大学編入や高専生活について、 下級生に講話を行った。

1. HR講話
～大学編入試験を通して～
5年 物質工学科 34番 吉田朝輝

2. 自己紹介
名前：吉田朝輝(よしだともき)
部活動：水泳部
研究室：古川研究室(高分子材料系)
編入試験結果
筑波大学 理工学群 応用理工学類 合格
大阪大学 工学部 応用自然科学科 合格
進学先：大阪大学 工学部

3. 大阪大学
・大阪府吹田市に本部を置く。
・工学部 応用自然科学科は応用化学、応用生物工学、
応用物理、精密科学の4つの専攻に分かれる。
・基礎工学部を設置している(国内に2つだけ)
・初代総長は長岡半太郎(長崎県大村市出身)
編入試験概要
筆記試験(550点)
(英語、数学、化学or物理)
調査書(200点)
面接(100点)
計850点満点
募集人員は若干名

4. 筑波大学
・茨城県つくば市に本部を置く。
・国内では珍しい学群学類制をとっている。
・キャンパスの広さ国内第2位
・理工学群応用理工学類は応用物理、電子・量子工学、
物性工学、物質・分子工学の4つの専攻に分かれる。
編入試験概要
筆記試験(200点)
(数学、化学or物理)
TOEIC(50点)
面接(100点)
計350点満点
募集人員は10名

5. 高専5年生は大学2年生に相当
→大学の3年次(一部は2年次)に編入できる！
全国各地の国公立・私立大学の多くは
高専・短大生、大学2年生等に対して
学部3年次への編入学者選抜を行っている
※http://www.kosen-k.go.jp/hj_1-16senkoka.htmlより引用

6. 高専からの大学進学
dメリット デメリット
・科目数が少ない
(1~5科目+面接等)
・学費が相対的に安くなる
・専門科目において
内部生よりリードできる
・日程次第で何校でも
受験ができる
・高専での学習内容により
単位を認定してもらえる
etc.
・受験料+交通費は自己負担
・分野の変更が困難
・情報が少ない(参考書等)
・学校の課題+受験勉強
・入学後は輪に入りづらい
・学部卒だと高専に比べ
就職が難しい
etc.

7. 進路決定まで
なぜ、大学に進学するのか？
・将来はアカデミックポストに就きたい
→博士課程へ進みたい
・もっと色んな人と出会いたい
→総合大学への進学
・学問への興味(工学・化学等)
・自分への挑戦

8. 進路決定まで
＜1～3年次＞
・将来のことは特に考えないまま高専に入学
・勉強はそこそこやって、たくさん遊んだ
・2年生ごろに大学に編入できることを知り、
なんとなく進学したいと思うようになる
・進学する気持ちはあったが、何か行動に移すことは
なかった(何をしたらいいのかわからなかった)
・学年順位は10位→8位→8位

9. 進路決定まで(4年次春休み～)
3 764 5 8
(month)
春休みSTART!
4年次は6位
受 験 勉 強
5年生START！
筑波大学試験
大阪大学試験

10. 高専生活のすすめ
・「テスト勉強」ではなく、「テストを利用した勉強」を！
→低学年のうちから本質を理解しようという姿勢が大事
点数は自然とついてくる！高学年で差が出ます。
・目標は自分が達成したいところ+1のレベルに設定！
→案外クリアできてしまうことがある。
無理でも、もともとの目標がすんなりクリアできる。
・何事も早め早めに！
→「明日やろう」は馬鹿野郎！賢者は昨日済ませています。
・英語の勉強をすることをお勧めします!!
→TOEICや英語検定への早いうちからの挑戦を！
(TOEICは最低でも400点は欲しい)

11. 大学に行きたいと思ったら・・・
・まずは授業をしっかり受ける！
→高専低学年の授業内容は編入試験に直結します！
・わからなかったらすぐ質問！
→先生や友達に聞いて解決すべし！
先生たちはよく勉強する人が大好き(なはず)
・親に話しておく！
→大学進学は何かとお金がかかります・・・
・勉強するなら仲間を作る！
→一人で勉強するのは寂しいです(実体験)
競い合ってモチベーションを維持！
・参考書は図書館or中古品を活用！

12. Webサイトの利用
HENext 各大学編入会
高専卒業し隊
その他・・・
・大学の講義PDF
・編入経験者のブログ
・数学、専門科目等の
解説ページ etc.
まずは
「高専 編入」で検索!!