アフィリエイターのための人生設計セミナーダイジェスト版

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～組織を大きくするべきか？自由に生きるべきか？～
1
株式会社セルフデザイン・ホールディングス CEO：古澤暢央
2014年3月27日 @東京
ダイジェスト版
本編は143頁構成です

講師紹介：古澤暢央って誰よ？
1974年、北海道札幌市生まれ。高校を中途し一旗揚げるべく上京するも空回りを続けホームレスとなる。
このとき約8ヶ月間、車の中での生活と駅での寝泊りという貴重な経験を得る。25歳で実家に出戻り一念発起
して（株）光通信に入社。インターネットサービス「HitMail」及び・OA機器・電話回線「KDDIマイライン」の営業を
経験し、その後150ブースの大規模コールセンターを統括するマネージャー経験を経てIT系ベンチャー企業に
転職。社運を掛けた新規事業を失敗させ、30歳のときに特別損失5億円とともにリストラされる。
このリストラ経験から”自らの意志で人生を切り開く事”の重要性を悟り、アフィリエイト・ビジネスを自宅アパー
トでスタート。
2004年12月29日にクレジットカードを紹介するブログを開設し7日目で初の成果を得、連日連夜の徹夜研究に
よってSEOを独自にマスター。1か月目5万円、2か月目30万円の成果を得るに至る。
次にリリースした結婚相談所の比較サイトの作成にあたっては、既婚にも関わらず未婚者として12か所の結
婚相談所に入会面談を実施し、結婚相談所を利用するユーザーがどんな情報を欲しているか？を肌感覚で
得てコンテンツを作成。10年経つ今でも毎月50万円以上を生み出すアフィリエイトサイトとして存在する。
この当時月次100万円の報酬で「スーパーアフィリエイター」ともてはやされる時代だったが、その10倍のパ
フォーマンスを発揮、1年で1億円の収益を上げることに成功し法人を設立する。
その後、絶頂期にアフィリエイトビジネスから離れ、法人向けに
”検索エンジン集客”サービス提供を開始。
途中で離脱した学問と向き合うべく大検を取得しMBA（経営学修士）を取得するため
経営大学院に通いつめ、最先端のインターネット・マーケティング手法と伝統的な
経営理論を融合させ、教科書的な知識ではなく実践に使える経営戦略スキルを編み出す。
今も「攻略屋」として日夜検索エンジン集客と格闘する。
©Self Design Holdings, Inc. All Rights Reserved. 2

時間分析、捨てる事決め
・自分は何をやって、何を捨てるか
・自分は何に時間を使ってるかを、
必要性、能力、情熱の3つで分析
・経営者の重要な資産
時間、労力、機会費用
・お金で解決出来る事はなにか？
3何に時間を使ってるか？1年に1回チェック

資産をどう貯めるのか
どう回すのかが勝負
・貯金をする事
・自分がもっとも得意な“勝てる所”に再投資
していく
・不動産投資、FX、儲け話、
降りかかる誘惑に手を出さない勇気
※例外有り

不安について
・如何にGoogleに落とされないかを考えてば
かりいる毎日ではいけない・・・
・特定のインフラに載ってるのはダメ
新しいインフラを学ぶ
・・・・市場市場市場市場における絶対者ににおける絶対者ににおける絶対者ににおける絶対者になるなるなるなる
・卓越性・卓越性・卓越性・卓越性
5
不安は向き合う事でしか解決しない
不安と同居せよ

あなたはどのタイプか？
性格別のタイプ分け

組織化する事のデメリット
【せっかく自由になれたのに集】
• お金の自由は薄れていく（部下は見てる）
• 出社しないといけない
• 好きな時に遊びに出かけられない
• 違うタイプの人間と物事を進めるストレス
• 腹の立つ事を言ってくる人達がいる
• ある種の“優しさ”を捨てなければいけない
• 「経営者に求められる事は“我慢”だ」

組織化する事のメリット
【やっておいて良かったな集】
• 1人では無しえない知恵の輪
• “出来る事”が増える
• 自分が倒れても会社が回る安心感
• 一定ラインを超えると、自分のやりたい事に
特化できる
• 自分の器は格段に大きくなる
• 社会的信用は飛躍的に上がる

人を雇う恐怖
• 雇った人がパフォーマンス発揮しないと損
に・・・
• そもそも一旦、俺の取り分が減る・・・
• クビにしなくてはいけない時どうするのか・・・
• どこまで情報開示するのか？ノウハウ盗まれ
ないか？
• 事務所家賃や固定費がかかるし・・・

この曲線構造を理解できない
→ 時間
←利益
自分でやると
人に任せると
「石の上にも3年」とは言い得て妙 10

必要人材獲得の解決策は【初期フェーズ】
• 「やる気（Will）」と「スキル（Skill）」

どの象限を狙うか
©Self Design Holdings, Inc. All Rights Reserved.
ここは絶対にここは絶対にここは絶対にここは絶対に
採用してはいけない採用してはいけない採用してはいけない採用してはいけない
中小企業に
この層は来ない
ココを狙う！ココを狙う！ココを狙う！ココを狙う！
12

リスク排除と成功イメージ
ここは絶対にここは絶対にここは絶対にここは絶対に
雇っちゃいけない雇っちゃいけない雇っちゃいけない雇っちゃいけない
中小企業に
この層は来ない
これを見抜くこれを見抜くこれを見抜くこれを見抜く
方法がある方法がある方法がある方法がある
ココに育て上げるココに育て上げるココに育て上げるココに育て上げる
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ノウハウの流出、社員独立のリスク
• 完全監視、競業避止縛りでいくか（北風）、
人たらし（太陽）でいくか
• リスクではないという考え方
• 独立＝卒業＝おめでたいという思想

5人以上の社員になったら
• 半年に一回の合宿
– 資料を準備する
– 時を変え、場所を変える（マインドセットの準備）
– 自分の言葉で未来を語る
– スタッフの人となりを確認する、耳を傾ける
• 年に1回の経営方針説明会
15
リーダーに大事なのは“言霊”
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会社の成長と共にスタッフに
求める期待が変わる
• 最初は社長の雑務を巻き取ってくれるだけで
ありがたい
• 作業代行者としての効率化、仕組み化を期待
• チームリーダーとしてのまとめ役への期待
自主的な動きへの期待
• 数字に責任を以てもらいたい
• 新規事業を立ち上げてほしい、事業任せたい
本人に経験が無いと難しい領域
経験者を探して採用するしかない
または人材紹介会社
第2フェーズへ突入 16

新たな課題１「自分の時間が足りない」
• もはや”全部自分でやろう”を捨てないと先に
進めない・・
• 何を捨てるのか？
– 自分は何者なのか？自身のアイデンティティは？
– 自分じゃなきゃ出来ない仕事を明確にした
– 捨てる仕事を誰に降るか？
– 役割分担という発想
– 「自分に出来ない事」を出来る仲間を増やす

経営陣の必要性
• 役割を分担する
• 「一枚岩」の証
• ガバナンスを利かせる（裸の大将を辞める）
• 経営陣（ボードメンバー）の人物像
– 迎合人間はNG
– 人望者、人の痛みを知る者、失敗経験（大負け）のある者
– 誠実さ（ピュアさ）、生き様観の一致、どんなものを一緒に作っていき
たいか？の共感
– 「コイツを利用しよう」が1ミリでもあると上手くいかない
– こちらから相手への隠し事はしない、コミュニケーションは密に
現実的にはヘッドハンティングと、
“計画的偶発性な出会い” 18

祖母の教えより
１．将来に向けて＋の可能性を広げる事は生き金
（蓄財、知への投資、スキルの向上）
２．“それをする事”で自分を鼓舞できるものは生き金
（気分転換、趣味、家族親睦）
３．買っても使わない物、儲けようと思ってする賭け事、
上手い儲け話に乗る事は死に金
それを受けて ⇒
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会社の「お金」の戦略（古澤流）
【投資に関して】【投資に関して】【投資に関して】【投資に関して】
・株式、不動産、金融商品には手を出さない（企業家の本分ではないから）。
・自社の中核的強みが生きる＆本業にシナジーを持つなら出資、資本提携
は積極的に行う。
・内部留保の1/3を超える毀損が伴う勝負はしない。
・５年先、10年先を見据えて積極的に研究開発に投資を行う。
この「投資」（事業への）が経営
者にとっての腕の見せ所となる
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日本の中小企業は研究開発への投資をしない
中小企業中小企業中小企業中小企業大企業大企業大企業大企業
製造業製造業製造業製造業 11.5% 60.6%
非製造業非製造業非製造業非製造業 0.9% 20.4%
↓※※※※（表にまとめると）（表にまとめると）（表にまとめると）（表にまとめると）
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チャレンジ費用を掛けずに会社が
強くなるわけが無い
コアの強化、コアの先回りに投資

マニーという会社
• 「世界一か否か会議」
自社製品が世界一かどうかの検証結果を発表。経営者を含
む社内関係者が世界一でないと判断したら販売中止。
自社技術が2番なら他社商品を販売させた方がお客さんのた
め、世の中のため、という思想。
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新規事業は成功できるか？
• 不安からの逃げから投資、縁もゆかりも無い事業への手出しが始まる
• 新規事業を立ち上げる難しさ
– アンゾフの話し（成功確率）
①市場浸透戦略
（既存商品×既存市場）成功率70%
②市場開拓戦略
（既存商品×新規市場）成功率56%
③新商品開発戦略
（既存市場×新商品）成功率20%
④多角化戦略
（新市場×新商品）成功率9%

ビジネスモデルへの不安
• うちの会社って何屋？
– 胸を張れる仕事か？
• アフィリって・・
• 消費者金融というテーマ
– 何をしてる会社なのか一言で説明しにくい
– 社員も何屋か分かってない
– ここを定義するのに5年かかった
• この収益はいつまで続くんだろうか・・・
– 集客はGoogleのアルゴリズムに依存
– 売上は広告主に依存

経営者は孤独である。
そういうものだから仕方ない。
孤独に耐える力。
気高く立ち向かう力。
孤高の職人。
それがアフィリエイターという職業。

ワンランク上の講座にお越しください
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