英語
「英語」の「英」はイギリスの漢字表記である「英吉利」に由来する(「英吉利」という表記自体
は、先行する中国語に倣ったもの[1])。同じような成立の語に「仏語」(仏蘭西語)、「西語」
(西班牙語)などがあるが、現代日本では「フランス語」、「スペイン語」といった呼称がより普
及している。一方英語は「英吉利語」(イギリス語)[2]という呼称もあったがすでに廃れ、「英
語」という呼称のみが普及している。
現在イギリス全体としての国家語は英語であるが、イギリスに含まれるイングランドやウェー
ルズやスコットランド、北アイルランドでは英語以外の言語話者もいる。
20世紀中盤までイギリスが多くの植民地を抱えていたこと(イギリス帝国)は英語話者数の増
加の要因となった。イギリスの取った植民地政策は間接統治であった。つまりエリート層をイ
ギリス本国で教育させ、それぞれの植民地へ送り返した。上層階級であるエリート層はみな
英語で教育を受けたため、植民地行政では英語が支配的となり、独立後もこの状態が続く。
かくして旧イギリス領(現在その多くはイギリス連邦に加盟している)では法律が英語で起草さ
れており、それによって公的に(政治・経済・教育で)使われるようになり、イギリスとこれらの
地域の共通語になった。
第二次世界大戦後イギリスは徐々に国際政治での影響力を弱めていくが、かつて英国が植
民地を建設した土地でありまた同じ英語を使用する国でもあるアメリカ合衆国が強い影響力
を持つようになり、結果として英語が有用な外国語として世界に広く普及することになった。

name_test