在宅介護に役立つIoTを考えています。

1. 在宅介護生活向上のための
IoT
2018/03/20 Web based IoT飲み会勉強会
KANSAI 3

2. 自己紹介
福村 浩治（ふくむら こうじ）
某電子カルテベンダー 介護グループ所属SE
医療情報技師
IoT検定 プロフェッショナル・コーディネータ
福祉住環境コーディネーター
ICT、IoTで介護をよくしたい！
はてなブログ「介護×IoT」
http://ayanokouji777.hatenablog.com/

3. 「介護ロボットONLINE」へ記事を寄稿しています

4. 問題点・課題
介護離職が現実味を帯びてきた。
しかし、出来る限り今の生活を継続しつつ、
在宅介護を行いたい。

5. ネットワークカメラで見守る
仕事中、移動中などでも自宅の様子をみることが可能。
マイク、スピーカーにより
簡単な会話が可能。

6. いつも話せる環境とは限らない
ネットワークカメラで軽い会話はできますが、
電車の中など、おおっぴらに話せる環境ではないときも。

7. BOCCOで伝える
いわゆるコミュニケーションロボット。
シンプルな操作性で、
入力した文字を読み上げることも可能。

8. スマートスピーカー（VUI）は高齢者向け？
新たな操作方法を覚える必要は少なく、
会話という今まで行っていた自然な行動で操作が可能。
ハンズフリーで操作が可能なため、体が不自由な方でも、操作できる可能性も。

9. Echoのスキルで「介護」を検索
1件も無し。。。
GoolgleHomeのアクションも同様。。。

10. コミュニケーション or 情報検索
・コミュニケーションツール
LINE FriendsはLINE無料電話へ受信、着信が可能（WAVEはメッセージのみ）。
Echo、GoogleHomeはアメリカやカナダ等ではスマスピ同士で会話や一般電話回線も
できるので、いずれ日本にも（？）
通知ができるようになれば、服薬管理などにも利用できるかも。
・情報検索
介護の情報を検索できれば有効。どんな情報がほしいか。

11. 介護サービス情報公表システム

12. 介護サービス情報公表システム（兵庫県版）

13. 病院や介護サービス事業所を検索可能

14. 地域包括ケア「見える化」システム

15. あくまで在宅介護の生活度向上のために
夜間のトイレ介助で、歩行介助に手をとられるので、
操作なしに照明つけたいとなった場合、
IoTを駆使しなくても、
単純に、人感センサーライトでよくない？
IoT,システムはただの手段。

16. まとめ
IoTやAI、クラウドの発達により、様々なガジェットが出ており、
工夫次第で、在宅介護にも活用していける！（ただし、過信してはいけない）
多種多様なコミュニケーションをできるように！（特に今はVUIに注目）
介護離職を完全に防ぐことはまだ無理だけど、
介護の負担を減らす、分担する、便利にしていくことは出来るはず！
スマートスピーカーを利用した介護分野はブルーオーシャン（かも？）

17. ご清聴ありがとうございました！