RAD Studioで始めるマルチデバイス・クロスプラットフォーム開発ワークショップKaz Aiso
RAD Studioは、Windows、Mac、iOS、Androidの4つのプラットフォーム向けのネイティブアプリケーションを効率的に構築できるビジュアル開発ツールです。統合開発環境のRAD Studioを用いることで、C++またはDelphiといった開発言語を使用し、複数デバイス向けの高性能アプリケーションを、一つのソースコードと、一つの基本UI設計ですばやく開発することができます。 このセミナーでは、マルチデバイス/モバイル開発のポイントを抑えながら、RAD Studioを用いてどのように実際の開発作業を行うのかを、演習を通して学ぶことができます。
RAD Studioで始めるマルチデバイス・クロスプラットフォーム開発ワークショップKaz Aiso
RAD Studioは、Windows、Mac、iOS、Androidの4つのプラットフォーム向けのネイティブアプリケーションを効率的に構築できるビジュアル開発ツールです。統合開発環境のRAD Studioを用いることで、C++またはDelphiといった開発言語を使用し、複数デバイス向けの高性能アプリケーションを、一つのソースコードと、一つの基本UI設計ですばやく開発することができます。 このセミナーでは、マルチデバイス/モバイル開発のポイントを抑えながら、RAD Studioを用いてどのように実際の開発作業を行うのかを、演習を通して学ぶことができます。
2. 2 / 4
プログラミングとは
プログラミング(Programming)とは、意図した処理を行うようにコンピュータに指示を与えることです。コンピュータは人間
の言葉は理解できず、バイナリデータ(0 と 1)のみを理解します。そのためコンピュータに指示を与えるためにプログラム言
語を使用します。
プログラム⾔語とは
プログラム言語にも種類があり、Web アプリケーションやスマホアプリケーションなどやりたいことにより向き不向きがありま
す。たとえば、C 言語は組み込みに利用されます。iOS アプリケーションでは Swift 言語、Android アプリケーションでは
Java 言語、Facebook や Twitter などの Web アプリケーションでは PHP 言語、Perl 言語、Ruby 言語、ゲームアプリケ
ーション、VR、AR は C#言語で開発されています。
プログラムのランキング情報がオランダのサイトで公開していますので紹介します。
http://www.tiobe.com/tiobe-index/
プログラミングの今後の需要は?
プログラミングはここ近年でいままで以上に注目を浴びてきています。それに伴い IT エンジニアの人材不足が続いていま
す。
世界での急速な IT 化の加速
Web アプリケーションもそうですが、スマートフォンの普及により、いままでよりも IT が世間に一般化してきています。最近
では VR や AR を体験する媒体が簡単に楽しめるようになり、より IT が身近なものになっています。VR の市場規模は
2020 年には 8 兆円規模になると予想もされています。
IT エンジニア⼈材の不⾜
経済産業省発表のデータでは、2020 年には 37 万人、2030 年には 78 万人の IT エンジニアが不足すると予測されてい
ます。伴って、2020 年度から小学校での教育も必須化すると決まっています。
3. 3 / 4
IT 人材の最新動向と将来推計に関する調査結果
http://www.meti.go.jp/press/2016/06/20160610002/20160610002.pdf
Java ⾔語とは?
Java 言語は世界的にも利用される言語で習得したい言語1位にもなっています。特徴として「多くの業務で使われている
こと」、「汎用的で OS に依存しない」などがあります。主に Web アプリケーションや Android アプリケーション開発、ゲーム
開発で使用しています。
Java ⾔語の実⾏環境
Java 言語は IBM 製品の Eclipse ツールで開発を行うことがスタンダードです。またテキストファイルから直接 Java 言語
のコードをコンパイルして実行することも可能です。
今回は簡易的に Web 上から実行可能な REPL サービスを利用してプログラミングを行います。
REPL サービス
https://repl.it/languages/java
HelloWorld を出⼒
class Main {
public static void main(String[] args) {
System.out.println("hello world");
}
}
4. 4 / 4
簡易電卓
import java.io.BufferedReader;
import java.io.IOException;
import java.io.InputStreamReader;
class Main {
public static void main(String[] args) throws IOException{
BufferedReader buf = new BufferedReader(
new InputStreamReader(System.in));
System.out.println("+、-、*、/から入力して下さい");
String s = buf.readLine();
System.out.println("数字を二つ入力してください");
int a = Integer.parseInt(buf.readLine());
int b = Integer.parseInt(buf.readLine());
if (s.equals("+")) {
System.out.println(a + b);
}
}
}
機能追加:
+機能のみの実装のため、-*/の機能も実装してみましょう
じゃんけんゲーム
import java.io.*;
class Main {
public static void main(String args[]) {
BufferedReader buf = new BufferedReader(new InputStreamReader(System.in));
try {
System.out.println("ジャンケン");
System.out.println("ジャンケンポン!!(グー=0 チョキ=1 パー=2)");
int you = Integer.parseInt(buf.readLine());
int com = (int)(Math.random()*3);
System.out.println("コンピュータは、" + com + "です。");
//*「あいこ」
if (you == com){
System.out.println("あいこ!!");
}
//*「あなたの勝ち」
else if ((you == 0 && com == 1) || (you == 1 && com == 2) || (you == 2 && com == 0)){
System.out.println ("あなたの勝ち!!");
}
//*「あなたの負け」
else{
System.out.println ("あなたの負け!!");
}
} catch (Exception e) {
System.out.println("エラーが発生しました。");
}
}
}
Let’s go to the new world