2016/03/19 JAWS-UG 愛媛 勉強会資料 題材はAWS Lambda

1. JAWS-UG 愛媛 第８回勉強会
AWS Lambda

2. 自己紹介
加藤 貴宏(かとう たかひろ)
仕事：
愛媛県新居浜市在住
地元の会社でグループ内ＳＥ
今追っかけているＩＴ技術：
Internet of Things
好きなAWSサービス：
AWS IoT、Lambda、API Gateway
AWSを仕事で使っていない(ToT)

3. Agenda
1. Lambdaとは
2. プログラム作成（画面説明、テストデータの作成等）
- Hello World！
- Pullモデル
- Pushモデル
3. モデルまとめ
4. Scheduled Event
5. 実行環境関係
6. 料金計算

4. Agenda
1. Lambdaとは
2. プログラム作成（画面説明、テストデータの作成等）
- Hello World！
- Pullモデル
- Pushモデル
3. モデルまとめ
4. Scheduled Event
5. 実行環境関係
6. 料金計算

5. Lambdaとは
コードをクラウド上にアップロードして、
直接実行できるイベントドリブンサービス。
プログラム実行のトリガーは、
AWS上の他のサービスのイベント。
インフラ管理はAWSに全てお任せ。
対応プログラミング言語は、
「JavaScript（Node.js）」、「Java」、「Python」

6. Agenda
1. Lambdaとは
2. プログラム作成（画面説明、テストデータの作成等）
- Hello World！
- Pullモデル
- Pushモデル
3. モデルまとめ
4. Scheduled Event
5. 実行環境関係
6. 料金計算

7. Pullモデル

8. Pushモデル

9. Agenda
1. Lambdaとは
2. プログラム作成（画面説明、テストデータの作成等）
- Hello World！
- Pullモデル
- Pushモデル
3. モデルまとめ
4. Scheduled Event
5. 実行環境関係
6. 料金計算

10. モデルまとめ
Pullモデル
• Lambdaがイベントソースをポーリングして、
イベントを検出するとコードを実行。
• コード実行の順序は保証。
• 処理に失敗した場合、 不定
期間隔で初回起動を含め２０回までリトライ。

11. モデルまとめ
Pushモデル
• AWSサービスからLambdaへイベント通知して、
コードを実行する。
• コード実行の順序は保証されない。
• 処理に失敗した場合、 １分
間隔で初回起動を含め３回までリトライ。

12. Agenda
1. Lambdaとは
2. プログラム作成（画面説明、テストデータの作成等）
- Hello World！
- Pullモデル
- Pushモデル
3. モデルまとめ
4. Scheduled Event
5. 実行環境関係
6. 料金計算

13. Scheduled Event
「TOPページ」-「AWS Lambdaページ」-
「ドキュメント」-「開発者ガイド」-
「Python での Lambda 関数の作成」-
「ウォークスルー (Python)」-
「ウォークスルー 5: スケジュールイベント (Python)」
を参照

14. Scheduled Event
スケジュール機能。
Windowsで言うところの「タスク スケジューラ」
Linuxで言うところの「cron」
月初や年指定ができて便利！

15. Agenda
1. Lambdaとは
2. プログラム作成（画面説明、テストデータの作成等）
- Hello World！
- Pullモデル
- Pushモデル
3. モデルまとめ
4. Scheduled Event
5. 実行環境関係
6. 料金計算

16. 実行環境関係
実行環境参照ページ
「TOPページ」-「AWS Lambdaページ」-
「ドキュメント」-「開発者ガイド」-
「仕組み」-「Lambda実行環境」

17. 実行環境関係
tmpフォルダ
一時作業ディレクトリとしてtmpフォルダが使用可能。
容量は512MB。ファイルパスは /tmp/
基本的に実行の度に異なるLinux環境を使用するが、
同じLinux環境を使用するケースもある為、
同じファイル名を書き込もうとすると、
パーミッションエラーが発生する。
毎回ファイルを削除するようにするか、
ファイル名が重複しないようにする必要がある。

18. Agenda
1. Lambdaとは
2. プログラム作成（画面説明、テストデータの作成等）
- Hello World！
- Pullモデル
- Pushモデル
3. モデルまとめ
4. Scheduled Event
5. 実行環境関係
6. 料金計算

19. 料金計算
従量課金制（永続的な無料利用枠あり）。
関数に対するコードの実行時間及びリクエスト数に応じて
請求金額が決定する。
SIMPLE MONTHLY CALCULATOR(簡易見積ツール)に
Lambda を計算する機能が無い。

20. 料金計算
コンピューティング料金(コードの実行時間)
1GB/秒の使用につき「0.00001667 USD」
※1GBはメモリの値
無料利用枠は、毎月「400,000 GB/秒」
最小課金単位は100ミリ秒。
メモリ:128MB、リクエスト:30,000,000回、毎回の実行時間:200ミリ秒の場合の
１ヶ月の請求金額は？

21. 料金計算
コンピューティング料金(コードの実行時間)
1GB/秒の使用につき「0.00001667 USD」
※1GBはメモリの値
無料利用枠は、毎月「400,000 GB/秒」
最小課金単位は100ミリ秒。
メモリ:128MB、リクエスト:30,000,000回、毎回の実行時間:200ミリ秒の場合の
１ヶ月の請求金額は？
◆１ヶ月のコンピューティング料金
30,000,000 * 0.2 = 6,000,000[稼働時間(秒)]
6,000,000 * (128 / 1024) = 750,000[GB/秒]
750,000 - 400,000 = 350,000[無料利用枠分を控除]
350,000 * 0.000001667 = 5.83 USD

22. 料金計算
リクエスト料金
1,000,000件のリクエストにつき「0.20 USD」
無料利用枠は、毎月「1,000,000 件」
メモリ:128MB、リクエスト:30,000,000回、毎回の実行時間:200ミリ秒の場合の
１ヶ月の請求金額は？

23. 料金計算
リクエスト料金
1,000,000件のリクエストにつき「0.20 USD」
無料利用枠は、毎月「1,000,000 件」
メモリ:128MB、リクエスト:30,000,000回、毎回の実行時間:200ミリ秒の場合の
１ヶ月の請求金額は？
◆１ヶ月のリクエスト料金
30,000,000 - 1,000,000 = 29,000,000[無料利用枠を考慮したリクエスト回数]
29.000,000 / 1,000,000 * 0.2 = 5.8 USD

24. 料金計算
１ヶ月の請求料金
コンピューティング料金 ＋ リクエスト料金
参考ページ
「TOPページ」ー「コンピューティング」ー「AWS Lambda」ー「料金」
注意点
参考ページに記載してある料金表はおおよその金額なので、見積を算出するこ
と場合は気をつけること！

25. 作ってみた
何を作った？
ChatOpsのOps(サーバー処理やアラート処理)の部分
ChatOpsって何？
Chat上でコミュニケーションだけではなく、オペレーション
作業やBOTを利用した情報収集等をこなす開発スタイル！
作業の殆どをコマンドでこなす感じが、
いかにもエンジニアって感じでカッコいい！！ ← 重要！

26. 作ってみた
Slack API Gateway Lambda
Slack(チャットツール)上でコマンドを叩いてサーバー(EC2)を起動、停止。
EC2

27. 作ってみた
SlackCloud Watch LambdaSNS
Cloud WatchのアラートをSlackに投稿。