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日本動物園水族館教育研究会 Npo zoo ca nppt
- 2. NPO ZOO CAN とは
図鑑作りを通して、いきものに興味を持つ入り口
となる情報の提供をしています。
カード式図鑑 WEB 図鑑
- 3. 動物園における資料の活用
学術的体系にのっとって、園館側から来園者側
に提案されることが多い。
→ 利用者が知りたい情報と、動物園が伝えたい情報の
齟齬が生じがち
ふとした疑問?
来園者が知りたい情報を自分で探せば解決するのでは?
来園者に要望を出してもらうだけではなく、当
事者として巻き込めたら面白くなりそう。
- 4. 来園者参画型図鑑作り
来園者が図鑑を作る過程に直接参画する
図鑑作りのプロセス
1、動物を見て不思議なことを探し
2、なぜなのか考え
3、資料にアクセスし
4、一つの図鑑をつくりあげる
- 5. タイムスケジュール・実施体制
午前中
飼育担当者について動物の観察、エサ作り
午後
図鑑などで情報を調べ、オリジナル図鑑を作
成
所要時間:4時間 参加者6〜8人で一つの図鑑を作成
スタッフ数:飼育担当者2班に1人、および学芸員1名
実施場所:わんぱーくこうちアニマルランド
みさき公園
- 7. 実体験をもとにアクセスする
実際の動物の観察(一次情報の収集)
動物を見て、写真を写し、飼育担当者にイン
タビューをし、五感をフル活用して情報収集
。
動物のお宅訪問 台所を直撃
- 8. 二次情報を活用する
興味のあることを深める(二次情報の活
用)
図鑑などの情報の活用の仕方を学び、仲間と相談
大人は、動物を知る少し先輩として、子どもたちに寄り添う
をし、情報をつなげて図鑑をつくる。
図鑑等で調べる デザインをして印
- 10. 得られた成果(子どもたち)
断片的な情報がつながる
→ 現場で集めたり、以前から持っていた断片的な情報が、
つながり、動物全体が 見えてくる。
観察からまとめまでのプロセスを理解した
→ 観察からまとめまでのプロセスを学ぶ事によって、
自分オリジナルの情報の整理の仕方を学べた。
自信
自分で情報をまとめたことで自信がついた
- 11. 得られた効果(動物園)
子どもたちの興味のポイント、感じ方などから
刺激を受けた。
例、夜行性の動物が寝ている
子どもたち:寝てる!!仕事しろ!!
なぜ寝ているのか?という問いかけで、生態や行動への理解が深まった。
ファンの拡大
図鑑を作った子どもたちが担当動物の魅力を発信
友達に図鑑を使って説明する、家では家族に動物のことを話す
- 12. まとめ
動物園の可能性
同じいきものとして、動物と自分とを比べることが出来る
動物園水族館は子どもたちの思考の現場に最適
→ 幼児・低学年が中心であるが、もっと年齢が高い
子どもたちも積極的に利用出来る。
能動的な経験の場として
様々な刺激を受けて、考え、図鑑を作ることで、
豊かな感受性を育む場を子どもたちに提供するこ
とが出来た。また、動物の見方が分かったことで
、動物園の満足度アップにも貢献出来た。
- 13. 主体的に学べる場作りを
様々な方々が、主体的に動物園に参画出
来、自由に議論出来る仕組みづくりが必
要
2013,2 月みんなでつくる動物図鑑がスタート
今後は、 WEB と実際のプログラムを一体的に活用して、
様々な人々が当事者として関わる、プラットフォームの整備を
進めていきたい。
Fukunaga@zoocan.jp
http//www.zoocan.jp