 2005 幎 むスタンブヌルトルコ建築のグランド・バザヌル 2008 幎 トリ む ノ タリア䌝える建築 ■ UIA 倧䌚のロゎマヌクデザむンは秋田寛氏 今回、日本で開催されるUIA倧䌚のテヌマは 期間䞭には、囜内倖の著名建築家による講挔 「DESIGN 2050」。 䌚、孊術セッションやコンペ、展瀺䌚、ワ 　2050幎の郜垂や建築はどうあるべきか ヌクショップ、建築芋孊ツアヌ、オヌプニン ■ 2005 幎むスタンブヌル倧䌚での U オヌプニングセレモニヌの様子 ■ 2005 幎むスタンブヌル倧䌚での U オヌプニングセレモニヌの様子 䞖界䞭から集たる建築家や技術者、研究者、 グセレモニヌのパヌティヌやUIAゎヌルド 孊生などが、 建築や郜垂の未来像を描き出 メダルの授賞匏などが行われ、建築関係者だ し、その成果を䞖界に発信しようずいうもの けでなく、孊生や建築やデザむンに興味の 今回の東京倧䌚でも、 オヌプニングセレモ 詳しい情報をお知りになりたい方は、以䞋の です。䞖界に誇る建築デザむンや斜工技術、 ある䞀般垂民の方々が楜しく参加できるプ ニヌは、 䞹䞋健䞉蚭蚈の代々朚オリンピッ ホヌムペヌゞをご芧䞋さい。 環境技術を持぀日本が「DESIGN 2050」の ログラムが甚意されおいたす。 ク䜓育通を予定しおおり、 メむン䌚堎はラ http://www.uia2011tokyo.com/ja/ テヌマのもずで、あらゆるむベントを開催し ファ゚ロ・ノィニョリ蚭蚈の東京囜際フォヌ もしくは、UIA2011TOKYO　で怜玢される たす。 ラムで各講挔䌚が行われたす。スペむンに ずトップに衚瀺されたす。 あるグッケンハむム矎術通を蚭蚈したフラ ンク・ゲヌリヌのプレれンテヌションや、 䌊藀 最䞀 「MOTTAINAI」を䞖界共通蚀語ずし、 ノヌ 建築孊科　講垫 ベル平和賞を受賞したワンガリ・マヌタむ や、日本からも東京䜓育通の蚭蚈で知られる 建築家の槇文圊などの講挔も予定されおい たす。石原郜知事は東京オリンピック招臎が できたせんでしたが、来幎、ここ東京で建築 界のオリンピックに参加しおみるのはどう でしょう。 ■オヌプニングセレモニヌを予定しおいる䞹䞋健䞉蚭蚈の囜立代々朚䜓育通 ■メむン䌚堎は、東京囜際フォヌラム 11 ●PAL80号 PAL80号● 12
研究宀からこんにちは 研究宀からこんにちは 建築孊科 デザむン孊科 建築デザむンコヌス レモン展の報告ず孊䌚展 ● 䌚堎にお ● 日本建築孊䌚䞻催の卒業展瀺䌚 䌚堎ぞ赎き、䟋幎ず比べお気が぀いた事が もう぀の孊倖展に぀いお。こちらも同じ ありたした。広い䌚堎に所狭しず展瀺されお く愛産 PAL79 号にお玹介しおおりたした。 いたのはい぀も通りなのですが、図面パネル 日本建築孊䌚以䞋孊䌚が䞻催する「党囜 の倧きさ、暡型の芏暡や個数に぀いお、曎に 倧孊・高専卒業蚭蚈展瀺䌚以䞋孊䌚展」 倚様化の傟向を感じたした。䞀䜜品圓りの展 に今幎から参加するこずずなりたした。こち 瀺スペヌスずその䜿い方に぀いお展芧䌚事務 らは展芧䌚が党囜を玄幎かけお巡回するも ● ● 研 局より事 前に連 絡がある蚳ですが、 そこに のですので、お近くに巡回の折りには是非 研 こ 究 こ 究 収たり切らないものが増えたように思いたす。 足を運んでみお䞋さい。党囜から 180 䜜品 ん 宀 ん 宀 に か 文字通り枠を超えんずばかりの勢いある䜜品 が集う倧芏暡なものです。5 月の䞭旬から A に か ち ら に、぀い぀い芋入っおしたいたした。 コヌス 2 月䞭旬迄B コヌス 3 月 ち ら は は 衚珟の幅も広がっおきおいるのですが、䞀 䞊旬たでのコヌスで巡回しおおりたす。 䌚堎入口の様子 生懞呜説明しようずしお文字数ばかり増えお 巡回䌚堎や䌚期など詳现に぀きたしおは孊䌚 したったり、 図面がしっかり描けおいるのに の ã‚Š ェ ブ サ ã‚€ トhttp://www.aij.or.jp/ な ● レモン展開催抂芁 そのよさが䌝えきれおいない惜しいものもあり どで確認ができたす。 愛産PAL79 号の『みんなの広堎 特集 誌䞊 たした。これはいいなず思えた䜜品に共通し 卒展p.5』の䞭や本孊りェブサむトの建 築 おいた事は、 コンセプトが分かりやすくプロ ブログ『建築なアレコレ』でもお䌝えしたした グラムが明瞭にプレれンテヌションされおいた 様に、 今幎の孊生蚭蚈優秀䜜品展、 通称レ した。 モン展が2010 幎5 月25 日から30 日たで明 æ²» 倧 孊のアカデミヌコモンにお開催されたし た。党囜から玄90 䜜品もの出展があり、 た た5/29(土)にはポスタヌセッションや講 評䌚 が開催されたした。 巡回コヌスの抂芁 ● 出展に際し 先にお䌝えしおおりたす通り、髙井真匓さ 垂川浩さんの䜜品展瀺の様子 んの『Disaster Defence Base 灜害防衛基地 垂川さんの卒業研究䜜品はPAL79 号の 『みんなの広堎 p.4 でも 』 玹介しおおりたす ―灜害察応型小孊校―』ず題された卒業研究 を本孊通信教育郚の代衚䜜品ずしお出展しお ● 䜜品に぀いお おりたす。 A1 サむズのパネル2 枚が本孊建築孊科の卒 孊䌚展は本孊建築孊科卒業研究の芏皋ず異 業研究芏皋枚数ですが、 本孊代衚の垂川さ なり A2 サむズでした。卒業研究そのたたで んは4 枚 構 成でした。 出 展に際しお曎にボ は出展するこずができたせんので䜜り盎す必 リュヌムアップしお6 枚ずしおくれたした。 芁がありたした。単なる瞮小で枈たせるので 個 性的なパネルが曎に迫力を増しお䌚 堎で はなく、髙井さんはやレむアりトをやり盎し、 泚目されおおりたした。たた力のある暡型に、 ブラッシュアップしお曎によい衚珟ずなりた 曎に工倫が远加されおおり、 存圚感のあるも した。前号の PAL のものず比范しおみるず のになっおおりたした。 よく分かりたす。 ここから䌝わっおくるのは、 卒業研究をずお 写真撮圱、巡回コヌス図版䜜成ずも筆者 䌚堎の様子 も楜しく取り組たれたのだずいうこずです。 家田諭建築孊科 准教授 髙井さんが孊䌚展甚に䜜り盎した卒業研究 13 ●PAL80号 PAL80号● 14
研究宀からこんにちは 研究宀からこんにちは グラフ ックデザむンコヌス ィ グラフ ックデザむンコヌス ィ デザむン孊科 デゞタルデザむンコヌス デザむン孊科 デゞタルデザむンコヌス ActionG テヌマ決定 『䌝えたいこず』 ActionG　募集芁項 「アニョンハセペ」ハングル講座 デゞタルデザむン孊習䌚でコンピュヌタヌを克 服しよう。 　4月14日、5月6日、そしお4月5月末のスクヌ 　7月10日土、7月16日土、愛知産業倧孊 リングの倜などを利甚しおActionG実行委員䌚 通信教育郚で孊ぶ韓囜の孊生がスクヌリングの が開かれ、 募集テヌマ、 䜜品冊子の特集䌁画 ために来日したす。圌らはデザむンの孊習ずず を怜蚎したした。 もに日本語を孊んでいたす。私たちもハングル 参加者は、暪山沙李さん委員長、䞭山亜暹 を孊び圌らずもっず盞互に亀流ができれば、囜 ● ● 研 さん、 山口久子さん、 安藀倏海さん、 束本敊 際的な芖野を広げられる機䌚になるかもしれた 研 こ 究 こ 究 さん。 せん。 ん 宀 ん 宀 に か 　 ■募集䜜品 に か ち ら ・ポスタヌ䜜品 　デザむンの珟堎で圓たり前のように利甚され ち ら は は ・アニメヌション䜜品 おいるコンピュヌタヌ パ゜コン。䜿えるように 片方もしくは䞡方の応募可。 なりたいけどちょっず怖い。スクヌリングでいき ■䜜品条件 なりするのは䞍安がある。いろいろ詊しおみた ●ポスタヌ䜜品アニメヌション䜜品共通 い。パ゜コンで䜜品䜜りを詊みたい。コンピュヌ ・日韓 囜 際 亀 流 メッセヌゞ 䌝えたいこず」 「 タヌを利甚した卒業研究やその他䜜品䜜りの Message from Japanを入れる。 4月17日　ハングル講座の様子。5名の参加者 盞談をしたい。そんなずきの孊習をサポヌトす 文字の曞䜓、倧きさ、色などは自由。 でスタヌトしたした。たずはハングルの最も基 る機䌚です。䞋蚘の日皋で開催される名叀屋 　 ・䜜品コメントを100文字以内厳守で別途添 本的な文字を緎習したした。文法はほが同じず サテラむト教宀のオヌプン教宀にお、 デゞタル 　ActionGのテヌマは、 『日韓亀流メッセヌゞ 「䌝 付する。 いうこずなので、 文字を芚えたら次は単語。単 デザむンコヌスの担圓廣瀬がおりたすのでご盞 えたいこず」(Message from Japan/ Message ●ポスタヌ䜜品 語も日本語ずちょっず䌌おいたり独特だったり 談ください。 　from Korea)あなたの䌝えたいこず 文化、食 ・䜜品サむズ　A4甹箙(瞊)の内偎にB5サむズ ず芚えおいくず楜しい。 べものなど) お互いの囜のいいこずを䌝えよう。 (瞊)の䜜品を描いおください。 ■次回開催日皋 ■参加条件 抜象的な内容にならないように䌝えたいこずは ・デヌタ提出の堎 合はB5サむズで結構です。 ・7月31日(土) 9月25日(土) 13時半14時半 ・ 　本孊通信教育郚デザむン孊科の圚孊生。 䜕かをしっかり考えお、時には問題点や疑問点 フォ ショップ、 ã‚€ トレヌタヌなどはバヌゞョ ト ラス ■参加条件 ■参加方法 を芋぀けだしポゞティブな䜜品にする。 です。 』 ンを明蚘しおください。カラヌモヌドはCMYK 　本孊通信教育郚デザむン孊科に圚孊䞭であ 　無料、申蟌䞍芁、メモ甚玙、筆蚘具持参。 　今回は新しい詊みずしお、 埓来のポスタヌ䜜 です。 るこず。 ■日皋 品に加えアニメヌション䜜品の募集も加わっお ・フォトショップの堎合、B5サむズで解像床は ■参加方法 開催時間はオヌプン教宀ず同じ。 いたす。参加しやすいように4コマの絵やむラス 800pixel/inch(ppi)ずしおください。 䞋蚘連絡先にお申蟌みください。 　 7月31日　9月23日　11月14日 トで動きを構成しお䜜品にしたす。デゞタルデザ ●アニメヌション䜜品 ・連絡先 ActionG.info@gmail.com 　12月 5日　 1月22日　 2月12日  むン孊習䌚も利甚しおよいずのこずです。是非 ・䜜品サむズ　640×480ピクセル,4コマ ※倉曎などがある堎合は通教オンラむンでお知 　 3月19日 チャレンゞしおください。 ・Flash圢匏、MP4,MPEG1,MPEG2,AVI圢匏 らせしたす。 ※2月12日は䞭止。今埌倉曎などの堎合は ■゚ントリヌず䜜品提出期限 通教オンラむンでお知らせしたす。 ActionGの䜜品募集期間を延長したす ゚ン リヌ 7月19日(月) ト  　䜜品の゚ントリヌを7月19日(月)、 提出を7月 䜜品提出期限7月31日(土)※圓日のオヌプン教 ■利甚できる噚材、䞻な゜フトりェア 31日(土)たで募集期間を延長したす。ただ間に 宀に盎接持ち蟌み可。 　Windows Vista ノヌトパ゜コン 合いたす課題ずは違うデザむンの楜しみ方で ■提出方法 今幎床、本孊に入孊された韓囜の皆さん。 　Adobe Photoshop CS3 䜜品を䜜りたしょう。 䜜品を保護しお郵送。デヌタヌ提出の堎合は 　Adobe Illustrator CS3 CD-Rを郵送。 　Adobe Flash CS3 ActionGブログを開蚭 ●提出先 　Adobe FireworksCS3 　ActionGの掻動をもっず身近に感じおもらえ 〒444-0005　愛知県岡厎垂岡町原山125 　Adobe Dreamwaver CS3 ればず考えブログを開蚭したした。 愛知産業倧孊通信教育郚　 　Shade9 Basic http://actiongasu.blog130.fc2.com/ ActionG実行委員䌚 ※ご自身のPCを持参された堎合はむンタヌ ※ 応募・提出しおいただいた䜜品やメディアは ハングル講座の埌、早速懇芪䌚で実践 ネットに接続できたせん。 返华したせんのでご了承ください。 15 ●PAL80号 PAL80号● 16
研究宀からこんにちは 研究宀からこんにちは 造圢矎術コヌス デザむン孊科 絵画コヌス 「YAMA-blog 幎間の目次」 【幎】 02.14「技術」絵画制䜜における技術に぀いお の考え方 02.16 『䞻芳』 「 ずいう刀断基準」䜜 品　の刀断基準に぀いお 02.18 『なんずな 「 く』ずいう刀断」日垞的な刀断の仕方 02.19 ● ● 研 「䞀期䞀䌚」制䜜に向かう心がけ 02.20「反 研 こ 究 埩ず倉化」人間の営み、文化、衚珟 02.22 「図 こ 究 ん 宀 ん 宀 に か 瀺」芳念的な衚珟、日垞の衚珟 02.22「腹が に か ち ら 枛るのは理屈じゃない」 ち ら は は 「食」ずの類䌌性、共通性 02.24「絵を耒め る」幌児の絵、そしお䜕故描かなくなるか 02.26「人からの評䟡」自分の基準を育むこず 　絵画コヌス担圓の山口雅英です。2008 幎  02.28「デッサンは䜕故基瀎か」芳察、気づ から始めた私のブログ「Yama-blog」この月 き、衚珟の仕方を暡玢するプロセスに意味が で幎目を迎えたした。このブロクいわゆる ある 03.01 「心を䜿う」誰にも、芖る力、感じ 日蚘的なものではなく、通信教育におけるひ る力は備わっおいる 03.03「問いかけよう」 ず぀の孊習教材ずしお、絵画の孊習を志すみ  03.04「矎術が䜕故難解に思われるのかひ なさんに絵画にた぀わるいろいろな考え方 ず぀の考え方」衚珟ずしおの矎術の特異性、 をご玹介しようずいう内容になっおいたす。 近代化の問題 03.11「問いかけ䞊手」自ら䜜 　考えるこずず、感じるこずは別ものではあ 品制䜜プロセスず察話する力、方法。具䜓 りたせん。ある考え方を知るこずによっお感 的に自分に芋せ぀ける 03.12「矎術ずデザ じ方も倉わっおくるものです。授業だけでは むン」甚途の違い、それに䌎う蚈画性、効果効 䌝えきれないこず、授業での指導の背景にあ 率の問題 03.20「カタチで察話する」池坊で る考え方を綎っおいたす。授業にリンクする の講座玹介 03.25「蚀葉で暡写する」授業の カタチで掻甚しおもらえるようにしおいた 玹介、蚀葉の圹割、限界ず可胜性 04.03「段 だけたらず考えおいたす。 階的制䜜のすすめ」段階的制䜜の方法ず意矩 　ブログずいう性質䞊なかなか過去の蚘事 の玹介 06.01「絵画における即興性」生き を探すのが倧倉だず思いたしたので、幎間 た行為、察話によっお䜕かが生たれる珟堎 分の蚘事の目次を䜜っおみたした。数字は投 06.27「迷い」迷いずうたく付き合えるこずが 皿月日です。 倧切 07.15「めんどくさがる」力のだしど どうぞご掻甚ください。 ころを芋極める、効率的にすすめるアむデア を考える。加える手を少なくするず玠材の YAMA-blog 良さが生きおくる 08.01「トリミング」空 愛知産業倧孊通信教育郚 山口雅英のブログ 間、配眮の倧切さ、効率的に怜蚎する方法 http://www.asut-bi.com/yamablog/ 08.05 『芖る』 「 ずいう意思のカタチ」心を䌎っ 17 ●PAL80号 PAL80号● 18
研究宀からこんにちは 研究宀からこんにちは おみるずいうこず、画家ずはたず「芖る」人 「孊生 YT さんに䌝えたこず」衚珟における う詊み。抜象画をやっおいくにあたっおデッ に䌝えたこず」関係を衚珟するずいうこず 08.05 『やっおみなければわからない』 「 けど」 「自然」 䜜者の内なる「自然」 01.18 、  「孊生 サンは必芁か 05.30「Q&A デッサンを勉匷  01.22「孊生 SI さんぞ䌝えたこず」技術 詊行錯誀、挫然ずではなく問題意識を明確に IM さんに䌝えたこず」他者の衚珟を味わう しあいず絵が描けるようになれないのでしょ を超える察象ぞの想い 01.25「孊生 AY さ するこず 08.06 『芖る』 「 こず、日垞の緎習、 こず 01.22「孊生 AT さんに䌝えたこず」制 うか」ネットでみ぀けた矎術に関する疑問 んに䌝えたこず」絵画における自由の圚り方 デッサンにおける「芖る」ずいう掻動を抜出 䜜、䜜品ず向き合う時間 01.27「孊生 MT さ に回答しおみようずいう詊み 06.09「Q&A  02.01「孊生 WM さんぞ䌝えたこず」目暙 ● ● 研 し日垞的に緎習する 08.08.13「想い、意思、 んに䌝えたこず」 人間が芖るこずず、写真の違 癜や黒を䜿っおはいけないず蚀われたが䜕 を持぀こずの必芁性 02.03「審査員」某垂 研 こ 究 故」明暗衚珟における色圩の考え方 06.27 民展の審査員を務めるにあたっお考えをたず こ 究 技術」制䜜を支える䞉぀のもの 08.18「関 い 01.29「孊生 SS さんに䌝えたこず」アむ ん 宀 ん 宀 に か 係を芖る」デッサンにおける芳察。芳察ずは デアやテクニックに぀いお 01.29「孊生 MS 「Q&A 絵を教えるっお、結局は指導者の趣味、 めおみた 03.03「クロッキヌにはどのよう に か ち ら 関係を芖るこず、刀断ずは関係を知るこず さんに䌝えたこず」抜象画ず具象画の問題 嗜奜の抌し぀け」絵画孊習の指導者ずしお な意味があるのか」 03.17「絵画の評䟡基 ち ら は は 08.18「ピカ゜は絵が䞋手なのか」絵画衚珟に 02.12 孊生KMさんに䌝えたこず」 「 制䜜によっ の圚り方 07.30「色面構成䜜品の講評抜粋 準　アルマン・ドゥルヌアン著『絵画教宀』」 おける䞊手、䞋手ずはなにか 09.07「人は䜕 お自分を解攟するずいうこず 02.19「個展 『スむカに塩』的配色の考え方」配色のひず぀ 絵画の芞術的䟡倀を瀺すための評䟡項目を 故絵を描くのか」 歳を超えたから絵をはじ 70 をしたす」 私ずいう䜜家にずっお、䜜品を蚀葉 の考え方 08.05「色面構成䜜品の講評抜粋 䜜成する詊み 03.20「関係を制する者が衚 めた画家。䞞朚スマ 10.09「レコヌディン で衚珟するずいうこず 02.27「孊生 RK さん 『氎戞黄門』的配色の考え方」配色のひず぀の 珟を制する」造圢衚珟䞀般に぀いお衚珟力 グダむ゚ットをヒントに」蚘録するこずは意 ぞ䌝えたこず」 「愛」ずいうテヌマ 04.13「デ 考え方 08.10「抜象画に぀いお」絵画孊習に の基本ずなる「関係性」に぀いお考える 識するこず。意識するず䜕かがわかっおく ゞタル教材」本孊での絵画孊習におけるデゞ おける抜象画に぀いおの考え方 08.24「わ 04.05「私の制䜜にた぀わるあれこれ」PAL る 10.10「鑑賞法」たずはずにかくしっかり タル教材 コンセプト 04.23「Q&A 芞術っお かっおいるから描けるのではない、描く䞭で に掲茉した゚ッセむの玹介「孊生 MK さ ず「芖る」こずで、心に刻む 10.14 「もう䜕も 䜕ですか、人間に必芁なのですか」ネットで わかっおいく」たさにこの蚀葉のずおりであ んぞ䌝えたこず」䜜品を参考にするこずに぀ 付け加えたくない」絵画に感じる魅力ずはど み぀けた矎術に関する疑問に回答しおみよ る 09.25 「Q&A 䜕故絵を描くのでしょうか」 いお 04.21 「造圢リテラシヌ」造圢を読 のようなものか。ひず぀の事䟋 10.22 『矎 「 うずいう詊み 05.05「Q&A 芞術ず矎術の違 ネットでみ぀けた矎術に関する疑問に回答し み曞きする力、モノトヌン、モザむク凊理画 術ずは』ずいう問い」答え以䞊に「問う」こず いは䜕ですか。そもそも矎術ずはなんです おみようずいう詊み 11.12 『進化しすぎた 「 像から孊べるこず 05.02「展芧䌚の玹介」 の倧切さ 11.18「曖昧ずいうこず」曖昧さを か」ネットでみ぀けた矎術に関する疑問に回 脳』ずいう本を読んで」本を読んで、絵画制䜜 ガラス䜜家 Peter Ivy 展 05.12「䜕故絵を きっかけに、むマゞネヌションが動き出す 答しおみようずいう詊み 05.11「Q&A 絵画 にた぀わる郚分の玹介 12.22「倧いなる問 描くのでしょうか」人間は垞に脳に描いお 12.09「文字を曞く」 「文字を曞くこず」ずいう 教宀の遞び方」ネットでみ぀けた矎術に関す いが倧いなる答えである」問うこずに秘めら いる 05.18「「孊生 AO さんぞ䌝えたこず」 こずから衚珟に぀いお考える る疑問に回答しおみようずいう詊み 05.18 れた重芁な意味 奜きなものを奜きなように描けるようにする 「デッサン　明暗の衚珟」 デッサンにおいお明 ために 【幎 】 暗を倧きく぀かむずいうこずのむメヌゞ 【幎】 01.05 䞍定期「孊生に䌝えおきたこず」絵画 05.26 「Q&A 抜象画ずデッサン」ネットでみ぀ 01.19「孊生 KM さんに䌝えたこず」想い、 山口 雅英 の通信課題、講評から抜粋した文章 01.06 けた矎術に関する疑問に回答しおみようずい 意思、技術に぀いお 01.19「孊生 KM さん デザむン孊科　准教授 19 ●PAL80号 PAL80号● 20
研究宀からこんにちは デザむン孊科 クラフトデザむンコヌス 明治の染織工芞 　明治21幎に完 成した皇 居明治宮殿の建 造 に際し、 内装品のペヌロッパぞの発泚ずの意 掲瀺板 　明治維新の東京遷郜に䌎い、 高玚織物の 芋の倧勢のなか、 川島甚兵衛は倖遊の知芋 顧客であった公家達が東 京ぞ移り、 京郜の を元に内装甚織物の囜産化を具申し、京郜の 工芞界は火が消えたような状況であったずい 西陣が受泚を受けるこずになった。たた川島 われおいる。しかし京郜には明治幎に舎密 は 「富士の巻狩」 「癟花癟鳥」など6面の絹綎の 局せいみきょくの䞭に染殿が䜵蚭され、化 タペストリヌを玍入した。それらは昭和20幎 ● 研 å­Š 染 色の普及がはかられた。たた皆川治助 の空襲により灰燌に垰し、 今では芋る事は出 こ 究 はそれたでの「手描き友犅」に察し、 型玙を 来ないが、 圓時の倚くの資料ず共に詊織や織 ん 宀 に か 䜿っお垃の䞊に糊を眮く 「型友犅」の技法を考 䞋絵などの補織時の資料が掛北にある川島織 ち ら 案し、 より安䟡な友犅染の普及に貢献した。 物セルコン瀟の織物文化通に保存されおいる。 は ●掲瀺板 倧孊 短倧共通 ・ 23 たた岞竹堂 今尟景幎 幞野楳嶺などの日本画 ・ ・ たた川島甚兵衛は狩野芳厖の絶筆「悲母芳音 家によっお友犅染めの図案が描かれるように 像」を絹の綎織で制䜜した東京囜立博物通 なった。 蔵。さらに川島織 物では平安建郜1200幎・ ●掲瀺板 倧孊 31 織りの䞖界では明治5幎に3名の若者をフラン 川島織物150幎蚘念事業ずしお1994幎に再び スのリペンぞ掟 遣し、 ペヌロッパの進んだ織 「悲母芳音像」を織り、珟圚それは滋賀県の ●掲瀺板短倧 32 技法を孊ばせた。そしお垰囜時に、 䞀人でも ミホミュヌゞアムで芋るこずが出来る。 自動的に耇雑な暡様織ができるゞャガヌド機 や、 玐を匕くだけで杌を操䜜しお緯糞を入れ るバッタンが導入された。明治10幎には囜産 のゞャガヌド機が補䜜され、 それたで二人掛 かりで王織りを織っおいた空匕機に代り、 明 æ²»32幎には京郜での普及が完了したずいわれ おいる。 京郜の川島織物珟圚は合䜵しお川島物セル コンの二代目の川島甚兵衛は非垞に進取の 気颚に富む人であり、 明治19幎品川匥二郎が 駐独特呜党暩公䜿ずしおドむツぞ赎任した際 に同行し1幎䜙りをドむツ・フランスの機業地の 芖察に費やし、 先進的な技術・知識を習埗し た。特にタペストリヌの制䜜地フランスのゎブ ランの芖察では、 タペストリヌの織技法が日 本䌝統の綎織ず同じである事を発芋した。そ しおペヌロッパの宀内装 食におけるタペスト リヌの重芁さを認識し、 日本的感芚のモチヌ フによる繊 现な絹綎のタペストリヌの制䜜に 意を匷くしお垰囜した。 「悲母芳音像」1994幎　郚分　 株匏䌚瀟川島織物刊 「綎織平成悲母芳音像」より 加藀 國男 デザむン孊科　准教授 21 ●PAL80号
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  • 1. 80
  • 2.
  • 3. ● å·» é ­ コ 80 ラ ム ● 愛産 2010幎 7 - 9月号 み ん な の Contents 広 å Ž ● 01 ●巻頭コラム こ 究 研 ん 宀 に か ち ら 03 ●みんなの広堎 は  ● 倧 掲 05 ●研究宀からこんにちは å­Š ・ 短 瀺 板 倧 共 通 23 ●掲瀺板倧孊・短倧共通  ● 掲 瀺 板  31 ●掲瀺板倧孊 倧 å­Š  ● 32 ●掲瀺板短倧 掲 瀺 板  短 37 ●スケゞュヌル・宿泊 等 倧  　 ● 　 新 み 入 55 ●ツりキョり君 な 生 さ の ん ぞ ● ス ケ 宿 ゞュ 泊 ヌ 等 ル・ ● ツ ã‚Š キ ョ ã‚Š 平成22幎床 君 入孊オリ゚ンテヌション 教員玹介
  • 4. ● ● å·» å·» é ­ é ­ コ コ ラ ラ ム ム 通信教育郚の蚭眮・改組・再線ずその郜床の倧 に察し、education は educe朜圚する胜力な 界ずもなる危険をはらむこずにもなりたす。 孊の発展を目の圓たりにしおきたした。倧孊の どを匕き出すを起源ずする蚀葉であり、教 　通信教育郚で孊ばれおいる皆様にずっお、本 成長をその内偎から぀ぶさに芋おこられたこず えるこずにより孊生䞀人䞀人が持぀胜力を匕き 孊教員ずの距離も、通信教育郚で孊ぶ仲間ずの は私の倧きな資産であるず考えおいたす。この 出せるような “ 孊び ” を支揎するこずを意味し 距離も、通孊課皋に孊んでいる孊生のそれらず 資産を糧に、愛知産業倧孊ず愛知産業倧孊短期 おいたす。囜の教育方針ずしおも、教員が “ 䜕 は 倧 き く 異 な っ お い た す。 æ·» 削 や ス ク ヌ リ ン 倧孊に孊びの機䌚を求めおいただいた孊生の皆 を教えたか ” ではなく、孊生が “ 䜕を孊んだか ” グずいう限定的な仕組みのなかで教員ずの接点 様に少しでも孊びやすく、孊び甲斐のあるキャ こそを重芖すべきであるず蚀われおきおいるの をもち、スクヌリングで初めお出䌚う孊習仲間 小川　英明 ンパスにしおいくこずが、新孊長の責務である も、この所以であるず理解できたす。 ずの接点をも぀以倖は、䞀人䞀人の “ 孊び ” だ 愛知産業倧孊・短期倧孊　孊長 ず考えおおりたす。皆様のご理解ずご協力をお 　ずすれば、倧孊教育は、孊生䞀人䞀人のいた けが通信教育を支えおいたす。であればこそ、 願いする次第です。 だ顕圚化しおいない資質や胜力を匕き出すため teaching や training、education ず い う 教 育 を 　さお、通信教育郚は、ご承知のように、短期 の方法を身に぀けた教員が適切な時期に適切な 通信教育ずいう手段によっお自䞻的・䞻䜓的に 倧孊では前身の東海産業短期倧孊通信教育郚が 方法でそれらを匕き出すための行為であるず考 進めようず決意され、自らの朜圚的な資質や胜 平成幎から、倧孊では平成幎から蚭眮され、 えられたす。しかし、これだけでは倧孊教育に 力を自らの努力で高めようずする “ 自己 ” 教育 既に倚くの卒業生を茩出しおおりたす。卒業生 は盞応しくありたせん。぀は、匕き出すのは の道を歩たれおいる皆様に、そしお皆様ず同じ 通信による“自己”教育を讃えお の皆様のご掻躍は、「瀟䌚から喜ばれる人材を育 教員ではなく、本来的には孊生䞀人䞀人である 志を抱いお通信教育の課皋を終えお瀟䌚で掻躍 成」するずいう建孊の粟神が倧きく実を結んだ べきだからです。孊生が自䞻的に自らの朜圚し されおいる卒業生の皆様に深い敬意を衚したい 　平成幎月より、愛知産業倧孊及び愛知 蚌巊であるず嬉しく、誇らしく思っおおりたす。 おいる資質や胜力に気づき、それを䞻䜓的に匕 ず思いたす。皆様の倚くが、既に自らの内にあ 産業倧孊短期倧孊の孊長ずなりたした小川英明 この瀟䌚から喜ばれる “ 育成すべき人材 ” 像は、 き出し、顕圚化した資質・胜力ずしお掻甚でき る資質や胜力に぀いおある皋床の自芚をもたれ、 です。初代孊長の安藀䞇寿男先生ず二代目孊長 孊郚・孊科ごずにそれぞれの教育ミッションず なければなりたせん。もう぀は、孊生䞀人䞀 それを匕き出すために通信教育ずいう方法を遞 の内藀昌先生が愛知産業倧孊創蚭期の瀎を築か しお掲げられおいたすが、育成する方法ずしお 人ず教員ずいう関係での教育ではなく、孊生ず ばれおいるからです。 れ、䞉代目孊長の田原昭之先生が孊校教育法の の教育の基本は䞀矩的であるべきず私は考えお 孊生ずいう関係での盞互教育もあわせお重芖さ 　自らの責任ず決意においお通信ずいう手段で 定める高等教育機関ずしおの倧孊教育の䜓系再 いたす。 れるべきだからです。異なる資質・胜力をもっ “ 自己 ” 教育に取り組もうずする皆様に、私たち 線ず、幎毎に受審が矩務づけられた認蚌評䟡 　そもそも、教育ずは teaching や training ばか た仲間からの刺激をうけ、異なる発想や意芋を 教職員は党力を挙げお応揎させおいただきたす。 に尜力されおきたした。こうした先達の埌任ず りではなく education ずしおの教育でもあるべ 傟聎するこずも、極めお倧きな教育の芁玠です。 孊びの䞭で匕き出し埗た資質や胜力の倚さを、 しお四代目孊長ずなる私は、平成幎の愛知産 きです。teaching が孊問領域の知の䜓系を系統 この芳点に立おば、倧孊教育の基本は䞀矩的で 共に喜び合えるように。 業倧孊蚭立の翌幎から造圢孊郚建築孊科の教員 的・孊術的に “ 教える ” こず、training がさたざ あれ、孊生䞀人䞀人の個別的な資質や胜力を匕 ずしお着任しお以来の幎間に、 ・ 孊郚 倧孊院・ たな資質を技術的に “ 蚓緎する ” こずであるの き出すために、䞀矩的な教育はむしろ教育の限 1 ●PAL80号 PAL80号● 2
  • 5. みんなの広堎 みんなの広堎 特集 入孊オリ゚ンテヌション 特集 版画クラブ ● ● み 入孊オリ゚ンテヌションを開催 み ん ん な 　今幎も4月䞭旬から5月䞭旬にかけお名叀屋サテ な の ラむト教宀、 東京サテラむト教宀そしお岡厎本 の 広 広 å Ž 孊 倧阪ず毎幎恒䟋の入孊オリ゚ンテヌション 、 å Ž が開催されたした。 　倧孊短倧合わせおおよそ300名の方々が参加し た し た。 毎 幎 倚 数 の å­Š 生 が 参 加 さ れ る オ リ ã‚š ン テヌションですが、 今幎もたくさんの孊生が参加 され、 座垭を増蚭しなければならないほどの盛況 名叀屋サテラむト教宀倧孊 ぶりでした。 　最初に、 参加者党員に党䜓説明が行われ、 その 埌各孊科やコヌスに分かれ、 先生方から孊習のア ドバむスや、質疑応答などが行われたした。 東京サテラむト教宀短倧 東京サテラむト教宀建築孊科 3 ●PAL80号 PAL80号● 4
  • 6. 研究宀からこんにちは 研究宀からこんにちは 経営孊科 囜際コミュニケヌション孊科 暮らしず文化コヌス 囜際コミュニケヌション孊科 経営コミュニケヌションコヌス 「犯眪被害絊付制床」ずは 絊付金の皮類ず額 私の孊習ず孊習方法に぀いお おいる人は、自分が身に぀けるこずになる知 絊付金には、死亡した被害者の遺族に察しお 識をスピヌドや勢いを倧切にしお孊ぶ方法が 犯眪被害絊付制床ずは 支絊される「遺族絊付金」 320䞇円2,964.5 私の関心は、経枈や経営の分野に関係しおい よいず思う。倚少、成瞟が思うようにいかな 犯眪被害絊付制床ずは、通り魔殺人等の故意 䞇円 犯眪行為により重倧な負傷又は疟病 、 る。日本以倖の囜の倚くは、日本よりも経枈 くおも、自分の心に充実感を䞎えるこずがで の犯眪行為により、䞍慮の死を遂げた被害者 を受けた方に察しお支絊される「重傷病絊付 成長のスピヌドが速く、逆に日本は過去 20 幎 きたならば、それもよいのではないかず。人 の遺族又は身䜓に障害を負わされた被害者 金」 負傷・疟病から1幎間の保険蚺療による 間䜎成長を続け、これたで䜎かった倱業率さ 間は䞀生孊習しおいかないず人栌ずいう山に 等に察しお、 瀟䌚の連垯共助の粟神に基づ 医療費の自己負担郚分ず䌑業損害を考慮し えも 5 %ほどになり、瀟䌚のいたるずころで 登れないのではなかろうかず。たずえば、私 ● ● 研 き、囜が犯眪被害者等絊付金を支絊し、その た額を合算した額䞊限額120䞇円、 そし  行き詰たりの様盞が芋える。私の孊習の出発 が孊習する経枈ずいう分野では、時間の経過 研 こ 究 こ 究 粟神的、経枈的打撃の緩和を図ろうずするも お、身䜓に障害が残った方に察しお支絊され 点は、珟実をみお、それに取り組んでいる本 ずずもに、経枈掻動や人間関係は倧きく倉化 ん 宀 ん 宀 に か のです。 る「障害絊付金」 18䞇円3,974.4䞇円、 法 を読むこずから始たる。私にずっお、本は垫 しおいる。今から 20 幎前の日本は茞出競争力 に か ち ら 　この法埋は、 昭和49幎8月30日に発生した 什に定める障害等玚14玚1玚によりた 匠である。自分の考え方を頭の片隅においお の匷い囜で、欧米各囜から茞入による消費拡 ち ら は は 極巊暎力集団による䞉菱重工ビル爆砎事件 すの皮類があり、いずれも䞀時金ずしお 読みながら理解を深め、考えを広げる。考え 倧など内需拡倧を芁請されおいた。需芁重芖 死者8人、負傷者380人を契機ずしお、公 支絊されたす。 がたずたれば、誰かに䌝えるために䜕かを曞 の時代であった。もちろん、今でも需芁に泚 的な犯眪被害者補償制床の確立の必芁性が、 遺族絊付金ず障害絊付金の額は、被害者の幎 く。それが人や瀟䌚に䜕らかの圱響を䞎える 意しなければならないが、その他に䟛絊も重 囜䌚、 マスコミ等で倧きく論議され、 たた、 霢や勀劎による収入額等に基づいお算定さ ものに぀ながるかどうかをもう䞀人の自分に 芖しなければならない時代になっおいる。日 通り魔殺人事件の被害者の遺族、 被害者孊 れたす。 問う。その繰り返しが自分にずっおの自己教 本よりも東アゞアの他の囜々の方が人件費は の研究者、匁護士䌚等からも、この制床の確 重傷病絊付金は、加療期間か月以䞊、入院 育であり、自己孊習ずしおの研究である。私 安く、茞出競争力も匷く、日本の䌁業や経枈掻 立を求める声が高たったこずを螏たえ、昭和 期間日以䞊の被害者の方に月を限床 の堎合も限られた時間の䞭でこんなこずを 動にたずさわる人たちは、財の䟛絊をいかに 55幎5月1日に「犯眪被害者等絊付金支絊法」 ずしお、保険蚺療による医療費の自己負担盞 行っおいるわけだが、瀟䌚人孊生の堎合ずは 有利に提䟛する方向にもっおいくかに気を配 が制定され、 昭和56幎1月1日から斜行され 圓額が支絊されたす。 異なるはずである。瀟䌚人の堎合、限られた らなければならない。ある面で䟛絊重芖の時 たした。 たた、遺族絊付金に぀いおも、犯眪行為によ 時間の䞭でどんな孊習がよいかは断定できな 代になっおいる。情報技術や環境技術の応甚 　平成7幎に発生した地䞋鉄サリン事件等の り生じた負傷又は疟病に぀いお被害者が死 い。わき目もふらず、䞀心䞍乱に資栌取埗に も図っおいかなければならない。たた、人口 無差別殺傷事件を契機に、 被害者の眮かれ 亡前に療逊を受けた堎合には、その負傷又は 重点を眮く孊習の仕方もよいだろうし、反察 枛少瀟䌚が今埌も続くために、芳光ビゞネス た悲惚な状況が広く囜民に認識されるのに 疟病から月間における保険蚺療による医 にゆずりを持っお広い心で䞀歩䞀歩孊習を進 でいかに倖囜からお客さんを集められるかず 䌎い、犯眪被害絊付制床の拡充を始めずしお 療費の自己負担分が加算されお支絊された めるやり方でもよいず思う。しかし、倚くの いうこず、少子高霢瀟䌚を乗り切るために介 被害者に察する支揎を求める瀟䌚的な機運 すこの堎合は、加療及び入院芁件は必芁ず 人が片足を突っ蟌んでいる実瀟䌚は、進歩が 護などの分野の充実も考えなければならなく が急速に高たり、 このような状況を螏たえ、 されたせん。。  芋えず、期埅された成果を出さなければ、埌 なっおいる。倖囜人の日本ぞの流入も避けら 支絊察象の拡倧や絊付基瀎額の匕䞊げを䞭 なお、犯眪行為によっお被害を受けた堎合でも 退を䜙儀なくされる競争瀟䌚である。それを れない。困難なこずではあるが、䞖の䞭が耇 心ずした法改正がなされ、 平成13幎7月1日 ①芪族の間で行われた犯眪 感じ取った人が、このたたではいけないず思 雑化し、いろいろな分野で、耇雑な問題をかか から「犯眪被害者等絊付金の支絊等に関する ②犯眪被害の原因が被害者にもあるような い、孊習し、少しでも自分を成長させようずす えおいる日本は党䜓的な芖野で珟代を理解す 法埋」が斜行されたした。 堎合 る。最近、通信教育を受ける人の䞭にも、その るこずが求められおいる。そのためには、友 ③劎灜保険等他の公的絊付や損害賠償を受 ような危機感から勉孊に取り組む人もいるの 人や倧孊やその他の組織など人間ず人間の間 察象ずなる犯眪被害 けた堎合 ではなかろうか。最初は、他人からさげすた のネットワヌクを広げ、䟡倀や知識を高める 本制床による支絊の察象ずなる犯眪被害は、日 などに぀いおは、郜道府県公安委員䌚の裁定 れるこずのないように、あるいは自分に少な 圢でより倚くの人材が参加する文化囜家建蚭 本囜内又は日本囜倖にある日本船舶若しくは日 により、絊付金の党郚又は䞀郚が支絊されな からず緊匵感をもたせお、そのような自分の を目暙にしなければならない。私も最近、倖 本航空機内においお行われた人の生呜又は身䜓 いこずがありたす。 背䞭を家族に芋せるこずによっお、家族も䜕 囜人の高校生を受け入れお、家族のように亀 を害する眪に圓たる犯眪行為過倱を陀く。 に  かを感じ取り、これたでよりも頑匵るこずの 流する意識改革を進めおいる。孊生諞君には よる死亡、重傷病又は障害であり、緊急避難に 暪瀬　浩叞 生気を䞎え、生掻をより意矩のあるものに進 珟実に繰り返されるはずの法則を孊ぶずずも よる行為、心身喪倱者又は刑事未成幎者の行為 愛知産業倧孊短期倧孊通信教育郚郚長 めおいく人もいるだろう。しかし、瀟䌚でさ に同じ瀟䌚に生きるできるだけ倚くの人を幞 であるために刑法䞊加害者が眰せられない堎合 たざたな経隓を積み重ねお、それが孊習にも 犏の方向に導こうずする芏範の孊問、たずえ も、察象に含たれたす。 掻かせる人は、高い芋地から人間瀟䌚党䜓を ば倫理芳なども意識しお充実した孊生時代を 展望し、自分ずいう䞀人の存圚をよりよく掻 送っおもらいたいず願っおいる。 かしたいずしお専門性を高めおいこうずする 人もいるだろう。倧事なこずは迷わないこず 廣矜 孝枅 だず思う。孊習に向ける予算や時間が限られ 囜際コミュニケヌション孊科　教授 5 ●PAL80号 PAL80号● 6
  • 7. 研究宀からこんにちは 研究宀からこんにちは 囜際コミュニケヌション孊科 日本語教育コヌス 海の向こうから コヌスも䞉幎間続けおみないず、それがどの やっお る子どもたち　15 く ように孊生の皆さんに生かされおいるのか 分からないものだず思いたす。私は平日は愛 新入生の皆さた、ご入孊おめでずうございた 知産業倧孊留孊生別科で留孊生に日本語を す。囜際コミュニケヌション孊科で日本語教 教えおいるのですが、ひず぀の教科曞を少な 育コヌスを専攻する方ずは、 必ずスクヌリ くずも䞉幎間は継続しお䜿っお教えおみな ングやレポヌト玙面でお䌚いするこずにな いず、 その教科曞の特城も把握できないし、 ● ● 研 る川厎盎子ず申したす。今幎床私は「日本語 文法などもうたく説明できないず、別科のベ 研 こ 究 こ 究 教育事情」 「日本語教育挔習Ⅰ」 「蚀語運甚論」 テランの先生に蚀われたこずを思い出しお ん 宀 ん 宀 に か のスクヌリングを担圓しおいたす。この「海 いたす。 に か ち ら の向こうからやっおくる子どもたち」は、私 ち ら は は が愛知県西郚地区で倖囜人の子どもたちに たた、今幎卒業された重原明矎さんは、私が 「日本語教育事情」のスクヌリングでは、 自 日本語教育の科目に限っお蚀えば、 やはり 日本語指導をしおいる様子をシリヌズでお 指導しおいる小孊校の日本語孊玚の先生に 分が䜏んでいる町で芋かけるこずはあっお 䞉幎ひず区切りだず蚀えるでしょう。愛知 届けしおいたす。 なりたした。日本語指導補助員ずしお教育委 も接点がないため、今たで気にも留めなかっ 産業倧孊短期倧孊の日本語教育コヌスも䞉 員䌚に採甚されお、月から倖囜人の子ども た倖囜人や倖囜からの子どもたちに぀いお、 幎経っおやっず、倚くの卒業生から囜内・囜 月13日の卒業匏では、 日本語教育コヌス に日本語を教え始めたした。重原さんは短倧 いろいろな事実を知るこずになるず思いた 倖で日本語教垫ずしお採甚が決たったずか、 ずしお䞉回目の卒業生を送り出したした。今 卒業埌、小孊校の教員免蚱取埗を目指しお倧 す。特に、倖囜からの子どもたちは日本でこ 地域で教え始めたずいう報告を聞くように 幎の卒業生は、卒業埌に囜内倖で日本語教育 孊に線入され、将来は地元の小孊校の日本語 んなこずになっおいるのず、考えさせられ なりたした。たた、 愛知県だけでなく、 驖 に関わる人が倚くお驚いおいたす。特に「日 孊玚の先生になりたいずがんばっおいらっ るこずがあるかも知れたせん。 郜圏で就職掻動をされおいる人たちからも、 本語教育事情」のスクヌリングでは、地域の しゃいたす。 「愛知産業倧孊短期倧孊の日本語教育コヌス 倖囜人や倖囜人の子どもに぀いお重点的に 私が毎回授業でお願いするこずは、 受講埌 なんですね」ず、日本語孊校やNPO等でも認 お話しするこずもあっお、党囜各地のボラン すぐボランティア日本語教宀で倖囜人に日 知され始めおいるず聞いお、 ずおもうれし ティア日本語教宀で掻動を始める人が増え 本語を教えおくださいずか、 囜際亀流団䜓 く思っおいたす。これもひずえに、卒業生の おいたす。地域で、海倖で、愛知産業倧孊短 に入っおボランティアをしおください、 ず 方々ががんばっおくださっおいる結果だず 期倧孊で孊んだこずが少しでも生かされれ いう盎接的な行動ではなく、この授業で知っ 思いたす。 ばず思いたす。さお、今幎の卒業生に぀いお たこずを、できるだけ倚くの呚りの人たちに ご報告したしょう。 䌝えおください、ずいうこずです。そこにこ 日本語教垫の仕事は、倧孊や日本語孊校の留 の授業の本圓の意味があるのです。䞭には、 孊生に日本語を教えるだけではありたせん。 線み物のラむセンスを持っおいる卒業生の 日本に居䜏する倖囜人に察しお良い感情を 地域に䜏む倖囜人や子どもに教えるこずに 柀知子さんが、私が指導しおいる小孊校の日 抱かなかったり、批刀的な意芋を持぀人もい も厳密には「教える」ではなく、私たちは「日 本語孊玚にクリスマスツリヌのオヌナメン るでしょう。しかし、地域で掻動する人の話 本語支揎」ずいうこずばを䜿っおいたす、 ト䜜りを教えに来おくれたした。倖囜からの に䞀床耳を傟けおください。そしお、次に町 目を向けおいただけたらず思いたす。では、 子どもたちの䞭には毛糞に初めお觊れる子 同じく今幎の卒業生のピッチフォヌド理絵 で倖囜人の子どもに出䌚ったずき、授業で聞 スクヌリングでお䌚いしたしょう もいたのですが、皆、䞊手にポンポンを䜜っ さんは、圚孊䞭に日本語教育胜力怜定詊隓に いたこずをひず぀でも思い出しお、今たでず お、 自宅でツリヌに食っおくれたようです。 合栌されたした。そしお、卒業埌すぐ地元の は違った芖点で芋おもらえたらず思いたす。 川厎 盎子 柀さんは、 卒業匏の翌週フィリピンに枡っ NPOで専任のコヌディネヌタヌずしお採甚 囜際コミュニケヌション孊科　専任講垫 お、日本語教垫ずしおスタヌトを切られたし が決たり、倖囜人の子どもの孊習指導をされ 冒頭に今幎の月に䞉回目の卒業生を送り た。 おいたす。 出したず曞きたしたが、どんな科目もどんな 7 ●PAL80号 PAL80号● 8
  • 8. 研究宀からこんにちは 研究宀からこんにちは 愛知産業倧孊留孊生別科での日本語教育実習の感想 小出寿圊さん 枅氎矎岐さん 　昚幎12月床の愛知産業倧孊留孊生別科での日本語教育実習の様子です。10月から文法ず読解の教案・教材を準備しお 挑みたした。皆さん初めおずは思えない堂々ずした授業をされたした。そのずきの感想を写真ず䜵せおご芧ください。 こんにちは新入生の皆さんどうしおも蚀いたいこ 今回の教育実習は、 この䞭の数人は、すでに日本語教垫ずしお囜内倖で掻躍されおいたす。 ず。それはスクヌリングをできるだけたくさん取っお 私が今たで経隓し 欲しいずいうこずです。勉匷は自分で読んで理解する おきた実習の䞭で こずず、人から聞いお理解するこずが少し違うこずが 侀 番 充 実 し、 成 果 柏井喜矎子さん 倚いですし、誰かの蚀葉が媒介になっお考えが広がっ も実感できるもの たり、議論するこずにより以前の自分には思いもよら でした。 ● ● 研 留孊生別科で先生方がどのような授業をされおいるか、留孊生のクラスはどんな ないような結論に達するこずも倚いからです。 　この教育実習に参加する以前にも民間の日本語教垫 研 こ 究 こ 究 雰囲気で、反応はどのようなものかを実際に芋おみたかったので、実珟できお良 スクヌリングに行ったら、隣の人、呚りの人に「昌ご 逊成講座や日本語ボランティア掻動を通しお暡擬授業 ん 宀 ん 宀 に か かったず思いたす。䞭囜の生埒さん達の「ヘビはおいしいもので、停物のお金ず はん食べに行きたせんか」 「ちょっず飲んで行きたせ や教育実習を経隓しおきたしたが、意識はどちらかず に か ち ら 野球には興味がない」 ずいう反応に驚きたした。それから、実習のずきに䞀床パニッ んか」 前で講矩しおいる先生に「明日の晩はお忙し 、 いうず授業を䞊手く進めるこずに偏っおいたず思いた ち ら は は クになっおしたったのですが、 先生からアクシデントの時の良い察凊方法を教えおい いですか」ず声をかけお皆で飯を食べに、飲みに行き す。しかし、この実習では準備期間から授業を受ける ただきたしたので、今埌䜕があっおも倧䞈倫だず思えるようになりたした。 たしょう日本語のスクヌリングは授業内でもグルヌ 孊生のこずを想定し、今たでよりいろいろなこずを考 実習から孊んだすべおのこずを今埌の日本語教育に生かし、楜しく効率良く教え プ掻動が倚くたくさん知り合いができたすよ。いろい 慮し授業内容が考えられたした。 られるように勉匷ず研究を続けお行きたいず思いたす。 ろな人ず飲んだり食べたりしお党囜の人ず知り合いに 　たた、 実習期間は1日1日があっずいう間で協力的 なりたしょう日本 な孊生や熱心な先生方、実習生に助けられ充実した時 語孊校の教壇に立っ 間を過ごしたした。本圓にこの実習に参加しおよかっ たら、知識はあっお たず思いたす。 岡島　豊さん 圓然、あずは人間力 ですよ。 私は川厎先生のスクヌリングを受講し、川厎先生の授業に感動し、日本語教育に 怍元由矎恵さん 察しおの興味を持ち、留孊生別科日本語教育実習を受講したした。私は川厎先生 の授業から日本語教育の知識を埗るずいうこずだけではなく、川厎先生の教える 入孊圓初は「日本語 こずに察する“情熱”からもずおも良い刺激をいただきたした。 教垫になりたい」ず 　留孊生別科日本語教育実習はずおも倧倉でしたが、 生の孊習者に暡擬授業を いう気持ちはそこ し、川厎先生䞊びに別科の先生方にご指導しお頂いお、倧倉貎重な経隓が出来た たで匷いものでは した。本圓にこの留孊生別科日本語教育実習を受講しおよかったです。お䞖話に 荒朚朝子さん ありたせんでした。 なった先生方、実習生の皆さん、別科の孊生の皆さん本圓にありがずうございた そ れ が、 川 厎 先 生 した。 無意識に出おいる自分のくせを盎すこずはよほど意識 の授業を受けるたびにどんどんやる気が湧いお、 ぀ しないず無理なこずだず思いたす。かなりしんどくお いには実習を経隓するたでに至ったこずは自分でも 蟛い課題をいただきたした。この実習ぞの参加は、 私 嬉しい驚きでした。そしお、楜しかったです」頑匵っ 「 「 には無謀な詊みだったのかもしれたせん。たくさんの おください」ず優しい蚀葉をかけおくれた生埒の皆 柀　知子さん 倱敗をしたにもかかわらず、次のステップに進む勇気 さんず觊れ合うこずができた別科実習での経隓は、䞀 が出おきたのは、先生方からいただいた倚くのご指摘 生忘れられない倧事な思い出になりたした。 実習期間䞭には、珟圹の日本語教垫の先生方の授業も芋孊でき、ずおも勉匷にな ずすぐそばにいお粟神的にも䜕かずアドバむスをしお この幎間は本圓にあっずいう間で、卒業目前ずなっ りたした。授業の始め方やクラスの雰囲気の䜜り方をはじめ、孊習者がわからな いただいたアシス た今も川厎先生の授業をもっず受けたいず思っおい いずきにどのようにヒントを出すか、発話を匕き出すかずいう方法がそれぞれの タントの先茩、共に たす。他の幎制倧孊ぞの線入も考え、日本語教育を 先生によっお違っおいお興味深かったです。 過ごした実習生の 孊べる通信倧孊の資料もいく぀か取り寄せたしたが、 今回は、実習生の人数が倚くおあたり長い時間授業が芋孊できなかったのが残念 仲間の存圚があっ 愛産倧で孊びたいずいう思いが匷いせいかなかなか でしたが、自分が授業をリヌドするこずが倧切であるが、授業の䞻圹は孊習者で たからこそだず思 気持ちが動かずにいたす。今埌、 愛産倧で幎制の あり、孊習者が授業に出おいお良かった、䜕かを孊べたず思うような授業にする い感謝の気持ちで 日本語教育コヌスが実珟する可胜性があるずしたら、 こずが䞀番重芁であるずわかりたした。 あふれおいたす。 その日たで日本語教垫ずしおの経隓を積みながら埅 ちたいず思っおいたす。 9 ●PAL80号 PAL80号● 10
  • 9. 研究宀からこんにちは 研究宀からこんにちは 建築孊科 デザむン孊科 建築デザむンコヌス 「建築界のオリンピック」ずよばれる「UIA2011 東京倧䌚」が 来幎秋、 日本で初めお開催されたす。 　2011幎9月、UIA2011東京倧䌚第24回䞖 えお116カ囜130䞇人の䞖界䞭の建築家を束 是非この機䌚に䞖界の最前線で戊っおいる フリヌパスを賌入するず、街䞭に行われおい 界建築䌚議が開催されるのをご存知です ねおいたす。 建築家の生の講挔䌚や、 䜜品に觊れおみる る様々なむベントに自由に出入りできたす。 か 　そのUIAが䞻催するUIA倧䌚は、 玄幎に こずをお勧めしたいず思いたす。私自身、 2005幎の倧䌚では、 日本からは、 安藀忠雄、 「建築界のオリンピック」ずもよばれるこの 床、䞖界の各郜垂をリレヌしお行われおお 2005幎のトルコ・むスタンブヌルのUIA倧䌚 隈研吟、坂茂の名が講挔を行い、䌚堎は通 ● ● 研 UIA倧䌚は、 侖界130の䞖界ず地域から玄1 り、日本で開催されるのは初めおのこずなの に参加しお、倧きな衝撃を受けたした。オヌ 路に座る人がでるほどの超満員ずなっおい 研 こ 究 こ 究 䞇人の建築関係者が集結する囜際的な䞀倧 です。 プニングセレモニヌは垂街の叀いお城の庭 たした。ザハ ハディッド、ドミニク ペロヌ ・ ・ ん 宀 ん 宀 に か むベントです。 私は珟圚、 このUIA2011東京倧䌚の日本組 園を借し切っお行われたした。オヌケスト の講挔䌚では、䌚堎に入る際には譊備員に取 に か ち ら 　UIAInternational Union of Architects 織委員䌚の広報委員をさせおいただいおい ラによるコンサヌト、 居䞊ぶテレビカメラ、 り囲たれながら、ファンからのサむン攻めに ち ら は は ずは、囜際建築家連合ず蚀われる建築家の囜 たす。 自由に食事やワむンの楜しめ、各囜の建築家 あいながらの入堎で、たるでアむドルのコン 際組織で、1948幎スむスのロヌザンヌにお そこで、今回はこのUIA倧䌚に぀いお皆さん やデザむナヌず䌚話を楜しめる挔出。たるで サヌトのようでした。アむドルのコンサヌ いお蚭立されたした。宗教、民族、囜家を超 にご玹介させおいただきたいず思いたす。 タむムマシンにのっお、䞭䞖に迷い蟌んでし トに行ったこずはないのですが ・ ・ ・ たったかのような感芚にさえ陥る玠晎らし ■ 過去 10 幎の UIA 倧䌚の開催郜垂ずテヌマ いものでした。 1981 幎 ワルシャワポヌトランド建築・人間・環境 1985 幎 カむロ゚ゞプト建築家の珟圚ず未来の責任 1987 幎 ブラむ むギリス トン シェルタヌず郜垂未来の䞖界を築く 1990 幎 モントリオヌルカナダ文化ず技術 1993 幎 シカゎアメリカ岐路に立぀建築 / 持続的な未来を築く 1996 幎 バルセロナスペむン珟圚ず未来郜垂における建築 1999 幎 北京䞭囜21 䞖玀の建築 2002 幎 ベルリンドむツ資源ずしおの建築 2005 幎 むスタンブヌルトルコ建築のグランド・バザヌル 2008 幎 トリ む ノ タリア䌝える建築 ■ UIA 倧䌚のロゎマヌクデザむンは秋田寛氏 今回、日本で開催されるUIA倧䌚のテヌマは 期間䞭には、囜内倖の著名建築家による講挔 「DESIGN 2050」。 䌚、孊術セッションやコンペ、展瀺䌚、ワ 　2050幎の郜垂や建築はどうあるべきか ヌクショップ、建築芋孊ツアヌ、オヌプニン ■ 2005 幎むスタンブヌル倧䌚での U オヌプニングセレモニヌの様子 ■ 2005 幎むスタンブヌル倧䌚での U オヌプニングセレモニヌの様子 䞖界䞭から集たる建築家や技術者、研究者、 グセレモニヌのパヌティヌやUIAゎヌルド 孊生などが、 建築や郜垂の未来像を描き出 メダルの授賞匏などが行われ、建築関係者だ し、その成果を䞖界に発信しようずいうもの けでなく、孊生や建築やデザむンに興味の 今回の東京倧䌚でも、 オヌプニングセレモ 詳しい情報をお知りになりたい方は、以䞋の です。䞖界に誇る建築デザむンや斜工技術、 ある䞀般垂民の方々が楜しく参加できるプ ニヌは、 䞹䞋健䞉蚭蚈の代々朚オリンピッ ホヌムペヌゞをご芧䞋さい。 環境技術を持぀日本が「DESIGN 2050」の ログラムが甚意されおいたす。 ク䜓育通を予定しおおり、 メむン䌚堎はラ http://www.uia2011tokyo.com/ja/ テヌマのもずで、あらゆるむベントを開催し ファ゚ロ・ノィニョリ蚭蚈の東京囜際フォヌ もしくは、UIA2011TOKYO　で怜玢される たす。 ラムで各講挔䌚が行われたす。スペむンに ずトップに衚瀺されたす。 あるグッケンハむム矎術通を蚭蚈したフラ ンク・ゲヌリヌのプレれンテヌションや、 䌊藀 最䞀 「MOTTAINAI」を䞖界共通蚀語ずし、 ノヌ 建築孊科　講垫 ベル平和賞を受賞したワンガリ・マヌタむ や、日本からも東京䜓育通の蚭蚈で知られる 建築家の槇文圊などの講挔も予定されおい たす。石原郜知事は東京オリンピック招臎が できたせんでしたが、来幎、ここ東京で建築 界のオリンピックに参加しおみるのはどう でしょう。 ■オヌプニングセレモニヌを予定しおいる䞹䞋健䞉蚭蚈の囜立代々朚䜓育通 ■メむン䌚堎は、東京囜際フォヌラム 11 ●PAL80号 PAL80号● 12
  • 10. 研究宀からこんにちは 研究宀からこんにちは 建築孊科 デザむン孊科 建築デザむンコヌス レモン展の報告ず孊䌚展 ● 䌚堎にお ● 日本建築孊䌚䞻催の卒業展瀺䌚 䌚堎ぞ赎き、䟋幎ず比べお気が぀いた事が もう぀の孊倖展に぀いお。こちらも同じ ありたした。広い䌚堎に所狭しず展瀺されお く愛産 PAL79 号にお玹介しおおりたした。 いたのはい぀も通りなのですが、図面パネル 日本建築孊䌚以䞋孊䌚が䞻催する「党囜 の倧きさ、暡型の芏暡や個数に぀いお、曎に 倧孊・高専卒業蚭蚈展瀺䌚以䞋孊䌚展」 倚様化の傟向を感じたした。䞀䜜品圓りの展 に今幎から参加するこずずなりたした。こち 瀺スペヌスずその䜿い方に぀いお展芧䌚事務 らは展芧䌚が党囜を玄幎かけお巡回するも ● ● 研 局より事 前に連 絡がある蚳ですが、 そこに のですので、お近くに巡回の折りには是非 研 こ 究 こ 究 収たり切らないものが増えたように思いたす。 足を運んでみお䞋さい。党囜から 180 䜜品 ん 宀 ん 宀 に か 文字通り枠を超えんずばかりの勢いある䜜品 が集う倧芏暡なものです。5 月の䞭旬から A に か ち ら に、぀い぀い芋入っおしたいたした。 コヌス 2 月䞭旬迄B コヌス 3 月 ち ら は は 衚珟の幅も広がっおきおいるのですが、䞀 䞊旬たでのコヌスで巡回しおおりたす。 䌚堎入口の様子 生懞呜説明しようずしお文字数ばかり増えお 巡回䌚堎や䌚期など詳现に぀きたしおは孊䌚 したったり、 図面がしっかり描けおいるのに の ã‚Š ェ ブ サ ã‚€ トhttp://www.aij.or.jp/ な ● レモン展開催抂芁 そのよさが䌝えきれおいない惜しいものもあり どで確認ができたす。 愛産PAL79 号の『みんなの広堎 特集 誌䞊 たした。これはいいなず思えた䜜品に共通し 卒展p.5』の䞭や本孊りェブサむトの建 築 おいた事は、 コンセプトが分かりやすくプロ ブログ『建築なアレコレ』でもお䌝えしたした グラムが明瞭にプレれンテヌションされおいた 様に、 今幎の孊生蚭蚈優秀䜜品展、 通称レ した。 モン展が2010 幎5 月25 日から30 日たで明 æ²» 倧 孊のアカデミヌコモンにお開催されたし た。党囜から玄90 䜜品もの出展があり、 た た5/29(土)にはポスタヌセッションや講 評䌚 が開催されたした。 巡回コヌスの抂芁 ● 出展に際し 先にお䌝えしおおりたす通り、髙井真匓さ 垂川浩さんの䜜品展瀺の様子 んの『Disaster Defence Base 灜害防衛基地 垂川さんの卒業研究䜜品はPAL79 号の 『みんなの広堎 p.4 でも 』 玹介しおおりたす ―灜害察応型小孊校―』ず題された卒業研究 を本孊通信教育郚の代衚䜜品ずしお出展しお ● 䜜品に぀いお おりたす。 A1 サむズのパネル2 枚が本孊建築孊科の卒 孊䌚展は本孊建築孊科卒業研究の芏皋ず異 業研究芏皋枚数ですが、 本孊代衚の垂川さ なり A2 サむズでした。卒業研究そのたたで んは4 枚 構 成でした。 出 展に際しお曎にボ は出展するこずができたせんので䜜り盎す必 リュヌムアップしお6 枚ずしおくれたした。 芁がありたした。単なる瞮小で枈たせるので 個 性的なパネルが曎に迫力を増しお䌚 堎で はなく、髙井さんはやレむアりトをやり盎し、 泚目されおおりたした。たた力のある暡型に、 ブラッシュアップしお曎によい衚珟ずなりた 曎に工倫が远加されおおり、 存圚感のあるも した。前号の PAL のものず比范しおみるず のになっおおりたした。 よく分かりたす。 ここから䌝わっおくるのは、 卒業研究をずお 写真撮圱、巡回コヌス図版䜜成ずも筆者 䌚堎の様子 も楜しく取り組たれたのだずいうこずです。 家田諭建築孊科 准教授 髙井さんが孊䌚展甚に䜜り盎した卒業研究 13 ●PAL80号 PAL80号● 14
  • 11. 研究宀からこんにちは 研究宀からこんにちは グラフ ックデザむンコヌス ィ グラフ ックデザむンコヌス ィ デザむン孊科 デゞタルデザむンコヌス デザむン孊科 デゞタルデザむンコヌス ActionG テヌマ決定 『䌝えたいこず』 ActionG　募集芁項 「アニョンハセペ」ハングル講座 デゞタルデザむン孊習䌚でコンピュヌタヌを克 服しよう。 　4月14日、5月6日、そしお4月5月末のスクヌ 　7月10日土、7月16日土、愛知産業倧孊 リングの倜などを利甚しおActionG実行委員䌚 通信教育郚で孊ぶ韓囜の孊生がスクヌリングの が開かれ、 募集テヌマ、 䜜品冊子の特集䌁画 ために来日したす。圌らはデザむンの孊習ずず を怜蚎したした。 もに日本語を孊んでいたす。私たちもハングル 参加者は、暪山沙李さん委員長、䞭山亜暹 を孊び圌らずもっず盞互に亀流ができれば、囜 ● ● 研 さん、 山口久子さん、 安藀倏海さん、 束本敊 際的な芖野を広げられる機䌚になるかもしれた 研 こ 究 こ 究 さん。 せん。 ん 宀 ん 宀 に か 　 ■募集䜜品 に か ち ら ・ポスタヌ䜜品 　デザむンの珟堎で圓たり前のように利甚され ち ら は は ・アニメヌション䜜品 おいるコンピュヌタヌ パ゜コン。䜿えるように 片方もしくは䞡方の応募可。 なりたいけどちょっず怖い。スクヌリングでいき ■䜜品条件 なりするのは䞍安がある。いろいろ詊しおみた ●ポスタヌ䜜品アニメヌション䜜品共通 い。パ゜コンで䜜品䜜りを詊みたい。コンピュヌ ・日韓 囜 際 亀 流 メッセヌゞ 䌝えたいこず」 「 タヌを利甚した卒業研究やその他䜜品䜜りの Message from Japanを入れる。 4月17日　ハングル講座の様子。5名の参加者 盞談をしたい。そんなずきの孊習をサポヌトす 文字の曞䜓、倧きさ、色などは自由。 でスタヌトしたした。たずはハングルの最も基 る機䌚です。䞋蚘の日皋で開催される名叀屋 　 ・䜜品コメントを100文字以内厳守で別途添 本的な文字を緎習したした。文法はほが同じず サテラむト教宀のオヌプン教宀にお、 デゞタル 　ActionGのテヌマは、 『日韓亀流メッセヌゞ 「䌝 付する。 いうこずなので、 文字を芚えたら次は単語。単 デザむンコヌスの担圓廣瀬がおりたすのでご盞 えたいこず」(Message from Japan/ Message ●ポスタヌ䜜品 語も日本語ずちょっず䌌おいたり独特だったり 談ください。 　from Korea)あなたの䌝えたいこず 文化、食 ・䜜品サむズ　A4甹箙(瞊)の内偎にB5サむズ ず芚えおいくず楜しい。 べものなど) お互いの囜のいいこずを䌝えよう。 (瞊)の䜜品を描いおください。 ■次回開催日皋 ■参加条件 抜象的な内容にならないように䌝えたいこずは ・デヌタ提出の堎 合はB5サむズで結構です。 ・7月31日(土) 9月25日(土) 13時半14時半 ・ 　本孊通信教育郚デザむン孊科の圚孊生。 䜕かをしっかり考えお、時には問題点や疑問点 フォ ショップ、 ã‚€ トレヌタヌなどはバヌゞョ ト ラス ■参加条件 ■参加方法 を芋぀けだしポゞティブな䜜品にする。 です。 』 ンを明蚘しおください。カラヌモヌドはCMYK 　本孊通信教育郚デザむン孊科に圚孊䞭であ 　無料、申蟌䞍芁、メモ甚玙、筆蚘具持参。 　今回は新しい詊みずしお、 埓来のポスタヌ䜜 です。 るこず。 ■日皋 品に加えアニメヌション䜜品の募集も加わっお ・フォトショップの堎合、B5サむズで解像床は ■参加方法 開催時間はオヌプン教宀ず同じ。 いたす。参加しやすいように4コマの絵やむラス 800pixel/inch(ppi)ずしおください。 䞋蚘連絡先にお申蟌みください。 　 7月31日　9月23日　11月14日 トで動きを構成しお䜜品にしたす。デゞタルデザ ●アニメヌション䜜品 ・連絡先 ActionG.info@gmail.com 　12月 5日　 1月22日　 2月12日  むン孊習䌚も利甚しおよいずのこずです。是非 ・䜜品サむズ　640×480ピクセル,4コマ ※倉曎などがある堎合は通教オンラむンでお知 　 3月19日 チャレンゞしおください。 ・Flash圢匏、MP4,MPEG1,MPEG2,AVI圢匏 らせしたす。 ※2月12日は䞭止。今埌倉曎などの堎合は ■゚ントリヌず䜜品提出期限 通教オンラむンでお知らせしたす。 ActionGの䜜品募集期間を延長したす ゚ン リヌ 7月19日(月) ト  　䜜品の゚ントリヌを7月19日(月)、 提出を7月 䜜品提出期限7月31日(土)※圓日のオヌプン教 ■利甚できる噚材、䞻な゜フトりェア 31日(土)たで募集期間を延長したす。ただ間に 宀に盎接持ち蟌み可。 　Windows Vista ノヌトパ゜コン 合いたす課題ずは違うデザむンの楜しみ方で ■提出方法 今幎床、本孊に入孊された韓囜の皆さん。 　Adobe Photoshop CS3 䜜品を䜜りたしょう。 䜜品を保護しお郵送。デヌタヌ提出の堎合は 　Adobe Illustrator CS3 CD-Rを郵送。 　Adobe Flash CS3 ActionGブログを開蚭 ●提出先 　Adobe FireworksCS3 　ActionGの掻動をもっず身近に感じおもらえ 〒444-0005　愛知県岡厎垂岡町原山125 　Adobe Dreamwaver CS3 ればず考えブログを開蚭したした。 愛知産業倧孊通信教育郚　 　Shade9 Basic http://actiongasu.blog130.fc2.com/ ActionG実行委員䌚 ※ご自身のPCを持参された堎合はむンタヌ ※ 応募・提出しおいただいた䜜品やメディアは ハングル講座の埌、早速懇芪䌚で実践 ネットに接続できたせん。 返华したせんのでご了承ください。 15 ●PAL80号 PAL80号● 16
  • 12. 研究宀からこんにちは 研究宀からこんにちは 造圢矎術コヌス デザむン孊科 絵画コヌス 「YAMA-blog 幎間の目次」 【幎】 02.14「技術」絵画制䜜における技術に぀いお の考え方 02.16 『䞻芳』 「 ずいう刀断基準」䜜 品　の刀断基準に぀いお 02.18 『なんずな 「 く』ずいう刀断」日垞的な刀断の仕方 02.19 ● ● 研 「䞀期䞀䌚」制䜜に向かう心がけ 02.20「反 研 こ 究 埩ず倉化」人間の営み、文化、衚珟 02.22 「図 こ 究 ん 宀 ん 宀 に か 瀺」芳念的な衚珟、日垞の衚珟 02.22「腹が に か ち ら 枛るのは理屈じゃない」 ち ら は は 「食」ずの類䌌性、共通性 02.24「絵を耒め る」幌児の絵、そしお䜕故描かなくなるか 02.26「人からの評䟡」自分の基準を育むこず 　絵画コヌス担圓の山口雅英です。2008 幎  02.28「デッサンは䜕故基瀎か」芳察、気づ から始めた私のブログ「Yama-blog」この月 き、衚珟の仕方を暡玢するプロセスに意味が で幎目を迎えたした。このブロクいわゆる ある 03.01 「心を䜿う」誰にも、芖る力、感じ 日蚘的なものではなく、通信教育におけるひ る力は備わっおいる 03.03「問いかけよう」 ず぀の孊習教材ずしお、絵画の孊習を志すみ  03.04「矎術が䜕故難解に思われるのかひ なさんに絵画にた぀わるいろいろな考え方 ず぀の考え方」衚珟ずしおの矎術の特異性、 をご玹介しようずいう内容になっおいたす。 近代化の問題 03.11「問いかけ䞊手」自ら䜜 　考えるこずず、感じるこずは別ものではあ 品制䜜プロセスず察話する力、方法。具䜓 りたせん。ある考え方を知るこずによっお感 的に自分に芋せ぀ける 03.12「矎術ずデザ じ方も倉わっおくるものです。授業だけでは むン」甚途の違い、それに䌎う蚈画性、効果効 䌝えきれないこず、授業での指導の背景にあ 率の問題 03.20「カタチで察話する」池坊で る考え方を綎っおいたす。授業にリンクする の講座玹介 03.25「蚀葉で暡写する」授業の カタチで掻甚しおもらえるようにしおいた 玹介、蚀葉の圹割、限界ず可胜性 04.03「段 だけたらず考えおいたす。 階的制䜜のすすめ」段階的制䜜の方法ず意矩 　ブログずいう性質䞊なかなか過去の蚘事 の玹介 06.01「絵画における即興性」生き を探すのが倧倉だず思いたしたので、幎間 た行為、察話によっお䜕かが生たれる珟堎 分の蚘事の目次を䜜っおみたした。数字は投 06.27「迷い」迷いずうたく付き合えるこずが 皿月日です。 倧切 07.15「めんどくさがる」力のだしど どうぞご掻甚ください。 ころを芋極める、効率的にすすめるアむデア を考える。加える手を少なくするず玠材の YAMA-blog 良さが生きおくる 08.01「トリミング」空 愛知産業倧孊通信教育郚 山口雅英のブログ 間、配眮の倧切さ、効率的に怜蚎する方法 http://www.asut-bi.com/yamablog/ 08.05 『芖る』 「 ずいう意思のカタチ」心を䌎っ 17 ●PAL80号 PAL80号● 18
  • 13. 研究宀からこんにちは 研究宀からこんにちは おみるずいうこず、画家ずはたず「芖る」人 「孊生 YT さんに䌝えたこず」衚珟における う詊み。抜象画をやっおいくにあたっおデッ に䌝えたこず」関係を衚珟するずいうこず 08.05 『やっおみなければわからない』 「 けど」 「自然」 䜜者の内なる「自然」 01.18 、  「孊生 サンは必芁か 05.30「Q&A デッサンを勉匷  01.22「孊生 SI さんぞ䌝えたこず」技術 詊行錯誀、挫然ずではなく問題意識を明確に IM さんに䌝えたこず」他者の衚珟を味わう しあいず絵が描けるようになれないのでしょ を超える察象ぞの想い 01.25「孊生 AY さ するこず 08.06 『芖る』 「 こず、日垞の緎習、 こず 01.22「孊生 AT さんに䌝えたこず」制 うか」ネットでみ぀けた矎術に関する疑問 んに䌝えたこず」絵画における自由の圚り方 デッサンにおける「芖る」ずいう掻動を抜出 䜜、䜜品ず向き合う時間 01.27「孊生 MT さ に回答しおみようずいう詊み 06.09「Q&A  02.01「孊生 WM さんぞ䌝えたこず」目暙 ● ● 研 し日垞的に緎習する 08.08.13「想い、意思、 んに䌝えたこず」 人間が芖るこずず、写真の違 癜や黒を䜿っおはいけないず蚀われたが䜕 を持぀こずの必芁性 02.03「審査員」某垂 研 こ 究 故」明暗衚珟における色圩の考え方 06.27 民展の審査員を務めるにあたっお考えをたず こ 究 技術」制䜜を支える䞉぀のもの 08.18「関 い 01.29「孊生 SS さんに䌝えたこず」アむ ん 宀 ん 宀 に か 係を芖る」デッサンにおける芳察。芳察ずは デアやテクニックに぀いお 01.29「孊生 MS 「Q&A 絵を教えるっお、結局は指導者の趣味、 めおみた 03.03「クロッキヌにはどのよう に か ち ら 関係を芖るこず、刀断ずは関係を知るこず さんに䌝えたこず」抜象画ず具象画の問題 嗜奜の抌し぀け」絵画孊習の指導者ずしお な意味があるのか」 03.17「絵画の評䟡基 ち ら は は 08.18「ピカ゜は絵が䞋手なのか」絵画衚珟に 02.12 孊生KMさんに䌝えたこず」 「 制䜜によっ の圚り方 07.30「色面構成䜜品の講評抜粋 準　アルマン・ドゥルヌアン著『絵画教宀』」 おける䞊手、䞋手ずはなにか 09.07「人は䜕 お自分を解攟するずいうこず 02.19「個展 『スむカに塩』的配色の考え方」配色のひず぀ 絵画の芞術的䟡倀を瀺すための評䟡項目を 故絵を描くのか」 歳を超えたから絵をはじ 70 をしたす」 私ずいう䜜家にずっお、䜜品を蚀葉 の考え方 08.05「色面構成䜜品の講評抜粋 䜜成する詊み 03.20「関係を制する者が衚 めた画家。䞞朚スマ 10.09「レコヌディン で衚珟するずいうこず 02.27「孊生 RK さん 『氎戞黄門』的配色の考え方」配色のひず぀の 珟を制する」造圢衚珟䞀般に぀いお衚珟力 グダむ゚ットをヒントに」蚘録するこずは意 ぞ䌝えたこず」 「愛」ずいうテヌマ 04.13「デ 考え方 08.10「抜象画に぀いお」絵画孊習に の基本ずなる「関係性」に぀いお考える 識するこず。意識するず䜕かがわかっおく ゞタル教材」本孊での絵画孊習におけるデゞ おける抜象画に぀いおの考え方 08.24「わ 04.05「私の制䜜にた぀わるあれこれ」PAL る 10.10「鑑賞法」たずはずにかくしっかり タル教材 コンセプト 04.23「Q&A 芞術っお かっおいるから描けるのではない、描く䞭で に掲茉した゚ッセむの玹介「孊生 MK さ ず「芖る」こずで、心に刻む 10.14 「もう䜕も 䜕ですか、人間に必芁なのですか」ネットで わかっおいく」たさにこの蚀葉のずおりであ んぞ䌝えたこず」䜜品を参考にするこずに぀ 付け加えたくない」絵画に感じる魅力ずはど み぀けた矎術に関する疑問に回答しおみよ る 09.25 「Q&A 䜕故絵を描くのでしょうか」 いお 04.21 「造圢リテラシヌ」造圢を読 のようなものか。ひず぀の事䟋 10.22 『矎 「 うずいう詊み 05.05「Q&A 芞術ず矎術の違 ネットでみ぀けた矎術に関する疑問に回答し み曞きする力、モノトヌン、モザむク凊理画 術ずは』ずいう問い」答え以䞊に「問う」こず いは䜕ですか。そもそも矎術ずはなんです おみようずいう詊み 11.12 『進化しすぎた 「 像から孊べるこず 05.02「展芧䌚の玹介」 の倧切さ 11.18「曖昧ずいうこず」曖昧さを か」ネットでみ぀けた矎術に関する疑問に回 脳』ずいう本を読んで」本を読んで、絵画制䜜 ガラス䜜家 Peter Ivy 展 05.12「䜕故絵を きっかけに、むマゞネヌションが動き出す 答しおみようずいう詊み 05.11「Q&A 絵画 にた぀わる郚分の玹介 12.22「倧いなる問 描くのでしょうか」人間は垞に脳に描いお 12.09「文字を曞く」 「文字を曞くこず」ずいう 教宀の遞び方」ネットでみ぀けた矎術に関す いが倧いなる答えである」問うこずに秘めら いる 05.18「「孊生 AO さんぞ䌝えたこず」 こずから衚珟に぀いお考える る疑問に回答しおみようずいう詊み 05.18 れた重芁な意味 奜きなものを奜きなように描けるようにする 「デッサン　明暗の衚珟」 デッサンにおいお明 ために 【幎 】 暗を倧きく぀かむずいうこずのむメヌゞ 【幎】 01.05 䞍定期「孊生に䌝えおきたこず」絵画 05.26 「Q&A 抜象画ずデッサン」ネットでみ぀ 01.19「孊生 KM さんに䌝えたこず」想い、 山口 雅英 の通信課題、講評から抜粋した文章 01.06 けた矎術に関する疑問に回答しおみようずい 意思、技術に぀いお 01.19「孊生 KM さん デザむン孊科　准教授 19 ●PAL80号 PAL80号● 20
  • 14. 研究宀からこんにちは デザむン孊科 クラフトデザむンコヌス 明治の染織工芞 　明治21幎に完 成した皇 居明治宮殿の建 造 に際し、 内装品のペヌロッパぞの発泚ずの意 掲瀺板 　明治維新の東京遷郜に䌎い、 高玚織物の 芋の倧勢のなか、 川島甚兵衛は倖遊の知芋 顧客であった公家達が東 京ぞ移り、 京郜の を元に内装甚織物の囜産化を具申し、京郜の 工芞界は火が消えたような状況であったずい 西陣が受泚を受けるこずになった。たた川島 われおいる。しかし京郜には明治幎に舎密 は 「富士の巻狩」 「癟花癟鳥」など6面の絹綎の 局せいみきょくの䞭に染殿が䜵蚭され、化 タペストリヌを玍入した。それらは昭和20幎 ● 研 å­Š 染 色の普及がはかられた。たた皆川治助 の空襲により灰燌に垰し、 今では芋る事は出 こ 究 はそれたでの「手描き友犅」に察し、 型玙を 来ないが、 圓時の倚くの資料ず共に詊織や織 ん 宀 に か 䜿っお垃の䞊に糊を眮く 「型友犅」の技法を考 䞋絵などの補織時の資料が掛北にある川島織 ち ら 案し、 より安䟡な友犅染の普及に貢献した。 物セルコン瀟の織物文化通に保存されおいる。 は ●掲瀺板 倧孊 短倧共通 ・ 23 たた岞竹堂 今尟景幎 幞野楳嶺などの日本画 ・ ・ たた川島甚兵衛は狩野芳厖の絶筆「悲母芳音 家によっお友犅染めの図案が描かれるように 像」を絹の綎織で制䜜した東京囜立博物通 なった。 蔵。さらに川島織 物では平安建郜1200幎・ ●掲瀺板 倧孊 31 織りの䞖界では明治5幎に3名の若者をフラン 川島織物150幎蚘念事業ずしお1994幎に再び スのリペンぞ掟 遣し、 ペヌロッパの進んだ織 「悲母芳音像」を織り、珟圚それは滋賀県の ●掲瀺板短倧 32 技法を孊ばせた。そしお垰囜時に、 䞀人でも ミホミュヌゞアムで芋るこずが出来る。 自動的に耇雑な暡様織ができるゞャガヌド機 や、 玐を匕くだけで杌を操䜜しお緯糞を入れ るバッタンが導入された。明治10幎には囜産 のゞャガヌド機が補䜜され、 それたで二人掛 かりで王織りを織っおいた空匕機に代り、 明 æ²»32幎には京郜での普及が完了したずいわれ おいる。 京郜の川島織物珟圚は合䜵しお川島物セル コンの二代目の川島甚兵衛は非垞に進取の 気颚に富む人であり、 明治19幎品川匥二郎が 駐独特呜党暩公䜿ずしおドむツぞ赎任した際 に同行し1幎䜙りをドむツ・フランスの機業地の 芖察に費やし、 先進的な技術・知識を習埗し た。特にタペストリヌの制䜜地フランスのゎブ ランの芖察では、 タペストリヌの織技法が日 本䌝統の綎織ず同じである事を発芋した。そ しおペヌロッパの宀内装 食におけるタペスト リヌの重芁さを認識し、 日本的感芚のモチヌ フによる繊 现な絹綎のタペストリヌの制䜜に 意を匷くしお垰囜した。 「悲母芳音像」1994幎　郚分　 株匏䌚瀟川島織物刊 「綎織平成悲母芳音像」より 加藀 國男 デザむン孊科　准教授 21 ●PAL80号